第一次大極殿

さて、奈良旅行の続きです。
東大寺見学のあとは、とりあえず、昼食をとり、興福寺へと行ってみることにしました。
が、一部の道が工事中だったり、はたまた鹿の糞を慎重によけながら歩いたりと、
なかなかすんなりとは行きませんでした。

などといいつつも、無事、興福寺へ到着。
この興福寺は、ただいま改修工事中で、しかも『阿修羅-天平乾漆群像展』は、
おりしもこの時期、前期展示と後期展示のちょうどあいだの時期にあたり、
見学することはできませんでした。
そんなわけで、なんだかちょっと拍子抜けしてしまいましたが、
こうなったら、できれば秋にでも、また、興福寺にきたいな、などと、
思ってしまいました。

そんなわけで、興福寺への参拝をあきらめることにして、
そのあとは、意を決して、唐招提寺まで、もしくは、平城宮跡まで、
歩いて行こうと思いました。
が、途中、奈良の目抜き通りである「三条通」をブラブラ歩いたりと、
思いのほか時間を使ってしまいました。
唐招提寺は、歩いて行くことは不可能、とはいえないものの、
その距離はやはりかなりあり、結局、JR奈良駅に着いたあたりで、
ヨメがギプアップ宣言しました。
私も、このあとの天気の急変が気になってしまい、
(なにしろ、その日の朝の天気予報では、急な雷雨に注意するようにとのことでした)
唐招提寺まで徒歩行軍することは、あきらめてしまいました。
七年前に行った金沢への旅行では、ただひたすらに歩いて街を見物したものですが、
あの頃に比べると、ちょっと年を取って、気力も足腰も弱くなったのかもしれません。

そのあと、元興寺にまで行ってみるものの、
すでに時間が遅く、拝観はできなくなっていました。

仕方なく、またしても三条通に戻り、
買い物をしたり、夕食をとったりして、その後はホテルへ。
翌日は奈良を発つ日でしたが、そのおりに、平城宮跡、唐招提寺を、
クルマで回ってみることにしました。

奈良の街

というわけで、翌日も、まあまあのお天気となりました。
ですが天気予報は、前日同様、急な雷雨の危険性を唱えており、
なんとも懸念が拭えません。
ですが、クルマでの移動であれば、不安定な空模様も、
あまり気にすることはないかと思います。

というわけで、ホテルをチェックアウトしてしばらく奈良市内を西に走り、
まずは平城宮跡へと行ってみることにしました。
こちらは、駐車場も無料で、なんとも観光客の懐にやさしい場所となっていました。

まず立ち寄ったのは、第一次大極殿院復元事業情報館、という、
新しく洗練された施設です。
こちらも入場料は無料で、しかも、案内のシルバーの方から、
とても丁寧な説明を受けることができます。

ここでは、大極殿という建物の詳細を、パネルや展示物を使って紹介しており、
その再建においては、可能な限り当時の技術を使ってなされたことも、
あわせて解説しています。

こうして、大極殿についてひとしきり知識を得たあとで、
実際にその建物に行ってみることにしました。

大極殿へと行ってみる

こちらがその大極殿です。
平城京の中心的建物ということもあり、非常に大きな建物となっています。
可能であれば、南にある朱雀門を通って、この大極殿に行ってみたかったのですが、
あいにく、朱雀門近くの駐車場はなくなってしまったとのことで、
このように、脇からのアプローチとなりました。

大極殿の内部は、外から受けた印象ほど広くはないように思いました。
それにしても、この大極殿の外観は、ほんとうに当時の姿を再現しているのでしょうか…。
そんな疑問を、近くにいた案内の方にぶつけてみると、
よくぞ聞いてくれました、といった具合に、とても詳しい説明をしてくれました。

大極殿の実際の姿は、やはり知るすべはなく、この再現された建物も、
想像の域を出ないとのことでした。
ですが、法隆寺金堂など、当時造られた建築物や、そこに使われている構造様式、
また、建築技術を、つぶさに研究し、再現されているとのことでした。

とはいえ、この建物は、歴史的な価値はなく、価値が認められているのは、
柱を建てた遺構が残る地面のみだそうです。

その遺構を守るため、また、免震装置を配置するために、大極殿の建物は、
推定される当時のものよりも、かさ上げして建てられているとのことでした。
建物は数百年から千年近くの耐用年数を誇るとのことでしたが、
最新設備である免震装置は、ゴムが使われているために、
70年ほどの耐用年数しかないとか……。
最新のハイテク装置は、いにしえの技術に比べ、なんとも寿命の短いもののようです。

朱雀門を臨む

また、この大極殿からは、遥か南の朱雀門を見ることができます。
途中には鉄道が走っていますが、この線路は、いずれは別の場所に移されるそうです。
平城京の完璧な再現のためには、たとえ鉄道路線であっても、
そのコースを変えてもらわなければならない、ということなのでしょう。

遺構博物館

そのあとは、遺構展示館へ。
こちらでは、大極殿では見ることができなかった、遺構の状態を知ることができます。
それにしても、国は平城宮跡の再建や遺構保存に、多大の予算をつぎ込んでいます。

東院庭園

そしてこちらは、東院庭園と呼ばれる建物と庭です。
こちらにも資料館があり、解説をしてくれる方がいました。

というわけで、このあともいろいろと平城宮跡を見物したかったのですが、
時間もすでにお昼をすぎていたため、とりあえず、この場を離れ、昼食をとって、
唐招提寺へと向かいました。

唐招提寺

こうしてようやく『天平の甍』として名を馳せる、唐招提寺へとやってきました。
私にとって、奈良でいちばん来てみたかった場所です。

この寺は、奈良時代、唐の僧である鑑真和上によって開かれ、
戒律を学ぶ日本の僧の修行場となりました。
鑑真は、何度も日本への渡航を試みるも、弟子の密告や、暴風雨にあうなど、
幾度となく失敗を重ねます。
ですが、数年に及ぶ試みの末、ついに、日本の地を踏むことになります。

時の帝から歓待を受けた鑑真は、以後、この日本で、仏の道を説き、
弟子の育成、民の救済に尽力します。

この鑑真の生涯については、
数年前、中村獅童主演によって、ドラマ化されているかと思います。

唐招提寺を見学

その鑑真が半生を過ごした唐招提寺は、
とても静かで、落ち着いた雰囲気に包まれていました。
撮影は禁止されているため、写真はありませんが、
金堂には、千手観音、薬師如来、盧遮那仏が鎮座しており、
形容しがたい凛とした空気に満たされていました。

およそ仏教徒には見えない欧米系の観光客も、
これらの仏像の前では、手を合わせていました。
その姿から感じる畏敬の念は、民族や人種を問わず、
誰もが、感じるものなのかもしれません。

鑑真廟へ

その後は、各所を巡り、最後に、鑑真を祀った廟に行ってみました。
この場所も、なにかしら、空気の違いのようなものを、
感じる場所でした。

というわけで、大いに奈良を満喫してきましたが、
まだまだ、見たい仏像や寺院があり、
できればまた、この地をゆっくりと訪れてみたい、と、いまも思うばかりです。
少なくとも、興福寺の阿修羅像は、ぜひとも見てみたい、と、思うのですが、
もし、次の奈良旅行を企画するさいは、お天気の安定した時期にしたいものです。



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東大寺南大門

天候がいまひとつ落ち着かないこの7月ですが、そんななか、思い切って、
古都奈良に、泊まりがけで行ってみることにしました。
私にとって、奈良といえば、中学校の修学旅行のさいに行ったきりで、
以後はまったく訪れたことはなく、いわば40年以上の時を経ての再訪となります。
とはいえ、中学の修学旅行のときの記憶は、いまではほとんどなく、
いわば、初めての奈良旅行といってもいいかもしれません。

飛騨高山に住んでいた頃は、奈良といえばかなりの遠方で、
おいそれと行けるところありませんでした。
ですが、ここ岐阜市に拠点を移してからは、奈良はさして遠方とはいえず、
下道を走ったとしても、三時間と少しで行くことができます。
なにしろ、三重県と奈良県とを結ぶ国道25号線は、
下道とはいえ、ほぼ、高速道路状態 (自動車専用道) となっており、
あまりにもスムーズに、奈良に入ることが出来てしまいました。

今回の出動車は、ヨメのプジョー。
MINIで行きたいのはやまやまだったのですが、なにしろ、
エアコンもなく、夏場のオーバーヒート対策に、
酷暑になればヒーターを多用するMINIでは、旅行はいささか無理があると判断し、
快適で、高速巡航に耐えるヨメ車でのドライブとなりました。

と…、そんなわけで、
出発はかなり遅めだったものの、当初の予定よりも早く奈良に到着。
とりあえず、市内や周辺をドライブし、その後は、
奈良の西の斑鳩町まで足を伸ばし、法隆寺へと行ってみることにしました。
世界最古の木造建築物である法隆寺は、さぞかし観光客でいっぱい、かと、
思っていたのですが、もっとも近いと思われる駐車場にも、
すんなりと入ることができ、しかも、付近を歩く人影もまばら。
時間が少し遅めだったということもあるのでしょうが、
休日にもかかわらず、観光客がこれほど少ないことに、非常に驚かされました。

まずは南大門を抜けて法隆寺へと向かいます。
この南大門は室町時代の建立とのことで、法隆寺の各寺院などと比べれば、
いささか新しいものなのかもしれません。

人気のない法隆寺

それにしても、あたりにはほとんど人影もなく、寂しい限りです。
ときおり、修学旅行生と思われる小集団と、外国人観光客を見かけるくらいです。
このあたりは、東大寺や春日大社、興福寺がある奈良市中心部からは距離があり、
観光という面からいえば、立地条件が少しばかりよろしくないのかもしれません。

というわけで、金堂を見学しようと思ったのですが、
拝観料が1,500円と高額なことにも、また驚きました。
貴重な文化財を維持、管理するためには、
このくらいの拝観料は妥当といえるでしょうが、
雲行きもなんだか怪しく、また、時間的に少し遅かったこともあり、
ヨメと相談して、今回は見学を断念。
奈良にはまたいくらでもこれると思いますので、次回、ゆっくりと、
見学させてもらうことにしました。

ただ、そのまま帰るのはあまりにもったいないので、
夢殿だけは見学していくことにしました。

夢殿

こちらがその夢殿の姿です。
あまりにも有名な建物であるため、こうして実物を間近にできることに、
また、はるか天平時代に建てられた建造物を、いま目にできることに、
素直に感動してしまいます。

その後、伝法堂、鐘楼などを見て回ったところで、空模様がいよいよ怪しく、
急いで南大門を出て、駐車場へと向かいました。
クルマに乗る頃には、ポツリポツリと雨粒が空から落ちてきました。
やはり、金堂見学は、今回は控えてよかったかもしれません。

その後は奈良市内に戻り、ホテルにチェックイン。
建物は新しいとはいえなかったのですが、清掃は行き届いており、
また、とても広いお部屋でうれしかったです。

広いホテル

なにしろトリプルのお部屋なので、広いのも当然かもしれません。
とはいえ、トリプルの部屋を指定したわけではないんですが、
この部屋がたまたま空いており、そちらに案内されたということだと思います。
しかも最上階の角部屋で、これもまた、ラッキーだったかもしれません。

その翌日は青空も覗くまあまあの空模様。
ですが、お天気については、急に雨が降ったりする可能性もあるとのことで、
なんとも、気がかりな予報がでていました。

頭塔

こちらは、ホテル駐車場に面した場所にある、頭塔という遺跡です。
ピラミット状になっていて、かなり古い時代の建造物なのかと思いましたが、
奈良時代のものだそうです。
こちらもじっくり見物したいところでしたが、まずは奈良市内へ、
というわけで、傘ももちつつ、徒歩で出掛けてみることにしました。

ホテルから一番近い名所は、春日大社になります。
そんなわけで、まずは一の鳥居をくぐり、参道を歩きます。

鹿に餌やり

途中、奈良名物の鹿をたくさん見かけました。
えさを与える人が、ホルンを吹いて鹿を集めていました。
その模様を眺めようと、あたりにはたくさんの観光客が詰めかけていました。

春日大社

その後は、春日大社を参拝し、その奥にある、
大小さまざまなお社にもお参りをさせていただくことにしました。

慶長の灯籠

こちらは、道中にあった灯籠です。
それぞれに元号が掘られているのですが、よく見ると、
天文、元亀、永禄、天正、慶長、などと記されています。
まさに戦国期まっただなかなのですが、このあたりの灯籠は、
ほとんどすべて、この時期のものでした。

時間の問題もあったので、すべてのお社を巡ることはできませんでしたが、
できうる限り、参拝はしたつもりです。

その後は大仏の納められた東大寺へ向かってみることにしました。
春日大社のあたりでも観光客は多かったのですが、東大寺に向かう道では、
さらに人の数も増え、にぎやかさが増していきました。

大仏は、たしか、源平合戦の前に、平清盛の軍勢が、多分に過失もあったのでしょうが、
焼失させてしまったかと思います。
(その報いだったのか、清盛はその後高熱に見舞われた、やがて死に至ったわけです)
以後、鎌倉時代に再建されたといいますが、
戦国期に起こった三好三人衆と松永久秀の乱によって、またしても焼失したといいます。
つまり、現在の大仏は、江戸時代に入って再建されたものということになるようです。

東大寺大仏殿

それにしても、大仏殿は、巨大な大仏を納めている建物ですから、
当然といえばそれまでですが、やはり、圧倒的な大きさがあります。
中学生のときにも、私は、この姿を見ているはずなのですが、
ほとんど、見覚えがありません。
まあ、当時は、大仏にも神社仏閣にも、
まったく興味がなかったからなのでしょうか…。

大仏を参拝

そして、大仏のお姿を見学。
圧倒的な大きさに、畏敬の念を感じます。
思わず、手を合わせてしまいます。

その後は、順路に沿って、大仏殿内部を見学し、
あの有名な柱くぐりの場所にも、やってきました。
そこでは、柱くぐりにチャレンジする人たちが、長い列を成していました。

というわけで、私もチャレンジ。
が、柱の穴は思いのほか小さく、そのせいか、
チャレンジするのは、子供ばかりのようにも見えます。

私は細いので、このくらいの穴なら、なんとか通り抜けられるだろうとは思うのですが、
それでも、ちょっと不安になってしまいました。
が、外国人男性が果敢にもチャレンジし、成功したところを見ると、
(とはいっても、その方も決して大柄ではなかったのですが)
なんとかなるだろうという思いもします。

そうしてしばらく列に沿って待つうち、やがて私の番に。
ヨメにカメラを預け、ギャラリーが見守るなか、
身を屈めて柱の穴に上半を入れたのですが。

柱くぐりに挑戦

やっぱり狭い…。かなり狭い。
しかも、両腕を最初に穴に入れておくべきだったかも…。
そんなことを思っても、もはや後の祭り。このまま先に進むしかありません。

ここで思い出されるのは、
村上春樹の最新小説『騎士団長殺し』の一場面です。
「あたしが犠牲を払い、諸君が試練を受けるのだ」と、騎士団長はいいました。
この柱くぐりは、騎士団長のいうところの試練かも、
などと勝手な妄想をしつつ、じわじわと穴のなかを進みます。
この狭い穴のなかで、私を励ましてくれたのは、
ドンナ・アンナでもなく、コミでもなく、ヨメと、周りにいるギャラリーでした。

せまくてパニック

というわけで、途中パニックになりつつも、無事通過。ホッとしました。
うしろから二重メタファーの触手に襲われることもありませんでした。

ですが、きっと、落ち着いて挑戦すれば、難なく通り抜けられたと思います。
ちなみに、ヨメは、近年の体重増加を理由に、この試練を断固固辞しました。

そんなわけで、この続きは、次回にまた書きたいと思います。



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イブ気分も増します

毎年、12月になると、クリスマスイブの過ごし方をどうしようか、
と、考えるのですが、今年は、仕事の都合で、
事前に予定をたてることができず、
さて、どうしたものかと思っていたのですが、
幸か不幸か、結果として時間に余裕ができてしまい、
急遽、どこかに行ってみようかということになりました。

もっとも、今年のクリスマスは、イブの前日の祭日を含めると、
三連休になるということで、どこもかしこも、混み合うことが予想されました。
どこかにでかけても、宿を確保するのはすでに難しいとも思えたのですが、
ヨメは外に出たくてウズウズしていますし、
私も、この時期を家で過ごすのは、もったいないように思えましたので、
とりあえず、見切り発車的に、出掛けてみることにしました。
出動車はヨメのプジョーです。
当初は目的地も定まらなかったのですが、連休中の天候が恵まれているという、
愛知県蒲郡市方面へと行ってみることにしました。

道は、クルマの数こそ多いものの、渋滞などもなく、
比較的スムーズに走ることができました。
こうして、走ることおよそ一時間半、当面の目的地である蒲郡市に到着。
しかし、やはりというべきか、ラグーナ蒲郡のあたりは、
かなり渋滞しており、駐車場に入るためのクルマが、長い列を成していました。

もともと辛抱強くない私たちは、クルマの列にうんざりしてしてしまい、
蒲郡の誇る遊興施設であるラグーナを、あっさりパスしてしまいました。
が、そうすると、他にいくところもないわけで、
とりあえずお昼ゴハンを食べ、またしても、さて、これからどうしよう、と、
作戦会議となってしまいました。

そこで、ヨメがスマホでいろいろ調べると、
静岡県の浜松市であれば、当日の宿も取れるというのです。
蒲郡市から浜松市へは、一般道を使っても、蒲郡市から一時間と少しで行けますし、
途中の国道1号線は、広く海沿いを走っており、
好天であれば、絶好のドライブコースです。

そんなわけで、なんとも行き当たりばったりな感じですが、
浜松市方面へと向かってみることにしました。

ちなみにこの日、前回モネの池にいったときと同じように、
またしても愛用のデジカメを家に忘れてきてしまい、大後悔!。
結局、また、スマホでの写真撮影となってしまいました。
ホントにアホです。

と、そんなことは忘れて、夕暮れのなか国道一号線を快適にドライブし、
(といっても、運転はヨメがしていましたが…)
いよいよ、浜松市へ到着…、かと思いきや、
その直前、かなりの渋滞にあってしまいました。
路上をノロノロと進むうちに、やがて日も暮れてしまい、イブの夜になってしまいました。
そういえば、以前も、浜松市に入ろうとして、渋滞にあったかと思います。
どうやら、この街に入るルートは、慢性的に渋滞しているようですね。

浜松市内のホテル

辛抱強く渋滞を乗り越え、ようやく予約したホテルに無事到着。
それにしても、こうしてホテルがとれたのは、まさに僥倖といってもいいかもしれまん。

ホテルからプレゼント

しかも、ホテルからクリスマスプレゼントもいただきました。
これにも大感激です。

浜松のイブ

チェックインをすませたあとは、浜松の街に繰り出してみました。
浜松の夜は初体験です。
イブの夜ということもあるのでしょうが、街はにぎやかで、
わが街岐阜市よりも、よほど活気がありました。
駅周辺をブラブラしたり、大型の家電量販店を覗いたりと、
とても楽しく過ごしました。

Xマスツリー2016

食事は、浜松の駅近くにあるメイワンというビル内の、
『とろろや』というところでとりました。
イブにとろろというのもヘンですが、なにしろもう年ですので、
健康志向に走ってしまいました。

とろろめし

麦ご飯にとろろ汁をかけていただくようになっています。
そこに、とろろの海老ネギ焼きをチョイスして、まさにとろろづくしにしてみました。
ヨメは六種の彩り膳を注文。
お酒も交えて、浜松の夜をチョー満喫です。
満喫しすぎて、おなかのことも考えず、さらにいろいろと注文してしまい、
食べ過ぎてしまいました。

家康くん

夜も更けてから、あたりを散歩。
街のそこかしこに、
来年の大河ドラマである『おんな城主 直虎』ののぼりや看板があり、
早くも、盛り上がっていました。

というわけで、当初はどうなることかと思った今年のイブでしたが、
とても楽しく過ごすことができました。

次の日も絶好の好天。
というわけで、ホテルからもほど近い、浜松城に行ってみることにしました。

浜松城は、徳川家康が18年の長きに渡って居城にした城であり、
武田信玄との戦である、いわゆる「三方原の戦い」は、
この浜松城時代に起こりました。

家康公像

こちらが浜松城のすぐしたにある、徳川家康像です。
それにしても、私は、今年、石田三成にまつわる場所を数多く訪れましたが、
こうして、家康のゆかりに場所にもきているわけで、
なんとも節操のない史蹟巡りをしているような気もします。

浜松城

こちらが浜松城の全景です。
それにしても、この日は、雲ひとつない好天で、
12月にしては思いのほか暖かく、途中で上着を脱ぐくらいでした。

城の入場料は200円とリーズナブルです。
しかも、場内には、解説をしてくれるガイドの方もいらっしゃって、
またしても、長々と話し込んでしまいました。
(ヨメはいつものことと、もうあきれています)

この城は、昭和33年に復元されたものだといいます。
そのさいに参考にされたのが、越前の丸岡城だったそうです。
現在の城の姿は、かつての姿を反映はしておらず、
考証的には、疑問の残るものだそうです。
歴史的な価値があるものは、野づら積みの石垣だけだそうです。

また、かつて存在した本丸は、
この場所から少し東にあたるところにあったそうで、
その建物も、どのような姿であったのかは、いまではわからないといいます。

城のなかの展示は、やはり、三方原の戦いにまつわるものが多く、
武田軍の進撃ルートや、戦いのさいの双方の陣形などが、解説されていました。
また、築山殿事件に関する展示などもあり、とても興味深く拝見させていただきました。
(三方原の戦いは、徳川が大敗を喫したものですが、それでも、
 有名な戦ということで、多くのスペースをさいて展示がなされていました)

結城秀康や、二代将軍になる徳川秀忠は、この浜松城で生まれたといいます。
ちなみに、徳川秀忠といえば、大河ドラマ『真田丸』で、星野源さんが演じていましたが、
ガイドの方と、星野源さんの話題で、ひとしきり、盛り上がってしまいました。
さすが、ヒラマサさん!。

馬上筒

城の二階にも展示品が多数ありました。
そのなかにあった銃のなかに、真田丸にも登場した、馬上筒がありました。
もう、興味津々です。

というわけで、またしてもミスマッチですが、
クリスマスの一日を、浜松城で思いっきり堪能してきました。
来年は、直虎の史蹟巡りをしたいなと思う次第です。



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入り組んだ海岸

さて、ちょっと間が空いてしまいましたが、前回の『お伊勢参り』の続きです。
篠突く雨にさらされ、足下がベタベタに濡れながらも、
無事、伊勢神宮参り、猿田彦神社参りを終え、
ふたたび、ホテルへと戻ってきました。
そして、翌日。旅の最終日を迎えたわけですが…。
この日は、雨の降ることはなかったものの、
やはりというべきか、またしても曇りがちな空模様。
今回の旅では、結局、一日も天候に恵まれることはありませんでした。
ひょっとすると、このようなことは、はじめてかもしれません。

それでも、気を取り直して、ホテルを出発!。
屋根付き駐車場は、このようなとき、とても便利ですね。

そして、まずはホテルのそばにある、
伊勢神宮の別宮『伊雑宮』- いぞうぐう / いざわのみや - に、
参拝に行ってきました。
いままで、伊勢神宮には何度か参拝をしていますが、
この伊雑宮への参拝は、今回が初めてとなります。

伊雑宮へ

お天気はイマイチですが、雨が降っていないだけ、ありがたいです。
しかも、この参拝のときだけは、ほんの少しですが、
雲間から日が差すこともありました。
そのあと歩いて、近くにある『秋葉堂』『倭姫命の旧跡地』にまで、
行ってみました。
秋葉堂の脇には、小さな池がありましたが、
たまたま防災訓練などをされていたご近所の方の話によると、
この池はいつもはただの窪地で、
こうして池になっていることは極めて珍しいとのことです。
つまり、それだけ、前日までの雨が激しかったということのようです。

そのあともさらに進んで『上之郷の石神』と呼ばれるを参拝してきました。
こちらは、路上から離れた森のなかにあり、小径を通って向かいます。
ここで、私もヨメも虫にさされてしまいました。
なにしろ、上之郷の石神へと向かう小径は、前日の雨のために、湿気もたっぷり。
いかにも虫にさされそうな気配があり、まさに予感的中という感がありましたが、
が、どういうわけか、その後、かゆみもはれもすぐに収まりました。
不幸中の幸いです。

御料田

その後ふたたび、伊雑宮まで戻り、すぐ南にある、御料田へと行ってみました。
この地域にはほかにも『おみた館』と呼ばれる資料館や御師の家といった、
見所があるようですが、それらに立ち寄ることを忘れてしまいました。
次回、もし機会があれば、行ってみたいものです。

伊勢志摩ドライブ

そのあとは、志摩のあたりにドライブにいってみようということになり、
南に向かって走ってみました。
途中、わずかながら雨がぱらついたりして、
空模様はなんともすっきりとしませんでしたが、
今年行われた伊勢志摩サミットの会場である賢島や、
ともやま公園というところにある、展望台などに行ってみました。

リアス式海岸

こちらが、そのともやま公園の展望台からの眺めです。
このあたりから、天候も少しずつ回復してきて、
ときおり、青空も覗くようになりました。
入り江が続く、いわゆるリアス式海岸で、やはり美しい景色ですね。

そして、帰り際、赤福餅をまた食べたいということで、
二見にある、赤福のお店にいってみることにしました。

二見にある赤福のお店には今回が始めてです。
というわけで、またしても赤福をいただいちゃいました。
やっぱり、何度食べても、どこで食べても、おいしいですよね。

赤福のお店でくつろいだあと、外に出てみると、
青空が見えるようになっていました。
いよいよ帰る頃になって、天候が回復するなんて、
なんとも皮肉なものです。

というわけで、晴れた空につられて、ふたたび、
二見興玉神社 - ふたみおきたまじんじゃ - へと、
行ってみることにしました。

またしても、興玉神社はたいへんなにぎわい。
しかも、前回同様、やはりスマホに眼を落としている人ばかりで、
神社そのもののにぎわいとは少し違うことに、変わりはないようでした。
いずれにしても、無事お伊勢参りができたことを、
興玉神社に報告しました。

青空と二見岩

やっぱり、夫婦岩は青空が似合うように思います。

参拝を終えて駐車場まで戻るとき、
さきほど赤福をいただいたお店のさらに先に『お福餅』のお店を発見!。
このお福餅、見た目は赤福餅にそっくりなのですが、
そっくりゆえに、なんだか、興味をひかれてしまいました。

お福餅

というわけで、お福餅を自分たち自身のお土産として買ってきました。
味は、ほとんど赤福と同じなのですが、餡子は、
赤福よりも少しざらつきを感じ、わずかに粒餡テイストという感もありました。
こちらも、赤福に負けずとも劣らないおいしさでした。

こうして、土砂降りの雨のなかの伊勢神宮参りを、
どうにか無事に終えて、岐阜に帰ってきました。
それにしても、今年の九月は、雨ばっかりで、
終日晴れた日は、なかったのではないかと思うほどです。

ピロティ形式のホテル

MINIも雨にさらしてしまい、ほんとうにかわいそうなことをしました。
できれは、秋晴れの日に、また、MINIでドライブに行きたいものです。




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雨の伊勢神宮

まだ暑い日こそあるものの、
いまや9月も下旬となり、真夏の猛暑の時期も過ぎたということで、
久しぶりにMINIに乗って、お伊勢参りへと出掛けてみることにしました。
今回は、下宮、内宮、のほか、月夜宮、伊雑宮、猿田彦神社などのお社にも、
足を運んでみたいということで、泊まりがけでの旅となりました。
とはいえ、どういうわけか今年の9月は、
晴れた日がほとんどなく、くる日もくる日も雨ばかり…。
お伊勢参りに選んだ日も、当初の天気予報では『晴れ』となっていたのですが、
実際には、まったく天候に恵まれないものとなりました。

伊勢神宮には昨年も参拝しましたが、今年になってからは今回が初。
前回同様、国道23号を南へとひた走り、
伊勢に入ったところで、国道42号線へと乗り換え、
まずは鳥羽市の二見にある『二見興玉神社』- ふたみおきたまじんじゃ - に、
立ち寄ってみました。
昨年もこの同じコースを辿り、興玉神社を参拝をしたのですが、
そのときは、さほど参拝客も多くなく、最寄りの駐車場にも難なく入れたはずです。
ところが今回は、どういうわけか、興玉神社周辺はたいへんなにぎわいで、
駐車場には入ることができず、
案内の方から別の駐車場へ行くよう指示されたのですが、
比較的近距離のそれはすでに満杯で、結局、
かなり離れた駐車場に止めるしかありませんでした。
それでも、駐車できただけ、ありがたかったのかもしれません。

この日は、かなり雲がちな空模様でしたが、まだ、
雨は降っておらず、興玉神社まではすんなりと歩いていくことができました。

神社につくと、それはもう、たいへんな人出です。
ですが、ほとんどの人は、スマホ片手になにかに熱中しているようで、
もしかすると、参拝が目的ではなく、ポケモンGOをしているのかもしれません。
(そういえば、先日行った岡崎公園でも、ポケモンGO祭状態でした)

歩きスマホ、座りスマホ、といった人たちのあまりに多いことに、
驚きと当惑を覚えつつ、鳥居を一礼してくぐり、
海沿いの参道を歩いて興玉神社を目指します。

二見

こちらは、有名な夫婦岩です。
一年ぶりの夫婦岩ですが、やっぱり、ちょっと空模様が残念ですネ。
その後、竜宮社、天の岩屋と参拝し、
さらに先にある夫婦岩ショッピングプラザを見物したりしてみました。
ショッピングプラザも、とても賑わっていました。

こうして、ヨメとふたりゆっくりと参拝、そして散策をして、
ふたたびMINIに乗り、南の志摩方面へと走ってみました。
が、このあたりから、それまで低くたれ込めていた灰色の雲から、
ついに雨が落ちてきました。
時刻は夕方…。曇天の空は、いつよりもずっと暗く感じます。
不案内な道で雨のなか日没になるのは、かなり不安なので、
取り急ぎ、ホテルへと急ぐことにしました。

今回は、伊勢市内に適当な宿を確保することができず、
志摩市にホテルをとったのですが、こちらの建物は、
一階が駐車場になっている、いわゆるピロティ形式の建物で、
夜間、MINIを雨にさらさなくてすむのが、たいへんありがたかったです。
ただ、一階駐車場はさほど広くはないため、チェックインが遅いと、
屋外駐車場に止めるしか手はなくなってしまいますが。

どんよりとした空

そして翌日、晴れる予報のはずが、またしてもどんよりとした空模様。
あわてて天気予報を見ると、この先もずっと雨とのことです。
その予報通り、ほどなくして雨が降り出し、しかも勢いは強くなるばかりです。
これにはほんとうにがっかりでした。

ですが、気を取り直して出発。
このような雨のなかをMINIで走るのは、かなりひさしぶりのことです。
(雨の日には、MINIを出さないようにしていましたので…)
伊勢市に入り、まずは下宮を目指しましたが、休日のこの日、
下宮駐車場に止められるかどうか、心配しましたが…。

なんと、混んでいるにもかかわらず、
一発ですんなりと駐車でき、ほっとしました。
とはいえ、外はもう、かなりの雨で、
もはや、カメラをもっていくのは、かなりしんどそうです。
というわけで、今回は、下宮の写真はいっさいありません。すみません。

大雨にもかかわらず、下宮はたいへんなにぎわいです。
しかもさすがに、この場所では、
スマホ片手にゲームに熱中している人はいませんでした。
こうして、無事、下宮御正宮、多賀宮、土宮、風宮、を参拝し、
そのあとは、神路通りを歩いて『月夜宮』に行ってみました。

月夜宮に行くのは、今回が初めてでしたが、下宮のにぎわいがうそのように、
とても静かで、凛とした空気に満ちていました。

その後、ふたたび下宮駐車場に戻り、今度は内宮を目指します。
内宮駐車場は、やはり、大雨といえど満杯…。
というわけで、かなり遠いですが、五十鈴川沿いの駐車場B5を目指します。

雨の中のMINI

こちらは、奥にいけばまだまだ駐車可能でした。
それにしても、ここまで雨に濡れることとなってしまって、
MINIにはかわいそうなことをしました。

おはらい町に行くと、たいへんな人出です。
しかも雨なので、当然のことながら、みな傘を差しており、そのために
路上はよけいに混雑しているように見えました。
それにしても、伊勢神宮の集客力はほんとうにすごいと、感心させられます。
我が故郷飛騨高山も、いつも観光客で賑わっていますが、
この雨のなか、これほどのにぎわいを生み出せるまでには、
さすがに至らないのではないかと思います。

雨なのに大勢の参拝客が

こうして、無事、内宮の鳥居の前まできましたが、そのころにはすでに、
靴のなかも、ジーンズの裾も、雨でビチャビチャに濡れています。
ほかの参拝客のみなさんも、きっと同じだったでしょう。
交通整理の方もカッパ姿で、かなりたいへんそうでした。

五十鈴川も増水

その後、宇治橋を渡って内宮へ。
手水舎で手を清めてから、五十鈴川へと向かいましたが、
この雨のせいで、当然のことながら、かなり増水していました。

そして、まずは瀧祭神を参拝。
いままで何度かお伊勢参りをしていますが、
いつも、この瀧祭神を参拝することを、
場所がよくわからないために失念しており、
今回はじめて、ようやく、念願がかなったという感じでした。
そのあとは内宮正宮を参拝し、次いで、荒祭宮を参り、
風日祈宮、子安神社、大山祗神社、と順に巡ってきました。

雨はこのとき、もう土砂降りといってもいいほどの状態です。
靴も裾もずぶぬれになりながらの参拝は、なんだか苦行のようにも思われましたが、
やはり、伊勢神宮のなかに身を置くのは、特別な時間であり、
また、この雨によって、身も清められたかのように感じました。
(そう思わないと、やってられない感もあるわけでしたが)

おかげ横町

その後は、おはらい町へ。とりあえず、遅い昼食をとることにしました。
食すのは、もちろん伊勢の名物『伊勢うどん』です。

伊勢うどん

ちょっと橋をつけてしまいましたが、これが伊勢うどんです。
ヨメによると、伊勢うどんは、
かつてはそれほどおいしいものではなかったとのことですが、
味の改良がなされたのか、とてもおいしくいただくことができました。

赤福もいただきました

そして、赤福本店にも行ってきました。
店はたいへん混雑していましたが、どうにか席が確保できたので、
店内で赤福をいただくことに。
この場でいただく赤福はまた格別という感じですね。
伊勢にきたという気持ちにもなります。

そのあとはおはらい町を散策し、今度は猿田彦神社へ。
同じ境内にある佐瑠女神社にもお参りさせていただきました。

終日、雨でした

そしてMINIに戻ったのですが、結局、この日は終日天候は回復せず、
まさに、雨、雨、雨の一日でした。

この続きは、また次回、くわしくご紹介したいと思います。




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