インクを外して

今回は、前回の記事で取り上げた、キヤノンプリンター自力修理のその後について、
ちょっとご紹介したいと思います。
プリンター内部にあるブリンタヘッドを外し、YouTube動画などを参考に、
このヘッドを丸ごと水洗いし、さらにシリンジを使って、インク受給部にお湯を注入、
その後はエタノールを同じインク受給部に垂らすなどして、
ヘッド内部を、強制的に洗浄しました。
最終的には、ヘッドの下面のスリットから、
お湯が細かなシャワー状になって出るところまで、作業を行いました。
YouTube動画によると、こうして水がシャワー状に出れば、
作業としては、おおむね完了のようです。

その後、正常にプリントされるようになったのですが、
何日か経つと、またしても黒だけがプリントされなくなってしまいました。
プリンタ本体のインク情報を見ると、BKのインクがなくなっていることになっています。
ですが、BKのインクは新品がついています。
インクを外して目視で確認しても、なくなってはいません。
ちゃんとインクは入っています。

どうやら、BKのインクそのものを認識していないようです。
プリンタの不具合としては、黒が出ない、という感じですので、このBKを認識しないことが、
そもそもの不調の原因だと思われます。
う〜ん、でも、かなり丁寧に洗浄したつもりなんですけどね。
それとも、何日も使わずにいたのがよくなかったのでしょうか。
ヘッド洗浄をしてから、その後、連続してプリンターを使用すれば、
あるいは、そのまま正常な状態を維持できたのかも知れません。
(まあ、そのへんはなんともいえませんが……)

プリンタヘッドを外したところ

そんなわけで、またしてもヘッド洗浄をやってみることにしました。
とはいっても、ヘッドを丸洗いすることはやめて、問題が起きているBKだけを中心に、
作業してみることにしました。

まず、インクを取り出し、プラ製のコの字型のバーを跳ね上げ、
プリンタヘッドを取り出します。
このあたりの作業は、前回とまったく同じです。

そうして取り出したヘッドに、今度は、
前回も使ったシリンジで、エタノールを強制注入することにしました。
前回はお湯を注入し、エタノールはスポイトで染み込ませただけです。
ですが、エタノールを使えば、インクを強制的に溶かす力があるかと思います。
前回も説明しましたが、我が家にはコロナ禍が始まった当初に買った、
エタノールがあり、ちょうど消費期限がすぎたばかりです。
このエタノールを処分するためにも、
今回、プリンタヘッドの洗浄に使ってみることにしました。

前回同様、シリンジを用意。
このシリンジにピニールパイプを装着し、エタノールの入った容器から、
直接、吸い上げをしてみます。

そしてプリンタヘッドのBKのゴムパッキンを外し、インク受給部に、パイプを装着。
圧力をかけて、エタノールを内部に送り込みます。
そうすると、ヘッド下端のスリットから、
エタノールがきれいなシャワー状になって、噴きでてきます。
お湯の時よりも、シャワーの状態が細かく、見た目の雰囲気では、
前回よりもいい感じかもしれません。

この作業を行うのはBKだけ。
プリンタヘッド丸ごと水洗いもしないので、作業はごくごく短時間で済んでしまいます。
ほんとうはほかの色の受給部についても、洗浄すべきかも知れませんが、
なにしろ、この作業をすると、インクがとても無駄になるんですよね。
ですから、とくに異常の出ていない箇所は、作業をオミットします。

プリンタヘッド

こうしてまた、パッキンを元に戻し、ヘッドを組み付け、
すべてのインクを元に戻します。
BKを装着しても、ランプの点滅は起こらないので、うまく認識されたのかも知れません。

で、テストプリントしてみると、いままでまったく印字されなかった黒が、
プリントされるようになりました。
細いラインもバッチリ印刷されています。
ところが、きちんとプリントされてないところも散見されてます。
うーん、いったいどうしたものでしょう。

どうやら、プリンタヘッドが往復する際に、
正常にプリントされる箇所と、プリントされない箇所がでてきてしまうようです。

BKインク、認識せず

で、インク情報を確認すると、認識されていません。
インクを装着しても、点滅はしなくなったんですが、やっぱりダメなようです。
というわけで、今度はプリンタ側から、ヘッドクリーニングを行ってみます。
すると、プリントされる箇所が、ぐっと増えました。
とはいっても、正常な状態とはとても言えない状態です。困ったなあ。
YouTube動画によると、最初は不調でも、使い続けるうち、
だんだんと機能回復してくる例も紹介されていましたので、
もう少し、様子を見てみましょう。

というわけで、その二日後の今日、ふたたびテストプリントしてみたのですが、
症状は改善するどころか、まったく黒が印字されなくなりました。
もうこうなると処置なしです。

とはいっても、ヘッドをエタノールとシリンジでクリーニングすると、
不完全とは、黒部分は印字されるようになります。
ということは、ヘッドの強制クリーニング自体は、効果があるといえます。

もう復活の見込みは薄そうですが、今後も、なにかアイデアや新たな情報があれば、
自力修理に日間挑戦してみたいと思います。


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キヤノンプリンター

先日、我が家にあるキヤノンのプリンターMG8230を使っていたら、
最初はいつも通り調子が良かったものの、途中から、
黒い部分だけがかすれるようになりました。
このときはほぼ黒一色の原稿をプリントしていましたので、
かすれはそのうちに印字面全域に及んでしまい、最終的には、
まったくなにもプリントされなくなってしまいました。

もともとこのプリンターは、私の父親が使っていたもので、
父親が亡くなった折、私が引き取ってきたものです。
ですでの、このプリンターがいつ購入されたのか、といったことが、
まったくわかっていません。
もっとも、それほど頻繁には使っていなかったように思います。
2019年の終わりに岐阜市の事務所に持ってきましたので、
私としては、かれこれ4年近く使っている計算になります。

そういえば、このプリンターを引き取ってくる以前に使っていたプリンターも、
キヤノン製で、そのときも、黒だけが印字されなくなるという、
今回と同じトラブルに見舞われ、結局、破棄となってしまいました。
(もっとも、まだ事務所の片隅に置きっ放しになっていますが)
どうやら黒の印字に不具合が出るのは、キヤノンプリンターの特性なのかもしれません。

そんなわけで、このプリンターも、もうダメかな、と思っていたのですが、
YouTubeなどを見ると、みなさん、同様のトラブルに見舞われているようで、
しかも、その回避法の説明などが、数多くアップされていました。
そんなわけで、私も、ネットの情報をたよりに、
プリンター復活大作戦を行ってみることにしました。
おそらく、同じ症状に見舞われている方が、多数いらっしゃるかと思いますので、
みなさまの参考になるよう、できるだけ細かくレポートしていきたいと思います。

やはり、キヤノン製プリンターで、黒だけが印字されなくなる、というのは、
よくある不具合のようです。
YouTubeでは、私とまったく同じトラブルの方が、何人もいらっしゃいました。
で、その方たちが行なっているのが、プリンタヘッドをお湯、または水で、
洗浄するというものでした。
このプリンタヘッドを水洗いするだけで、インクの目詰まりが解消し、
元どおり使えるようになるというのです。

その方法は、まず、すべてのインクカートリッジを外します。

インクは乾燥しないように

外したインクカートリッジは、インクの吐出部分が露出してしまいますので、
感想を防ぐために、カートリッジ全体をサランラップで包んでおくことを、
お勧めいたします。

インクを外して

カートリッジを外したら、グレーのプラスチックでできた、
コの字型のバーを引き上げます。
これで、プリンタヘッドが外せる状態となります。
プリンタヘッドを外すさいは、黒い突起部分を指でつまんで、
手前に回転させるようにして行うと、とても簡単に外れます。
このあたりは、文章では説明しづらいところですので、
みなさんがアップしているYouTube動画をご覧いただければと思います。
プリンターの機種が違っても、キヤノン製であれば、
構造はほぼ同じか、かなり似たものとなっているかと思います。

ヘッドが外れたら、お湯を出し、丸洗いします。
そのとき、ヘッドの後方にある基盤部、また、インクを受け止める丸い受給部を、
指で触らないよう注意しなければなりません。

水につけて洗浄

お湯は40度くらいにしてみました。
最初はどっとインクがでてきて、黒やら青やら赤やらの色水が、
シンクのうえを流れていきます。
こうしてある程度洗ったら、お湯を張った容器に、一時間ほどヘッドをつけておきます。
そしてまた、同じ作業を繰り返していきます。
そうすると、インクがしだいに出てこなくなります。

インクをセット

そして、一晩、ヘッドを乾燥させたら、プリンターに戻し、コの字型バーを倒して、
サランラップで巻いておいたインクカートリッジをセットします。
こうして一見すると、元に戻った感じに見えますが、
BKのインクだけ、点滅を繰り返してしまいます。
これはインクがなくなったというサインなのですが、BKのインクカートリッジは新品です。
ということは、洗浄がまだ足りないということなのでしょうか。

とりあえず、テストプリントして見ると、
シアンやマゼンタにいままでになかったかすれが現れていましたが、
黒だけはばっちり印字できるようになりました。
すごい!。ネット情報って役に立ちますね。

こうしてその日は支障なくプリントできたのですが、
翌日になると、また黒だけ印字されなくなってしまいました。
つまり、お湯洗浄だけでは、プリンタヘッドのインクの目詰まりは解消されなかった、
ということなのでしょう。

エタノールで洗浄

そんなわけで、作戦Bを始めます。
新たな作戦は、スポイトで、エタノールを、プリンタヘッドのインク受給部に垂らし、
固まって目詰まりをしているであろうインクを、溶かすというものです。
ちょうど我が家には、コロナ蔓延の時期に買った、無水エタノールがありましたので、
それを使ってみることにしました。

スポイトで垂らす

とりあえず、プリンタヘッドをまた外し、お湯で洗浄します。
面倒臭いですが、念のため、まずはお湯洗いから始めてみました。
その後、エタノールを、模型店で買ったクレオスのスポイトで吸い上げ、
プリンタヘッドのインク受給部に垂らしていきます。

垂らした状態

垂らすのは、シルバーに見える丸い部分です。
もし、インク詰まりが起きていなければ、
エタノールはすぐにこの丸い部分の内部にスッと吸い込まれていきます。
しかし受給部にエタノールがいつまでもとどまるようでしたら、
インク詰まりがおきているのかもしれません。
たしかに、BKのインク受給部は、エタノールの吸い込みが、とても悪かったです。

染み込みを確認

この作業を繰り返していると、しだいに吸い込みが良くなっていきます。
おそらく、詰まったインクが溶けているのではないかと思います。

というわけで、このヘッドをプリンタにセットし、
試験的にプリントアウトして見ると……。
結果はバッチリ。ネット情報って、すごいですね。
というわけ、無事、自力修理完了という感じで、一人悦にいっていたのですが。

翌日になると、またしても、黒だけかすれがでてきてしまいました。
本当に短い命で、もう、がっかりです。

シリンジ購入

そんなわけで、今後は作戦Cに移行することにしました。
新たな方法は、ホームセンターでシリンジを買い、圧力をかけて、
プリンタヘッド内の残るインクを、強制洗浄するというものです。

ところが、シリンジを探すのに思いのほか苦労してしまうことに。
なんといっても、ホームセンターの店員さんが、シリンジといっても、
よくわかってもらえないということが、多々ありました。

が、カーマホームセンターで、このシリンジをゲット。
お値段は二百円ちょっとくらいだったでしょうか。
きちんとチューブもついていますし、お財布にもやさしいです。

チューブの先端を加工

とはいっても、このチューブでは、プリンタヘッドのインク受給部の丸い部分に、
うまくはいりません。
というわけで、ガスの炎で少し炙って、チューブの先端を広げてやります。
あまり炙りすぎると今度はガバガバになってしまいますので、慎重に炙りながら、
穴を広げていくのがいいと思います。

お湯を注入

そしてプリンタヘッドのインク受給部のパッキンを外します。
このパッキンはとても大切な部品ですので、無くさないように大切に保管して起きましょう。
(すみません、作業に夢中で、パッキンの写真を撮り忘れてしまいました)
そして、お湯を張った容器のなかに、プリンタヘッドを浸し、
露出した受給部にシリンジのチューブを嵌め込み、ググッと圧力をかけて、
まず、お湯を吸い込みます。
そうすると、内部に残されていたインクとともに、お湯がシリンジ内に吸い上げられます。
今度はそのお湯を、圧力をかけて、押し出してやります。
(この場面も写真を撮り忘れてしまいました)

そうすると、シリンダヘッドの底部から、シャワーのようにお湯が出てきます。

このとき、あまり圧力をかけすぎると、部品が圧力で変形しそうなので、
少しずつゆっくり圧力を加えるなど、作業には注意が必要です。

インクをセットする

この作業が済んだら一晩、水に漬け置き、
さらにまた、エタノールを垂らして、様子を見てみます。
そしてまた一晩乾燥させ、プリンターに組み込みます。

そしてプリントしてみると、元どおり、黒が印字されるようになりました。

もっとも、いまのところは調子いいですが、今後もまた、不調になるかもしれません。
ですが、長年使ったプリンタを廃棄するまえに、
一度、これら洗浄法を試す価値はあるかもしれません。

もっとも、結果は保証できませんので、
作業は自己責任でやっていただくしかないと思いますが、
もし、プリンターを捨てるしかないと思っていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、
ダメ元で、プリンターヘッドを洗浄してみることを、お勧めいたします。
YouTubeにさまざまな動画がアップされていますので、そちらも、
参考にしていただくと、よりよいかとも思います。


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河口堰

結局、今年もまた、コロナの収束が見えないまま、一年が終わろうとしています。
それどころか、この2022年は、ロシアのウクライナ侵攻にまつわる異様な物価高、
円安があり、コロナのうえに、さらなる予期せぬ災難が降りかかった年ではないでしょうか。
そんな一年も、残すところ、あと数日となりました。
個人的にも、昨年に引き続き、母親の病気など、
なにかとよくないこと、不安な出来事が多かったように思います。
仕事も、昨年に引き続き、まったく奮いませんでした。
みなさんはいかがだったでしょうか……。
来年こそは、良い年になってほしいと、そう切に願わずに入られません。

そんな年でも、いろいろと思い出深いことがあります。
今回は、そんな楽しかった思い出を、いくつか辿ってみたいと思います。

今年も最初のうちは行動制限がなされていたため、
お伊勢さん詣ではしたものの、あまり活発に出かけることはできませんでした。
そんななかでも、マザックの工作機械博物館に行ったことは、
とても印象深い思い出になっています。

輸入工作機械

なにしろ無料博物館でありながら、とても規模が大きく、
(蒸気機関車や飛行機まで展示されていますから)
また、案内のかたがとても丁寧な説明をしてくださいました。
機械の進化を順を追ってみていくのは、楽しく興味深いものです。

ガーデン

また、GWには、ほんとうに久しぶりに、能登半島にある、
花のミュージアム『フローリィ』に行ってみました。
この日は絶好の行楽日和で、穏やかな日本海を眺めながらの、
すごく気持ちのいいドライブになりました。

以前にこちらに来た時にも好天でしたが、今回もそれに負けじ劣らぬの青空でした。
また、ぜひ行ってみたいものです。

東洋のマチュピチュ

日本のマチュピチュと呼ばれる岩村城にも行ってみました。
このときは、城の頂上付近の駐車場に車を入れ、そのあと、城跡から、
岩村の街の方へと下がり、さらに城を目指して道を上がったのですが、
もう息が切れて息が切れて……。
その苦しさは、いまでもよーく覚えています。

伊勢神宮内宮

そして秋には、またもお伊勢さんに。
今年は都合三回もお伊勢さん詣でをしたことになります。
でも、伊勢神宮、何度行ってもいいんですよね。
しかしながら、この秋のお伊勢さん詣での時には、日帰りという時間的な制約から、
倭姫宮に参拝することができませんでした。
これがちょっと心残りです。
次回はぜひ参拝したいです。

また、今年もいろいろと本を読んでみましたが、
なかでもベストはこれでしょうか。

文春文庫「監禁面接」

ピエール・ルメートルの『監禁面接』です。
なにしろ、ハラハラドキドキさせられます。
そしてなにより、主人公アラン・デランブルにメチャクチャ惹かれます。
(しかも、けっこう笑えます)
アラン自身は自分を暴力的な人間ではないと評していますが、
けっこう感情的で粗暴な一面を持っています。
読者はそんなアランが追い詰められていく様を、共感を持って見守ることになります。
ピエール・ルメートルの作品を今年はいろいろと読んでみましたが、
これは出色の出来ではないかと思っています。

桑名のMINI

ちなみに、今年はMINIの出番がほとんどありませんでした。
来年こそは、MINIで遠出したいと思っています。

というわけで、なんだかあっという間に2022年が終わってしまいました。
ほんとうに、良くも悪くも、年をとるごとに、一年が短くなっていくようです。

まもなくやってくる新たな2023年が、いったいどんな年になるか、
いまの世界の情勢からはまったく予測もつきませんが、
それでも、良い年になってくれるよう、願ってやみません。
みなさまも、どうか良いお年をお迎えくださいませ。
来年も当ブログ『K's bar』をどうぞよろしくお願いいたします。


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さざれ石公園の紅葉

今月19日の土曜、ここ岐阜市からほど近い場所にある
「さざれ石公園」というところに行ってみました。
近場であるにもかかわらず、いままで一度も行ったことがない場所です。
たまたまグーグルマップを見ていて、こんな公園があるのかと思い、
ちょっと立ち寄ってみることにしました。

今年の秋は比較的天候に恵まれているため、本来であれば、
思い切って休日は遠出をしたいところなのですが、なにかとバタバタしているため、
近場にしか行けませんでした。

この日は所用で岐阜市の西にある大垣市に行ったので、
大垣から北の揖斐川町に向かい、春日村というところに入ります。
岐阜市から近いといっても、あたりは深い山の中です。

さざれ石公園到着

あまり人も訪れないのか、駐車場は閑散としていました。
静かで、川のせせらぎの音がかすかに聞こえる程度です。

碑文

公園建設の過程を記した重厚な碑文が設置されていました。

公園への小道

国歌「君が代」にうたわれるさざれ石は、この遊歩道を登った先にあるとのことで、
苔むした隘路を進むことになります。
こうした道を行くのはワクワクしますが、道が濡れて滑りやすいため、
足元にはかなり注意しないといけません。

清流が流れて

道の脇にはきれいな山の水も湧いていて、山の中らしい雰囲気に溢れていました。
この公園の西には、伊吹山という高い山がそびえています。
(公園から伊吹山は見えませんでしたが……)

階段を上る

こうして登ること数百メートル、広場に行き当たります。
もう少し長い道のりを想像していたのですが、意外と短い距離だったので、
ちょっと拍子抜けする思いでした。
ここがさざれ石公園のようです。

さざれ石

そしてこちらが、さざれ石。
そういえば、伊勢の猿田彦神社境内にも、
さざれ石と銘打たれた岩が置いてあったように思います。
ということは、さざれ石は全国各地のあるのでは、と思いますが……。

中曽根康弘氏の署名

さざれ石公園の碑文には、中曽根康弘氏の名があります。
ということは、このさざれ石は、他のさざれ石とは一線を画す、
由緒正しい物のようです。

とにもかくにも、静かな山の中の場所で、とても気持ちがいいです。
近場でリフレッシュというには、ちょうどいいかもしれません。

しかも、誰もいなかったはずの公園に、急に人の姿がちらほらと見えるようになりました。
森林浴するにはちょうどいい感じなので、人気があるのかもしれません。
公園からは登山道も伸びているので、物足りないと感じるかたは、ここから、
山登りにチャレンジしてもいいかもしれませんね。

日比野克彦のアート

公園にあるコンクリートの壁(砂防ダムかもしれません)には、
日比野克彦氏のアートが描かれていました。
ですが、塗料が剥がれ、しかもコンクリートが劣化して黒ずんでいるため、
何が描いてあるのか、よくわかりませんでした。

紅葉の道

帰り道は、行きとはルートを変え、紅葉の中をドライブすることとなりました。
ピークはちょっと過ぎた感じでしたが、
それでも、充分に色づいた木々を楽しむことができました。

道の駅「池田」

その後は池田町の道の駅に立ち寄ってみました。
折しもこの日、イルミネーションの点灯が行われるとのことで、
大道芸人を招いてのファイヤーダンスショーが行われるそうです。

そんなわけで、ショーの行われる場所に行ってみると、
ぽつりぽつりと人が集まり始めていました。

こうして午後四時、ショーが始まりました。
大道芸人のかたが、ブラックジョークを交えつつ、芸を披露します。

大道芸人

そして火のついた鉄棒を振り回すファイヤーダンスに突入。
この日は結構寒かったので、鉄棒の先の火がほのかに暖かったです。

ショーを見学した人たちにはお土産も振舞われました。
なんだか得した感じです。

そんなわけで、近場にもかかわらず、意外と楽しむことができました。
遠出も楽しいですが、近場にも、まだ知らない穴場がいろいろありそうです。
今後も、こうした穴場を発掘したいものです。


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芝生と木々

というわけで、気がつけば今年もあと数日となりました。
まあ、早いといえば、あっという間だったという気もしますが、
コロナ禍に入って、これで二度目の年末年始ということになり、
そう考えると、なんだかずいぶんと長いような気もする一年でした。

まあ、一年、いろいろありましたが、年末恒例の一年の振り返りを、
今回も、やってみることにしました。

なにしろ、コロナの影響で仕事はもう、たいへん悲惨なことになっています。
以前、このブログに、忙しい、とよく書いていたものですが、
いまでは、いい時代だったよね、と、思ったりもするものです。
(なのに、諸々あって、決して暇ではないのですが……)

今年のはじめは、このコロナの影響もあって、いつになく、
のんびりとしたお正月を過ごすことができました。
とはいうものの、当ブログの定番ネタである『お出かけ日記』が、
なんともぐっと少なくなってしまいました。
コロナが沈静化したら、また、あちこちドライブや旅行に行きたい、などと思っていますが、
この年末から、コロナの『オミクロン株』が猛威を振るい始めたため、
そんなことが気兼ねなくできるのは、まだ先のようですね。

まあ、そんなわけで、今年は、読書ネタなんかが、意外と多かったかと思います。
私にとっての2021ベスト小説はなんといっても『三体』ですね。

三体III 死神永生1

三部作全5巻と、ボリュームもたっぷりで、
久々に、SFの面白さを堪能しました。
劉慈欣の新作『円』も、いま、書店に並んでいますね。
ハードカバーで値段もちょっとお高めですが、ぜひ、読んでみたいものです。

美ヶ原

でも、GWには、人混みを避けつつ出かけてみました。
行った先は、長野県のビーナスライン〜美ヶ原です。
このときは好天にも恵まれて、ほんとうに気持ちよかったです。
ただ、みな、同じことを考えるようで、なかなかに人出が多かったですね。
コロナ禍でも、青空が広がると、誰でも外に出たくなりますよね。

ハイコントラストで

また、夏には、同じ岐阜県内(近場です)の折坂棚田に行ってきました。
このときも、たいへんな好天で、とても楽しかったです。
また、同じ日、県内にある恵那峡、そして銀の森などにも行ってみました。
(すべて近場なので、1日のうちにいくつも巡ることができました。
コロナ前は、県をまたいだロングドライブをしていたものですが、
近場にも、いいところはたくさんあるものです。

また、今年は、東京渋谷の東急ハンズで行われた企画展「行け!! 俺のロボ展」に、
参加をさせていただきました。
こうした、一等地での企画展に参加をさせていただけたこと、
とてもうれしく、また光栄に思っています。
なによりも、ロボとかメカとか大好きなので、参加させていただけたことは、
ほんとうに、無上の喜びです。

そういえば、この企画展に出品した作品のお披露目をまだ、
当ブログでしていませんので、年明け早々、行いたいと思います。

開戦地駐車場

さて、MINIについてですが、コロナ禍ということもあり、今年は、
MINIの出番がほんとうに少なかったです。

しかも、今年は車検があり、さらにその車検後に、トラブルが頻発して、
なにかとたいへんでした。
ですが、いつもお世話になっている富山市のMINI専門店で、
無事、修理していただけました。

車検帰り

来年はもっとドライブしたいですね。
といいつつも、ボディが錆びてきて、雨にあてたくない、という気持ちも、
でてきてしまうのですが。
天気の良い日を選んで出かけたいものです。

秋には、長野の戸隠に参拝旅行に行く予定だったのですが、
実家の母の病気があり、それどころではなくなってしまいまいました。
でも、母が少し落ち着いてきたこともあり、実家に帰りがてら、
紅葉をいくらかみに行くことができました。

色づく葉

例年思うことですが、秋から冬まではほんとうに短かったですね。
今年も、秋を感じる間も無く、すぐに冬になってしまったような気がします。

私は、本命星が二黒土星というのですが、この星に生まれた人は、
今年2021年が、季節で言えば真冬、時間でいえば真夜中の年にあたり、
いわゆる厄年にあたるそうです。
まさに、その通りの年になってしまいましたが、
来るべき新しい年は、よい年にしたいものです。
(もっとも、この真冬の年は、来年の節分までになるとのことです)
とはいいつつも、夫婦共々なんとか健康で、こうして、一年の振り返りができることは、
とてもありがたいことなのだと思っています。

とにかく、コロナが早く終息してくれるといいのですが……。
とはいっても、いま、オミクロン株が世界中で急激に蔓延しているそうなので、
コロナ禍が収まるのは、まだまだ先のようですね。
それに、たとえ収まったとしても、もう、
以前の生活に100パーセント戻ることもないような気がします。

この年末は、忘年会もパスしてしまいました。
もし、忘年会に行ってコロナに罹患し、そのまま実家に帰ったりすると、
たいへんなことになりそうで、ちょっと参加できませんでした。

とにかくいろいろあった2021年ももうすぐ終わりです。
それでは、みなさま、どうか、良いお年をお迎えください。


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