青空と岐阜公園

今年 (2018年) に入ってからというもの、あまりお出かけすることもなく、
また、MINIに乗る機会もすっかり少なくなってしまいました。
というのも、ここ岐阜市は、それほど降雪はないものの、
橋や坂の途中などには、車のボディに有害な融雪剤を撒くことが多々あり、
そのため、旧車であるMINIを出すのは、ちょっと気が引けてしまいます。
春になって、オイル交換をすませたら、また、MINIで、
どこかにドライブに出掛けたいと思っていますが、
いましばらくは、それもお預けかな、という感じです。

というわけで、ここ最近は、日曜も家にいて、
読書したり、はたまた模型製作をするなど、引きこもることが多かったのですが、
先週の日曜、好天に誘われて、近場の岐阜公園に行ってみました。
といっても、この公園までは、クルマ (出動車はヨメのプジョーです) で、
ほんの15分ほどで、まさに街中のちょっとしたお出かけといったものとなりました。
ただ、せっかくの機会なので、年末に買った「Nikon 1 J5」も連れ出してみました。

この岐阜公園については、以前にも当ブログでとりあげたことがありますが、
今回は、公園だけではなく、その周辺の地域にまで、
お散歩がてら、足を伸ばしてみることにしました。

公園の無料駐車場は、ほんの少し前までは、砂利と土がむき出しの状態でしたが、
いまではきれいに舗装され、白線のラインもきちんと引かれていました。
日曜には満杯になるこの駐車場ですが、奥側に進めば、余裕を持って駐車できます。
もっとも、春になって桜が咲く頃になると、もっと空きは少なくなるかもしれません。

というわけで、駐車場にクルマを止め、
まずは、長良川沿いに歩いてみることにしました。

川端康成歌碑

こちらは、その長良川沿いにある、川端康成の歌碑です。
なんでも川端康成は、ここ岐阜を舞台にした短編小説を、
いくつか書いているようで、それらにちなんで、この碑が建てられたそうです。
また、すぐそばには、北原白秋の歌碑もありました。

斎藤道三碑

同様に、ここには斎藤道三の名を記した碑も立っていましたが、
この場所は、道三と何か関係があるのでしょうか。
道三といえば、嫡男の義龍との戦いである『長良川の戦い』で、
命を落としたかと思いますが、その合戦地は、この近辺ということなのでしょうか…。
が、この道三の碑にまつわる説明文などは、付近にもいっさいなく、
私も、道三についてはほとんど知識をもたないため、現時点では不明なままです。
せっかく岐阜に住んでいるのですから、道三について、もう少し勉強して、
(とりあえず、司馬遼太郎の国盗り物語は読んでおこうと思っているのですが…)
彼にまつわる史跡などを、今度、ゆっくりと回ってみたいものです。

さて、そのあと、近くに地図看板が見つけたので、それをたよりに、
河原町という古い街並みへと足を踏み入れてみました。

川原町の街並み

こちらがその街並みです。
岐阜市に拠点を移して、すでに二年と半年ほどになりますが、
市内にこんな場所があったなんて、まったく知りませんでした。
なかなか風情のある街並みです。

ただ、晴天の日曜なのに、ほとんど人通りがなく、さみしい限りです。
私の出身地である飛騨高山の古い町並みは、いつもかなりの人出ですが、
それに倣って、岐阜市も、もう少し観光ピーアールする必要があるのかもしれないですね。

その後、ナガラガワ・フレーバーという、
おしゃれなショッピングモールのようなところに立ち寄ってみました。
ここにある『ギャラリー元浜』というお店で、木工作家さんの企画展を見物したりしました。
以前からこの場所には来てみたかったのですが、なかなか、
その機会がなく、今回ようやく念願がかなったという次第です。
ここには、カフェ、お花屋さん、陶芸教室などがあり、
休日には、多くの人で賑わっています。

そしていよいよ、今回のお目当てだった岐阜公園に。
お天気もいいため、園内にはたくさんの人が来ていました。
また、この公園には、無料のボランティアガイドさんがおり、
誰でもガイドをお願いできるそうです。

というわけで、さっそく、ガイドをお願いすることにしました。
とはいえ、すでに時間を使ってしまっていたため、今回は、
岐阜城や周辺の町の案内をオミットした、いわばショートバージョンで、
ガイドをお願いすることにしました。

まず最初に訪れたのは、山内一豊と、その妻千代の、婚礼の碑です。
山内一豊といえば、大河ドラマにもなった司馬遼太郎の小説『功名が辻』で、
主人公となっている人物です。
私は、功名が辻については、ドラマも本も、どちらも目を通していないのですが、
山内一豊といえば、同じ司馬遼太郎の『関ヶ原』のなかで、
他の大名のアイデアを目ざとく盗み、自分の手柄のようにしてしまう、
老獪な人物として描写されていたかと思います。

まあ、そんなこともあって、関ヶ原後、一豊は、
この合戦で武功をたてたわけではないのですが、
土佐一国を賜るわけで、いずれにしても、大出世を遂げた人物であることは、
間違いないかと思います。

また、一豊の妻の千代について、私は岐阜県の郡上の人だと思っていたのですが、
ガイドさんによると、滋賀県の木之本の出身という説もあるとのことで、
そのあたりの真相は、判然としていないそうです。
一豊と千代の婚儀があった場所も、実際にここなのかどうか、そのあたりも、
実際にははっきりはしていないと、そんなことを、おっしゃっていたように思います。

ちなみに、このとき、ガイドさんといろいろお話ししていて、
肝心の碑の写真を撮り忘れてしまいました。すみません。

信長公居館跡冠木門

そして次に行ったのは、織田信長公居館への入り口となる冠木門です。
こちらは、岐阜市制100周年の記念事業として再建されたもの、らしいです。
いまから、10年から20年くらいまえのことらしいので、
門も、それなりに経年劣化しています。
また、門の位置も、もっと西にあったそうです。

居館跡

こちらが、居館のあった場所です。
石垣などはのちの時代に積んだものもありますが、当時の石垣も一部残っているそうです。
また、そのさらに下層には、斎藤道三時代の石垣、遺構などがあるそうです。
ただそれらは、信長時代の遺構のしたになっているので、
いまとなっては、ほんの一部を見ることができるだけだそうです。
(まるで大阪城の豊臣期の石垣のようなものです)

ちなみにこの場所は、写真をよく見ていたただければおわかりかと思いますが、
いたるところに土嚢やシートが積まれていて、いささか殺風景でした。
発掘中なのか、それとも、整備の途中なのか、そのあたりはよくわかりませんが、
少なくともこの状態は、ここ数年続いているのではないかと思います。
信長公居館跡は、せっかくの岐阜の観光資源なのですから、
今後は、美しく整備されることを願うばかりです。

信長公居館跡看板

こちらは、信長公の居館を再現した3DCGを載せた看板です。
これら建築物の図面などは残されていないため、ビジュアル的な資料は、
何もないそうなのですが、宣教師であったルイス・フロイスが、
建物に関する極めて詳細な文章を残しており、
そのため、こうした再現CGを作ることができたそうです。
それほどまでに、フロイスが詳細な記録をしたということは、
やはり、信長公の居館は、すばらしい建物だったということなのでしょう。

当時の姿をとどめる滝

こちらは、信長時代からある滝だそうで、見栄えをよくするため、
手が加えられている可能性もあるとのことです。
これら居館跡は、岐阜城をいただく金華山という山の麓に位置していますが、
金華山はそれほど大きな山ではないため、滝を流すほどの水量はないそうです。
なので、信長はこの山のうえにため池をつくり、そこから水を流して、
滝をつくったといいます。

チャート

こちらは池があった場所だそうです。
背景の岩は、チャートと呼ばれるそうで、
このあたりは見事にV字状に縞模様が入っています。
かつてはここにも滝があり、おそらくは、見事な景観を誇ったかと思います。
ちなみに、この場所は、NHKのブラタモリでも放映されました。

板垣退助像

さて、そのあとは、板垣退助の銅像がある場所へとやってきました。
ここは、自由民権運動を行なっていた板垣退助が、岐阜で暴漢に襲われた場所であり、
それを後の時代に伝えるため、こうして銅像が建立されたそうです。
ただ、正確には、この場所で襲われたというわけはないそうです。

板垣退助は暴漢に襲われはしましたが、死は免れ、その後も政治活動を続けました。
そして、この銅像のお披露目の際には、本人自らも参加したといいます。

また、この銅像は三代目だそうで、一代目の銅像は、戦時中の供出のため撤去され、
戦後、二代目が作られたそうですが、そのさいは、胸像だけだったそうです。
というわけで、後に、当初のような全身像として再建され、現在に至っているそうです。
ただ、現在の三代目の像は、初代の像をそのまま模倣しているわけではなく、
ポーズがいくらか違うようです。

2018_2_18k.jpg

また、岐阜公園内には、名和昆虫博物館という施設と、昆虫の研究所があります。
こちらは初代の研究所の建物ですが、明治時代の建築だそうで、
とてもモダンで重厚な雰囲気をもっています。
現在は倉庫として使われているそうです。

2018_2_18l.jpg

こちらは昆虫博物館の建物ですが、こちらは大正時代に建てられたものだそうです。
内部にはヘラクレスオオカブト虫が展示されているとこのとですが、
虫が苦手な私は、展示されている昆虫の写真をみただけで、怖気付いてしまいました。

武将隊

おりしもこのとき、園内の広場では、武将隊の人たちがなにかの練習をしていました。
そんなわけで、ガイドさんの勧めもあって、武将隊のみなさんと、
そろって記念撮影をさせていただきました。
武将隊のみなさま、おいそがしいところ、ありがとうございました。

ちなみに、武将隊は、
岐阜城近辺に斎藤道三隊、公園内に、織田信長隊、松永久秀隊が、
陣を張っているそうです。

2018_2_18p.jpg

最後に行ったのは、日中友好公園です。
こちらは、岐阜市と中国の杭州市の姉妹都市提携を記念して作られたものだそうで、
杭州市から職人を招いて、作られたといいます。

すぐそばには、満州開拓団、満蒙開拓青少年義勇軍の記念碑などがありました。
ここ岐阜市周辺からも、満州に渡り、敗戦時においては、
多大の苦難を強いられた人たちも多数いたのでしょう。
今回はおおまかに見学しただけですが、今度、各碑や、碑文を、
じっくりと読んでみたいものです。

こうして、ガイドさんと一緒に、一時間強、各地を案内してもらいました。
やはり、説明を聞きながら各所を見学するのは、たいへん興味深く、
また、時間があるときに、周辺の町も含め、じっくりと解説していただきたいなと、
思ってしまいました。

また、ガイドの方には、長時間、おつきあいをいただき、
とてもていねいでわかりやすい解説をしていただきました。
ありがとうございました。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。



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チンニング

昨年の年末に、成美堂出版さまから発売された、
『筋トレのための人体解剖図』のイラストを担当させていただきました。
じつは、この書籍のためのイラストを手掛け始めたのは、2013年の2月からです。
そんなわけで、出版まで、いわばほぼ5年に近い時間がかかったわけで、
その間には、長い中断があったりと、さまざまなことがありました。
一時期は、もう出版されないのではないか、と心配することもありましたが、
いまようやく、ひとつのかたちになり、とてもほっとしています。

とはいえ、制作が長期に渡ったがゆえ、
イラストを描き始めた当初のものと、最後に納品したものとでは、
技術的な面や、制作上の手順などが、否応なく大きく変わってきたりしており、
そのため、初期の作品については、いま見ると、いっそのこと、
すべて描き直してしまいたいと思うものも、少なからずあります。

加えて、私は、筋トレについては、まったく知識がなく、
また、こうした動的表現のあるイラストについても、経験がありませんでした。
もちろん、いままで多数のメディカルイラストレーションを手掛けてきましたが、
それらのポーズは、おしなべて直立状態で、また、アングルについても、
正面図、背面図、側面図などと、あらかじめほぼ決まっているため、
今回のイラストは、未経験の部分がとても多かったです。

デッドリフト

筋の表現については、体表が透けて、内部が見えているような、
それでいて、強調する筋は濃く、関連しつつも無関係な筋は薄く、と、
描き分けています。

また、いつものことですが、グロテスクな印象や、気持ち悪いといった、
不快な状態に見えないように、色などについても気配りをしたつもりです。

作画にさいしての資料は、豊富とはいえず、特定のポーズをとったさいに、
各部の筋肉が、どのように、動作、連動するのかについても、まるでわかりませんでした。
というわけで、多くの部分が、手探りでの作業となったわけですが、
先にも述べたように、長期の中断を余儀なくされたり、と、
とにかく、制作についても、また、それ以外の面でも、難儀した案件でした。

筋肉の資料として、ご用意をいただいたものが、
フレデリック・ドラヴィエ、というイラストレーターが、
解説用の挿絵を描いている、二冊の書籍のPDF資料です。
ですが、ドラヴィエのイラストは、とても巧みに描かれているものの、
男性は極めてマッチョな体型となっており、
また、この方独特の『濃い目のタッチ』もあって、
そのまま資料とするには、少し不安も感じることもありました。
(しかも、今回のイラストは、マッチョにはせず、比較的細身の雰囲気で、
作画するよう、ご指示をいただいておりました)

そんななか、筋の動きとポーズについて、とてもよい資料を発見しました。

スカルプターのための美術解剖学

それがこちらです。
以前、当ブログでも紹介をさせていただいた、
『スカルプターノための美術解剖学』という書籍です。

腕を上げた時の脇の下の筋肉の状態など、どうなっているのか、
さっぱりわからなかったのですが、この本のおかげで、
なんとか、知ることができました。
amazonでも極めて高い評価を得ているようですが、まさに、
そのとおりの本だと私も思います。
決して安価な書籍ではないのですが、私にとっては、
それでも、安い買い物だったと思います。

内腹斜筋

ちなみに、今回の『筋トレのための人体解剖図』では、
筋トレ状態の図のほか、筋肉の解説図も、
部位によって多数描かせていただきました。
こうしたイラストは、以前から幾度となく手掛けており、
なれているといえるかもしれませんが…。

挙上下制

こうした、線画についても、今回は手掛けさせていただきました。
ですので、総イラスト点数は、かなり膨大なものとなります。
もちろん今回も、複数のイラストレーターで、点数を分担していますが、
私のイラストが、大部分を占めているかと思います。

本書の現物が、まだ手元に届いていないため、断言はできませんが、
(じつは私も、本書を書店の店頭で立ち読みしているだけなのです)
本書籍には、写真の掲載はなく、すべてイラストで解説されています。
筋トレに関する書籍では、多くのものが、
トレーニング中の写真などを掲載しているかと思いますので、
こうした、イラストのみの筋トレ書籍というのは、かなり珍しいかもしれません。

バレーボール状態

このような、スポーツ状態図も複数点、手掛けました。
当初は、簡素な線画になる予定でしたが、トレーニング図とタッチやテイストを
合わせるということになりました。
このほかに、野球、サッカー、ゴルフなどの図を制作しましたが、
筋の状態を推察しつつ描くのは、とても難しいことでした。

筋トレのための人体解剖図

それにしても、今回は、案件の完遂までに、途中の中断などで、
とても時間がかかってしまったことや、また、私自身の技術不足、力不足もあって、
いろいろと課題も感じるものとなりました。
まだまだ、発展途上かと思いますし、知識も技術も、足りないと痛感しています。

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これを糧に、もういちど、自らの技術を見直し、もっとよりわかりやすく、
品質の良いものが描けるようにならないとと、思うばかりです。



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Nikon 1 J5 (その1)

年が明けてすでに半月…。お正月気分もすっかりなくなってしまい、
なにをいまさらという感もありますが、当ブログにお越しくださった方々、
あけまして、おめでとうございます。
今年も、この『K’s BAR』をどうぞよろしくお願いいたします。
年末、我が家は、29日に仕事納めとなり、その夜は名古屋での忘年会に参加。
翌日の30日には実家のある飛騨高山に帰り、そのまま年越しました。
元旦はとりたててすることもなく、初詣に行くぐらいで終わってしまいました。

昔は、元旦というと、どこもお店がやっておらず、それがまた、
正月らしい気持ちにさせてもくれたように思いますが、
いまは元旦からお店を開けるところも多く、
そのために、ふだんと同じ光景があるだけで、
なんだか、正月らしくないようにも思えます。

翌2日は、ヨメの実家に行くため出掛けたりと、いつもの年と同じように、
平穏に、何事もなく、過ごしました。

というわけで、3日から仕事始めとなりましたが、年明け後は、
急ぎの仕事については、いまのところはないため、
気持ち的には、けっこうのんびりとしています。
(ところが、もしかすると、このあと、タイトな案件、入るかもしれないのですが…)

というわけで、今回は、とりたててブログで紹介する出来事もないのですが、
年末に買った、カメラについて、ちょっと取り上げたいと思います。

Nikon 1 J5 (その5)

それがこちら、ニコンのNikon 1 J5というカメラです。

もともと、私は、オリンパス党で、いまもオリンパスXZ-1をもっぱら使っています。
カメラは大好きなのですが、それほどカメラマニアでもなく、また、
持ち運びのことも考えると、あまり大きなカメラは必要ないかな、と思い、
このXZ-1を選びました。

というわけで、どこに行くにも、このXZ-1を持っていき、本ブログで紹介されている、
2012年以後の記事の写真は、ほぼすべて、このXZ-1にて、撮影したものです。
このカメラは、ほんとうにいいカメラで、すでに5年以上も使っているのですが、
不満を感じたことはまったくありません。

しかし、さすがに5年もたつと、レンズをカバーするキャップが緩くなってしまったりと、
いろいろと不都合なところもでてきたりしますし、電器店の店頭で、
新しいカメラを見たりすると、ちょっと触手が動いたりしてしましました。

そんなカメラ物欲が決定的に盛り上がったのは、
昨年の11月、仕事の打ち合わせにでかけたさい、名古屋のゲートモールタワーに立ち寄り、
そこで各社のカメラを見物した時でした。
昔は、小さくて安価なデジカメがたくさんあったかと思いますが、
いまでは、スマホのカメラの性能があがったためか、そうした廉価版デジカメは、
少なくなったようで、かわりに、比較的高額なデジカメ(コンデジ)や、
ミラーレス一眼と呼ばれるようなカメラが、多くなったかのように思いました。
このとき、Nikonのカメラも見物しましたが、
もともと衝動買いはしない質なので、この場ではなにも買わず引き上げました。
が、その気持ちは抑えきれず、その後もいろいろとネットなどで、
カメラを物色していました。

なにしろカメラは、資料を撮影するという仕事上の重要な役目もあり、
一時の気持ちの盛り上がりだけで、なかなかターゲットとなる品を選定できません。
こうして、じっくりと…、いろいろと考えるうちに、
オリンパス PENと、Nikon 1 J5の、ふたつの候補に絞られるようになりました。
なにしろ、XZ-1は現在もお気に入りのカメラですし、いまだ現役。
このうえさらにカメラを買うのであれば、コンデジは必要ではなく、
レンズが交換できるタイプを買うべきと考えました。

Nikon 1 J5 カタログ

というわけで、またカメラ屋に出向き、実際に手に取ったり、また、
パンフレットをもらってきたりしました。

もともとオリンパス党なので、PENにしたいという気持ちはかなり強くあったのですが、
PENのパンフレットは、宮崎あおいをキャクターにした、
女子カメラ的なビジュアルづくりがなされており、
そこがちょっと、気になるところではありました。
しかも、レトロな外観がとてもかっこいいPEN Fボディとなると、
もう、完全に予算オーバーで、もう少し安価なE-PL8でも、
実際に手に持ってみると、ちょっと重いかな、という思いもしました。

一方のNikon 1 J5は、ダブルレンズキットを選んでも、値段的にも予算内。
しかも、カメラ本体がとても小さい。
あちこち持ち歩くことを考えると、これはとても重要な要素です。
そしてなにより、デザインがかっこいい(かわいい)です。
とくにシルバーは、外観がとても気に入りました。

○ Nikon 1 J5 の情報はコチラ。メーカーサイト

カメラは写真を撮るものですので、
筐体のデザインは、本来、関係はないのかもしれませんが、
持って歩くもののデザインというは、私にとって、非常に気になるところです。
その点、このJ5は、お値段の割に、満足度が高いのではと思いました。

というわけで、ターゲットはNikon 1 J5に決定しました。
というわけで、オリンパスXZ-1を購入したお店である、
岐阜の三星カメラに行ってみたのですが、すでに在庫切れで、
結局、大阪にあるネットショップを使って購入しました。

Nikon 1 J5 (その4)

現物が届いたのは年末、ちょっとおもちゃっぽい感じもありますが、
(PEN Fボディに比べたら、価格は半額くらいなので、そこは、
贅沢はいえないと思いますが…)
やっぱりかわいい感じで、いいですネ。
レトロ感もあるカメラらしいデザインで、愛着が湧きます。

それでいて、適度なメカニカル感もあり、手にした時の満足度は高いかと思います。
しかも、重くはなく、かといって、軽すぎずで、持ち歩くのには、
ちょうどいいのかな、と思います。

Nikon 1 J5 (その2)

その後、お正月になってしまったりといろいろとバタバタしていて、
なかなか、カメラを触ったり、お出かけする時間がなく、
そのため、まだ機能面をしっかりと把握していないのですが、
ちょこっとだけ、外で撮影してみました。

Nikon 1 J5 (撮影1)

こちらは、ヨメのプジョーの助手席に乗っている時、撮影したものです。
なんということはない、ただの街の風景で、どうせ撮影するなら、もっと、
違う場所がよかったのですが、とりあえず、テストということで、撮影してみました。

まだまだ使い方がよくわからないので、撮影モードは、
オート、もしくはプログラムオート、で撮影していますが、
くっきりとクリアな雰囲気で撮れているかと思います。

Nikon 1 J5 (撮影2)

そして、ガレージのMINIも撮ってみました。
今度は、MINIに乗って、撮影ドライブに行ってみたいものです。

ちなみにこの日、お昼くらいまでは青空も覗く好天でしたが、その後、
急速に雲が広がり、
お天気がいまいちで、とても撮影日和とはいえないのですが…。

オリンパスXZ-1と比べて、
びっくりするほど性能があがっている…、ということはないように思いますが、
画面をタッチすることでシャッターが切れたり、また、液晶画面がチルトしたりと、
XZ-1にはなかった機能が、いろいろと備わっています。

逆に、XZ-1のほうがよかった、と思う点は、まず、パソコンとカメラを接続すると、
XZ-1は自動的に充電するのですが、このJ5にはそのような機構はなく、
しかも、カメラとパソコン (Mac) を繋いでも、デスクトップにはなにも出てこず、
カメラがマウントしていないのでは、と、思ってしまいました。

MacOS付属の『写真』を立ち上げると、J5の写真はちゃんと読み取れます。
ああ~、びっくりした~。
ですが、デスクトップに外部接続機器として、表示されてほしいものです。

また、撮影した画像をWifiで送信できる機能があるとのことですが、
送信できるのはスマホなどのデバイスで、Macなどのパソコンには送信できないようです。
これも、ちょっと残念かも。

…と、まだまだ、使いこなせていませんので、今後、さらに、
この機種のすぐれたところなど、いろいろ発見できるかもしれません。

XZ-1

ちなみに、オリンパスXZ-1も、まだまだこの先も現役です。
こちらもとてもいいカメラなので、これからも、お出かけ時の友として、
持ち出したいと思っています。



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望郷の地

気がつけば、今年2017年も、あとほんのわずかとなりました。
いつものことですが、一年というのは、ほんとうにあっという間で、
この時期になると、今年は何をやっていたんだ、と思ってしまいます。
私ももう若くはないですし、そうなると、今後の時間というのは、
貴重さの度合いを増していくかと思います。
そのなかで、できることとできないことを峻別して、
事にあてっていかないと、と、思うばかりです。

と、まあ、そんな話はさておき、今年も、
いつものように、一年の振り返りをしてみたいと思います。
2016年はいろいろと体調の不良がありましたが、今年はそれらも回復に向かい、
いま考えてみれば、悪い年ではなかったかと思います。
いずれにしても、大病もなく、無事故無違反で、
何事もなく、夫婦円満で暮らせたことは、
たいへんありがたいことだったと思っています。

来年もこうして穏やかに過ごせれば、ありがたい限りです。
もちろん、それだけでなく、さらなる飛躍もしなければなりませんが…。

ちなみに、今年のクリスマスイブは日曜日ということで、
午後からですが、久しぶりにヨメと名古屋まで出かけてみました。
できれば名古屋で、イルミネーションを見たり、
賛美歌のコーラスを聞いたりと、クリスマス気分を味わおうとしたのですが、
今年のイブの夜はあいにくの雨で、なんとも残念なことになってしまいました。

イルミネーションもさほど見ることができず、
栄で毎年行われるコーラスも、雨のため中止になったのか、
撤収された椅子が会場の隅に並ぶばかり…。
この雨が、夜が更けるにつれて雪に変われば、それはそれでまた、
クリスマスらしさもでるというものですが、
そんなこともなく、なんとも残念な感じになってしまいました。
昨年のイブは、浜松で楽しく過ごしたのに、
今年はちょっと不発だったかなという感じです。

雨のクリスマスイブ

とにかく、けっこうな量の雨が降っていたので、
屋外での撮影は、帰り際に撮ったこの一枚のみ。
気が早いですが、来年のイブは、ちゃんと楽しみたいですね。

…と、ちょっと話が脱線してしまいましたが、
今年2017年の思い出に話を戻したいと思います。
さて、今年の思い出を順に辿ると、まず思い出されるのが、
春に美濃市で開催された、クラシックカーフェスティバルの見学でしょうか…。

コスモ・スポーツ

この日は天候にも恵まれ、絶好のイベント日和。
参加車両も、日本の旧車、ヨーロッパやアメリカの旧車など、
多岐にわたっていました。

クラシックカーオーナーのみなさまとも、
いろいろとお話をさせていただき、とても楽しく過ごすことができました。
クルマにおける苦労話、私も旧車オーナーゆえ、おおいにうなずくところがありました。

駅前のビッグバンド

また、そのすこしあとには、
滋賀県の東近江市で開かれたジャズフェスティバルにも、行ってきました。
この日も好天で、野外での演奏にはうってつけの日だったかと思います。
できれば、今年もまた、いってみたいです。

引揚記念館

梅雨にはいる直前の晴天の日に、
舞鶴の引揚記念館に行ったことも、思い出されます。

旧満州の防衛を担当していた日本の出先軍隊『関東軍』は、
終戦の間際に起こったソ連軍侵攻により、早々に壊滅状態となり、
その後、捕虜となった関東軍兵士は、ソ連軍によりシベリアへと連行され、
数年に渡り、過酷な労働を強いられ、少なからぬ元兵士が、厳寒の地で、
帰らぬ人となりました。

舞鶴は、これらシベリア抑留からの帰還者や、満州からの引揚者が、
数多く引き上げてきた地でもあります。

当ブログで何回か触れたかと思いますが、
私の母方の祖母は満州からの引揚者であり、そんなこともあって、
この施設には以前からぜひともきてみたいと思っていました。

そういえば、我が岐阜県の高鷲村というところにも、
満州からの引き上げに関する資料展示施設『たかす記念館』があるそうですが、
結局、現時点で、まだ行くことがまだできていません。
来年、雪の季節が過ぎたら、ぜひ、行ってみたいと思っています。

唐招提寺

そして、今年は、奈良の旅行へ二回行ってきました。
最初はヨメのプジョーで、2回目は私のMINIでのドライブでした。

甲賀市でのMINI

奈良といえば定番の春日大社、東大寺、などを巡り、
秋には、興福寺の阿修羅像を見学してきました。
とくに阿修羅像は、かねてから見てみたいと願っていたので、
今回、ようやく念願がかないました。

阿修羅との対面は、いまでも、私にとって貴重な体験となっています。

また、今年は、大阪のギャラリースプーンさんで、
夏と、この年末に、計2回、企画展に参加をさせていただきました。
飛騨高山に住んでいたころは、グループ展などを行うことはあまりなく、
(ずいぶんまえに、飛騨高山で、グループ展は何度か行ったのですが)
とりたてて活動はしていなかったのですが、
ここ岐阜市にきてから、大阪での企画展に、これで4回も参加させていただき、
たいへん光栄に思っています。

会場風景3

年末の企画展は、前回も申したように、多忙のため、
新作を制作をすることができず、心残りな気持ちもありましたが、
もし、また次回、こうした催しに参加をさせていただけたら、そのときは、
新たな作品を作りたいと考えています。

余呉湖の古戦場を見渡して

そうそう、歴史探訪もしましたね。
今年は、羽柴秀吉と柴田勝家が、織田信長亡きあとの覇権を巡って争った、
賤ヶ岳古戦場へ行きました。

陣場野

もちろん、今年も関ヶ原に行ってきました。
ただ、このときはお天気がいまひとつで、昨年のように、
各武将の陣をめぐる、というわけには、いきませんでしたが…。
それでも、松尾山には登ってきました。

というわけで、思い返すと、今年もいろいろありました。
来年もまた、さまざまな思い出を作っていけたらと思っています。
当ブログをお読みくださっているみなさまも、よいお年をお迎えください。



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冬の大坂城

前回、当ブログで、大阪のギャラリースプーンさんで、
この年末に開催された企画展『絶滅動物展』のご紹介をさせていただきましたが、
今月の18日に、私も、遅まきながら、
参加されたみなさまの展示作品を見学するため、大阪まで行ってきました。

大阪へ行くのはちょうど二年ぶり…。
この二年前の大阪行きのときも、今回と同様、スプーンさんで行われた企画展の見学と、
(このときの企画展は、爬虫類をテーマにしたものでした)
会期のはじめに開かれたオープニングパーティー出席のためでした。

もっとも、今回の大阪への旅は、
泊まりではなく、日帰りということになってしまいました。
せっかく大阪まで出向くのであれば、観光も兼ねて、
ぜひとも泊まりがけで行きたかったのですが、年末のこの時期、
お仕事のうえで、成り行きを見守らなければならないものがいくつかあり、
泊まりがけというのは、ちょっとできない状況でした。
そんなわけで、不本意ながら、一日だけの大阪行きとなりました。

また、今回は、大阪へ行くルートも、前回とは変えてみました。
前回は、ここ岐阜市から、クルマで岐阜羽島というところまで行き、
そこから、新幹線に乗って大阪まで向かいましたが、
(岐阜羽島は新幹線の駅がある街なのです)
ですが今回は、在来線を使って大阪まで行ってみることにしました。

なにしろ、ヤフー路線検索で見てみると、在来線を使ったとしても、
それほど多大な時間がかかるわけではないようですし、
こうした新しい路線を使ってみることにも、少し興味があり、
今回は、この方法での大阪行きを決意しました。

もっとも、時間のない日帰りだからこそ、道中の時間を惜しんで、
新幹線で行くべきでは、とも考えましたが、そうしたところで、
やはり日帰りでは、どうせたいした観光はできないだろうと思い、
お楽しみはまた次回にとっておいて、とりあえず今回は、
在来線で行くのが、妥当かとも考えました。

というわけで、まず、岐阜市の隣の大垣市まで、ヨメの車で送ってもらい、
そこから、米原行きの電車に乗り、米原からは、姫路行きの快速に乗り換えます。
乗り換えの必要があるということから、待ち時間をとられそうな気がしますが、
乗る便をうまく選べば、双方の列車の連絡は、とてもスムーズです。
というわけで、難なく大阪まで行くことができました。

大阪駅到着

大阪はやっぱり大都会ですね。
もともと田舎者ですので、大きな街にくると、気持ちも高まります。
というわけで、大阪の御堂筋周辺で昼食をとり、
その後は、天満橋にあるギャラリースプーンさんへ向かおうとしました。
が、天満橋に着いたところで、ちょっとだけ大阪城に立ち寄ってみることにしました。

なにしろこの日は絶好の好天。
抜けるような青空がとても気持ちよく、
散歩がてら、街を歩きたくなってしまいました。

大坂城へ

そんな日和のせいか、平日といえども、たくさんの観光客があたりを散策していました。
とはいえ、聞こえてくるのは外国の言葉ばかりで、
日本人の観光客は、ほんのわずかといった感じでした。

私の出身地である飛騨高山もそうですが、
ここのところ、外国人の観光客が、とても多くなりました。
それは、どこの地域でも変わりはないようです。

天守

そしてこちらが、大阪城の姿です。
もっとも、時間がなかったので、城の中には入らずそのまま素通り。
城の近くには、無料ボランティアガイドさんの詰所があり、
初老と思われるガイドさんがふたりほどいましたので、
できれば、ガイドをお願いしたいところでしたが、これも今回は断念しました。
う~ん、残念です。

そうはいっても、このまま帰るのはさすがに名残惜しいので、
城の裏手にある、豊臣秀頼、淀殿、自刃の地へといってきました。

秀頼自刃の地

あたりには多数の観光客がいるにもかかわらず、
この場所に近づく人たちはおらず、ひっそりとしていました。
ですがそれがかえって、この場所にはふさわしい気がします。

この裏手の場所から城を見上げると、ふと、
大坂夏の陣で焼け落ちる大坂城を想像してしまいます。
炎に包まれる大坂城を草葉の陰から見た秀吉は、どんな思いだったでしょうか…。

そんなわけで、ひととき、豊臣政権の末路に想いを馳せつつも、
すぐにこの場をあとにして、今回の目的地である、ギャラリースプーンさんに向かいました。
ギャラリースプーンさんは、イラストレーションのマネジメント業などをされている、
株式会社スプーンさんが運営しており、私も、常日頃からお世話になっています。
というわけで、まずはスプーンさんにご挨拶をさせていただき、
それから、隣接するギャラリーを見学させていただきました。

今回は、在廊していた作家さんの方と、いろいろとお話をさせていただいたり、
また、おりしも、会場を訪れた立体作品の作家さんの方とも、
お話をさせていただきました。
私は、同業者の方のお知り合いがあまりおらず、こうして、
さまざまな作家さんとお話をさせていただけることは、
とても貴重で、有意義な時間を過ごすことができました。
(企画展 絶滅動物展は、12月21日に、好評のうちに幕を閉じました)

ちなみにこのとき、会場にカメラをもっていっておらず、
写真を撮影することはできませんでした。
ですが、今回、この場で、私の作品をご紹介したいと思います。

今回の作品

今回は新作が製作できず、過去作の出品となってしまい、
ちょっと不本意なこととなってしまいましたが、時間が許す限り、
わずかですが、手を加えています。

まず、レンダリング方法をパスとレーシングにし、
ライティングをイメージベースドライティング(IBL)方式に切り替えています。
この方法を使うと、よりリアルで、やわらかな陰影がつけられます。
ですが、このモデルに関しては、それほど大きな効果は出ませんでした。

その後は、マルチパスレンダリングにより得られた、
形状ID画像から選択範囲をつくり、ボディの錆などを、Photoshopで、
描き入れています。

とはいっても、マンモス自体は古いモデリングデータで、
現時点からみれば、とても稚拙なモデリングがされています。
すべての形状は自由曲面で作られていて、開口部は擬似ブーリアンを使っています。
いまだったら、オールポリゴンでモデリングし、擬似ブーリアンなど、
使わないのですが…。

次回、同様の機会があれば、今度こそ新作を作りたい、と、
強く思っています。

その後は、大阪の街を少しブラブラと歩いてみました。

中央公民館

こちらは、大阪の中央公民館で、たまたま行われていた、
プロジェクションマッピングのようすです。
テレビなどでは、プロジェクションマッピングを見る機会は多数あるものの、
実際に見物するのは今回がはじめてで、とても興味深かったです。

しかも、そこかしこにお店がでていたり、また、観客席が設けられていたりと、
クリスマスも近いことも手伝って、とても多くの人で賑わっていました。

イルミネーションロード

こちらはイルミネーションの通りです。
夜の闇が深まるとともに、イルミネーションの輝きは増していき、
見物客の数も多くなっていきました。

光のトンネル

こちらは、中華風の提灯がぶらさがった光のトンネルです。
幻想的な雰囲気で、気分も盛り上がります。

というわけで、短い時間でしたが、大阪の街を楽しんできました。
次回はぜひ泊まりがけで出かけたいものです。
また、スプーンさんには、今年も、たいへんお世話になりました。
ありがとうございました。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。


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