基本塗装終了後

五月もまもなく終わろうとしていますが、ここのところ、急に暑くなってきましたね。
今年は、物価大高騰の年となり、電気代もどんどん値上がりしています。
なのに、今年もまた、猛暑になるとの予報が出されていて、この先どうなるのかと、
ほんとうに不安になりますね。
ガソリンの高騰も、もう、とても激しいですし、こんな調子でいったら、
年を越せるのか、などと、ようやく半年が過ぎるところで、
年末のことを心配したりしています。

と、そんな話をしていても暗くなるばかりですので、
今回は、以前に取り上げた、タミヤ1/35スケールのIV号戦車のその後について、
ふたたびご紹介をしたいと思います。
(といっても、そんなに製作が進んでいるわけじゃないんですけどネ)
なにしろ、いつも超スローペースで作業していますので、進捗はほとんどありません。
とはいっても、基本塗装を終え、デカール貼り、部分的なチッピングまでは、なんとか、
到達しました。

まず、クレオスのサーフェイサーをエアブラシで全体に塗り、そのあとは、
同じクレオスのマホガニーを全体に塗りました。
昔は、こうした濃い色を下地に塗って、
そのうえから基本塗装をするということはしなかったのですが、
ここ最近の時流に合わせ、そうした、
濃い下地色からの立ち上げ塗装というものをしてみました。

前から

この方法では、どうしても、色の濁りやくすみが出ます。
こうした濁りやくすみが、戦車の重量感として表現される、ということなのでしょうが、
私の個人的な考えでは、下地がマホガニーでは、やはり、濃過ぎるような気がします。
もう少し薄い、アース系の色のほうが、
上層に塗るサンド系の基本色との相性がいい気がします。
次回は、そうした基本色の発色の冴えみたいなところも、計算して塗りたいと思います。

基本色は、指定通り、タミヤラッカーのライトブラウン(DAK1942〜)を塗りました。
タミヤはラッカー系塗料を出さないものだと思い込んでいましたが、いまはこうして、
タミヤ製のラッカーを使えるのですから、便利になったものだと思います。
ただ、このタミヤラッカーは、クレオスのうすめ液と共用はできないようなので、
そのあたりは、ちょっと注意が必要かもしれません。
(匂いも、同じラッカー系とはいえ、クレオスとタミヤでは、けっこう違う感じがします)
また、タミヤのラッカーは、つや消しがきれいに決まるようにも思います。

ここ最近は、模型雑誌の影響で、
カラーモデュレーションという塗装技法が流行っているようです。
面ごとにグラデーションをつけたりして色を変化させるというもので、
起源は、3DのUVマッピングあたりからきているのだそうです。
発想自体がとてもおもしろく、また、この技法を用いた素晴らしい作品も多数あります。
実際に日光による退色などがありますから、
戦車の上面と側面とで色が微妙に変えるというのは、理にかなっているかと思います。
ですが、よくよく考えてグラデーションをつけないと、
実物と乖離した、模型の世界だけに存在する、
リアルとは違うものになってしまうような気がします。

砲塔

というわけで、今回は、上面にあたるところを中心に、やや明度を上げていくことにしました。
そのうえで、上面部分に使う色に、バフを混ぜ、砂埃が被った表現も、
同時に狙ってみることにしました。

ただ、大きなグラデーションはつけない方向で作業しています。
ですので、今後のウエザリング次第では、効果が感じられなくなる可能性もありますが、
初めてのことゆえ、慎重に作業を進めていくことにします。

砲塔ナンバー

こうして、基本塗装がすんだ後、今度はデカール貼りを進めていきます。
私は、デカールを貼るさいには、完全に余白のニス部分を切り取ることにしています。
シルバリングを防ごうと思ったら、これが確実な方法だと思います。

もちろん、ニスを切り出すのはなかなかたいへんです。
ターレットナンバーの数字の曲線部分は、フリーハンドで
丁寧に切りださなければなりません。
ですが、やっておけば、あとあと、安心だと思います。

ニス部分がないと、デカールを貼りこむさいの位置決めもかなりたいへんです。
でも、シルバリングを引き起こす要素が完全にないと思うと、気が楽ですね。

砲塔ナンバーは、クラッペのある場所のうえに描かれてるので、
マークソフターが必要になります。
私も今回初めて使ってみたのですが、
いつ買ったのかわからないくらい古いソフターだったので、
思うようにデカールが軟化せず、苦労しました。

ですが、なんとか貼り終えました。
この写真ではまだ作業していませんが、
その後、デカールのうえからガイアのクリアーを吹き付け、
研ぎ出ししています。
F1モデルを作る動画などを参考に、このデカール研ぎ出しをしてみました。
もっとも、戦車モデルですので、F1モデルのような丁寧な研ぎ出しは不必要です。

砲塔

そのあとは、チッピングをやっています。
剥がすのではなく、書き加える方法で行なっています。
色が剥げたところを書き加えるのはおかしいのですが、剥がすよりも、
コントロールがしやすいように思いますので、爪楊枝をつかって行なっています。

もっとも、このチッピングは、あまりやりすぎないように、ということを、
いつも念頭に置いてやっています。
実写の写真を見ても、それほど塗装は剥げていませんから。

今後は、デカール処理をさらに進め、履帯、ワイヤー、マフラーを塗装し、
そのあと、ウエザリングカラーを使ったウエザリングに入っていきたいと思っています。

後ろから

ただ、私は、慎重に、しかもできるだけ時間をかけて行いたいと思っていますので、
完成は、まだ遥か先かなと思っています。
このキットにはとても品質の高いフィギュアが付属していますので、
ゆくゆくはジオラマにしたいとも思っています。


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赤影ロボ

さて、年が明け、2022年、令和4年となりましたが、
気がつけば、それからすでに半月が経ってしまいました。
えっ、ついこのまえまでお正月だったのに、なんだか、あっという間ですね。
しかも、年明け早々から、
オミクロン株なるコロナウイルスの新種が急速に広がってしまい、
この調子では、今年もいましばらくは、コロナ禍が続きそうな感じです。

そんなわけで、新年初の話題は、またしても、インドア系の話題です。
昨年、サワリだけを紹介した、タミヤのIV号戦車G型の、
その後を、少し取り上げたいと思います。

ですが、そのまえに、昨年、渋谷で行われた「ゆけ!俺のロボ展』の作品を、
この機会に、お披露目することとしました。
というのも、昨年末に行われた谷中での巡回展も無事終了し、しかも、
同作品を年賀状にも使ったためです。
ですので、もう、公開してもいいかなということで、本ブログのトップは、
このロボ展の作品『赤影ロボ』にしました。

前回のロボ展では、3Dによる作品でしたが、今回は、
クリップスタジオペイントのブラシツールで描画した作品となりました。
(もっとも、下書きの段階で3Dソフトは使っています)
やはり、3Dのレンダリングよりも、ブラシで描き込んだ作品のほうが、見ていて、
迫力みたいなものがあるかなあ、と、思います。
しかも、下絵は3Dなので、パースは完璧に整っていますので、そこも、
見ていて気持ちいい感じがするのかなと思います。

ただ、もっと筆のタッチが見えても良かったかな、とか、
どうせなら、加藤直之的ごちゃメカ感があっても良かったかな、などと、
いろいろと思ったりもしています。

いずれにしても、クリップスタジオといったソフトを使ったイラストも、
今後、作っていきたいですし、作風の研究なども、今後、していきたいなと思っています。

というのも、このクリップスタジオペイントというソフト、
なかなかにクセがあるように、私は思います。
(そんなことを思うのは私だけでしょうか)
とくに、油彩ブラシとか「なんでこうなるの?」と思うこともしばしばです。
私の場合、萌え系のイラストなどではなく、
厚塗りによるリアルなメカ系イラストを目指していますので、
そのあたりで、このソフトに対する評価や見方が、
ほかのユーザーの方と違ってしまうのかもしれません。
いずれにしても、使いやすいソフトではないのかな、と思います。

ですが、安価ですし、Photohopに近い機能もいくつもあり、
極めれば、さまざまな可能性があるソフトのようにも思います。

とにかく、いろいろと試行錯誤しつつ、今後も、このソフトを使って、
作品作りができれば、などと思っています。

このコロナ禍のなか、IV号戦車は、地味に、静かに、ノロノロと、作っていました。

IV号車体

現在の状況は、こんな感じです。
なんとか車体まで組み、これから砲塔に進もうかな、とも思っています。
ちなみに、フィギュアを乗せるため、ハッチは開けることになりますので、
フィギュアとハッチのあいだの隙間から、がらんどうの車内があまり見えないように、
車体下面内側はつや消しブラックを吹いています。

車体の溶接跡

また、このキットは、車体も砲塔も箱組みするかたちとなっています。
パーツの精度が高いので難なく組めますが、油断すると、
箱組にした角の部分(溶接の部分)で、ほんのわずかな隙間が生じることもあります。

ここにわずかでも隙間ができるとかなりみっともないと思います。
実写写真を見ても、まったく隙間などありません。
そんなものがあったらたいへんじゃないでしょうか……。
戦車そのもののボディ鋼性は落ちるでしょうし、雨水が入って錆の原因にもなります。
作例でも、この部分に細い隙間が生じているものがちらほら見受けられます。
ですが、ここに隙間を作らないよう、きっちり処理しておきたくて、
デザイン学生の必須であった「溝引き」を使って、パテ処理し、そのあと、
サーフェイサーを吹いて、処理がうまくできているか、確認しています。
(そのため、パーツが接合される角の部分だけ、サーフェイサーを吹いています)

牽引用パーツ

同じようなことは、この車体前部にある牽引用のパーツにもいえると思います。
プラモデルでは別部品になっていますが、実写写真で見ると、
このパーツは鋳物による一体成型で、車体にボルト止めされているようです。
ですので、微妙なフェレットを介して台座とつながっています。
溶きパテを盛って、そのあたりを再現したつもりです。

ロコ組

このキットは、部分連結履帯を採用しています。
ブルムベア後期型やラングではベルト履帯だったので、購入を控えましたが、
このプラ製履帯は大歓迎です。
しかも、組み立て方法も、最初にサポートローラー上のたるみのある部分を、
専用のジグを使って組み立て、その後、他の部分を組み上げるようになっています。

それでも、組み立ての難易度は低いとは言えないように思います。
なにより、今回、はじめてロコ組というものをしてみたのですが、
転輪やサポートローラーが緩く、作業中に落ちてきたり、また、
ロコ組された履帯と転輪のセットを外す時、履帯が切れたりと、
なにかとトラブルが頻発しました。
組み慣れてしまえば、スムーズに作業できるのかもしれませんが、
ビギナーには、かなり難しいかも、と、思ってしまいました。

ペリスコープ

最近のキットはペリスコープも別部品化されているんですね。
たま〜にしかプラモデルを作らない私には、まさに時代の流れを感じます。
小さなパーツなので筆塗りでもいいのかなと思いましたが、エアブラシで塗装しました。
ガラス部分は、マスキングして、
ブラックにブルーを加えた色で塗装し、最後にクリアをかけています。
でも、ほとんど見えなくなるんでしょうけど……。

ゲペックカステン

また、ゲペックカステンのパーツ接合面には隙間が出ます。
ですが、実物のゲペックカステンを見ると、この部分に隙間はありません。
このあと、タミヤ瞬間接着剤イージーサンディングで処理します。
このイージーサンディング、めちゃめちゃ重宝してます。
とくに、こうした小さな隙間埋めなどにはとても便利です。

消化器

さらに、こちらの不手際で、消化器を紛失してしまいました。
私は最初にあらかじめパーツを切り出して成型しておくのですが、
そのパーツ箱の中に、どういうわけか、消化器が入っていないのです。
もちろん、捨てた覚えはなく、パーティングラインを消した記憶があるのですが、
どこをさがしても見当たりません。

で、仕方なく、タミヤのカスタマーサービスに部品請求しようかと思ったのですが、
そうすると、消化器一つのために、大量の不要なパーツも、
ランナーごと購入することになってしまいます。

ですので、Maus Modelerさんのお作りになった消化器を購入することにしました。
そのほうがタミヤより安いですし、なによりも、ものすごいディティールです。
感動モノ、まさに、すごすぎです。
しかも、ヤフオクで買えるので、お手軽です。
(はじめてヤフオクを利用しましたが、簡単でした)
なにより、Maus Modelerさんには、
とても迅速に、しかも丁寧に対応していただけましたので、
あっという間に消化器が届きました。

モールドもすばらしく、まさに眼を見張る出来です。
しかも、中期、後期、合わせて6個の消化器が入っています。

ただ、この消化器をタミヤIV号Gに取り付けようとすると、
フェンダーにある突起や消化器台座のモールドなどをきれいに削り取る必要がありそうです。
なのに、フェンダーには、一面に滑り止めのモールドがありますので、
そらを傷つけず、消化器台座部分のモールドだけ削り取るのは、ハードルが高そうです。
これ、どうしようかな、と、いま思案している最中です。
(なにより、消化器だけがハードディテールになってしまいますしね)

そんなこんなで、このコロナ禍のなか、牛歩の歩みで製作が進んでいます。
母の病院のつきそいや、仕事のことなどで、年明けから、
いろいろとバタバタしてはいますが、近いうちに、なんとか戦車のかたちにしたいものです。
(ちなみに、本ブログに使用されているイラストには著作権があります。
無断での使用はご遠慮いただきますようお願い申し上げます)


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1/35 タミヤIV号

先日……、といっても、すでに二週間以上も時間が経ってしまいましたが、
タミヤ模型から、ついに、1/35スケールのIV号戦車G型が発売されました。
昨年も、3DスキャンのフィギュアをセットしたIV号戦車F型が新発売になりましたが、
今回のG型は、そのパーツを流用するかたちで、商品化されたものとなります。
なんといっても、このIV号は、初の超砲身装備型であり、待ち望んだ商品でした。
お店でこのパッケージを見たときは、まさに感無量という感じでしたね。

このG型も、前回のF型同様、3Dスキャンによるフィギュアが入っていますが、
今回は、エルアラメインでイギリス軍に恐れられた『マークIVスペシャル』を、
再現できるよう、北アフリカ仕様のクルーと兵が同梱されています。
(とはいっても、デカールは、アフリカとロシアの二種が用意されています)

ちなみに、このIV号、現在では、G型と称するのが一般的なようですが、
私のようなオールドファンには、F2型という呼称が、なんだかしっくりきます。
その昔、発売されていた、イタレリ(当時はイタラエレイといってましたね)の、
IV号F1、F2、G、というコンバーチブルキットを思い出しますね。
ああ、懐かしい……。
丸いマズルブレーキは、F2だよなあ、などと、いまも思ってしまうのです。

懐かしいついでに、もうひとつ、昔話を……。
そもそも、私が、タミヤの初代IV号を作ったのは、14歳の時でした。
このIV号でジオラマを作り、地元の模型店のコンテストに出したりしていました。
当時のIV号のキットといえば、H型で、モーターライズ仕様のため、
車幅が少し大きかったり、ロードホイールの厚みがまるで足りなかったり、
砲塔やシェルツェンの形状がちょっと不正確だったりと、いろいろと問題があったものです。
しかも、車体下部側面の燃料注入口が省略されていたり、
フェンダー前部の内側側面に、まったくモールドがなかったりと、
なにかとおおらかな作りにもなっていました。

それから四十年以上の時を経て、タミヤから新たに発売された、このIV号戦車は、
ただ、ストレートに作るだけでも、考証的に極めて正確なものになります。
時代は変わりましたね。ありがたい限りです。

しかも、このキットで、私が最も評価しているのは、履帯(キャタピラ)が、
プラスチック製になったことです。
軟質樹脂による履帯は、どうしてもイヤなんですよね。
タミヤの場合はさほど気にしなくてはいいかと思いますが、軟質樹脂は経年劣化が心配です。
ベルト状であれば、シャープさもありません。
それが、前作のIV号F型に引き続き、プラ製となり、ほんとうにうれしい限りです。
願わくば、ブルムベア後期型も、プラ製履帯にしてほしかったですよね。

さて、では、ワクワクしつつ、箱の中身をチェックしていきましょう。

インスト

まず、こちらは組み立て説明書です。
タミヤらしい、いつものわかりやすい説明書で、海外キットにありがちな、
番号ミスなどは見受けられないようです。
このあたりも、タミヤブランドは安心して購入、組み立てができますね。

塗装解説

また、カラー(4色刷り)の、塗装解説図も入っています。
アフリカ仕様、ロシア仕様、の、どちらを選んでも、単色塗装なので、
カラーのインストを入れる意味があまりないというか、
ここまでする必要はないのかなとも思いますが、
こうしたカラフルな印刷物が入っていると、制作意欲もいや増すかもしれません。

また、このキットは、最新のものとはいえ、
パーツの一部は、1994年に発売された、IV号J型のシャーシーを流用しています。
とはいえ、このシャーシーは現在の目で見ても、まったく遜色ありません。

昔のタミヤは、時代考証を無視したパーツ流用をけっこうしてましたが、
(M4A3のサスペンションを、M4後期型に使ったりとか)
いまはもう、そんなことはありません。

OVM類

……っていうか、今回のIV号には、新たにファイナルギアケースのパーツが入っていて、
この部分って、J型と違ったのか、と、いまさらながら思ったくらいでした。
(私も長くプラモデルから遠ざかっているので、考証的なことが、いまひとつ、
よくわかってなかったりするところがあります)

○ タミヤ模型 IV号G型の情報はコチラ。メーカーサイト ~

また、土嚢などのアクセサリーパーツや、アフリカ仕様における工具箱なども、
セットされています。

フェンダー

ただ、このキット、ふだんプラモデルを作らないビギナーの人には、
ちょっとハードルが高いものとなっているかもしれません。
というのも、各所にピンバイスによる穴あけ指示があるのです。
バリエーション展開上、そうなっているようですが、普通の人は、
ピンバイスは持ってないかな……。
安心のタミヤ製とはいえども、プラモデルに一定のスキルのある人でないと、
ちょっと手を出しづらいかもしれません。

リアパネル

いずれにしましても、モールドはとてもシャープで、こうしてパーツを見ているだけで、
もう、おなかいっぱいになってしまう感じです。

タミヤはこれで、IV号H型、D型、J型、F型、を発売し、今回、G型(前期型)を、
製品化しました。
この最新技術で、できれば、シェルツェン付きのIV号を出してほしいものです。
タミヤは過去製品とのバッティングを避けるようですので、
そうすると、G後期型あたりが、いいんじゃないでしょうか。

Miniartから、怒涛のようにIV号が発売されていますが、
メーカーサイトのパーツ割りレンダリング画像を見ても、もう、目が回りそうですし、
タミヤで製品化していただくのが、いちばん、ありがたいかなあ、などと、
勝手なことを思っています。

いずれにしても、次のミリタリーミニチュアの新製品が、
とても気になるところです。


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フィギュア顔のアップ

もうすぐ大型連休が始まりますが、昨年同様、今年もまた、
コロナウイルスによって、移動が厳しい状況となりそうな雲行きです。
なにしろ、変異株の蔓延が大きく懸念されており、ふたたび、
緊急事態宣言が出るという話も聞きます。
しかも、我が国の場合、ワクチンの接種は先進諸外国に比べ、
大きく遅れているとのことで、これから先もまだまだ、コロナ禍は続きそうな感じです。
来年の大型連休到来のときには、はたして、世の中、どうなっているのでしょうか。
この先の一年のあいだに、コロナ禍が収束しないとなると、
国の経済は、ほんとうに、深刻なダメージを受けるのではないかと思います。
かくいう私も、仕事の面では、かつてなく暇ですし。
とりあえず、県内の移動は、いまのところ、ストップはかけられていないようなので、
大型連休は、とりあえず、実家には行ってみようかなと思っています。

といった、なんとも暗い世の中ですが、そんなことばかりいっていてもしょうがないので、
またインドア系の話題なってしましいますが、とりあえず、アップすることにしました。
(コロナ禍になってからというもの、ブログのネタにもホントに困ってます)
今回は、先日購入した、アトリエイットさんのフィギュアについて、
ご紹介したいと思います。
(ほんとうは三体 II 黒暗森林のご紹介をしたかったのですが、
いま、上巻を読み終わったところなので、こちらのネタについては、次回以降にします)

アトリエイットさんとは、フィギュアに特化したガレージキット工房さんです。
私の場合、フィギュアというと、1/35のドイツ兵、戦車兵が、
もっとも馴染みがあるのですが、
(二十年以上前ですが、バーリンデンの1/35フィギュアなどは、よく買いました)
今回は、若い女性のヌードフィギュアとなります。
やっぱり、オジさんフィギュアより、ぜんぜんいいですよね。

○ アトリエイットさんのサイトはコチラ。メーカーサイト ~

このフィギュアは、ホビーショップや模型店で購入でき、
こうしたお店のネットショップでも買うことができますが、今回、私は、
アトリエイットさんのサイトに直接注文して、手に入れました。
そのほうがお得な気がします。

HQ- 08-01

ちなみにこちらはパッケージですが、とにかく、顔の造形がすごい!。
めちゃめちゃキレイ子ちゃんです。
しかも、すごく上手なペインティングがなされているため、
フィギュアの出来のよさが、最大限引き出されています。
とくに、目元のあたりはとてもうまく表現されていますね。

それにしても、彼女の名はHQ 08-01というそうです。
なんだか、人間型アンドロイドみたいな名前ですね。
まあ、購入者が、勝手に好みの名前をつけることもあるでしょうが……。

セット内容

で、肝心のキットは、このような状態で入っていました。
胴体、腕、足、前後の髪、というパーツ構成です。
私はほとんどレジンキットって組んだことがないんですが、
購入当初は、けっこうきつい匂いがしました。
ということは、なにかが揮発しているということでしょうか……。
であれば、今後、収縮とか、そういう事態も発生するのかもしれません。

でもって、ガレージキットは、離型剤が多くついているとのことで、
まずは、パーツの洗浄から作業することにしました。
もっとも、私にはそうした知識がないため
(国産プラモデルだったら、そこまで神経質になることないですしね)
ガレージキット制作になれていらっしゃる方のブログなどを参考に拝見しつつ、
やってみることにしたわけですが。

まず、ヨーグルトの容器をよく洗って、そのなかにパーツを入れ、
台所用洗剤であるマジックリンを吹きかけて、そのまま一晩放置。
そのあと、マジックリンを水で希釈して、マジックリン溶液を作り、
そのなかにパーツを一晩つけました。
本来なら、こうした過程を撮影しておくべきところですが、
カメラを出すことすら忘れてしまい、画像がありません。すみません。

そのあと、よく乾かしてから、煮てみました。
ふだん、プラスチック製のキットしか作ったことがない者からしたら、
キットを煮るなんて、とんでもない、って感じですが、
(なにしろ、そんなことをしたら、溶けてしまいそうで……)
実際に行動に移すには、なかなか勇気がいるのですが、
ガレージキットの組み立てを記した方のブログなどを拝見すると、
このキットを煮るという方法は、かなりポピュラーなようで、変形もないとのことですので、
今回、勇気を出してやってみました。
(変形を修正するために、煮る、という記事も、複数、見ました)

使ったのは、鍋焼きうどん用の使い捨てアルミ鍋です。
なにしろ、使い捨てのものですので、こうした使用にはもってこいですね。

煮沸終了

それにしても、レジン製キットを制作される方は、いつも、
この煮沸作業をやっているのでしょうか……。
しかも、フィギュアの場合は煮沸もしやすいでしょうが、
MHFのような、大型のクルマのキットの場合は、いったいどうするのでしょうか。
それに、昔は、戦車系のレジンキットも数多く発売されていましたが、そうしたものを、
煮るなんて、してたのでしょうか……。
(アキュリットアーマーとか、いろいろありましたよね)
当時は、そのような作業をするというのを、あまり聞いたことがないような気がします。

ちょっと話が横道に逸れてしまいましたが、とにかく、煮沸のあとは、
一ヶ月ほど、そのまま、ひたすら放置しました。
こうした作業の甲斐もあってか、いまでは、ほとんど臭わなくなりました。

そのあとは、これもまた、
ガレージキット制作をしていらっしゃる方のブログで拝見したのですが、
軸打ちという作業も、ちょっとだけ試してみました。

軸打ち

真鍮線を使ってやってみましたが、もうちょっと太めのものを使ったほうが、
強度的には、いいのかもしれません。
まあ、ビギナーには、なにもかもが手探りです。

脚

いずれにしても、今回、このフィギュアの購入の動機は、メディカルイラストを描くさいの、
解剖学的な資料とする意味もありました。
ここまでフィギュアの出来がいいと、骨格や筋の様子がよくわかります。
ほんとうに素晴らしいですね。

今後は、とりあえず、サーフェイサーを吹いてみたいと思います。
そうすれば、より体表の凹凸がわかりやすくなると思いますので、
しばらくは、塗装をせず、資料として活用したいと思います。

顔面部分

こういうフュギュアの塗装って、リアルイラストレーションを描く作業に、
ちょっと似ているのかなって思います。

ですが、いずれは、きちんと塗装したいと思っていますので、
作業に入ったら、また、当ブログで、ご紹介できればと思っています。



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1/12機動歩兵

全国に緊急事態宣言が出されたまま、いよいよGWに突入となりました。
そんなわけで、今年の大型連休は、いままでにない、特殊なものとなりそうです。
我が家でも、本来であれば、この連休時に、実家の飛騨高山に帰省する予定なのですが、
今回は、それもできそうになく、結局、家のなかで、
ウジウジしつつ過ごすことになりそうです。はあ〜(ため息)
おそらく、連休を過ぎでも緊急事態宣言は解除されないでしょうし、
感染拡大も、沈静化することはないかと思います。
ですので、この先も、当ブログではもっとも頻度が高い『お出かけネタ』を、
封印することになってしまうのかなと思っています。
それにしても、ほんとにドーンと遠くに出かけたいものですね。
そんな日が……。ごく普通の日常が、ふたたび帰ってくるのでしょうか。
このコロナを機に、いままでの日常が、もはや取り戻せない過去となるのではないか。
そして、まったく新しいライフスタイルに、否応なく変えられてしまうのではないか。
日々、コロナ一色のテレビ番組を見ていると、そんな心配をしてしまいます。

そんなわけで今回も、オタク趣味系の記事をアップしたいと思います。
今回は、かなり昔に、waveから発売された、1/12機動歩兵のキットを、
ちょこっと取り上げたいと思います。

この機動歩兵というのは、ロバート・A・ハインラインのSF小説『宇宙の戦士』に、
登場するメインメカだそうです。
見た目的にはまったくのロボット状態ですが、ロボットではなく、人間が着用する、
強化服という設定で、人間の筋力を何倍にも増幅し、また、密閉されることで、
人間の生存が困難な環境や宇宙でも活動もでき、かつ、戦車のように装甲もされている、
という設定だそうです。

組みにくいキット

もっとも、小説なので、ビジュアルがないはずなのですが、
スタジオぬえのイラストレーター加藤直之氏が、
挿絵を描いており、キットは、その挿絵をモデル化したもの、というわけなのです。
加藤直之氏は、私の大好きなイラストレーターのひとりであり、氏の画集は、
ほぼすべて持っています。
いちばん最初に出された画集は、貴重な本人のサイン本です。

もっとも、SF好きで加藤直之ファンの私なのですが、じつは、
宇宙の戦士は読んだことがありません。
というのも、ものすごく矛盾したことをいうようですが、小説の文中に、
挿絵が入っているのが、すごくイヤなんです。
挿絵の優劣や好き嫌いではなくて、文中にビジュアルを入れられることが、イヤなんです。
極めて個人的な感覚なんですが、大人の読む本として、
それはいかがなものか、と、思っちゃうんですよね。

なので、宇宙の戦士とよく比較されるジョー・ホールドマンの『終わりなき戦い』は、
二十年以上まえに読みましたが『宇宙の戦士』については、
今後も、読むことはないかな、と、思っています。
(終わりなき戦いは、カバーイラストだけで、文中にイラストはないですからね)

ですが、加藤直之氏が描いたメカはめちゃくちゃかっこいいです。
キットは『機動歩兵』と銘打たれていますが、劇中では『パワードスーツ』という言葉が、
用いられているのではないかと思います。
このパワードスーツは、作画こそ加藤直之氏ですが、
デザインは、同じぬえに所属していた宮武一貴氏が手がけたそうです。

背面から

この製品が発売された当時は、
挿絵のメカがプラキット化されるなんて、なんだか夢のようだなあ、などと、
いたく感動したものでした。

が、このキット。さすがに、バンダイのガンプラのようなハイクオリティなものではなく、
金型を使ったインジェクションキットとはいえ、ガレージキットみたいなノリです。
モールドやエッジは甘く、設計においても、首をかしげる箇所がいくつもあり、
パーツ分割も単純に左右に割ってあるという感じで、
合いもまあ、そこそこというところでしょうか。

とはいえ、加藤直之氏の監修が入っているため、
全体のフォルムについては、もう、文句のつけようがありません。
また、各関節の蛇腹部分がすべて別パーツ化されるなど、
極めてアグレッシブな表現も見られます。
なによりも、あのパワードスーツのイラストが、立体物として購入できる、というだけで、
もう、素晴らしいことです。
(もっとも、その後、千値練の完成模型が発売されたりしたんですけどね)

さて、このキット、じつは、ずっとまえに作りかけていて、そのまま放置していたものです。
(やっぱり、作りやすいものではなかったですから)
それを、このコロナ禍で、ふたたび引っ張り出してきたって感じですね。

こうして、キットという立体物になって、はじめてわかることがあります。
それは、このパワードスーツの基本デザインが、
2001年宇宙の旅に登場する、宇宙服をベースになされている、ということです。
とくに、肩のエアインテイク部分を外した状態だと、2001年に出てくる宇宙服に、
酷似していると思います。

脚パース

いま、サーフェイサーをかけて、ペーパーをかけて、という作業を繰り返していますが、
ここで丁寧な仕事をしておかないと、後々の仕上がりに、影響してくるかなと思います。
まあ、隙間やヒケが多いキットですからね。
このあたりは、地道にシコシコするしかないですね。

頭部には隙間が

頭部なんて、もう、左右にがっつりと大きな隙間ができます。
遠い未来の超絶的な科学技術によって作られた兵器、としては、ありえない展開です。
でもまあ、こんなもんなんでしょうね。
このあたりも、根気よく整形していく必要がありそうです。

あっさりした背嚢

また、このキットは、加藤直之氏のイラストをベースにモデライズされていますので、
ディティールについても、あくまでイラストを踏襲したものになっているようです。
ただ、模型として見た場合は、ちょっとあっさりしているような気がしないでもないですね。
遠い未来のオブジェクトなので、ボルトやナットで固定されていたり、
溶接跡があったりするのは、時代錯誤的でおかしいのでしょうが、
それでも、もうちょっと、なにか密度感のある工夫があってもいいのかな、と思ってます。

ところで、隙間やヒケを埋める作業ですが、
先日買ったタミヤの瞬間接着剤『イージーサンディング』を使うと、とても効率よく、
作業できます。

なにしろ瞬間接着剤ですから、硬化が極めて早い。
しかも、ラッカーパテに付きもののヒケが、ほとんどありません。
盛ってすぐペーパー掛けに入れるというのは、ほんとうに便利です。
ただ、開封してしばらく経つと、硬化時間が少し長くなるようなので、そういう場合には、
瞬間接着剤効果促進スプレーを使うと、作業がスピートアップします。

バルクアーム

waveでは、つい最近、このパワードスーツ(商品名/機動歩兵)を、
1/20にダウンサイジングしたキットを発売したようですが、
大きさとしては、1/12のほうが、適度な迫力と存在感があっていいのではないしょうか。

二体の背後

以前にご紹介したバルクアームと、機動歩兵を並べてみましたが、
大きさ的には、ほぼ同じになります。
このくらいのボリュームが、ちょうどいいかなと個人的には思っています。
それにしても、このパワードスーツ、ほんとにすごくカッコいいのですが、
もし、ほんとうに、人間が『着る』装甲強化服を作るとなったら、
こういうデザインにはならないんじゃないかと思います。
というのも、このデザインだと、関節可動範囲がかなり限定されてしまうんじゃないでしょうか。
なにしろ、両肩にエアーインテイクがあるため、腕は高くあげられません。
また、腰を左右にひねることもできません。蛇腹の関節は装甲はされているのでしょうが、
可動の自由度は低そうです。

また、転倒した時はどうするのでしょうか。自力で起き上がれるでしょうか。
とくに仰向けに転倒した時は、単独での起立は困難だと思ってしまいます。
卵を拾うポーズもできるといいますが、ちょっとムリムリな感じが。
兵士は戦場で柔軟な姿勢をとる必要があると思うのですが……。
装甲されているからもはや低い姿勢をとる必要がない、というのなら、
なにも複雑な機構を持つスーツを採用するのではなく、
いっそ、車両化してしまったほうがよさそうです。

などといいつつも、やっぱり、ぬえのパワードスーツはかっこいいです。
組みにくいキットですが、これからも、チマチマと作業を進めていきたいと思います。


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