レトロポップモンスターズ巡回展

昨年2022年の10月、東京渋谷の「渋谷東急ハンズ」B2Cフロアで開催された
ARTイベント「RETRO POP MONSTERS - レトロポップモンスターズ」の
巡回展が、ただいま台東区谷中のHOW HOUSEさんにて、開催されています。

この企画展は総勢26名のクリエイターが、
自由な発想でモンスターを捜索するもので、参加されたみなさまの、
熱意溢れる作品を目の当たりにできます。

会期は以下のようになっていますので、
お近くにお住いのかた、またご興味をお持ちのかたは、
ぜひ、間近で、作品を見ていただければと思っています。
(もっと前もって告知をすべきでしたが、遅くなってしまってすみません)

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ARTイベント RETRO POP MONSTERS (レトロポップモンスターズ)
会場:HOW HOUSE EAST galleery-R.G
東京都台東区谷中5-6-9

会期:2023年1月13日(金)~1月29日(日)
定休日:1月23日(月)
営業時間:11:00~17:00

駐車場はございませんので、お車でお越しの際は、
近隣の有料駐車場をご利用ください。

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○ HOW HOUSEさん『RETRO POP MONSTERS』巡回展の詳細はコチラヘ ~

私の作品も展示されていますので、間近でご覧いただけると、
たいへんうれしく思います。

バレルボット

ちなみに、この企画展は、今年2023年の秋に、第二弾が開催される予定です。
まだ、だいぶ先のことになりますが、日時と場所についてはすでに決定しています。

会場:上野駅3階改札内 エキュート上野 イベントC区画 & F区画
会期:2023年11月6日(月)~14日(火)

となる予定だそうです。
また、恒例の『ゆけ!!俺のロボ展 変形合体編』も、同じエキュート上野で行われます。
こちらの会期については……。

会場:上野駅3階改札内 エキュート上野
会期:2023年11月15日(水)~23日(木)

となっています。今年はどんな作品が集まるか、私としても、とても楽しみです。
というわけで、今年もさまざまな活動していきたいと思っています。
2023年もどうぞよろしくお願いいたします。


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胸部アップ

渋谷東急ハンズで、先月の13日から今月の2日まで開催された、
RETRO POP MONSTERS(レトロポップモンスターズ)展の巡回展が、
東京谷中のGALLERY & SHOP「HOWHOUSE」さまにて、
来年の1月13日(金)から1月29日(日)までのあいだ、行われることとなりました。

好評を得た『ゆけ!、俺のロボ展』と同様、このRETRO POP MONSTERS展も、
立体、平面を問わず、参加作家さんのエネルギッシュな作品が多数集まり、
来場いただいたみなさまからご支持をいただいたようですが、
新年早々、新たな場所で、ふたたび、
みなさまの目に触れる機会をいただくこととなりました。

というわけで、本ブログでも、告知をさせていただくこととなりました。
渋谷での展示を見逃されたかた、関東地方にお住いのかたには、
今回の機会に、ぜひ、参加されているみなさんの
素晴らしい作品をご堪能いただければと思っております。
(その折には、私の拙作にも、目をやっていただければ、うれしいです)

○ ARTイベント RETRO POP MONSTERS (レトロポップモンスターズ) Vol.1 B-SIDE
会場:HOW HOUSE WEST & EAST
会期:2023年1月13日(金)~1月29日(日)

フライヤー

また、期日が間近になりましたら、詳しい情報を当ブログでも発信したいと思います。

今後もこうした企画展、エキシビションに参加させていただく機会があれば、
どんどん作品を発表していこうと思っています。


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バレルボット

本日10月13日から、東京渋谷の「渋谷東急ハンズ」B2Cフロアにて、
ARTイベント「RETRO POP MONSTERS」レトロポップモンスターズが、
開催されました。

このイベントは、東京谷中のGALLERY&SHOP「HOW HOUSE」さんが、
お送りするエキサイティングな企画展です。
総勢26名のクリエイターが、オリジナルモンスターに熱い創作魂をぶつけ合います。
今回、私も、この企画展に参加をさせていただくこととなりました。
並み居るクリエイターの方々の末席を汚すこととなりましたが、
ほんとうに、たいへん光栄に思っております。

赤影ロボ

昨年、また2019年には「行け!俺のロボ展」に参加をさせていただきましたが、
新たなロボ展はまた来年新たに開催されるとのことで、
今年は、このオリジナルモンスター創作の企画展となりました。

作品は2D、3D(立体作品)、それぞれ出品されます。
立体ものの作品のほうが、インパクトが強く、販売においても、
大いに力を発揮しているようですが、
それでも、今回もまた、平面作品を制作することとなりました。

3Dプリンターの使用(プリント)価格が、もう少し安くなってくれれば、
立体作品にも、ぜひ挑戦したいところです。
(3Dプリンターで出力して、組み立てて塗装してみたいです)

ちなみに、こちらに予約ページがありますので、
詳しい情報をお知りになりたいかたは、ぜひご覧ください。

○ 東急ハンズ渋谷店 ~ RETRO POP MONSTERS ~

フライヤー

今年も渋谷東急ハンズB2Cで開催!
総勢26名のクリエイターが熱い創作魂をぶつけ合う!

ARTイベント RETRO POP MONSTERS (レトロポップモンスターズ)
会場:東急ハンズ渋谷店 B2Cフロア
会期:2022年10月13日(木)~11月2日(水)21日間
営業時間:10:00~21:00
初日15時スタート 最終日16時閉場
※整理券の配布は10月13日の13時から会場にて行います。
13時~15時は整理券をお持ちの方のみ作品をご購入できます。

今回はモンスター(生き物)というテーマになりましたが、
私は、いつものように、メカ的なアプローチをしています。

斜め前レンダ

頭部に乗っているモンスター『フロッシュ』は、
両生類の一種で、高度な知能を持っています。
ですが、この生物には器用に動く手や、長距離を移動する足がありません。
人類は、この生物が、人間と同様の身体能力を得られるよう、駆動スーツを作りました。
樽型ゆえに「バレルボット」と呼ばれるようになったこのロボットスーツに治まることで、
くだんの生物は、人間と同じ労働ができるようになりました。
ロボットスーツの開発者たちは、これでフロッシュを労働力として利用できる、
と考えていましたが、使い勝手のいい手足を得たフロッシュは、
密かに人類を打倒する計画を立てるのです。

Shadde画面

今回もモデリングはShadeで行いました。
最終的にはクリップスタジオペイントで仕上げることを考えていましたが、
制作時間がなくなってしまい、致し方なく、レンダリングして作品化することにしました。
ただ、アナログ的な雰囲気に見えるよう、いろいろと加筆しています。

胸部アップ

今回の作品の見どころとしては、
レトロな雰囲気のメーターが集積したおもしろさというところでしょうか。
潜水艦のメーターなどを参考に、考えてみました。
もっとも、潜水艦のメーターはもっとごちゃごちゃしているのですが、
あまりに集積させるのもどうかと思いましのたで、そのあたりは、
ある程度整理しています。

左右の出っ張りは空冷エンジンを参考にしています。
洗練された近未来メカも好きなのですが、こうしたレトロなメカのほうが、
絵的にはおもしろいかなと思っています。

ぜひ、会場で、さまざまな作品をご覧いただければと思っております。
(各イラストにはそれぞれ著作権があります。無断使用はご遠慮ください)


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レトロポップ告知フライヤー

昨年、大好評のうちに幕を閉じた「ゆけ!、俺のロボ展」に引き続き、
今年も、東京渋谷東急ハンズで、新たな企画展が行われます。
その名も「RETRO POP MONSTERS」といいます。
総勢30余名からなるクリエイターが集い、
思い想いのモンスターを創造、ビジュアル化します。
前回同様、平面と立体の作品が会場を埋め尽くす予定です。

今回、この企画展に、僭越ながら私もお声をかけていただきましたので、
参加をさせていただくこととなりました。
なにしろ集客抜群の渋谷東急ハンズでの開催ですから、
多くのみなさんに作品を見ていただく、絶好のチャンスかと思っています。

開催の詳細については、以下のようになっています。
当初は、会期を前期と後期の二つに分け、展示作品の入れ替えを行う、
というスタイルを取ることになっていましたが、諸般の事情で、
後期のみの展示とし、全作品を展示する、というかたちになりました。

関東にお住いの方、ご興味がおありの方は、ぜひ、
現地東急ハンズに足を運んでいただければと思っております。

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タイトル:RETRO POP MONSTERS
会場:東急ハンズ渋谷店 B2Cフロア
会期:2022年10月13日(木)~11月2日(水)21日間
営業時間:10:00~21:00
初日15時スタート 最終日16時閉場
※整理券の配布は10月13日の13時から会場にて行います。
13時~15時は整理券をお持ちの方のみ作品をご購入できます。

内容
ジャンルを跨いだ作り手たちが集い、
オリジナルのモンスターをテーマに熱い創作魂をぶつけ合う、
見応え満点のARTイベント!
東京谷中のGALLERY&SHOP「HOW HOUSE」さまがお届けします。

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ちなみに、作品は後日の告知でまた公開したいと思いますが、
今回はサワリを少し……。

オリジナル作品

……と、こんな感じです。
モンスターなのですが、得意のレトロメカ的テイストで表現することにしました。

また、この企画展を告知するためのフライヤー広告もできました。

レトロポップ表側面

レトロポップ裏側面

コミックタッチのイラストが、とってもいい雰囲気に仕上がっています。
これを見ると、ますます、開催が楽しみになってしまいます。

会期が間近になりましたら、また改めて、
当ブログで、告知をさせていただきたいと思います。
みなさまに、ぜひ、ご高覧をいただけましたら、さいわいです。


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館内展示室

4月24日の日曜はあいにくの雨となってしまいました。
こんな日は、ドライブに出かけても、気持ちが晴れません。
というわけで、どこかの屋内施設に行ってみようということになり、
かねてから見学してみたいと思っていた、
岐阜県美濃加茂市にある工作機械メーカー「マザック」の博物館に行ってみました。

岐阜県美濃加茂市は、ここ岐阜市の東にある人口10万ほどの都市です。
マザックの本社は愛知県大口町にあるとのことですが、美濃加茂市の郊外には、
巨大な工場があり、旋盤やマシニングセンタ、レーザー加工機といった、
工作機械を生産しています。

もともと工作機械にも興味がありましたし、なにせ美濃加茂は距離的にも近く、
こんな雨の日を楽しく過ごすためには、こうした企業博物館は、絶好の施設です。

構造物はこれだけ

というわけで、ヨメのプジョーで走ること一時間弱、
ヤマザキマザック工作機械博物館に到着しました。
もっとも、広大な敷地は駐車場ばかりで、建物が見当たりません。
あるのは、ガラス製のピラミッド型建造物と、商談用の建物くらいです。
ですが、このピラミッド型の建物の地下に、広大な施設が入っています。
なんだかちょっと、ルーブル美術館っぽい感じがしないこともないですが……。

入り口で検温や手の消毒を済ませたあと、受付で入場料を支払い、
エレベーターで地下3階に降ります。
JAFの会員証があれば、一人100円割引となりますので、会員証をお持ちの方は、
提示するとお得になります。
館内は基本的にどこでも撮影オーケーですが、地下2階のみ、不可とのことでした。
施設はまだ新しく、とても清潔な感じがしました。

最初の部屋

エレベーターを降りると、順路に沿って、
工作機械について説明するパネルが展示してある部屋に、まず入ります。
そのあと、展示スペースへと移ります。

地下3階入り口部分

ここには、工作機械によって製造される製品のミニチュアが展示されていました。
なんと、ウクライナのICM製の1/24T型フォードが展示されていました。
現場にいた説明の担当者の方も、これ、ウクライナのプラモデルです、と、
おっしゃっていました。
ええ、もちろん、知ってますとも。

初期の旋盤

エントランスとも言えるこのミニチュアコーナーを抜けると、
工作機械の歴史を紹介するコーナーになります。
旋盤の原型となる工具の発明は、なんと、紀元前になります。
いくつかの木製のパーツを組み合わせ、それに紐をかけて引くことで、
回転力を与え、パーツを削るというものです。
もちろん、金属の加工などはできませんが、木の加工はこれでも可能なようですし、
原理としては、現在の旋盤と同じかと思います。
古代エジプトの壁画にも、こうした旋盤が描かれているとのことです。
人類の歴史とは、任意の形にモノを作るというところから、出発したともいえるようです。

以後、精密な金属加工が行えるようになると、工作機械も飛躍的な進歩を遂げ、
それがまた、さらに精密な金属加工を可能にするという状態になっていきます。
こうして、科学技術は、加速度的に進むことになるわけですね。

D51

館内でまず人目をひくのが、この蒸気機関車D51です。
昭和15年製造と言いますから、アジア・太平洋戦争のはじまる一年前、
ヨーロッパではすでに第二次世界大戦が始まっていた時代になります。
蒸気機関車を間近で見る機会は久しぶりだったのですが、思いのほか巨大で、
驚きます。

D51運転席

説明をしてくださるスタッフの方とともに機関車の運転席に乗り込みます。
機関車と後続の客車のブレーキ、線路に砂を落とすレバー、など、ひととおり、
運転の方法を教わりました。

機関車の速度はおおよそ時速80キロ程度だったと言います。
もちろん、走行中は常に後方の石炭車から石炭を炉にくべなくてはならないので、
給炭係はかなりの重労働だったと思われます。
なんにしても、このレトロ感はたまらないですね。
すべてのパーツは、昭和15年当時のものだそうです。
金色に見えるパーツは真鍮製で、少し赤みがかって見えるパイプ類は銅製です。
この機関車は汽笛を鳴らすこともできました。
運転席のクラッチペダルのようなペダルを踏むと、汽笛がなります。

往復型の工作機械

こちらは、バイト(金属を切除する硬質の金具)を、往復運動させることによって、
より高速の金属切除加工を可能としたフライス盤です。
ベルトが二種のプーリーの間を移動することで、逆回転を可能にしています。
写真ではモーターが後方についていますが、実際には、蒸気機関等の別の動力を、
ベルトを介して得て、作動するようになっています。
往復運動ができる機械は画期的発明だったそうです。

人力旋盤

こちらは、足踏み式の旋盤です。ミシンにも似たレトロな形状です。
プーリーが段付きになっているのは、速度を変速させるための機構です。

プーリー変速装置

こちらも、画面向かって左側にあるシルバーの段付きの円筒がプーリーです。
あっ、ところで、いまさらですが、
ヤマザキマザック工作機械博物館のサイトは、以下をご覧ください。

○ ヤマザキマザック工作機械博物館のサイトはコチラ。 ~

昔の工場風景

こちらは、昔の向上を再現したセットです。
複数の工作機械は、ひとつの動力源から、天井部分にあるプーリーとベルトを介して、
作動するようになっています。

歯車を作る旋盤

こちらは、ギアを製造するための特殊な旋盤です。
だんだんと、複雑な機械になっていきますね。

輸入工作機械

精密工作機械は、昭和に入っても輸入に頼っていました。
日本は戦前、戦中にかけて、多くの航空機、またエンジンなどを作りましたが、
それらは、こうした輸入工作機械によって製造されていたのです。
とくに航空機のエンジンを作るための海外製工作機械は、とても大切にされたそうです。
しかし、そうした状態では、経済をされたら、軍需産業はただちに立ち行かなくなります。
日本は、脆弱な工業体制のままで、対米英戦争に突入したことになりますね。

T型フォード

工作機械を使って作られた製品の代表格として、自動車は展示されていました。
こちらは大ヒット商品であるT型フォードです。
けっこう大きいな、という印象です。
見たところ、前輪にブレーキはないようで、前照灯も、電気ではなく、
ガス灯方式だったそうです。
前照灯を点けるためのガス発生装置が助手席のあたりにあるのですが、
カーバイトのような、ガスを発生させる鉱石を使っていたのではないかとのことでした。

手前にデファレンシャルギアが展示されていますが、
この当時のT型フォードには、デフは搭載されていなかったのではないか、とのことでした。
(一見すると、デフがあるように見えるのですが、
デフを搭載するには、ギアボックスが小さすぎるとのことでした)
でも、デフがないと、カーブを回るのがかなりたいへんな気がするのですが。

テキサン

また、飛行機も展示されていました。テキサンです。
たしか、映画トラ・トラ・トラで、零戦に仕立てられていた期待ですね。
キャノピーのあたりが、零戦に似ていなくもないのですが、零戦ほど、
美しくないような気もします。

時計用旋盤

こちらは時計用の旋盤などの工具です。
こういう工具なども見ているとおもしろいですね。

大型の工作機械

ちなみに、戦後になっても、工作機械は輸入が多かったようです。
とくに歯車を正確に研磨するような機械となると、海外製品の独擅場だったようです。
そんななか、日本製品も品質をどんどん上げ、ついには海外に輸出できるようなるまで、
成長しました。

大型の工作機械

こちらは最新の工作機械で作られた製品群です。
非常に複雑な形状を自動で製作できるまでになりました。

続いて順路に従って地下二階の展示室に上がります。
こちらは撮影禁止なので写真がありませんが、工場のラインを見ることができました。
また、工作機械を製造する過程のビデオ映像が上映されていました。

ヤマザキマザック工作機械館

こうして、ヤマザキマザック博物館を堪能してきました。
スタッフの方に、とても詳細な説明をいただきましたので、思いのほか、
時間がかかりましたが、そのぶん、とても勉強になりましたし、楽しかったです。

そのあと、近くのお菓子工場直売店に行き、ワッフルなどを買って帰ってきました。
終日雨の日曜でしたが、とても有意義に過ごすことができました。

今後も、企業博物館にぜひ行ってみたいと思います。


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