イラストレーター年鑑2017

ちょっと遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。
昨年末、丸10周年を迎えた本ブログ『K's BAR』ですが、
今年も、また、11年目という新たなスタートを切るつもりで、
さまざまな話題を、取り上げていきたいと思っておりますので、
お付き合いをいただければと思っております。
2017年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

さて、昨年末のことになりますが、
東京は赤坂にあるイラストレーションエージェンシー『SUGAR』さまより、
『活躍する日本のイラストレーター年鑑 2017』が発刊されました。
今回、この書籍に、私のイラストを、いくつか掲載させていただきました。

本書は、毎年、年末に刊行されていますが、
今回のように、誌面に作品を掲載をさせていただくのは、
6~7年ぶりのこととなります。

今回、久しぶりに、本書への掲載をお願いした理由は、
私の活動拠点が、飛騨高山から、より交通の便が良いここ岐阜市に移り、
ゆえに、お仕事の受注体制についても、さまざまに変化してきた、
ということがあります。
ですので、これを機に、より宣伝に力を入れようと思い、
掲載 (1ページ分) のお願いをした、という次第です。

掲載ページ

前回の掲載時の反省などをふまえ、今回は、
ロボットなどの掲載はとりやめ、より現実的なものをモチーフとしました。
また、オリジナル作品だけでなく、
実際にお仕事で製作したイラストなども掲載してもらうことで、
実績紹介という面においても、強調をしたつもりです。

作品A

今回のメインに選んだ作品はコチラです。
自動車のメカが透視された状態のイラストですが、
こちらは、私の個人的なオリジナル作品であり、お仕事による製作ではありません。
ですが、こうしたかたちのイラストを、以前手がけたことがあり、
そのさいは、納期などの条件で、思うように製作ができなかった、
ということがあり、制約のない個人作品ということで、再度、製作してみました。

自動車の外形デザインについては、こちらもまた、
架空のオリジナルというかたちにしていますが、アウディをモデルとしています。

この作品は、私のサイト『野林賢太郎アートワークス』でも、
3DCGイラストの新作として、昨年末より、公開していますので、
そちらもまた、ご覧をいただけると、うれしいです。

作品B

次にご紹介するのは作品ですが、コチラは今回初公開となるものです。
こちらは、名古屋のストックフォトエージェンシー『イマージュ』さまより発刊された、
デジタル作品のカタログ『D-ギャラリー』に掲載させていただいた作品を、
リニューアルしたものとなります。

以前の作品では、飛行船のボディは真鍮状の金属テクスチャーでしたが、
今回は、赤く塗装されている状態にしました。
また、虹なども追加してみました。
楽しく、明るく、にぎやかなイメージです。

Dギャラリーの作品は、ほんとうにとてもよく売れましたが、
これもそうなればいいな、などと、
ちょっと都合のいいことを思いつつ製作しました。
が、考えてみれば、進歩がない行為ともいえるかもしれません。

作品C

こちらは、ポプラ社さまのWONDA人体用に描いた、
メディカルイラストレーションの一部です。
実際にお仕事に使用したイラストを、関係者のみなさまのご好意で、
今回、本誌面に掲載をさせていただきました。

これらメディカルイラストの掲載は、今回が初めてのことですが、
こうした分野のイラストも、私にとっては、いまでは主力となっているため、
載せていただくことにしました。

○ amazon 活躍する日本のイラストレーター年鑑2017 ~

この書籍は、クライアント企業さまへ無料配布をされているとのことですが、
同時に、全国の書店でも販売がなされており、Amazonなどのネット書店でも、
取り扱われています。

いずれにしましても、本書が、広く、みなさまの目に触れることを切に願っています。
(本ブログに掲載のイラストには著作権があります。無断使用はご遠慮ください)


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スチームバード

7月に入ってから、土日もお仕事ということが多く、
どこかに遠出することもままなりませんでした。
したがって、ブログに書くネタもなく、
ここのところ (というか、今月に入って)、ちょっと更新が滞ってしまいました。
まあ、いままでヒマだったので、このくらいの忙しさでは、
まだまだ、以前のレベルには回復していない、という感じです。

ちなみに、ここ岐阜市に事務所を移してから、
いよいよ、一年になろうとしています。
昨年夏の慌ただしい引っ越しや、その後の片付けのことなど、
いま思い出すと、ああ、一年というのは早いなあ……、などと思いつつも、
一方で、なんだか長かったようにも思います。
いずれにしろ、以前住んでいた飛騨高山に比べると、
当然のことですが、ここ岐阜市のほうが、
交通の便などさまざまな面で、はるかに利便性が高いです。
資料を捜すにも、大きな図書館が市内にふたつもあり、
とても重宝しています。
今後も、この岐阜市を拠点に、活動していこうと考えています。

さて、今回は、ネタもないので、
かつて制作したイラストのことなど、ちょっとご紹介したいと思います。

私は、当ブログ『K's Bar』のほかにも、
メカニック系のイラストのみを扱う『K‘s Hangar』というブログも、
同時に開設しているのですが、
2本 (ほんとうはもうひとつあるので3本ですが) のブログを平行して行なうのは、
私のようなズボラな人間には至難の業で、
K‘s Hangarはもう何年も放置状態になっています。
ですので、今回は、K‘s Hangarにてとりあげたイラストなどを、
あらためて、こちらK's Barで、ご紹介したいと思います。
とりあげるのは、スチームパンクなガジェットたちです。

スチームパンクというのは、
蒸気機関が究極の発展を遂げた疑似世界、
またはそうした世界を舞台にしたSFの一ジャンル、といったところでしょうか。
ビジュアル的には、リベット接合やボイラー、歯車、など、
レトロな印象を持つものが、数多く用いられているものが多いように思います。

私が描いたガジェットも、こうしたスチームパンクの世界を踏襲していますが、
私自身は、蒸気機関にとりたててこだわっているわけではないので、
より広い意味を持つ言葉として、レトロフューチャーと、
自らの世界観を称しています。
ですが、一般的には、おそらく、スチームパンクと呼んだほうが、
しっくりくるのかもしれません。

マーリン(2)

こちらのイラストは、空中を浮遊する巨大な船、といでもいうべきガジェット (メカ) です。
翼を上下にはばたかせる機構があり、そのため、この船は、鳥のように、
翼をはためかせて飛行する、いわゆる「オーニソプター」となっています。

もっとも、蒸気機関によって翼をはばたかせ、
それにより巨大な船体を持ち上げるだけの揚力を得るというのは、
どう考えても無理があると思います。
ですので、船の揚力を発生させているのは、
天空の城ラピュタに登場する「飛行石」のような、
異世界に存在する未知のテクノロジーで、
可動翼は、その補助と制御を行なっている、という設定にしています。
(あまりシビアに考えると、自由にメカを創造できませんので、
 そのあたりは、デザインありきでやっています)

メカのイラスト自体は、3Dによって行なわれていますが、
基本となるデザインは、最初はエンピツスケッチによって行なっています。

スケッチ

こちらが、そのスケッチです。
今回、初公開となります。

これはいちばん先に描いたスケッチで、このときには、甲板上に、
翼を動かす機構はまだつけていませんでした。

いずれにしろ、エンピツスケッチはあくまで叩き台で、
モデリングの過程で、いろいろと細部は (ときにはフォルムも) 変わってきます。
かといって、エンピツスケッチなしで、モデリングはできません。
このような場面でも、手描きの重要さを、思い知る気がします。

ちなみに、この同じ、未知のテクノロジーで浮揚する、という設定で、
ほかにも、同様のメカを作り出しています。
こちらは、さらに以前の作品ですが、設定や世界観は同じものです。

フライングスチームシップ

質感としては、金属剥き出しの『無塗装』という感じで、
真鍮、胴、を思わせるようなテクスチャを多用しています。
こうした金属質感は、スチームパンクの世界観を出すのに、
最適なのかもしれません。

また、機体の各所にプレス加工を思わせる凹凸をつけることも、
『らしさ』を出す効果的な方法かと思います。

スチームバード

話が前後して染ましましたが、冒頭に登場しているこちらのメカも、
同様の設定を用いた、鳥形オーニソプターです。
スチームパンク世界での、レーサー機のようなものを想定したつもりです。
小さな機体を想定していますので、そのぶん、コクピットのメーターなどが見え、
それが、メカとしての楽しさのように見えれば、と、考えています。

イノシシ

また、飛行機系のメカではなく、歩行系のものも、
以前は考えていました。
こちらは、空冷四気筒エンジンをモチーフにしています。

…と、今回は、イラストについて、いろいろ紹介させていただきました。

当ブログは、お出かけやクルマのネタが多いブログ、
という傾になっているように思いますが、ネタがない時には、
こうした、オリジナルのイラスト作品の紹介なども、
していきたいと思います。

最後に、当ブログでご紹介するイラストには、すべて著作感があります。
無断使用はご遠慮ください。

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野林賢太郎アートワークス / TOP

私のウェブサイト「野林賢太郎 アートワークス」は、
2003年の開設時から、2014年の今日に至るまで、
プロバイダであるOCNのホームページサービスを利用して、
公開 / 更新されてきました。

ですが、そのOCNのサービスが、来年の2月28日をもって終了するとのことで、
今秋、急遽、サイトのコンテンツを引っ越しすることとなりました。

もっとも、せっかく引っ越しするのですから、
この機会に、独自ドメインを取得することにしました。
以下が、その、引っ越し後の新URLとなります。

● 野林賢太郎 アートワークス 新URL - http://nobaken.com

独自ドメインの取得により、URLはとても短く、
覚えやすいものになったのではないかと思います。
(ノバケンドットコムと覚えていただければ、うれしいです)

ですので、私のサイトを、
お気に入り (ブックマーク) にしてくださっているみなさま、
また、私のサイトを、リンクコーナーに入れてくださっているみなさま、
お手数をおかけして、たいへん申し訳ありませんが、
この新しいURLに、ご変更をいただければ、さいわいに存じます。

また、今回の引っ越しにさいしては、
ただ引っ越した、というだけでなく、サイト自体も、
地味ながら、少しリニューアルしてみました。

トップ用画像

まず、サイトのトップ画像を変更してみました。
以前掲載していた、飛行目かのトップ画像はかなり気に入っていたので、
替えるのは少し気も引けたのですが、
やはり、この機に新しいものにしたほうが、気分も一新されるように、
思いました。

このレトロフューチャー (スチームパンク) デザインのレースカーは、
以前からモデリングを進めていたものなのですが、今回、
はじめての公開となります。

できれば、このメカは、私のメカブログ「K's hanger」で、
後日、詳しく紹介したいと考えています。

3D新作01

また、3DCGギャラリーページにも新作を追加しました。
まず、フェラーリF1-2000です。
こちらは、Shadeのポリゴン機能をマスターするために作った、
いわば練習用モデルだったのですが、2014年の年賀状に使ったきり、
公開してはいませんでした。
今回は、Shade14にてレンダリングし、ふたたびの登場となりました。

3D新作02

もうひとつ、トップ画像で使われたレースカーを、別アングルでレンダリングし、
作品のひとつに加えました。

3D新作03

こちらは、以前制作した街のモデリングデータを転用して作ったものです。
私の3DCGギャラリーは作品の傾向が偏っているので、
こうした、ちょっとポップな印象の作品も、あえて加えることにしました。

メディカル新作

こちらはメディカルイラストレーションギャラリーの新作になります。
メディカル系のイラストは、お仕事で描いたものばかりなのですが、
こちらは、筋肉の表現方法を模索 / 練習した、オリジナルの作品になります。

お仕事で描くイラストは、予算や納期の制約があるため、
使える時間に限りがありますが、オリジナル作品は、納得ゆくまで、
時間を使っているため、他のものよりも、
密度感が高くなっているのではないかと思います。
(もっとも、お仕事のイラストについても、可能な限り、
 密度と品質は高めていきたいと考えています)

これからも「野林賢太郎アートワークス」を、
どうぞ、よろしくお願いいたします。
(掲載のイラスト画像はすべて著作権があります。無断使用はご遠慮ください)





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年賀状2014

年が明けてすでに半月以上が経っていますが、
新年、明けまして、おめでとうございます。
なにをいまさらという感じですが、昨年のクリスマス以後、
またしても急に仕事が忙しくなってしまい、年が明けた後も、
ブログを書く時間がとれず、すでに正月気分もすっかりなくなったいまになって、
ようやく、今年最初の記事をアップすることができました。
というわけで、遅きに失した感が否めませんが、
新しいこの2014年も、当ブログ『K's bar』をどうぞよろしくお願いいたします。

さて今年は、仕事初めが元旦となってしまい、我が家としては、
お正月らしい気持ちを味わうこともなく、淡々と過ぎ去ってしまいました。
そのうえ、二日からヨメの実家である岐阜県大○市に行ったのですが、
そこで風邪をひいてしまい、以後、体調がすぐれないまま、
ひたすらじっと机に向かうという、ちょっとツラい年明けになってしまいました。
というわけで、いまだに、正月がきていないかのような、
そんな気持ちになってしまいます。

去年は、いくつかの仕事が滞るなど、ときに時間をもてあますことも、
多々あったわけですが、今年はいそがしいばかりで、
とにもかくにも、ありがたいなあ、と、思っています。

ちなみに、トップ画像は、今年の年賀状なのですが、
(ブログにアップしやすくするため、実際の年賀状とは少し変更を加えています)
年末に年賀状をじっくり準備する時間がなく、
結局、手持ちのShadeデータから、
このフェラーリF1-2000を持ち出してレンダリングしました。

なにしろ今年は午年。
フェラーリのエンブレムは馬、ということで、
いわば「馬つながり」という安易な考えにより、
しかも、ちょうど、モデリング練習の練習として作っていたフェラーリがある、
ということで、このビジュアルとなりました。

フェラーリは、タミヤの1/20のキットを元に制作していますが、
単純なように見えて、じつはかなり複雑な形状をしており、
モデリングには非常に難儀しました。

当初は、自由曲面でモデリングするつもりでしたが、
私の技術不足により、結局、車体後部が思うようにモデリングできず、
途中から、ポリゴンを使っての制作となりました。

Shadeのポリゴン操作は使い勝手がよくないといわれていますが、
他のポリゴンもデラーを使ったことがない私には、どこがどう使いづらいのか、
それさえもわからないまま、とにかく手探りでの作業となりました。

なにより、Shadeのマニュアルには、ポリゴン操作の基本的な説明しかなく、
どう作品作りをしていいのか、まったくわかりません。
結局、U-streamで配信されているShade教室などを見ながら、
試行錯誤を繰り返すばかりでした。

Shadeの自由曲面は、名前こそ自由曲面となっていますが、
油断するとすぐにシワがよるなどの欠点もあり、
私にとっては不自由曲面といってもいいものです。
これからは、このポリゴンを使ってモデリングしたほうが、
仮に手間はかかったとしても、余計なストレスをためずにすみそうですが、
そうすると、Shadeを使う意味はなくなってしまうということになり、今後、
いかなる3Dソフトを使うのか、それも検討しなくてはならないかと思います。

もっとも、ここのところ、お仕事のほうは、
メディカルイラストなど2Dによる制作が多く、
3Dからは少し遠ざかっていますので、
この問題は、いましばらく、考える時間がありそうです。

フェラーリF1-2000

それにしても、F1のマシンは、
この2000年頃のものが最もカッコいいように思います。
現在のF1マシンは、あまりにも曲面が多用しており、
ちょっと有機的に過ぎるように思います。
フェラーリF1-2000は、の複雑な曲面を持ちつつも、
直線的でスパルタンなフォルムとなっていて
モデリングをしていても、その美しさに惚れ惚れとしました。

2014年の宮峠

話は変わりますが、こちらは、
正月二日にヨメの実家に向かう途中で撮った峠道の様子です。
この峠は、宮峠といい、昨年秋まで私が住んでいた場所の、
すぐ近くにある峠です。

見渡す限りの冬景色ですが、さいわいにも、いまのところ、
ここ飛騨高山では、降雪量は多くなく、たいへん助かっています。
ただ、冷え込みはかなりキツくて、
先日はマイナス13度をさらに下回ったといいます。

年明け早々ですが、早く春にならないかと祈るばかりです。
今年も、また、MINIでどこかに遠出したいものです。




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spoon web gallery 01

大阪、東京を拠点に、
イラストレーションの制作、マネジメントを行っている
株式会社スプーンさんが運営するウェブギャラリーで、
今日から、私の個展が始まりました。

個展の名称は『~macchina - マキーナ展』です。
開催期間は、本日14日から、12月4日までの、およそ半月間です。

スプーンさんのサイトはコチラです。
SPOON co ltd

そして、webギャラリーのページはコチラです。
Web Gallery SPOON

スプーンさんには、お仕事のうえで、
いつもたいへんお世話になっているのですが、
今回、さらにこうして、Webギャラリーで、作品展をさせていただくことができ、
たいへん光栄に思っています。

展示室

展示されるイラストの点数は全部で8点です。
ただ、この企画展のために、新作を用意することができず、結局、
過去の作品を手直しするにとどまってしまいました。

また、すべてを、レトロフューチャー系の作品で統一したいとも思っていたのですが、
作品数が足りず、このようなかたちになりました。
レトロフューチャー系の作品ですべて統一できていたなら、
作品展の名称も、「レトロフューチャー」にしたんですが…。

いずれにしろ、今回の作品は、完全な新作はないとはいえ、
私のサイトでは未公開の作品もあり、
この機会に、ご覧いただければ、と、思います。




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