美しい虹

健康のためということで、ここのところウォーキングに励んでいる私たちですが、
先週の週末は、ほんの少し足を伸ばして、敦賀市へとウォーキングに出かけてみました。
なにしろ、血液検査で腎臓機能の低下を指摘されていますので、
週末にはできる限り歩くようにしたいと思っています。
といっても、ただ歩くだけでは続きそうにありませんので、
近隣の町や公園に出かけたりして、気分転換も図っています。

週末はお天気がよくなかったのですが、敦賀は晴れるとヨメがいっていましたので、
今回は北陸まで行ってみることにしました。
とはいえ、道中の天気はかなり怪しく、この調子では、
現地についても晴天は期待できないだろうと思っていたのですが、
予報通り、日差しを浴びることができました。

しかも国道8号線からは新幹線の駅を見ることができました。
金沢まで来ている新幹線が福井まで延伸されるとは聞いていましたが、
今年、ここ敦賀までくるとは、不勉強ながら、知りませんでした。
ということは、この新幹線は、
東海道新幹線の駅がある米原までさらに延伸されるのでしょうか。
そうなると、ぐっと利便性があがりそうですね。

まず、駐車場ですが、金ヶ崎緑地公園というところに無料駐車場があります。
ここは、金ヶ崎の戦いの時に、信長が攻め落とした金ヶ崎城に近く、
また、杉原千畝の尽力によって、
ナチスの迫害を逃れてきたユダヤ人らの資料展示を行う施設もあり、
さらには、赤レンガ倉庫、敦賀鉄道資料館などもある、
なかなかの観光スポットでもあります。

敦賀港

こちらがその緑地公園から見た敦賀港です。
お天気がいいように見えるのですが、じつはちょっと雨が降っていました。
なのに青空が出て日差しが照りつけているという状態です。
でも、気持ちのいい眺めですね。
こうして敦賀にやってくるのは、金ヶ崎城跡を見学にきた時以来です。

鉄道資料館

さて、ユダヤ難民上陸の資料施設は以前に見学をさせてもらいましたので、
今回は、敦賀鉄道資料館の見学をしてみたいと思います。
なんと、この施設、見学無料。
しかも旧敦賀港駅舎を利用した歴史ある建物を使っています。

資料館の内部02

内部には、D51、C62といった機関車の大型模型が展示され、
そのほかにも、鉄道にまつわる貴重な資料、展示物が置いてありました。
鉄道ファンにとっては、聖地の一つかもしれませんね。

資料館の内部05

また昭和四年当時の旅券なども展示されていました。
敦賀から船に乗り、シベリア鉄道経由でヨーロッパに行くさいに使用された、
パスポートだと言います。

資料館の内部04

ジオラマ展示などもあり、鉄道ファンでなくとも、一見の価値ありです。

そんなわけで、ここから敦賀駅まで歩いてみようということになりました。
けっこう距離があるのですが、なにしろウォーキングに来たのですから、
歩かないと意味がありません。
ただちょっとお天気が心配で、青空が見えていても、
霧雨のような細かい雨がかなり降っていて、しかも風も強くて、
こんな調子で駅まで歩けるのかな、と、心配になってしまいました。
が、意を決して出発します。
まず、港沿いにある倉庫群を見学しながら、街中へと向かって見ることにしたのですが

日差しがある上に雨が降っているので、すごく綺麗な虹が出ました。
しかもとてもくっきりとしていて、虹の端から端までが、完全に見えます。
ここまで形状が揃った虹を見るのは、めったにないことかな、と思ってしまいました。

気比神宮

こうしてまずは気比神宮まで行ってみます。
お参りをしたいところですが、それは帰りにして、このまま駅まで進むことにします。

敦賀の街並み

敦賀の街中は無電柱化がされていて、しかも道幅は広く、
アーケードの手前には駐車スペースがあるなど、とても美しく端正な状態になっています。
ここまで整備された街は少ないかもしれません。
もしかすると、原発マネーによるものかもしれませんね。

メーテルの銅像

しかも、歩道の各所には、銀河鉄道999にちなんだ銅像が建っています。
以前からこの銅像を見てみたいと思っていたのですが、
今回、ようやく念願達成となりました。
こちらは銀河鉄道のラスト、地球に帰ってきたメーテルと鉄郎の別れのシーンです。

車掌さん

こちらは、銀河鉄道の車掌さんです。
もう、すごく懐かしいですね。
ほかにも、女王プロメシュームや、アルカディア号、ハーロックの銅像などがありました。
道の反対側には、宇宙戦艦ヤマトにまつわる銅像もあったようですが、
一部しか見られませんでした。

敦賀駅へ

そしてようやくにして駅に到着です。
ここにくるまで、敦賀の街は、さほどの人通りもなくさみしかったのですが、
この駅周辺にくると、新幹線がくるということもあってか、俄然、賑やかになります。
建物なども新しく、清潔感があふれています。

ちえなみき外観

こちらは駅の手間に新しく作られて「ちえなみき」という書店です。
今回駅までやってきたのは、このちえなみきに行ってみたいという気持ちもありました。
手前には芝生を敷いた広場もあり、市民の憩いの場になっているようです。

ちえなみきはとても美しくモダンな本屋さんでした。
本の取り揃え方も独特で、その分類もまた趣向が凝らされていました。
喫茶店が併設されていますが、とりたてて飲み物を注文しなくても、
商品である本を席に座って閲覧することができるようになっています。

ただ、雑誌はおろか、小説すらもありません。
(小説はあるにはあるのですが、コーナーとしてはないような感じでした)
ミステリやエンタテインメント系の小説がないのはいいとしても、
せめて岩波文庫くらいは置いておいてもいいのかな、と思ってしまいました。
これで売り上げが上がるのだろうかと、ちょっと心配になったりしてしまいます。

でも、入り組んだ本棚のレイアウトは見ていて楽しく、
知の森を探検するような気持ちを味わえます。
しかも二階にも売り場がありますので、面積としてもなかなかの規模です。
(もちろん、都市部の本屋さんにはとてもかないませんが……)

新幹線開業

そのあと、敦賀駅に行ってみます。
新幹線がやってくるのが来月の16日ということで、けっこう盛り上がっていました。
お土産やさんも大盛況です。
そんなわけで、駅の建物についても探検してみましたが、
新幹線の駅舎は、在来線の線路のさらに向こう側にあり、ホームへの入場券でも買わない限り、
行けないようになっていました。ちょっと残念です。

こうして、来た道を引き返します。
途中、気比神宮に立ち寄り、お参りを済ませ駐車場まで戻ってきました。
歩数にして一万歩弱。けっこう歩いたつもりでも、一万歩には及びませんでした。

ですが、街中は見どころも多く、楽しいウォーキングになりました。
今後もまた、健康のため、近場の街を歩いて見たいと思っています。



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小倉山の北側へ

今回もまた、前回と同じような記事の投稿となってしまいますが、
先週末、今度は美濃市の街中と公園に、ウォーキングに行ってきました。
美濃市の街を歩くのは、2017年に行われた旧車イベントの時以来ですから、
じつに7年ぶりとなります。

もっとも、この7年のあいだ、美濃市に行くことは何度もあったかと思うのですが、
いつも通り過ぎるだけで、スルーしてしまっていました。
というのも、美濃市は、車で30分ほどと、出かけるにはあまりに近いため、
いつも、その先の目的地に向かうための、単なる経由地になっていました。

そんな微妙な近場ですので、今回は、お昼ご飯を食べてからの、
とてもゆっくりとした出発となりました。
現地に着いたのは、2時前くらい……、だったでしょうか。

駐車場は市のあちこちに点在しているようですが、
市街地の北にある『小倉公園』という公園には、無料の大きな駐車場があります。

小倉山の無料駐車場

実際にこの駐車場に入ってみると、日曜でもけっこう空いていました。
古い町並みからは少し離れているのですが、ウォーキングには、そのほうが好都合です。
(離れているといっても、たいした距離ではないですが……)
なので、この駐車場にプジョーを駐め、古い町並みへと行ってみました。

ここ美濃市は『うだつの上がる町並み』として、広く知られています。
うだつとは、防火のために、隣家との境に設けられた小屋根のことを指す言葉だそうです。
よく『うだつのあがらない』などといわれますが、そのうだつが、
この小屋根のことを指すようです。
美濃市の街の中心部には、このうだつを持つ家が、いまも数多く残されているそうです。

うだつの町並み

こちらがその古い町並みです。
たしかに、うだつと呼ばれる小屋根のある家々が散見されます。
観光客もちらほらと歩いていましたが、その数はさほど多くはなく、
私の実家がある飛騨高山のほうが、はるかに賑わっているのでは、と思います。
ただ、この美濃市の町並みは、電柱などがなく、とても美しいのですが……。

町並みの中の工房

美濃は、美濃和紙という特産物があり、街中にも紙を扱う土産物店などが数多くあります。
こちらの工房では、過去に、美濃に招いた作家による作品の展示がなされていました。
案内の方のお話によると、世界の各地から作家を招き、ホームステイというかたちで、
街に数ヶ月滞在してもらい、作品を仕上げてもらったとのことです。
そうした作品のいくつかが無料で展示さていました。
展示場所が古民家ですので、とても風情があります。

版画作品1

撮影が自由に許されていたので、作品のいくつかをカメラに収めてきました。
こちらは版画作品です。
たしか、東欧出身の作家の方の作品だったかと思います。

版画作品2

壁面にも展示がありました。
たぶん、同じ作家さんの作品だと思います。
そのほか、美濃市が招いた作家さんのプロフィールなどがパネル展示されていました。

和紙のオブジェ

また、街中には、和紙を使ったオブジェ展示などもされていました。
これらは内部に明かりが仕込んであるようで、
夜になると、幻想的な雰囲気を醸し出すのかもしれません。

街中の招き猫

街角には、変わった招き猫もあったりします。
独特の顔つきと、質感が興味深いですね。
今回は二体見かけただけですが、辻々にあったらもっと楽しいかもしれません。

いずれにしても、ウォーキングというには、これでは歩き足りません。
そんなわけで、車を止めた北の小倉山という公園方面に向かってみます。
そこからさらに、住宅街を通り抜け、灯台を目指して歩いてみます。

この日は、朝のうち曇天だったのですが、午後になると緩やかに天候が回復し、
お昼2時をすぎるころには、晴れ間も見えるようになりました。
空が晴れると、やはり気持ちいいですね。

川面の灯台

そして目指す灯台を見つけたのですが……。
どうも案内にあった灯台とは違うようです。
でも、まあ、灯台が見つかったので、これでよしとしましょう。
また、岩陰遺跡、という遺跡も見に行きましたが、
この遺跡には、残念ながら、近づくことができませんでした。
(崖の下の、洞窟ようなところだったのですが)

歴史的な吊橋

さらに、長良川にかかる吊り橋にも行ってみました。
この橋は、現存する近代吊り橋の中では、最古のものだと言われているそうです。
大正5年の竣工と言われているそうですが、修復を重ねているのか、
印象としては、もっと新しく感じます。
ただ、橋の両端にある吊り橋を支える構造物は、たしかに年代を感じさせるものでした。

小倉山城址へ

そしてふたたび小倉山公園に戻り、城址公園へと行ってみます。
目指すはこの公園の頂上にある展望台です。

この坂道がけっこうきつい。
距離は短くても、ウォーキングとしては、負荷がかかって効果的なのかもしれません。

頂上展望台

というわけで、展望台到着です。ヨメも私も息が切れていました。
もっとも、それほど時間をかけずとも、この場所までくることができました。
展望台はお城を模したような形状で、三階建てになっていました。

この小倉城址には、かつて金森長近公の居城 (隠居城) があったといいます。
金森長近は、初代飛騨高山藩主で、私の出身地である飛騨高山では、
金森長近の名を知らない人はいません。
それほどまでに、長親公は高山でその名を轟かせています。

ただ、その長親公が、この美濃に隠居城を築いていたということは知りませんでした。

展望台からの眺め

こちらがその展望台からの眺めです。晴れて本当によかった。

超急勾配

帰りは別のルートで下山しましたが、写真ではよくわからないと思うのですが、
かなりの急勾配です。

というわけで、当初はさほどの歩行距離数にはならないように思えたのですが、
実際には、けっこう長い時間、歩くことになりました。
今後もまた、健康のため、あちこちを歩いてみたいと思います。


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うぬまの森から

気がつけば、2024年も年が明けて、すでに1ヶ月近くが経とうとしています。
今年は、元旦から大きな地震があるなど、
波乱の年を予感させるような幕開けとなってしまいました。
能登は、何度も行った思い出深い地でもあります。
被災された方々には、心よりお見舞い申し上げるとともに、
一日も早い復旧を心よりお祈りいたしております。

そのせいもあってか、今年はまったく正月気分もないままに過ぎてしまいました。
年をとると、年月の経過が一層早く感じられるようになりますが、
今年も、なんとか決めた目標をこなしていけたら、と思っています。

さて、これもまた、年の話と関係する事柄だとは思いますが、
血圧の薬を常時服用するようになって以後、血液検査をすると、
腎臓の機能が少し弱くなっている、との指摘を受けるようになりました。
もっとも、薬を服用する直前の血液検査では、そんな兆候は全くなかったため、
なんだか、薬の副作用なのでは、とも思ってしまいます。
しかもなんだか疲れやすくなったような……。
まあ、なんにしても、血圧の薬をやめるわけにもいかず、
この先は、医師の勧めに従って、身体を動かすことを、
少しは考えていかなくてはならないかもしれません。

……と、そんなわけで、すでに三週間もまえのことになってしまいますが、
週末、ここ岐阜県の各務原市鵜沼というところにある『うぬまの森』という森林公園に、
ヨメともども、ウォーキングに行ってみました。
以前にもこの公園にはきたことがあるのですが、
そのときは、お天気が恵まれなかったため、スルーしていました。
が、今回、気持ちのいい青空が広がったので、再びこの公園にやってきたという次第です。

この公園、広いグラウンドがあるとか、遊具が取り揃えてある、といったことはなく、
山の中に遊歩道が伸び、所々に展望台がある、といった感じになっています。
つまりウォーキングには最適ということですね。

駐車場にて

駐車場も、広大というほどではありませんが、ほどほどに広く、
車を駐めるのに苦労するようなことはありませんでした。

森の本やさん

しかも、園内には「もりの本やさん」という施設がありました。
といっても、本を売っているわけではなく、市の図書館の分室のようなもののようです。
帰りがけにちょっと寄ってみたのですが、内部は比較的普通の図書館でした。
ただ、一般書は少なく、児童向けの本が多かったように思います。
それでも、子供からお年寄りまで、意外とお客さんは多かったようにも思いました。

園内マップ

こちらが公園の入り口部分に設置された園内マップです。
遊歩道は、園内の各所に伸びていて、すべての小径を巡れば、
距離的にも相当に長いものになりそうです。
折しも、もりの本やさんの手前にも印刷されたマップが置いてあったので、
それを一枚もらってきました。

坂道を登る

と、そんなわけで、さっそくマップを頼りに山歩き開始です。
道は舗装されていて歩きやすいですが、上り勾配なので、けっこう息が切れます。
こんなときに、やっぱり歳を感じてしまったりしますね。
以前だったら平気だったのに。

最初の展望台

そして第一の展望台がこちら。
マップで記された『ふるさと眺望の丘』というところです。
ここは、駐車場からさほど遠くもなく、比較的簡単に行ける感じです。

素晴らしい眺め

そして、ふるさと眺望の丘からの眺めがこちらです。
とにかく天候に恵まれましたので、すばらしい景観を楽しむことができました。
正面に見えるのが、犬山城のある犬山です。
この写真ではちょっと見えづらいのですが、そのさらに先に小さく見えるのが、
おそらく小牧山だと思われます。
小牧長久手の戦いの時、秀吉方は犬山城に入り、徳川方は小牧山状に陣取って、
にらみ合いをしました。
(このあたりのいきさつは、去年の大河ドラマどうする家康でも描かれましたね)
その距離感がどのようなものであったのか、この展望台からはわかります。
また、そのさらに先には、名古屋駅のビル街までもが見えます。

レリーフ

この場所には、方向と見える山を示す円形のレリーフがありました。

さらに坂道をゆく

そしてさらに坂道を登っていきます。
この道は『さえずりの道』というらしいです。
舗装はされていますが、車が登ってくる心配はないので、安心して歩けます。
ただ、日陰に入ると、ちょっと寒いですね。

無舗装の遊歩道

そして、道の最東端まで行って、そこから無舗装の山道『日本ラインの道』に入って、
山頂の展望台を目指します。

山頂展望台

こちらがその展望台です。
写真で見ると、なんだかひとっこひとりいないように見えますが、
あたりには、私たちと同じようにウォーキングを楽しむ人たちが、ちらほらといました。

想い想いの行楽客

ただ、眺めとしては、さきほどのふるさと眺望の丘のほうがよかったかもしれません。

平和観音

そのあとは、平和観音という観音像があるところへといき、
さらにまた展望台に引き返し、今度は眺望の道というルートを通ります。
そしてふたたび、ふるさと眺望の丘へと出て、下山してきました。

ここのところ、軽い山歩きができる公園、ウォーキングができる公園を探しているのですが、
意外と、あちこちに、目的にかなう場所って、あるものですね。
ありがたいことです。

しかもこの公園、中山道の石畳が残してあるコースもあります。
さらには、まんさくの道、せせらぎの道、といった別コースもあるようで、
それらを全部歩こうと思うと、まさに一日仕事になりそうです。
(ですので、今回、この中山道コースは行きませんでした)

中山道との分かれ道

また、次回、この中山道コースにチャレンジしてみたいと思います。


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冬の高根

さて、2023年もいよいよ残りわずかとなってしまいました。
毎年いっていることですが、時の経つのはほんとうに早いものです。
みなさんにとって、今年という一年は、どんな年だったでしょうか……。

我が家の今年は、母親のことでほんとうにいろいろとあって、
諸事、なにもかもが難渋してしまう年という感じでした。
そんなわけで、昨年2022年から、お出かけにまつわる投稿も、
もうガクッと減ってしまったかと思います。
(逆にブックレビュー系の記事が増えたかも……)
もしかすると、来年もまた、お出かけ関係の記事が少なくなってしまうかもしれません。
できれば来年、どこかに遠出したり、旅行してみたいと、
とても強く思っているのですが……。

まあ、そんないろいろとよからぬ事態が起きた今年ですが、
気を取り直して、いま、今年一年を振り返って見たいと思います。

前回もいいましたが、今年から高血圧のため、薬を飲むようになりました。
ついに基礎疾患を抱えることとなってしまい、なんだかぐったりです。
まあ、血圧が高いのもストレスのせいかと思うのですが……。
とはいえ、日頃の運動不足というのは、もはや疑うべきもないことで、
今年は、ちょっと歩いたり、ウォーキングしたりということをしなくちゃいけないかな、
ということで、二月の中頃、岐阜県美濃加茂市にある、
日特スーパテックWKSパークというところに行ってきました。

幕府軍布陣地

この公園、近場にありながら、けっこう長いウォーキングができるところで、
しかも『承久の乱』の時の戦さ場となったところでもあります。
折しも2022年の大河ドラマが『鎌倉殿の十三人』で、ほんの短いものでありながらも、
このいくさのシーンがあったかと思います。

長い遊歩道

なにしろ川の対岸へと行き、そこからあたりをぐるりと大きく一周して、
もとの日特スーパテックWKSパークに戻ってくるというコースになりますので、
先日行った清流里山公園のウォーキングコースと違い、かなりの長距離。
これこそまさにウォーキングと言っていいものとなりました。

湖畔で駐車

今年は、愛車のMINIにも、ほとんど乗ることができませんでしたが、
3月には、絶好の行楽日和の中、琵琶湖畔へと行ってみました。
このときはオイル交換とグリスアップをしたばかりで、とても快適なドライブとなりました。
来年は、もっともっとMINIに乗れる機会があればいいなと思っています。

ハウルの動く城

そして四月には、飛騨金山町の街中を通る『筋骨』と呼ばれる細い小径の散策に、
行ってみました。
この細道探索はなかなかに興味深いもので、
2023年屈指の印象深い思い出と言っていいかもしれません。
ですがこのとき、後になって気づいたのですが、
古い銭湯を見学するのを失念してしまいました。
なので、できればもう一度、時間を作って金山町を訪れたいなと思っています。
なにしろ、金山町は近場ですし、この街は実家に行くときの通り道でもありますから。

ビーナスラインで

また、今年はヨメの車が、プジョー208から、新しいプジョー208に変わりました。
すなわちヨメは、同じ車に乗り換えたことになります。
(これも、我が家にとっては、大きな出来事だったかとも思います)
うえの画像が、いままで長きにわたってがんばってくれた青のプジョーです。
この車でほんとうにいろいろなところに行きました。
伊勢、奈良、から、長野県の戸隠、山梨の甲府と、さまざまな思い出を作ってくれました。
そんなわけで、走行距離もかなりのものとなってしまい、
あちこちにガタがきてしまいました。

ニュープジョー

というわけで、同じ車の走行距離の少ないものを探し、選んだのがこちらです。
もちろん、マニュアル車です。
これからは、この車で、いろいろな思い出を作って行きたいなと思っています。

ダム内通路

そうそう、七月にはダム見学に行きましたね。
こちらは岐阜県の横山ダムというダムで、キムタク主演の宇宙戦艦ヤマト実写版で、
ロケにも使われたところです。
見学は完全予約制でしたので、事前に予約申請し、行ってきました。

内部が中空という珍しいダムで、まさに地底の秘密基地感があり、
さらには発電所の見学もできるなど、もう、たいへん興味深い体験をさせていただきました。

いざ岐阜へ

MINIは今年車検ということで、いつものように、富山市にある、
専門ショップで車検を受けることにしました。
おかげさまで調子も良く、来年はMINIでどこか遠くに行きたいなあ、と思っています。

が、今年出かけたのは、ほんとうに近場ばかりで、
しかも、お出かけそのものの記事もたいへん少なく、
あれもしたかったな、これもしたかったな、と、いろいろと心残りのある年となりました。
来年は、物事がよい方向に行けばいいなと、切に切に願っています。

みなさんもどうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
来たるべき新しい年も、当ブログ『K’s BAR』をよろしくお願いいたします。


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青空と木々

さて、気がつけば今年も残すところあと一週間ほどとなってしまいました。
今日はクリスマスということで、いよいよ年も押し詰まってきたなというか、
慌ただしくなってきた気がします。
今月もなんだか慌ただしく過ぎてしまい、ブログの更新もままなりませんでした。
そんなわけで、今回は、近場の公園に少しばかりウォーキングに行ったことを、
ご紹介したいと思います。

行った先は、岐阜清流里山公園というところです。
この公園、かつては日本昭和村という名称で、有料の施設だったのですが、
いまは無料開放されており、誰でも気軽に入れるようになっています。
(道の駅としても、利用されているようです)
以前にもたびたび、この場所には来ているのですが、なにしろ私は、
今年から血圧を下げる薬を常用するようになってしまい、健康のためにも、
できるだけ歩くようにしたほうがいいとのことで、こうして、
ウォーキングのためにやってきたという次第です。

見知らぬ建物が

もっとも、くだんの公園は車を使わないといけない距離にありますので、
ヨメさんのプジョーで、行くことにしました。
で、現地についてビックリ。
敷地内に見慣れない真っ白な建物が建っています。
これはいったいなんだろう、と思っていたら、どうやら、ホテルが併設されたようです。

この日はなかなかの好天で、外を歩くにはまさに絶好でした。
もっとも、やってきたのは、すでに午後三時過ぎ……。
心なしか、陽も少し傾きかけていました。

で、公園のエントランスに行くと、健康に関する機械を設置した一画が……。
血管年齢の測定や、ストレスを測定できるマシン類が並んでいました。
というわけで、さっそく血管年齢から測定してみることにしました。
私は長い間、血圧が高い状態が続いていたので、
さぞかし、血管年齢も、たか~くなっているだろうと覚悟しました。

以前、こうした装置を使った時には、血管年齢が70台とか、
そのあたりの高い数値が出たように思います。
当時はまだ五十代だったのに、もう血管がぼろぼろだったってことですね。
マシンの精度がどの程度のものなのかはわかりませんが、このときは、
けっこうショックでした。

が、今回、測定してみると、意外にも、
血管年齢は五十代に戻っており、大いに改善していました。
もしかすると、血圧の薬を飲むようになってから、血管の状態が改善したのかもしれません。
とはいっても、血圧の薬を常用するようになってからは、
あまり体調がいいとはいえないのですが……。

しかも、ストレス測定についても、けっこうリラックス状態でした。
今年もまた、去年に引き続き、かなりフルストレスな日々が続いていたと思うのですが、
これもまた、とても意外な結果でした。
もっとも、これらのマシンの信頼性は、まったくわからないのですが。
(このマシン群の写真とか撮っておけばよかったです。すみません)

ウォーキングの看板

というわけで、一連の健康測定を終えた後は、ヨメといっしょに公園内を巡ります。
すると、園内に、ウォーキングのためのコースが設けられていることを知りました。
何度もこの公園に来ているのに、まったく気がつきませんでした。
ただ、その距離は1.7キロとかなり短め……。
これではウォーキングの「ウ」の字にもならないかもしれませんが、
とにかく、初冬の穏やかな日差しの中、落ち葉を踏みしめながら、
山道を歩いてみることします。

しいたけ栽培所

道の途中には、このようなしいたけ栽培書がありました。
とはいえ、今はシーズンオフということなのでしょうか、好天の日曜にもかかわらず、
クローズドになっていました。
そのせいなのか、あたりには人影もありません。

静かな道を進む

そしてさらに山道へと入っていきます。
公園のメイン通りはかなりの人出がありましたが、
このウォーキングコースは、ほんとうに静かで、私たち以外、人はいませんでした。

と、思っていたら、道の先になにやら人だかりが……。
よくみると、二箇所ほどドッグランがあって、大勢の愛犬家で賑わっていました。
集っている犬も、大小さまざまな種類がいて、まるで動物園(?)のようでした。

ゴーカートコース

さらに先へと進むと、園内を貫くゴーカートのコースに出くわしました。
なにかと様々なアトラクションに出くわすので、
ただ歩いているだけでも、もう、充分楽しいですね。

走っているゴーカートは運転席と助手席のある二人乗りタイプのもので、
若い女の子がキャーと歓声をあげながら運転していました。
どうやらこのタイトなヘアピンカーブで、車体が大きくドリフトするようです。
次回は、ちょっと運転して見たいですね。

小学校の建物

すると今度は昔懐かしい小学校の建物に行き当たります。
折しも館内では、オルゴール展(だったかな)が開催中でした。
といっても、ここでウォーキングを中断するわけにはいきませんし、
内部の展示は以前にも見たことがあるような気がしますので、
そのままスルーして、通り過ぎます。

帰路につく

こうして、無事、ウォーキングコースを終了しました。
まあ、ほんとうにお散歩といった程度の距離です。
あまり健康増進に資するものではないでしょうが、まったく歩かないよりは、
ずっとマシなのかもしれません。

その後、園内の駄菓子屋に立ち寄り、
昔懐かしい、クッピーラムネ、梅ミンツ、などなどを、気の向くまま買ってきました。
なにより、この物価高騰の折にとてもお財布に優しいお値段です。

今後も機会があれば、日々の健康のため、こうしたお散歩ウォーキングに、
積極的に出かけたいと思っています。


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