大樹寺山門と桜

先週末、徳川家康にゆかりのある『大樹寺』という寺に行ってきました。
大樹寺は、愛知県岡崎市にあり、浄土宗のお寺だといいます。

苦労人として広く世に知られる徳川家康ですが、
その世評の通り、家康は、幼少期の頃より、
尾張の織田の人質となったり、またその後は、
駿河、遠江を支配する守護大名「今川義元」の人質になるなど、
過酷な運命に翻弄されてきました。
この今川氏が、尾張を目指して侵攻すると、
若き家康 (当時は松平元康と名乗っていました) も、
今川方の名を受け出兵し、織田方の支城を落とすなど、
活躍を見せたといいます。

ところが、今川方の総大将である義元自身が、
桶狭間で、織田信長の奇襲攻撃によって打ち取られると、
大軍であったはずの今川軍はあえなく潰走…。
元康はこれを機に、今川方からの離反を決意し、
迫る織田軍の気配におびえつつも、
自らの領地である三河へと戻ることとなります。

元康は戻った三河の地で、まず最初にこの大樹寺に立ち寄り、
先祖の墓前の前で、織田方に打ち取られるくらいならと、
自害しようとしたといいます。
ところが、大樹寺の住職は、元康に「厭離穢土 欣求浄土」の教えを説き、
早まった行為を思いとどまらせたといいます。

以後、元康 (家康) は、あらゆる戦場において、
この「厭離穢土 欣求浄土」の文字を旗指物として用い、
ついには、天下人秀吉に成り代わって、政権を握るに至るのです。

桜並木

この日は、春まっただ中の日曜だったわけですが、
前日の土曜から天候には恵まれず、一夜明けても、雨の気配が色濃く残っていました。
そんな、よろしくない日和にもかかわらず、取り敢えず出発。
途中、堤防道路を走りつつ、壮麗な桜の並木を見物したりしました。
(ちなみにこの日は、ヨメのプジョーにて出発しました)

その後、国道23号線に入り、名古屋市をすぎたあたりで国道1号線にスイッチ。
先日、MINIで岡崎市の味噌蔵を見学に行きましたが、そのときと、
ほぼ同じルートをとることになりました。

が、岡崎市を目前に道は大渋滞。
どうやら、岡崎城のある岡崎公園で、桜にまつわるイベントがあるらしく、
渋滞はそのためと思われました。

というわけで、少し時間をロスしてしまいましたが、
国道1号線から、国道248号線に入って北上。
ほどなくして、大樹寺に到着することができました。

大樹寺到着

が、やはりというべきか、大樹寺はかなりの人出で、駐車場は満杯。
かと思いきや、駐車場の奥にも、クルマが止められるスペースがあり、
なんとか、駐車することができました。

山門

こちらがその大樹寺の山門です。
建立されたのは、家康の孫である三代将軍家光の時代だそうですが、
大樹寺は火災で焼失しており、いまの建物は安政に再建されたものだといいます。
ですので、この山門も、後に再建されたものなのかもしれません。
(それとも、当時のオリジナルなのでしょうか…)

大樹寺

おりしも、ちょうど桜が咲いており、この地を訪れるには、
まさに絶好の時期だったかもしれません。
写真では、なんとなく青空っぽく見えますが、実際には、
けっこう曇っていて、このお天気だけがちょっと残念です。

というわけで、さっそく本堂のなかへ。
本堂には阿弥陀如来像が鎮座しており、その左右には、
金色の板に濃い緑の文字で「厭離穢土 欣求浄土」と大書してありました。
この文字を見るだけで、家康ゆかりの寺、という雰囲気が、
いやがうえにも醸し出されています。

本堂より先は拝観料が必要とのことですので、拝観料 (大人400円) を納めて、
奥へと見学に行くことにしました。

これより先は撮影が禁止されているため、
残念ながら、写真はまったくないのですが、
奥にある収蔵庫には、ふすま絵などが展示、保管されており、
また、宝物殿には、ご本人の身長と同じ寸法で作られた位牌が、
並べて展示されています。

昨年の夏、岡崎城公園にいったさい、案内をしてくださった観光ガイドさんから、
大樹寺の位牌のことを聞いていましたので、今回、こうしてようやく見学ができ、
感無量といった思いでした。

このなかで、とくに興味深かったのは『生類憐みの令』で知られる、
五代将軍綱吉の位牌です。
この位牌だけ、極端に高さが低いのです。
位牌の前に置かれた解説文によると、高さは約1メートル29センチとのこと。
(ほかの位牌は、ほぼ1メートル50センチ強といったところです)

これらの位牌は、きわめて正確な身長を再現していることが、
歴代徳川将軍の遺骨の調査結果と比較することで、証明されているといいます。
ということは、やはり、綱吉は、成人としては飛び抜けて小柄だったようで、
前出の解説文によると「綱吉の身長に対するコンプレックスが、
生類憐みの令につながったのではないか」とも記されていました。

また、最後の将軍である「徳川慶喜」の位牌がありません。
これはとても意外でした。
まあ、慶喜は、在位一年ほどでしたし、
もちろん、将軍として亡くなったわけでもないので、
唯一の「位牌がない将軍」ということも、納得できないわけではないのですが、
大政奉還を行った将軍として、極めて有名な人物ですし、
位牌がないというのは、なんとも解せない…、
というか、さみしい思いがしました。

ちょうどこのとき、位牌の展示室では、テレビ (NHK) のロケが行われており、
どうやら私は、撮影の邪魔をしてしまったようです。
それにしても、どんな番組のロケだったのか、聞いておけばよかったと、
いまさらながら、思うばかりです。
(もしかすると、大河ドラマの最後に流れる名所紹介かも…)

空も晴れて…

こうしてひととおりの見学を終えて、寺の外に出ると、
雲が晴れて、青空を見ることができました。
もっと早く晴れてくれればよかったのに、と、思うばかりです。

はるか彼方に岡崎城

このとき初めて気がついたのですが、ここ大樹寺からは、
山門を経て、まっすぐ前方に岡崎城が見えます。
近くにいた人たちも、みな、この景色を写真に収めたりしていました。
(もっとも、私が撮ったこの写真では、彼方の岡崎城は見えませんが…)

桜と青空

というわけで、そもそもの出発が遅かったがために、
このときはすでに夕方。
天候は尻上がりに回復してきましたが、結局その後は、どこにも立ち寄らず、
名古屋市を経由して、岐阜市へと帰ってきました。

それにしても、石田三成ゆかりの地にもずいぶん行きましたが、
家康ゆかりの地にも、思えばけっこう行っていますね。
岡崎城も行きましたし、浜松城や、関ヶ原の桃配山、陣場野、などにも行きました。
これからも、歴史に名を残している場所を、探訪したいものです。



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美濃クラシックカーミーティング

先週の土曜と日曜は、所用ため、
夫婦ともども、私の実家のある飛騨高山へと行かなければならず、
久しぶりに、土日はお休みにしました。
雪深い飛騨高山も、三月に入ってからは、それほど多くの積雪はないようで、
路肩にこそところどころ雪はあるものの、路面にはまったくなく、
クルマでも、比較的、安心して行き来することができました。
このまま、すんなりと春になってくれれば、うれしい限りです。
(でも、高山の寒さは、やはり岐阜市とは違い、まだまだ、厳しいものでした)

その高山からの帰路、通り道にあたる岐阜県美濃市で開かれていた、
『美濃クラシックカーミーティング2017』を見物に行ってきました。
このイベントは、今年で8回目を迎えるとのことですが、
見物に行くのは今回がはじめて。
というよりも、同じ県内にある町なのに、
いままで、美濃市にはまったく行ったことがなく、
今回ははじめての美濃市探訪ということにもなりました。

おりしも、イベント開催日の12日は、天候にも恵まれ、
参加車輛の撮影にも、絶好の日和となりました。

美濃に到着したのはお昼頃。
ですが、すでにイベントを見物するための人が数多く詰めかけており、
駐車場はどこも満車…。
が、一度駐車を断られた駐車場に、急遽空きが出て、
ラッキーにもうまく駐車することができました。

この日の出動車はヨメのプジョー。
運転もヨメがしてくれました。

駐車場にも旧車

今回のイベントの参加車輛ではないのでしょうが、
駐車場には、旧車があちこちに止めてありました。
おそらく、旧車オーナーが、同じ趣味の人たちの集まりということで、
自慢の愛車を駆って見物に来たものと思われます。

そんなわけで、さっそくイベント会場となっている、
美濃市の古い町並みへと向かってみます。
この町並みは『うだつの上がる町並み』と呼ばれており、
飛騨高山の古い町並みと同様の、昔ながらの景色が楽しめます。

その町並みのなかに、イベント参加車輛が乗り入れてきました。
私たちは現地への到着が遅かったため間に合いませんでしたが、
参加車輛のパレードも、すでにあったそうです。

モーリスマイナー

最初に目撃したのは、モーリス・マイナーでした。
このあと、ロータス・エラン、ロールスロイスとイギリス車が続きます。
クラシックMINIもくるかも、なんて思っていましたが、残念ながら、
現れることはありませんでした。

ナゾのクルマ

その後はマスタングなどのアメ車が続いて入ってきました。
なかでも、とくに目を引いたのはこのクルマ。
コレ、いったい、なんですか…!?。
とにかく、インパクト絶大です。

しかも、このクルマ、ナンバープレートがついているところを見ると、
車検を通っているということでしょうか…。

日本車がメイン

次いで、日本車の一団がやってきました。
今回の参加車輛のなかで、いちばん数が多かったのが、
これら日本車だったと思います。

コンサートも始まって

しかも、近くの広場では野外コンサートも始まり、
盛り上がりに華を添えていました。
(コンサートが始まる前には、紙芝居もやったりしていました)

そうこうするうちに、お昼も過ぎてしまい、
とりあえず、近くの屋台でやきそばを買って食べ、
その後は、定位置に駐車された参加車輛を詳しく見て回ることにしました。

当初は気がつかなかったのですが、別の通りにも、
参加車輛が整列しており、そちらも順に見て回ることにしました。

ジャガーEタイプ

イギリス車はこちらにもありました。
真っ赤なジャガーEタイプと、MGBです。
このアングルから見るEタイプは、とても美しいですね。
しかも、保存状態も極めて良好のようです。

フルビア

こちらはイタリア車コーナーにあったランチア・フルビア。
この車輛、なにかのイベントで見たことがあるような気がしますが…。
いずれにしろ、とても貴重な車輛だと思います。

イセッタ

今回、はじめて実車を見たBMWのイセッタです。
かわいいし、すごく状態も良好です。
実車もミニカーみたいですね。

ハインケル

そしてこちらも、イセッタ、かと思いきや、
なんと、トロージャンという車輛だそうです。
イギリス製とのことですが、もともとはドイツのハインケルで製造されていたものを、
ライセンス生産した車輛だそうです。
ハインケルといえば、第二次大戦中に、
爆撃機などを製造していた航空機メーカーがありますが、
この車輛は、その航空機メーカーであるハインケルのものだそうです。

1940年の『バトル・オブ・ブリテン』のさい、
ドイツ空軍は、ドーバー海峡を超え、ロンドンなどイギリス本土を航空攻撃しました。
いうまでもなく、ハインケルの機体も、この戦いに参加しており、
そのせいで、ハインケルという名はイギリスでは評判が悪いらしく、
仕方なく、トロージャンという名前にされたそうです。

塗装も美しく、錆などもまったくありません。
しかも、ウェザーストリップなどのゴムパーツも、とてもきれいです。
オーナーの方からは、さまざまな苦労話 (といっても、楽しいお話ですが) を、
いろいろと伺うことができ、私も旧車オーナーとして、
とても共感するところがありました。

酒蔵ジャズコンサート

また、近くの酒蔵では、蔵を使ったジャズコンサートが行われていました。
クルマの見物もしたいのですが、この酒蔵ジャズコンサートも聞きたい、
ということで、さっそく酒蔵へ。
しっかりと拝聴させていただきましたが、この場所は、
思いのほか寒く、ヨメは途中で退出してしまいました。

コスモ・スポーツ

こちらは日本車コーナーにあったコスモ・スポーツです。
現在もそうですが、マツダのデザインには、この当時から、先進性を感じます。
また、ローターリーエンジンを搭載した初の量産車輛だったかと思います。
まさに、時代の先を行くクルマだったのでしょうね。

ロータス・ヨーロッパ

サーキットの狼の主人公「風吹裕也」乗車仕様のロータス・ヨーロッパですね。
このマーキングを見て、サーキットの狼、とすぐわかるのは、
50台以上の人でしょうか…。

というわけで、初春の一日を、旧車に囲まれて、
楽しく過ごしてきました。
この日は、名古屋で、戦車マニアの集まりである『中京AFV』の会が、
開かれており、そちらにも行きたかったのですが、
今回は参加を見合わせてしまいました。

次回は、AFVの会に行きたいものです。



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味噌蔵見学

いまだに雪が舞う寒い日もありますが、
3月に入ってからは、少しずつ春らしい日が多くなってきました。
ところが、私の状況は、先月に引き続き、今月に入ってからも、
ドタバタは続いており、なかなか外出する時間が取れません。
ですが、ずっと家にいるのも、なんだか煮詰まってしまいますので、
先週末、ほんとうにひさしぶりに、MINIで遠出してみることにしました。

なんと、MINIで出掛けるのは、今年に入ってから初めてで、
久しぶりの運転に、ちょっとドキドキしたりもしました。
今回は、オイル交換後のテストドライブという意味合いもあり、
長距離を走るつもりではいましたが、とりたてて行くあてもなく、
とりあえず、三河の岡崎市方面へと向かって走ってみることにしました。

というのも、昨年、岡崎城公園に行ったさいに、歴史ガイドの方から、
この公園のすぐ近くに八丁味噌を作る味噌蔵があるから、
見学に行ってみるといいよ、と、勧められたことを思い出し、
今回、ちょっと行ってみようかな、と、思い立ったのです。

そんなわけで、MINIでまず桑名市方面に向かい、そこから、
国道23号線に乗って、まずは東の名古屋市内へと入りました。
名古屋の街中を走るとなると、渋滞も予想されるところですが、
この23号線は、片側だけで3車線もあり、
しかも、高架道路のため信号もほとんどなく、とても快適に走れます。
(とはいっても、スピードの出し過ぎは禁物です)

そのまま名古屋市を通り抜け、今度は国道1号線に乗り換えて、
さらに東へ進み、目的の岡崎市へと入ります。
件の味噌蔵は、国道1号線から国道248号線を南に少し入ったところにあります。
私のMINIにはカーナビなどはついていないので、
いつも、道路案内の看板だけがたよりです。
道順は以前調べたことがあったのですが、しっかり記憶しているわけでもなく、
ある程度迷うことも覚悟したのですが、ヨメの助けもあり、
スムーズに目的地に到着することができました。

カクキューさんの建物

こちらは、カクキューさんといい、八丁味噌醸造の老舗だそうです。
工場の手前には駐車場があります。
スペース的にそれほど広くはないのですが、案内の方もいらっしゃるので、
クルマを止めるのに、困ることはありませんでした。

MINIでドライブ

それにしても、ほんとうに久しぶりのドライブです。
この日のお天気は、雨こそ降らなかったものの、曇っていて、少し残念な感じ…。
もし、青空が広がっていたなら、もっと楽しいドライブになったかと思います。

工場見学は三十分に一度、行われるとのことで、
私たちは3時からの見学となりました。
工場見学の希望者は、思いのほか多く、中庭では、
受付を済ませた人が列を作っていました。

というわけで、定刻の三時になると、案内役を務めてくださる職員の方が、
一同を先導して、工場のなかへと入っていきます。

幕末期の建物

工場は思いのほか大規模で、古いものでは、幕末に作られた建物も残っています。
操業は、たしか1640年代だったかと思います。
となると、江戸時代の初期、三代将軍家光の時代でしょうか…。

明治期の建物

こちらは、味噌作りの行程を再現した資料館です。
建物自体は、明治期、日露戦争前後の建築されたそうです。
こうした、古い建築物を間近で見られることも、
この見学の大きな魅力かもしれません。

味噌作りの工程

資料館の内部は、味噌作りの行程を再現した展示物などが、
設置されています。
こうした、すべて人の手による味噌作りは、戦後まで行われていたそうですが、
いまでは、多くの行程が機械化されているともいいます。

ちなみに、八丁味噌の『八丁』とは距離の単位で、
現在の距離に直すと、およそ800メートル強くらいになるそうです。
この味噌蔵が岡崎城から八丁の距離にあったために、その名がついたそうです。

八丁味噌のシェアは全国レベルから見れば極めて小さいとのことですが、
この地域独自の味噌として、長い歴史と知名度を誇っています。
とはいえ、八丁味噌の味噌蔵は、このカクキューさんともうひとつがあるだけだそうで、
本場の八丁味噌と味噌蔵は、とても貴重な存在といえるかと思います。

大樽

こちらは、味噌を造る巨大な樽です。
いまでも新調することがあるらしいのですが、その価格はおよそ200万とのことです。
展示されているこの樽は、天保のものですが、
実際に蔵のなかで使用されている樽のなかにも、同時代のものがあるとのことです。

大岡越前の書状

同じ館内に展示してある、大岡越前の書状だそうです。
テレビ番組の『なんでも鑑定団』に出典したところ、本物と鑑定されたそうです。

居並ぶ樽

次に入ったのは、巨大な樽が林立する味噌蔵です。
樽のうえに載せられた石は、職人の手によってひとつひとつ積まれたもので、
この行程だけは、機械化ができないそうです。

この石積みは、地震があっても倒壊したことはないといいます。
なんだか、城の石垣みたいな感じですね。
また、この場所では『純情きらり』というNHKのドラマのロケが行われたそうです。

樽のあいだを縫って

それにしても、居並ぶ樽は圧巻です。
見学の最後は、この樽のあいだを進んで、蔵の外へと出ます。
その途中に、この蔵最古の樽も見学することができます。

空の樽

味噌蔵の外には、空の樽が置いてありました。
樽は水洗いするとカビが生えるので、味噌がついたまま置いてあるそうです。
次に使用する直前に洗うのだそうです。

というわけで、見学行程30分と、
当初予想していたより、はるかに見応えがありました。
案内をしてくださったスタッフのみなさま、ありがとうございました。

こうして、無事見学を終え、その後立ち寄った知立で、
大あんまきが有名な藤田屋というお店で、抹茶の大あんまきを買ったりと、
のんびり帰ってきました。

やっぱり、MINIに乗ってのドライブはいいですね。
今月も、お仕事でドタバタしそうですが、できるだけ時間をつくって、
出掛けたいものです。




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スカルプターのための美術解剖学

気がつけば、2月も今日で終わりとなってしまいましたが、
今月は、土日が何度もお仕事で塞がってしまい、そのために、
お出かけやレジャーについての話題は、まったくありませんでした。
今月、出掛けたといえば、お世話になっている方々が開催したグループ展に、
足を運んだことくらいでしょうか…。
26日の日曜は久しぶりに少しお休みできたのですが、
遠出することも出来ず、ヨメのプジョーで、
ちょっと近場をドライブするくらいで、一日が終わってしまいました。
オイル交換をしたMINIにも、あれからほとんど乗ることもなく、
なんともつまらないばかりです。
本格的な春が来たら、どこかに出掛けたいものです。

と、そんな話題に乏しい2月ですが、今回は、先日購入した、
『スカルプターのための美術解剖学』という書籍について、
少し、ご紹介したいと思います。

この本、もともとはAmazonで見つけたのですが、
さまざまなポーズがついた状態における筋肉の図版というものを、
私は以前から捜しており、本書の書籍紹介を見る限りでは、
その目的にかなり近いもののように見受けられました。
また、レビューを見ても、かなりの高評価ということで、
ますます、興味をそそられてしまいました。

が、5,000円を超えるという、かなり高価な本でもあり、
できれば、どこかの本屋さんで、実際に手に取って、
中身をよく確かめたうえで、購入したいとも思っていました。
とはいえ、このような専門書は、我が家の近くの本屋にはなく、
大型書店に出掛ける時間もなく、結局、中身を見ないまま、
Amazonに注文することとなりました。

○ amazon / スカルプターのための美術解剖学 ~

現物を確認しないままの注文は、けっこう冒険で、
買ってよかったと思うときもあれば、これだったら買わなかった、と、
思うことも、またよくあります。

というわけで、先日、現物が届きましたが、ちょっとドキドキしつつ、
中身をあらためてみました。

中身1

各ページは、フルカラーで、ほとんど文章のたぐいはなく、
筋の役割に関する説明なども、大幅に省略されています。
もう少し、詳しい説明や、各筋の名称などが入っていてもいいのかな、
とも思いますが、そのかわりに、どのページも、
図版や写真が満載となっています。

とくに、ポーズやアングルを少しずつ変えつつ、
1)人物の写真。
2)その写真に筋を入れ込んだ画像。
3)写真に筋の隆起を立体構造として書き込んだ画像。
が、連続して掲載してある一連のページは、とても役に立ちます。

筋肉のメディカルイラストを何度も描いている私ですが、
そうしたイラストは、ほぼ直立状態ばかりで、
動きのあるポーズとなると、
お恥ずかしい話なのですが、とたんに筋肉の状態がわからなくなります。
ですので、こうしたポーズのある筋肉図については、いままで、
恥ずかしくなるようなものも、多数描いてきたかと思います。

ですが、動きのある状態で筋肉の状態を描画した資料は、
私の知る限り、とても少なく、
フレデリック・ドラディエの筋肉トレーニング本くらいしかないではと、
思っています。
が、ドラディエのイラストは、超人ハルクばりの、
ものすごいマッチョに描かれていて、参考にしづらいのも事実です。

この書籍は、そうした極端なマッチョではなく、しかも、
細かな動きにも対応しており、資料として、なにかと重宝しそうです。

中身2

とくに、いままでよくわからなかった、脇のしたの筋の状態など、
このページに、詳しく描いてあります。
ああ、こんなふうになっているのかと、いまさらながら、
思い知る気がします。

中身3

僧帽筋を真上から見た状態など、いろいろと参考になります。

この本の題名は、スカルプターのための美術解剖学となっており、
そもそもは彫刻家や3Dモデリングするための資料なのかもしれませんが、
メディカルイラストの資料としても、十二分に役に立ちそうです。

こうした特殊な書籍の情報も、これからは、
紹介していきたいなと思っています。
あっ、もちろん、もう少し時間がとれるようになったら、
お出かけやドライブの話題なども、また、アップしたいと思っています。


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ガレージ内のMINI

前回、年が明けてからというもの、ブログに投稿するネタがない、と、
書きましたが、2月に入ってもそんな傾向は変わらず、
ほとんどどこにも出掛けない、変化のない生活をしています。
昨日の日曜は、天候も回復して、久しぶりのオデカケ日和だったのですが、
終日、仕事のため、事務所にこもりっきりで、一歩も外に出ませんでした。

そんなわけで、今月も、まったくといっていいほど話題がないのですが、
一昨日の土曜日に、MINIのオイル交換をしましたので、
今回は、そのことについて、ちょっと取り上げてみたいと思います。

私の場合、MINIのオイル交換は、3,333キロを走るごとに行ってきました。
3,333キロって、中途半端な数字、と、思われるかもしれませんが、
要は、一万キロを走る間に、三回のオイル交換をする、という、
自分なりのルールを念頭に置いて、この距離を定めていました。

結婚前、私がいちばんMINIに乗っていた頃は、年に2万キロは走っており、
そのため、3,333キロという走行距離も、二ヶ月ほどで消化していました。
実際この当時は、ひとりで、とても遠くまで走りに行っていました。

そのなかでも、とくに思い出深いのは、
当時住んでいた飛騨高山から、伊勢志摩への日帰り下道ドライブです。
このときは、到着にまでに8時間かかり、帰りにも同じ時間がかかったわけで、
考えてみれば、一日に16時間も運転していたことになります。
(朝の八時に出発して、帰ってきたのは夜中の三時過ぎでした)
ほかにも、同じ高山から、日帰りで、輪島まで行ったり、
新潟の上越まで行ったりと、ほんとうに、あちこちに行ったものです。
この当時は、ガソリンもいまほど高くなかったですし、
また、ひとり身の気楽さから、極めてフットワークがよかったかと思います。

エンジンルーム

その頃から比べると、いまは走行距離もびっくりするほど少なくなってしまい、
今回は、たかが3,333キロを、半年経っても消化できないままとなっています。

というわけで、本来であれば、この規定距離を走ってから、
オイル交換を、などと思っていたのですが、この2月は、先にも説明したように、
出掛ける時間もとれず、また、道路上にも、クルマの大敵である「融雪剤」が、
撒かれることもあり、今後も、本格的な春の到来まで、
それほど長い距離を走ることはなさそうです。

ですが、そうこうするうちに、前回のオイル交換から時間ばかりがたってしまい、
結局、これではエンジンにもよくないとうことで、
急遽、オイル交換することになりました。

今回は、走行距離が短いということもあり、
オイルエレメントはそのままで、オイルのみを交換することにしました。
本来ならグリスアップもすべきところですが、昨年秋の大雨のなかの伊勢旅行のあとに、
グリスアップだけはしているので、今回は、それほどあわてて、グリスアップの必要も、
ないだろうということで、ただ、オイルのみの交換をすることになりました。

バルボリンVR-1レーシング20w-50

使うオイルは、いつものように、バルボリンVRレーシング20w-50です。
冬場に使うオイルとしては、いささか、硬すぎるオイルかもしれませんが、
ここ岐阜県南部は、飛騨高山のような厳しい冷え込みはありませんし、
また、同バルボリンの10w-40オイルより、こちらのほうが、
シフトの感触がよいように思うため、今回も、あえて、
20w-50を使うことにしました。
というのも、走行距離が短いいまでは、
このオイルを、比較的暑くなる時期まで、使うこともありえるからです。

廃油パックをセット

というわけで、まず暖気をして、その後、廃油パックを車体のしたにセット。
ドレンボルトを外して、古いオイルを車外に排出させます。

時間が経っているオイルですので、もちろん、黒く汚れていますが、
手で触った感触では、それほど粘度も落ちていないように思いました。
まあ、それだけで、オイルの劣化度は計れないわけですが…。

きれいなドレンボルト

こちらは、外したドレンボルトです。
ボルトの車体側 (奥側) には、円筒状の磁石がつけられており、
オイルパン内のオイルから、鉄粉等を吸着する役目を担っています。
ですので、オイル交換のさい、この円筒部分を見ると、
鉄粉がついているのですが、今回も、ほとんど目立った鉄粉はなく、
きれいなものでした。
また、ボルトにかませる銅ワッシャーも、前回変えた新しいもので、
痛みも見受けられないため、再使用することにしました。

こうして、しばらくオイルが落ちるのを待って、
再度ドレンボルトをしめつけ、新しいオイルを入れていきます。

ちなみに今回のオイル購入は、いつものようにネットを使って行いましたが、
ここ岐阜市の近郊にある、ビバホームというホームセンターには、
常時、このバルボリンVR-1レーシングを店頭に置いています。

こんな硬い、しかも鉱物系のオイルを置いているなんて、すごい!、と、
思いましたが、あいにく、店頭在庫が2本 (1クォート入りポリ缶) しかなく、
しかも、そのほかに在庫は、いまのところはないとのことで、
今回はやむなくネットで買いました。
が、次回からは、事前にビバホームで在庫を確認し、
必要数がなければ、発注をかけておきたいと思いました。
なにしろ、送料などを考えると、ホームセンターで買ったほうが安くつきます。

ビバホームの担当の方によると、このバルボリンオイルは、
一部に根強いファンがいるらしく(おそらくは旧車オーナー)、
少数の方が大量に買っていかれるそうで、意外な人気商品になっているようです。
たしかに、他店ではなかなか手に入らない商品ですから、
そうなってしまうのも、うなずけるような気がします。

先にも述べたように、バルボリンのオイル容器は、リットルではなく、
クォートという、日本ではあまりなじみのない値が用いられています。
1クォートは、946.3ミリリットルにあたるそうで、
1リットルに微妙に足りない、という容量になっています。

MINIは、一回のオイル交換にあたり、エレメントを交換しない場合は、
4.5リットルほどを必要とし、エレメントを交換すると、5.2リットルほど、
入るかと思います。

今回は1クォート缶を5個用意しましたので、
946×5は、おおよそ4.7リットルとなり、ほぼほぼ、一回の必要量になります。

とはいえ、いきなり5缶分のオイルをいえるようなことはせず、
およそ4.3リットルを入れたあたりで、いったんエンジンをかけて、
その後、オイルレベルゲージでオイル容量を慎重に見極めつつ、
規定のレベルに達するまで、慎重にオイルを足していく、
という方法をとりました。

遠出はできないまま…。

こうして、オイル交換完了!。
エレメント交換もなく、グリスアップもしなかったので、
意外と早く作業は終わりましたが、それでも、二時間はかかりました。

もともと調子がいいので、オイル交換をしたからといって、
エンジン音が変わるわけでも、フケ具合がかわるわけでもありません。
でも、とりあえず、オイルが交換できたかと思うと、
なんだか、ほっとする思いです。

というわけで、その後はテストドライブへ、といきたいところですが、
この日は、寒波の襲来と重なっており、
ふだん雪があまり降らない西濃でさえ、ときおり、かなりの雪が舞いました。

そんなわけで、残念ながら、テストドライブはおあずけとなってしまいました。
ただ、今週の土日も、またしても仕事かと思われますので、
ひょっとすると、二月中は、MINIを出せない可能性もあります。

春が来て、時間に余裕が出てきたら、また、どこか遠くに出掛けたいものです。



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