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アップが遅くなってしまいましたが、前回の続きです。
ダイバーシティ東京で実寸ガンダムを見学したあとは、
ふたたびゆりかめめで新橋まで戻り、今度は、乃木坂まで行ってみることしました。
乃木坂には、国立新美術館があり、
おりしもいま『クリスチャン・ボルタンスキー展』が開催されているとのことで、
上京のさいには、ぜひ見学したいと思っていたのです。

じつは、前日も新国立美術館にきたのですが、あいにくお休みで、
なかに入れませんでした。もうがっかりです。
というわけで、あらためて出直してきたという感じです。
それにしても、新国立美術館に入るのは、ほんとうにひさしぶり。
おおよそ10年ぶりでしょうか……。

しかも、この同じ時期に、エゴンシーレ、グスタフクリムトの作品を展示した、
『ウイーンモダン クリムト、シーレ世紀末への道』という企画展も行われていました。
ですが、このとき、時刻はすでに午後三時を回っており、
とてもふたつの企画展を見学することは不可能です。

というわけで、泣く泣く、ボルタンスキーを選択。
エゴンシーレが好きなので、見たかったのですが……。
豊田市美術館あたりで、巡回展、やってくれるといいんですが。

乃木坂から

東京メトロ乃木坂駅で降りると、すぐに国立新美術館に行けます。
前日は六本木で降りてしまったので、雨の中をちょっと歩く羽目になりました。
それにしても、美術館で過ごすには少しもったいないような、
真っ青な空でした。

ボルタンスキー展は、美術館の二階で行われています。
さっそくチケットを購入して、入場しました。
光を遮断した展示会場に入るのは、なんともワクワクした気持ちになります。

○ 国立新美術館の情報はコチラヘ ~

会場に入場して、まず最初に見ることになるのは、二本のごく短い映像作品です。
1本目は、地下室とおぼしき部屋に監禁された、仮面を被っているらしい男が、
ひたすらに咳をするというものです。
拘束されているのか、足を伸ばして座っており、身動きができないようすです。
フィルムの映りが悪いために(意図的に画質を落としてあるのではと思います)、
細部はどれもはっきりしません。
男の咳は止まる様子はなく、ときおり血も吐いています。
その血は、投げ出した足のあたりに、ぬるぬるとした塊となってこびりついています。
なんとも残酷で、息苦しくなるような映像で、すぐ近くにいた若い女性客は、
怖い、怖すぎる、といって、スクリーンのある室内を出て行ってしまいました。
たしかに、不気味な作品なのですが、どういうわけか、魅入ってしまいます。

また、もう一つの映像作品は、不可解なボーンという電子音とともに始まります。
場所は暗い室内で、部屋の中央には椅子があり、女性おとぼしき人形が座っています。
その人形に向かって、匍匐前進するように、仮面をかぶった人物がにじり寄ります。
仮面を被った人物は、女性の人形に近づくと、口のあたりから生身の舌を出して、
人形の顔を舐めまわします。
電子音は同じトーンのまま、鳴り続けています。
不気味で、官能的で、なにを意味するのかもわからない映像作品ですが、
その不気味さに、妙な魅力があるのです。
なんというか、見てはいけない人の暗い秘め事を垣間見たような、そんな気分になるのです。
この二本の映像作品を最初に見ることで、このあとの作品を味わう、
精神的な準備ができるといった感じです。

そのあとは、古いポートレイトを使った作品群を見学することになります。
これらポートレイトは、どれも少しピントが甘くなっており、それらを、
フィラメント剥き出しの電球とともに、まるで祭壇に見立てて、作品化しています。

この一連の作品には、ほんとうに圧倒されます。
仄暗く、ノスタルジックで、電球のあかりは神聖な印象を見るものに与えます。
また、この電球の配線も、見事なまでに作品化されています。
この電線は神経細胞のようであり、作者にもそうした意図があるのか、
などとも思うのですが、見ているうちに、
そんな安易な理屈づけなど、不必要だとも思えてきます。
ただただ、そのビジュアルに酔うばかりでした。

2019_7_17p.jpg

そして、ここから先は、写真撮影が許可されている展示スペースとなります。
こちらは、薄い布に左右から影を投影した作品です。
影はわずかな風をうけて、ゆらゆらと動いており、そのたびに影のボケ足も変わります。
この作品を見ていると、なにかしら心がざわつく感じがします。

2019_7_17s.jpg

その向こうにあるのが、黒い山のような作品です。
黒い物体は、すべてコートなのですが、よほど近くに寄らない限り、
コートだとはわかりません。

周囲には、このコートをひとつひとつ椅子のようなものに立てかけた作品があり、
近づくと、話しかけてきます。
あるコートは「聞かせて、ずっとひとりだったの?」とつぶやき、
またあるコートは「聞かせて、死ってなあに?」と話しかけてきます。

2019_7_17r.jpg

こちらは映像作品です。
植物のような枝に、鈴がついていて、風に揺れている場面が映し出されています。
あたりには鈴の音がたえず響き渡り、不思議な雰囲気を醸し出しています。

2019_7_17u.jpg

こちらも映像作品です。
パッと見ただけでは、静止画のように見えるのですが、金属製のオブジェが、時折、
風で向きを変えたりすることで、動画だとわかります。
この部屋には、三つのスクリーンが扇状に配置されており、鑑賞者は、
中央のベンチに座って、作品を堪能するかたちになります。

2019_7_17v.jpg

この部屋には、不思議な金属音が流れています。
人の心をかき乱すような、独特の音です。
しかしこの音が、スクリーンの映像とマッチしています。
人類のいなくなった地球で響いているような、そんな音です。

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撮影許可エリアはここまで。
この来世のエリアからは、ふたたび撮影ができません。
来世は、ぜひ、会場に行って、ご覧いただければと思います。

ボルタンスキーの作品は、五感で感じる作品です。
また、揺れる光と陰など、動的表現がなされた作品も少なくありません。
作品の写真などでは、その魅力を伝えられませんので、
お近くにお住いの方は、ぜひ、会場に足を運んでみてください。

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それにしても、今回の上京で、国立新美術館にこられたことは、
ほんとうに大きな収穫でした。
ぜひとも、また、いきたいものです。



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実物大ガンダム

今年の11月から12月のかけて、渋谷パルコのギャラリーで、
『ゆけ俺のロボ展・レトロフューチャー編』という企画展が開催されます。
この企画展は、一昨年、昨年、と、すでに二回にわたって開催をされており、
好評を博しているといいます。
今年のテーマは、前述したように、レトロフューチャー (懐古趣味的未来像) で、
30余名のクリエイターによる、個性あふれる立体作品、平面作品が、一堂に集う予定です。

今回、この作品展に、参加をさせていただくことになり、
今月の16日、ほかの作家さんたちとの顔合わせ会が都内でありました。
というわけで、ほんとうにひさしぶりに東京へと行ってきました。

俺のロボ展は、著名な作家さんが多数参加される作品展ですので、
いまから、緊張に身が引き締まる思いです。
(この企画展の情報については、今後、当ブログでも、
随時ご紹介していきたいと思います)

いずれにしろ、ひさしぶりの上京ですので、
できればこの機会に、都内各所を見て回りたい……。
そんなこともあって、埼玉にある親戚の家に泊めてもらうことにして、
丸二日に渡って、関東に滞在することとしました。

そんなわけで、岐阜羽島から新幹線に乗り、一路東京へ。
我が家から岐阜羽島までは、クルマでおよそ三十分ほどです。
この日は、ヨメに羽島駅まで送ってもらいました。
そこから東京までおよそ二時間ですから、さすがに新幹線は早いですね。

東京駅

飛騨高山に住んでいた当時は、高速バスを使って上京していましたので、
(飛騨高山〜新宿直通バスを使っていました)
到着は新宿バスターミナルでした。
ですので、東京駅にくるのは、もうほんとうにひさしぶりで、
なんだかちょっと感激してしまいました。
思わず、カメラを取り出して写真を撮っちゃいました。
もっとも、この日は移動だけということで、
地下鉄を使って、とりあえず埼玉県へ向かいます。

翌日16日の顔合わせ会を無事に終えると、そのあとは完全にフリー。
あらためて、都内に繰り出しました。

新橋駅

まずは新橋まで出て、そこからゆりかもめに乗り、
お台場にあるダイバーシティ東京に行ってみることにしました。
ダイバーシティ東京にあるという、原寸大ガンダム立像を見てみようと思ったからです。

連日雨ばかりが続いていたのですが、この日は奇跡的に晴れ。
天候についてははなから諦めていたので、これは思わぬ僥倖でした。

フジテレビ

こちらはフジテレビの建物です。
想像していた以上に大きな建物でした。

広々としたお台場

人工島でもあるお台場は、ほんとうに広々していて、遥か遠くまで見渡せます。
彼方に立ち並ぶ建物も近未来的で、かっこいいですね。
それにしても、雨が降らなくて、ほんとうによかった……。

ガンダム発見

そして、建物の手前にガンダムが立っているのを発見。
といっても、このガンダムは、私がよく知る、青、赤、黄色のガンダムではなく、
ユニコーンガンダムというそうです。

ガンダム立像

ファンの方なら、ユニコーンガンダムをよくご存知ではないかと思うのですが、
ファーストガンダムしか見たことがない私にとっては、まるでなじみのないものです。
なので、巨大なガンダムを見ても、いまひとつ、感動がありませんでした。
とはいいつつも、このユニコーンガンダムは、とてもよくできていると思います。

注意書きが多数

とくに、機体各所にある注意書きなどは、いたるところに入っていて、
兵器メカらしい雰囲気を漂わせています。
それにしても、このガンダム、どのような材質から作られているのでしょうか。

足の側面

こちらは足のアップです。
注意書きが入っていますが、ディティールについては、
まあ、ちょっとあっさりしている印象です。
Armor lockとマーキングされている箇所には、赤い丸印があるものの、
そこには、レバーもラッチもありません。
もし実際に、身長10メートル以上のロボット兵器があったとしたら、
その表面には、もっとさまざまなディティールがみられると思うのですが……。

後ろ姿

でも、この大きさは、やっぱり見ていて圧倒されますね。
もし可能であれば、次回は、実物大ザクを作ってほしいです。

このあとは、ダイバーシティ東京のガンダムベース東京に行ってみました。
こちらは、とにかくガンプラの品揃えが圧倒的です。

海を臨む

その帰りに、お台場やベイブリッジのあたりを、見物に行きました。
この時間になると、もう雲ひとつない快晴で、ほんとうに気持ちよかったです。
(気温も急上昇で、長時間たっているのがちょっとつらくなってきましたが)

お台場のあとは六本木の新国立美術館にいったのですが、
そのときの模様は、また次回、くわしくご紹介したいと思います。



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展示風景

今年の梅雨はあまり雨が多くないといいます。
雨の日が少ないというのは、ありがたいことだとは思いますが、
六月のうちに早くも台風がやってくるなど、あまり歓迎できないことも多いようです。
しかも、梅雨ゆえか、台風が過ぎ去っても青空は望めず、
天気予報を見る限りでは、この先も傘マークばかりが並んでいます。
ジメジメとした梅雨は早く過ぎ去ってくれればと思いつつ、
そのあとにやってくるであろう酷暑の夏を思うと、まだ梅雨のほうがましなのかも、
などとも思ってしまいます。

と、そんなことはさておいて、先々週の日曜、
福井県の鯖江市にある『めがねミュージアム』というところに行ってみました。
もともとこの鯖江という街は、メガネの生産がとても盛んな地域だといいます。
たしかに、鯖江の街を通りかかると、メガネの看板をよく目にするように思います。

おりしもこの日は朝から雨。
ですので、目的地は屋内施設ということに相成りました。

○ 鯖江市 めがねミュージアムの情報はコチラ。メーカーサイト ~

今回は、関ヶ原から国道365号線に入り、滋賀県の木之本方面に向け走り、
福井県内に入って国道8号線に入り、鯖江市に至るというルートを通ってみました。
鯖江に入るとすぐに、メガネミュージアムの案内看板が目に止まり、
その指示に従って、クルマを走らせましたが、
メガネミュージアムは、思いのほか大きなビルで、ちょっとびっくりしました。

メガネミュージアム

到着は少し遅めでしたが、お天気の回復はまるでなく、
空には鈍色の雲がびっしりと垂れ込めていました。
まあ、梅雨時なので、これは仕方がないですね。

メガネミュージムは、とても新しく、きれいな施設でした。
ただ、なんとなくホテルっぽいような作りのようにも見受けられましたので、
もともとは別の施設だったのかもしれません。
エントランスを通り抜け、向かって左に進むと、メガネミュージアムがあります。
(ミュージアムは無料で見学できます)

展示は、メガネの歴史を解説しつつ、著名人のメガネコレクション、
また、黎明期におけるメガネの製造工程などが、各種の工具などを交えて、
紹介されています。

江戸時代のメガネ

こちらは江戸時代のメガネだそうです。
日本でメガネが知られるようになったのは、明治以降からではと思っていましたが、
じつは、江戸時代から、一部で使用されていたようです。
それにしても、ちょっと重そうなフレームですね。

プレス用器具

またこちらは、かつてメガネを作るさいに用いられていたという、
手動式のプレス機です。
鋳造製の頑丈な器具で、重量感たっぷりです。
また、この形状も、ちょっとレトロでかっこいいですよね。

歯車

こちらはツルの部分を製作する器具です。
歯車の集積物も、私には、なにかしら心をくすぐられるものです。
使い古された質感もいいですね。

金属の鋳込み

金属の鋳込みをするために用いられた道具です。
かなり昔のものなのですが、現在はどのような工程を経て、メガネを作っているのでしょうか。
そのあたりも、できれば知りたいものです。

組み立て治具

こちらはおそらく、メガネを仕上げる最後の工程で使う器具だと思います。
左右対称にきちんと組み付けるため、このような器具が必要だったのではないかと思います。

カメラも展示

また、メガネの仲間という意味もあってか、カメラの展示も、一部ありました。

ちなみに、メガネミュージアムの展示区画の真向かいは、メガネショップになっています。
こちらも、とても新しく、かつ美しいインテリアで、並べてある商品は、
どれも個性的な、デザイン性の高いものばかりでした。
(当地のオリジナルブランドのようでした)

が、お値段も相当によろしいようで、来館記念にちょっと買っちゃおう、
というわけには、とてもいきませんでした。
施設内には、体験工房やカフェも併設されていましたが、そちらも、
今回はスルーしてしまいました。

こうして、メガネミュージアムの見学を終え、帰路に。
その途中、しおかぜラインに寄ってみました。

日本海の空

かつては有料道路だったのですが、いまでは、無料で通行できます。
もっとも、曇天のもとでのドライブということで、走っていても、気分は晴れません。
ですが、こうした灰色の光景も、なんだか日本海っぽい雰囲気がして、
いいのかも、などと思ってしまいました。
松本清張のゼロの焦点でも、日本海は暗鬱の海という描写がされてましたし……。

海沿いの道

でも、今度は、晴天のときに、しおかぜラインにきたいものです。



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展示会場前

早いもので、2019年もまもなく半分が終わろうとしています。
気がつけば、もう夏なんですね。
今年の夏も、去年と同じように厳しいのでしょうか……。
それを思うと、ちょっと気が滅入ってしまいますネ。

それにしても、ここのところ、お仕事については、いたって暇な状態になっています。
あまりに忙しいのも、それはそれで、かなりしんどいわけですが、
暇になると、今度は、精神的な面で不安になりますよね。
まあ、これが自営業のさだめというところでしょうか……。

もっとも、こんなときこそ、作品作りに専念したり、また、
スキルアップをしていきたいものです。
とくに今年は、晩秋から冬にかけて、東京の池袋で、
グループ展に参加をさせていただく予定ですので、
いま、この時間を使って、作品作りに日々勤しんでいます。

さて、そんな話はさておいて、本題に……。
すでに二週間以上も前のことになりますが、
名古屋の『ノリタケの森ギャラリー』で行われていた、
第14回オートモビルアート展2019の見学に行ってきました。
このエキシビションは、さまざまなクルマのイラストや模型を一堂に展示するもので、
毎年、ノリタケの森ギャラリーにて開催されています。

昨年は失念していて見学に行くことができなかったのですが、
今年は、DMが届いたこともあり、あらかじめしっかりと見学日の予定を立てておきました。
(そういえば、昨年は、そもそもDMが届いていなかったような気がします)
会場であるノリタケの森へは、クルマで40〜50分ほどで行くことができました。

さわやかな晴天

というわけで、お昼過ぎに、ノリタケの森に到着。
この場所は名古屋駅の目と鼻の先なのですが、とても自然豊かで、しかも静かです。
酷暑が予想されるこれからの季節は、お散歩にはあまり向かないかもしれないですが、
のんびりと歩くには、まさに最適の場所かもしれません。

いい雰囲気

庭内にはカフェやレストランもあり、しかも、どこも清掃や手入れも行き届いて、
ただ歩いているだけでいい気分になります。
まさに憩いの場という感じですね。

ノリタケの森ギャラリー

私は、このノリタケの森に来るのは二年ぶりなのですが、
それよりもまず、名古屋にくること自体が、とてもひさしぶりです。
岐阜から名古屋はそれほど遠くはないのですが、
去年から今年にかけて、なかなか名古屋にくる機会がありませんでした。
(ヨメはあまり名古屋のような人の多いところに行きたがりませんし)

キャラ

会場となったノリタケの森ギャラリーのまえには、スズキ・キャラが展示してありました。
このクルマは、希少車といってもいいのではないでしょうか。
いまでは、すっかり見かけなくなりました。

会場風景

会場に一歩足を踏み入れると、俄然、気持ちは盛り上がります。
壁面にはイラスト作品がところせましと展示され、
中央のブースには模型作品が並べられています。
模型は、モデルアートといった模型雑誌の作例となったものをはじめ、
どれもクオリティの高い作品ばかりです。
それにしても、イラストと模型の展示って、まさに夢のような取り合わせですね。

参加されている作家さんは、前回と同じ方々ばかりではないかと思います。
アドビイラストレーターを使って、リアルなカーイラストを製作されている方、
また、精緻な内部構造図を描かれている方、
ほのぼのとした画風の方など、さまざまな作品が壁面を飾っていました。
なかには、かわいいドット絵を描かれている作家さんなど、
今回はじめて見る作家さんもいました。

クルマの模型

こちらは、1/24のカーモデルです。
一見すると、ストレートにキットを組み立てたもののように見えますが、
とても手が入れられているようです。

BMW2002

こちらは1/24のBMW2002です。ハセガワの新しいキットですね。
このような旧車も、新製品として発売されています。
BMW2002のニューキットで出るなんて、それだけで、すごいことだと思ってしまいます。
いつかは、作ってみたいですね。
それにしても、塗装がとてもきれいです。ピカピカですね。

ガレージオラマ

タミヤのフィアット500を使った、ガレージのジオラマもありました。
夢のガレージライフも、1/24だったら、可能かも……。

金属製自作模型

そしてこちらは、模型展示の目玉といっていいかもしれません。
車体はすべてアルミ板を叩き出して自作し、エンジンは金属を鋳造で作り、
そのなかに、これまたすべて自作したピストン、コンロッド、クランクシャフトを納め、
さらには可動するという、まさに神業のような作品です。

しかもホイルは、実物と同じように、マグネシウムを使って作られています。
石膏の型を使って、マグネシウムを鋳造して作ったというのですが、
ディティールの再現度は、まさに完璧です。
(単に正確な形状を追求するのであれば、レジンでも十分なのですが、
マテリアルの面からも、リアルを追求しているんですね)
こうなると、もはや、模型というよりも、実物の縮小物といっていいものです。

この作品は、前回の展示会のさいにもあったのではないかと思いますが、
そのときは、あいにく、作者の方が在廊されておらず、
製作にまつわる詳しいお話を聞くことができなかったのですが、
今回は、ちょうど作者の方がいらっしゃったので、
さまざまな苦労話をお伺いすることができました。

この作品、なんと、ネジまで自作されており、
その最小のものは、0.4ミリサイズだといいます。
また、ラックアンドピニオンのウォームギアも自作されているのだそうです。
(ですので、ハンドルを切ると、実車同様ステアリングが切れます)
ほんとうに、もはや神域に達しておられるといっても、過言ではありません。

以前、三重の津で開催されていた模型展示会で、
ケミカルウッドをスクラッチして作ったクルマの模型を見たさい、
あまりのクオリティの高さに驚いたことがありますが、今回のこの金属製模型は、
そのときの感動を上回るものがありました。
それにしても、世の中には、ほんとうにすごい人がいるものですね。

タミヤのスーパー7

こちらは、同じ方が製作された、タミヤの1/12ケイターハムスーパー7です。
もともと精密なキットですが、それをさらに超絶ディティールアップし、しかも、
フロントカウルなどはアルミを叩き出して自作しているそうです。

手作りとは思えないあまりにもシャープな出来に、見ていて、感動してしまいました。
それにアルミそのものの質感が、いやがうえにもリアリティを高めています。
とにかく、今回の展示で、この自作模型が、もっとも印象に残りました。

ちなみに、このギャラリーでは、七月に柴田製作所さんの個展も開かれるとのことですので、
そのさいには、また見学をさせていただければと思っています。



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孫子の旗指物

さて、ちょっと時間が空いてしまいましたが、
前回に引き続き、今回も『MINIで行く富士五湖湖畔ドライブ』の続きを、
ご紹介したいと思います。

六角堂に行ったあとは、駐車場に戻ってふたたびMINIに乗り、
反時計回りに、河口湖の湖畔を走ってみました。
その途中、大石公園という、比較的大きな公園に立ち寄ってみました。

この公園は、三年前の甲府&富士五湖旅行のときにも立ち寄ったのですが、
そのときは、薄い雲こそ出ていたものの、好天に恵まれ、
富士山の姿がはっきりと見えました。
ところが、今回は、この期に及んでも、天候の回復はまったくなく、
富士山はまったく拝めないままでした。

前日に七時間半という長い時間をかけて甲府まできて、しかもこの日は、
さらに一時間半ほどかけて富士五湖まで登ってきたというに、ほんとうにがっかりです。
きっと、日頃の行いが悪いんでしょうね。
はあ〜、残念です。

もっとも、雨が降る気配は、以後、終日なかったので、
その点では、さいわいだったかと思いますが……。

小さなMINI

ちなみに、こちらが、大石公園の駐車場に止めたMINIの姿です。
それにしても、やっぱり、MINIは小さいですね。
この小さな車体で、はるばる岐阜市から河口湖までやってきたのかと思うと、
いまさらながら、よくやった、という思いもします。
まあ、実際に乗ってみると、それほど車内が狭いという印象はなく、
エアコンがないということを除けば、快適なんですが。

富士山のかすかな山頂

ちなみに、この公園に滞在しているあいだ、ほんのわずかな時間でしたが、
なんとか富士山の頂上を拝むことができました。
といっても、見えるか見えないかの、極めて微妙なところなんですけどね。

ちなみに、この大石公園では、MINIを駐車した直後に、
初老の男性から、声をかけられました。
なんでもその方は、以前、MINIに乗っていたそうで、
懐かしくなって、声をかけてくださったそうです。
また、外国人観光客が、MINIといっしょに写真を撮ったりしていました。
Nice carなどといわれて、ちょっとうれしかったです。

道の駅かつやま

その後は、河口湖を一周し、道の駅かつやまによったりするなど、
湖畔ドライブをして、甲府の宿へと帰りました。

翌日は岐阜に帰る日ですが、そのまえに、
甲府市内にある武田神社に寄ってみることにしました。
この神社は、武田信玄の居館がだった『躑躅ヶ崎館』の跡地にあり、
現在は神社として地域の人たちに慕われているそうです。
こちらには、前回の甲府旅行の際にも立ち寄りましたが、今回もまた、
足を運んでみることにしました。

躑躅ヶ崎館跡

ちなみにこの日は、前日に比べれば、お天気もよく、
(といっても、快晴というほどではないのですが)
まあまあの行楽日和となりました。

一昨年、NHKのBS放送で、武田信玄の軍師『山本勘助』の生涯を描いた、
大河ドラマ『風林火山』が、再放送されました。
私もこの風林火山を毎週欠かさず見ていましたが、
こうした大河ドラマの再放送もあったためか、境内のあちこちに、
孫子の旗がはためいていました。

風林火山

速きこと風の如く、静かなること話の如く、
侵掠すること火の如く、動かざること山の如し……。
内野聖陽のナレーションが思い出されますね。ああ、かっこいい。

ほんとうの入り口

ちなみにこちらは、武田神社の東側にある出入り口です。
武田神社は南側を正門としていますが、躑躅ヶ崎館は、この東側を正門としていたようで、
大河ドラマ風林火山や、武田信玄で、使番の馬が駆け込んでくるところは、
この東側の門だったと思われます。

というわけで、境内にある資料館にも入ってみました。
この資料館には、足利義昭の書状、晴信の母である大井夫人の短刀、
孫子の旗、『毘』の字が入った上杉謙信の旗指物などが展示してあり、
歴史好きの人ならば、狂喜しそうな展示物が溢れています。

この武田神社で、歴史ボランティアガイドさんに、
ガイドをお願いしようと思っていたのですが、
タイミングが悪かったのか、その姿を見かけることはありませんでした。
ですので、神社のすぐ前にある新設された資料館で、
ガイドさんに関する問い合わせをしたのですが、あいにく出払っているとのことで、
結局、ガイドさんをお願いすることは、かないませんでした。
なかなかおいそれとはこれないところなので、とっても残念です。

新設された資料館のすぐそばには、以前にはなかった飲食店もありました。
その名も、なんと『由布姫』。
やっぱり、風林火山の影響が大きいようですね。

ちなみに、大河ドラマ武田信玄では、由布姫の名が『湖衣姫』となっていました。
信玄の側室にしたこの姫の名は、実際には不明だそうで、
由布姫や湖衣姫という名は、ともに、架空の名称のようです。
(実際には、諏訪御料人と称されることが多いようです)

あごだしラーメン

この『由布姫』で、昼食をとることにしました。
ヨメともども、あごだしラーメンをいただきました。

その後は、武田信玄が築いたという『信玄堤』へと行ってみることにしました。
信玄堤に行くのは、今回がはじめてとなります。
とはいえ、カーナビなどない私のMINI。
大いに道に迷い、しかも、ものすごくせまい住宅街の道へ入り込んだりと、
なかなか苦労しました。

またまた小さなMINI

まあ、いろいろありましたが、どうにかやっとで信玄堤に到着。
ただ、駐車場が大きくはなく、しかも車はけっこう止まっていて、
どうにか一台、スペースを確保できました。

信玄堤

古来、甲斐の国は肥沃ではなく、雨季にはこの釜無川が頻繁に氾濫したといいます。
甲斐国主となった武田晴信(信玄)は、このあばれ川であった釜無川に、
大規模な堤防を築いて、洪水被害を防ごうとしたといいます。

ここ甲府において、信玄公は、いまでも絶大な人気があるようですが、
その理由は、戦に強い武将というだけでなく、こうした治水事業を行って、
領民の生活を守ろうとした姿勢にも、あるのかもしれません。

ちなみに、この場所では、おみゆきさんという、男性が女性の格好をしてお神輿を担ぐ、
ちょっと変わったお祭りも開かれるそうです。
これにて、甲府観光は終了。
あとは、ひたすら岐阜を目指して下道を走るのみです。
こうして、北杜市を経由して茅野へ行き、杖突峠、高遠を経由して、
権兵衛トンネルを超え、岐阜まで帰ってきました。

長い長いドライブでした。
でも、今回も、MINIは順調に走ってくれました。
またロングロングドライブに行きたいものです。


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