シトロエンH全景1

さて、急なお仕事が入ってしまったりしましたので、
少し間が空いてしまいましたが、前回に引き続き、
1/24のシトロエンHバンの製作を、今回も、ご紹介していきたいと思います。
今回は、1/24スケールの小物の製作などについて、触れてみたいと思います。

なにしろ、エレールのキットを、移動販売者に改造するということで、
しかも、ゆくゆくはジオラマにしたいので、小物の製作は、いやがうえにも多くなります。
というわけで、ただでさえ製作が極端に遅い私が、さらに面倒を抱え込むことになるわけですが、
身近で生活感のある小物類は、ミニチュアになったとき、
見ていて楽しさがあり、そうした『楽しさが味わえる模型』をカタチにするためには、
やはりコツコツ作っていくしかなさそうです。

もっとも、模型は趣味なので、納期があるわけではなく、
気が向いた時に、やればいいだけなのですが…。

木箱

で、まず手をつけた小物は、簡単なところからということで、木箱です。
プラ板を適当な大きさに切り、取っ手の部分をピンバイスとカッターで開け、
あとは箱型に貼り付けて組み立てます。
板と板の継ぎ目は、Pカッターでけがいて溝をつけ、表現しておきます。

大きさについては、もう少し小さめでもよかったのかもしれませんが、
少しオーバースケール気味でも、だいじょうぶかなと思いましたので、
(なにしろ木箱なんて、厳密に大きさが決まっているわけではないのですから)
そのまま、作業続行です。

その後、ラッカー系塗料のタンをエアブラシで塗装し、
充分乾燥させてから、色鉛筆で木目を書き入れていきます。
書き入れた木目は、綿棒でこすったりしてぼかしたり、また、
あえてぼかさず輪郭を強調したりと、緩急をつけていきます。

デカールを自作

その作業が終わったら、今度は、市販のデカールシートを使って、
デカールを自作し、木箱表面に書かれた文字を入れていきます。

自作デカール用の品

使ったのはこの商品。
市販のインクジェットプリンターできれいに印刷できますが、
一般的なデカールのように仕上げることは困難です。
シートに厚みがあり、また、接着面にエンボスのような細かな凹凸感も出てしまうなど、
扱いには少し苦労します。
ただ、今回のように、木箱のような平面的なものであれば、
かつまた、そのあとにウェザリングを施すようなものであれば、
このデカールシールも、一定の役には立つかと思います。

貼り終えた後は、しっかりと密着、乾燥させ、最後に、フラットクリアーを塗っておきます。
後の紫外線によるデカール劣化も考え、
クレオスから発売されているUVカットのフラットクリアーを、吹き付けておきました。

デカールの厚みがちょっと厚いのですが、フラットクリアーを吹き重ねることで、
ほとんど気にならなくなります。

板部分の塗装

次の小物はテーブルと椅子です。
本来であれば、コバーニ工房の製品を使いたいところですが、小物ばかりに、
そんなにお金をかけてもいられないので、今回は、自作することにしました。
ネットなどで、似たような形のテーブルと椅子の写真や図面をあたり、
また、それらを、作りやすい形状にアレンジしつつ、
アドビイラストレーターで図面を描き、プリンターで打ち出させます。

それを、プラ板に貼り付けて、エッジごとに針で穴を空けて、
パーツの形状をプラ板に写し取り、カッターで切り出していきました。
細い棒状のパーツ部分は、エバーグリーンのプラ材を用い、
図面の上に仮止めして組み上げていきます。

こうして、椅子とテーブルを完成させたのですが、なんと、
1/24スケールでは微妙に大きいことが判明し、結局、もう一度、
作り直すハメになりました。
木箱はオーバースケールでもかまいませんが、椅子のオーバースケールは、
あきらかに座るのに適さないものになってしまうため、
一定の正確な寸法出しは必要なようです。

ただ、日本の椅子と、欧米の椅子は大きさも少し違っているようで、
そのあたりも考えつつ、製作しなければならないようです。

テーブルセット

完成したプラ製の椅子とテーブルに、クレオスの黄土色を吹き付け、
木箱のときと同じように、色鉛筆で木目を描いていきます。
さらに、板目ごとにマスキングして、クレオスのレッドブラウンを軽く吹き、
板目ごとに色を帰ると、雰囲気が出ます。
板の継ぎ目には、ウェザリングカラーのグランドブラウンで墨入れし、
立体感を強調。
最後にフラットクリアーを吹いて、フィニッシュとします。

こうした、家具などの生活用品の模型製作は、
ドールハウス的な楽しみもありますよね。

板部分の塗装

ミニチュアのテーブルと椅子はプラ板を木のように塗装したもので、
その下にある台は、実際の木ですから、質感を比べてみるのに好都合です。
どうでしょうか。
板の質感がでているでしょうか。

車内の棚

シトロエンHバンの車内には調理用のテーブルと、
そのしたのデッドスペースを埋めるための棚を設置しました。
この棚は、ネットで見つけた実車の写真をモデルに製作しています。

小型冷蔵庫

棚の横(奥側)には、簡易冷蔵庫も入っています。
それがこちらなのですが、この冷蔵庫は、完成後にはほとんど見えなくなるので、
細部にはまったくこだわらず、簡素な作りにしています。
ここであんまり凝ったりしていると、またまた完成が遠のきますから…。
ちなみに、このような小型冷蔵庫が実際にあるのかどうか、
そのあたりは、雰囲気優先で作ってしまっています。

小物を製作

こちらは、車外に置くことを想定した、鉢などを置く棚です。
エバーグリーンのプラ材から作っていますが、このようなものの製作においては、
プラ材が大活躍してくれます。

メニューの立て看板を製作

ついで、メニューを描いた看板を作っていきます。
こちらも、ネットで写真を探し、それをプリンターで印刷し、
プラ板に貼り付け、切り出します。

立て看板

プリンターの紙は、通常のものなので、そのうえに、フラットクリアーを塗布しておきます。
紙のうえにじかにクリアーを塗るので、何も考えず塗ってしまうと、
プリントしたインクが滲んで流れてしまいます。
ですので、パラ吹きをくりかえし、徐々に濃く、厚く、クリアーを塗ってみました。
もちろん、ここでもUVカットのクリアーを使っています。

そして、エバーグリーンのプラ材で周囲を囲み、
レッドブラウンで塗装して完成です。
けっこう雰囲気が出たかなと思っています。
ただ、まだマスキングテープで仮止めしているだけですので、
今後、きちんと接着したいと思います。

サビ塗装

サビについても、さらにチマチマと作業を進めています。
前回も書きましたが、色鉛筆やパステルを使って、浮きサビを描いていきます。
こうした作業は、とどのつまり、リアルイラストレーションを仕上げることと、
ほとんど同じです。
どうすればリアルに見えるのか、そのあたりを常に考えつつ、
また、実際に錆びた鉄板などを観察しつつ、作業を進めますが、
ただ見たままを再現するのではなく、模型ということも考慮し、
サビのデフォルメもしていかなくてはなりません。

ほんとうは、もっと大きな画像で見ていただきたいのですが、
この記事だけ、写真の大きさを変えるのも、なんだかみっともないし、
結局、いつもの写真サイズにしましたが、いずれは私のサイトなどで、
大きな画像を紹介できればと思っています。

さび塗装車体編2

シトロエンHバンの車体は、プレス加工により、
強度保持のためのライン状の凹凸が設けられていますが、
この凹凸にスミ入れしてしまうと、ちょっと重くなるような気がしたので、
そのあたりは、何もしていません。
汚れて錆びてはいても、今回はクルマが対象であり、戦車のような仕上げ方は、
やはりできないのかなと思います。

車体と木箱

まだまだ、今後の作業がありますので、
ウインドウグラスに貼ったマスキングシートは、剥がすことができません。
いったん剥がしちゃうと、また貼り付けるのはたいへんですしネ。

というわけで、ほんとうに牛歩のあゆみといった感じの進み具合ですが、
なんとかここまでこぎつけました。
でも、まだ、車体のメイン看板をつけたり、食器や瓶などの小物を付け加えたり、
車体にも埃汚れをつけたり、はたまたジオラマベースをつけたりと、
まだまだ先は長そうです。

でも、このチョーゆっくりペースのまま、作業を進めていきたいなと思っています。



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組み立て中のアッシュ

さて、今回は、私の趣味である模型製作 (プラスチックモデル) について、
ひさしぶりに、少しばかりご紹介したいと思います。
とはいえ、私の場合、模型はここ10年以上、チマチマと時に作ったりはするものの、
まったく完成させたことがなく、延々と、先の見えない作業だけをしています。
ですので今回も、製作途中にあるもののご紹介ということになります。

もっとも、そこまで完全なものを求めようとせず、
妥協してどんどん製作を進めていけば、完成品も数多くできるのではないかと思います。
ですが、もともとのマニア癖のためか、なかなか安易に妥協もできず、
かといって、まとまった時間もなかなかとれず、
そのうえ、時間があれば本も読みたい、などと、ほかにもやりたいことがあって、
模型製作はいつも足踏みばかりです。

中学生、高校生のころは、それこそたくさんの完成品を量産していましたが、
いまでは、そんなことは夢のまた夢になってしまいました。

それでも、プラモデルをまったくやめてしまうことは今もなく、
ときどき、思い出したように、手を動かしたりしています。
まあ、中学、高校の当時は、MINIをいじることも、ドライブすることも、
読書することもあまりなかったわけで、いまとは状況が違うのですが…。
いずれにしろ、この模型趣味は、どうやら一生涯続きそうです。

エレールのキット

というわけで、いま、手がけているのはコチラ。
フランスのプラモデルメーカーである『エレール』社が発売した、
シトロエンのタイプH、いわゆる『アッシュ』と呼ばれるクルマのキットです。
(巷では、Hバン、Hトラックとも呼ばれたりしています)

シトロエンHバンは、日本でも、キッチンカーに改造されるなどして、
広く使用されており、いわば、とても有名な車両かと思います。
車名はわからなくとも、誰もが、このレトロでオシャレなデザインのフランス車を、
一度は見たことがあるのではないかと思います。

アッシュのイラスト

私も、この箱型のシンプルで実用的なデザインが好きで、
いつかプラモデルとして発売されないものか、と待っていたのですが、
その念願叶い、ついにエレール社がキット化してくれました。

というわけで、発売を聞くやいなや、すぐさま購入したのですが、
この直後に、日本のメーカー (エブロ社) からも、
同じシトロエンHバンのキットが発売されるというアナウンスがあり、
ちょっと勇み足で買っちゃったかなあ、という思いもありました。
なにしろ、日本製のほうが、品質には信頼感がありますから…。

とはいっても、すでに買ってしまったものは、もはや仕方がない…、
などといったらエレールに失礼ですが、とにかく、さっそく製作を開始しました。
(ちなみに、キットの購入も、製作をはじめたのも、去年の話です)

箱組みはたいへん

ボディは、底面や左右が別パーツとして分かれており、
それを箱組みするよう指示されています。
ところが、私が買った個体がそうだったのか、もともとの品質がそうなのか、
そのあたりはよくわかりませんが、とにかく、部品の変形が多数あり、
箱組みをきちんと行って、クルマのかたちにするのがたいへんでした。

強制的に歪みを修正

瞬間接着剤を使って強制的に変形を矯正しつつ強引に接着していく、
という方法をとったのですが、なかなか歪みがとれず、難儀しました。
ところが、それでいて、最終的には、4つのタイヤがきちんと地面に接地するようになり、
なんとか、ことなきをえました。
日本製のキットを買えば、きっとこのようなことはなかったのかもしれません。
やはり、エレールのキットは難物です。
とはいえ、このキットが、合いが悪いキットだとは、一概に決めつけられないと思います。
変形さえ強制してしまえば、パーツの合いは、スムーズだったといえるかもしれません。

なんにせよ、ただ組むのさえ難儀するキットなのに、
今回私は、このシトロエンHをキッチンカーにするべく、改造もはじめました。
ただでさけ、プラモデルをなかなか完成させらないにもかかわらず、
改造を始めるなんて、かなり無謀ですが、
このシトロエンHバンは、お店になってこそ見栄えするクルマ、と、
私は思っているので、キッチンカーへの改造は、避けて通れないところでした。

ところが、同じシトロエンHを後発でキット化したエブロ社が、
今度は、シトロエンHをお店にした『モバイルキッチン』という製品を発表し、
またしてもショックを受けることに……。
モバイルキッチンには、コーヒーメーカーやガス台、レジやパンまでも入っていて、
もう至れり尽くせりのオールインワンです。
私も、そのすばらしい内容に魅了されてしまい、
もはやこのエレールのシトロエンは放置して、
エブロのモバイルキッチンを買っちゃおうか、とも思いましたが、
すでにエレールのシトロエンHをお店に改造すると決心していたので、
このまま、茨の道を行くことにしました。

というわけで、ちょっと脱線しましたが、エレールの製作のお話に戻ります。
さいわいにも、後部パネルとドアは開閉選択式で組むようになっているので、
まずは側面パネルをカッターで切り離し、こちらをお店のメインウインドウにします。

透明パーツ

このキットは、なんと、ドアやフロント部分が透明パーツで成型されており、
これを、窓の部分をマスキングして塗り分けてガラス部分を表現することになっています。
普通は、窓やウインドウグラスは、別パーツ化されているものですが、
このフランス製キットは、ちょっと常識では考えられないパーツ割りになっています。

マスキングして塗装

というわけで、マスキングして塗り分けるわけですが、
窓の周囲には雨水混入防止用のウェザーストリップもあり、これも塗り分けねばなりません。
マスキングがとても重要視されるキットです。

円形マスキングシート

さいわいにもいまは、あらかじめ丸く撃ち抜かれたマスキングシートが発売されており、
これを使えば、比較的きれいに、窓部分やウェザーストリップ部分をマスキングできます。
この商品は本当にすぐれものです。

木目の表現

また、なにしろショップに改造するわけですから、
キットにない細々としたパーツも自作する必要があります。
まずは、側面開口部分と後部開口部分にとりつけられるテーブル状の板ですが、
切り出しそのものは簡単なものの、板に見えるように塗装するのがなかなかたいへんです。

塗装された板部分

ですが、ウェザリングカラー や色鉛筆、パステルを使って、それらしく塗りました。
かなりうまくいったのではないかと、自分では思っていますし、
実際、目を凝らして見ても、板に見えます。

また、新品ピカピカのシトロエンHでは、なんとなく魅力が薄い、ということで、
使い込まれた年代物の車両にすることにしました。
ボディの塗装は色あせ、ところどころが剥げ、錆びている感じにしてみます。

とはいっても、放置されボロボロに錆びているクルマ、
という状態には、したくはありません。
使い込まれてはいても、あくまで『生きているクルマ』という雰囲気を、
目指したいと思っています。
ですので、サビの状態も、過度に行うことはできません。
そのあたりは、状況を見つつ、慎重に行っていかなければなりません。

というわけで、まずはサビの色である赤茶色でボディ全体を塗装。
そのあとに『シリコンバリアー』という、型取り用の離型剤 (無色透明の薬品) を塗り、
最後に、ボディカラーであるグレーをエアブラシで塗装しました。

車体部分

このような、いわゆる三層の塗装をしたあとで、
爪楊枝などを使って、ボディをつついたりこすったりすると、
シリコンバリアーのうえに載ったボディカラーの塗膜が剥げ、
そのしたの赤茶色が顔を出します。
シリコンバリアーは無色透明なので、最下層の赤茶色が見えるというわけです。

このような塗装法を『シリコンバリアー塗装法』と呼び、
模型雑誌などでもよく紹介されていますが、実際にやってみると、
思ったようには剥げてくれず、なかなか難しいものですね。
シリコンバリアーの代わりに、ヘアスプレーを用いるという方法もあるようですので、
今度、機会があれば、そちらを試してみたいと思います。

サビ表現

また、ボディのうえに浮いた、いわゆる浮きサビについては、
面相筆や爪楊枝などで丁寧に描き込んで表現しています。
このあたりも、実車や、錆びた鉄板などを参考に、それらしく塗装していきます。
使った道具は、パステル、色鉛筆、グンゼ産業の塗料などです。

自分のMINIは常にサビをとってピカピカにしておきたいのに、
模型は錆びた状態にするという、なんとも不可解な行動をしている自分に、
ふと、笑いがこみ上げてきます。

まあ、クルマがどのように錆びるのかは、愛車MINIを見て、
はからずも知っているともいえます。
悲しいことですが…。

それにしても、このエレールのキットは、難物なところはあるものの、
日本のエブロ社のものと比べても、劣らない点が多々あります。
まず、ラジエーターグリルや、フロントウインドウ、後方のドアパネルなどについて、
前期型、後期型の二種を入れており、形式を選んで組み立てることができます。
(エブロ社のものは、このあたりが混同しているのではないかと思います)
全体のフォルムや雰囲気も、とてもよく実車を再現しており、好感がもてます。
ただ、後期型のフロントウインドウに、窓枠のモールド(彫刻)が、
まったく入っていなかったり、説明書にも間違いが散見されるなど、
そのあたりは、日本製プラモデルのようにはいきません。
そうした欠点はあるものの、優れたキットであると私は思っています。

さてさて、キットには軟質樹脂製のタイヤが同梱されています。
ただ、海外プラモデルメーカーの軟質樹脂は、非常にくせ者だと私は思っています。
とても使う気にはなれません。

というのも、以前、イタリアのプラモデルメーカーであるイタレリ社が、
オペルのトラックを発売していたのですが、このなかに入っている軟質樹脂製のタイヤが、
たいへんなくせ者で、経年によってプラスチックを溶かすという、
世にもおそろしいものでした。

このオペルを作ったみなさんは、
数年後、見事にホイルが溶けてしまう、という、惨事に見舞われたのです。

もちろん、エレール社のタイヤが、イタレリと同じ材かどうかはわかりませんが、
あの老舗のタミヤ模型ですら、デザートシボレーという商品に入っていたタイヤが、
数年後にひび割れる、という事態を引き起こしており、
おしなべて、軟質樹脂というものは、信頼性にかけるものだと私は思っています。
(軟質樹脂は可塑剤というものを混入しており、これが、経年によって移動し、
樹脂を劣化させたり、また、別の樹脂に悪影響を及ぼすらしいです)

Shade 3Dでモデリング

というわけで、以前にも使った3Dプリントサービスを使って、
タイヤを3Dプリントしてもらうことにしました。
モデリングに使ったソフトは、Shade 3Dです。
プリントをお願いしたのは、DMM.comで、素材はナイロンにしました。

3Dプリント

というわけで、プリント完成。
キット付属のものよりも、接地面の幅を少し広くして、迫力を出して見ました。

ナイロン出力は表面がザラザラになり、細かいモールドはできませんが、
プリント料金は他の材質に比べて格段に安く、大きな魅力ですし、
ザラザラな表面も、サーフェイサーをかけることで、
平滑にすることができます。

また、ナイロンは、たいへん強い強度を持っているともいいいます。
質感はカチカチという感じで、軟質樹脂のような経年劣化の心配はなさそうです。

3Dプリントのタイヤを塗装

3Dプリントは、レジンを使った複製と違って収縮がなく、
寸法がぴったり出力されるので、キットのホイルに、ぴったりと収まります。

それにしても、こんなふうに自作するんだったら、いっそのこと、
車体の重みでタイヤの接地面が微妙に潰れいてる、
いわゆる自重変形タイヤにすればよかったと、ちょっと後悔しています。

と、書き始めたら意外に長くなってしまいましたので、今回はこのへんで。
次回は、小物制作などについて、書いてみたいと思います。



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プラモサミット2017会場

ブログでのご紹介がちょっと遅くなってしまいましたが、
先日、三重県津市で開かれた、プラモサミット2017に行ってきました。
このイベントの開催を知ったのは、
ホビーショップタムタムの店内に貼ってあった、告知ポスターからです。
ここのところ、私は、AFVの会にも、福井プラホビーコンテストにも、
どちらにも行っていないので、津でのイベントには、
可能であれば、ぜひとも行ってみたいと思っていました。

ここ岐阜市から津市まで行くのは、堤防道路を通って、三重県桑名市まで行き、
そこから、国道23号線に乗り換え、伊勢方面に向かう、というルートをとることになります。
近距離とはとてもいえないですが、ほどよいドライブという感じでしょうか。
そんなわけで、途中昼食をとりつつしながら、お昼過ぎ、会場となっている、
津市センターパレスに到着しました。

が、立体駐車場はすでに満杯…。
この事態を想定していなかったので、さてどうしようかと思ったのですが、
なんとか、駐車場内に入ることができました。
というわけで、お隣のセンターパレスへ。
が、この建物のなかのどこが会場なのか、いまひとつわかりません。
そんなわけで、建物裏口のところに貼ってあったポスターを見に行くと、
会場は地下一階との表記があり、すぐにエスカレーターに乗って、
階下へと行ってみました。

すると、なんだかあたりに妙な活気が…。
その活気の源は、ある一室から溢れているようでした。

作品がびっしり

というわけで、会場となっているその大きな部屋に足を踏み入れてみると、
室内はたいへん賑わっていて、並べられたテーブルには、ぎっしりと、
模型が並べられていました。

しかも、会場には、赤い彗星のシャアのコスプレをした人や、
シャアを模したセクシーな衣装に身を包んだお姉さんの一団がいたりと、
どちらかといえば、おじさんが多い模型エキシビションのなかで、
華やかさを添えてくれました。

それでは、気になった作品を少しご紹介させていただきたいと思います。
会場内は、コスプレの方々がいらっしゃるくらいなので、
ガンダム関係のウエイトがかなり高い印象でしたが、
ただ、私は、ガンダムのことはよくわからなくて…。
なので、スケールモデル系の作品から、紹介したいと思います。

2001年宇宙の旅

まず、最初に、すごい!!、と思ったのは、こちらのボックスジオラマです。
2001年宇宙の旅の、国際宇宙ステーションと、
パンナムのスペースシャトル『オリオン』のドッキングシーンです。
まさに映画そのものの雰囲気です。
ライティングも、工作もすばらしいです。
頭の中で『美しく青きドナウ』が流れ始めてしまいます。
このほかにも、映画の一場面を再現したボックスジオラマが多数展示されていましたが、
(しかも、この一連の作品だけは、照明を落とした別室で展示されていました)
この2001年宇宙の旅が、ダントツで印象に残りました。

MINIの模型たち

こちらは、MINIの模型です。
1/24のカントリーマンは、スクラッチ作品ですが、あまりにきれいに工作されているので、
カントリーマンのキットって、あったっけ?、と思ってしまうほどでした。
エンジンも細かく追加工作されていて、MINI愛を感じます。
実際にMINIに乗っている方でないと、このような追加工作は難しかも…。
作者の方はちょうど席を外しておられるとのことで、お会いできなかったのですが、
同じクラブの方にお話を聞いたところ、やはり、MINI乗りの方だそうです。

シトロエンHバン

こちらは、エレール社製のシトロエンHバンと、エブロ社製の同じHバンです。
こうなると、もう、どちらがどちらかぜんぜんわかりません。
私は、先発のエレール社製を買ってしまったのですが、
そのあと、日本のエブロ社から、同車が発売されると聞いて、
とても悔しい思いがしたのですが、こうして並べてみると、
エレール社製もなかなかの出来ということでしょうか…。

AFV作品群

私の専門分野である戦車作品も、力作が多数展示されていましたが、
残念ながら、戦車を使ったジオラマ作品は少なかったように見受けられました。
やっぱり、ジオラマが見たいなあ、と思ってしまいます。

フルスクラッチのF1車輛

そして、チョーびっくりだったのがコチラ。
当初はこの作品を、プラモデルかと思っていたのですが、じつは、
ケミカルウッドという木材のようなブロックを、削りだして造ったものだというのです。
もう、ほんとうにびっくりです。
手作業で造ったものなのに、きっちり左右対称になっていて、しかも、
完成品においては、塗装もすばらしい。
デカールの研ぎだしなんかも、もう、美しいのひとことです。
そのうえで、細部工作もしっかりなされていて、どこにも妥協した箇所が見られません。

こんなことって可能なのかと、もう、目を見張ってしまいました。

すばらしい精度

そしてまた、ぶっ飛ぶほどのすごい作品がこちらです。
とても美しく塗装されたタミヤのロードスターなのですが、じつは作品、
モーター仕掛けで、トランク部分に格納されたルーフが後方からせり出してきて、
運転席上部を覆い、また、そのルーフが、後方に格納され、
トランクが閉まる、という、実車の一連の動作を再現しているものです。

この複雑な動作を、ボタンひとつで、しかも、不正な隙間などいっさいなく、
ぴったり収まるように、加工、改造してあるのです。
静止画だとわからないのですが、ほんとうにすごい…。
完璧な精度、まさに、驚愕の作品です。

作者の方にお話を伺うことができたのですが、なんでも、
自作パーツ部分はバキュームフォームによる成形だとか…。
その方法で、ここまでの高い精度が出せるとは驚きです。

こちらもフルスクラッチ

そして同じ作者の方の作品ですが、
こちらは、先のF1作品同様、ケミカルウッドからの削り出しから造ったという、
フルスクラッチ作品です。

めちゃめちゃきれい、しかも精度がすごい!。
窓ガラスがきっちりぴったり収まっています。
手作業でここまでできるなんて、もう、言葉もないですね。

というわけで、今回は、驚きの作品も多数あり、
とても有意義で楽しい作品展でした。

また、一部の作者の方々、模型同好会の方々には、
作品について、とても丁寧に解説をしていただき、たいへん参考になりました。
ありがとうございました。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

そんなわけで、次回も、このプラモサミットに、
ぜひ足を運んでみたいものです。



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MENGティーガーII

昨年末は、ブログに書きたいネタが、ほんとうにたくさんあったんですが、
年が明けてからというもの、ほとんど、
どこかに出掛けることもなくなってしまい、また、生活面においても、
新しい変化があるわけでもなく、そんなわけで、
まったくといっていいほど書くことがありません。

しかも、ここのところ、雪が降るなど、天候にも恵まれず、
そのために、MINIにもあまり乗っていません。
(先週の土曜は、ちょっとだけテストドライブしてみましたが…)
それならば、ということで、お仕事ネタでも書こうかと思うのですが、
ネットでの発表については、諸々、許可をいただかなければならず、
それらもできていないままですので、掲載もできません。
う〜ん、それにしても、こんなにネタがないなんて、
いやはや、困ったものです。

とはいえ、当ブログでは、最低でも月二回は、
記事を書くことがお約束となっているため、
(誰かとお約束をしたわけでもなんでもないのですが…)
ネタがないなかでも、取り敢えず、新規投稿をアップすることにしました。
今回は、苦しいときの『模型ネタ』ということで、
いってみたいと思います。

MENGティーガーII

まずは、最近の買い物のご紹介。
MENG MODEL (モンモデル) 製の、1/35 ティーガー II のプラキットです。
中国発の新興メーカーとして、模型界にデビューしたMENGですが、
その最初の製品であったメルカバは、
品質の高さで、模型ファンの心をわしづかみにしました。
また、製品の品質だけでなく、パッケージのイラストの出来、
説明書のわかりやすさ、といった部分にも配慮がなされており、
このメーカーは、模型造りを楽しむ『文化』がしっかりと理解できています。

ただ、製品化するアイテムにおいては、どちらかといえば現用モノが多く、
(第一次大戦時の戦車なども精力的に製品化していますが…)
日本での売れ筋と思われる、第二次大戦中のドイツ戦車などは、
いままで、ほとんど製品にしてきませんでした。

アイテム選びにも、メーカーのポリシーが現れるところだと思いますが、 
MENGとしては、おそらくは、タミヤや、ドラゴンモデルズと競合しないように、
大戦中のドイツ戦車は、あえて製品化しない路線をとっているように思えました。
というのも、それらドイツものは、人気があるとはいえ、
すでに繰り返し製品化されており、ゆえに、
現時点で高品質の商品が、複数のメーカーから出回っています。
こうした状況で、あえて製品化しても、あまり意味はないようにも思えます。

が、なんと、NENGは、いきなり、
最も人気の高いティーガー II (キングタイガー) を製品化をリリースしてきました。
これはまったく思いもよらないことでしたが、
高いクオリティを誇るMENGから、ティーガーが出るとなると、
いやがうえにも、期待が高まりました。

で、実際に発売となると、またしても驚くことが…。
ここのところ、1/35の戦車キットは、価格が高騰しており、
10,000円の大台を超えることも、珍しくなくなってきていました。
が、MENGのティーガー II は、なんと、
定価4,000円強という価格設定となっており、
模型店の店頭やネットなどでは、ほぼ、3,000円台で販売されています。
まさに、驚異の低価格です。

1989年にタミヤがティーガー I をリニューアル販売したときは、
たしか、定価3,800円くらいだったように思います。
(間違っていたら、すみません)
それから20年以上も経過しているのに、
MENGは、ほぼ同じ価格帯で発売してきたというわけです。

金属製挽き物砲身

というわけで、岐阜市近郊の岐南町というところにある、
ホビーショップ タム○ムで、さっそく購入してきました。
箱も大振りで、金属製の砲身は入っているわ、エッチングも入っているわ、
防盾も二種入っているわで、内容は価格を上回る充実ぶりです。
しかも、インテリアや連結式可動履帯は別売にするなど、よりコアなファンのためには、
選択肢を増やしているなど、心憎い設定もなされています。

車外工具類

モールドもいい感じです。
車外に取り付けられる工具類には、クランプもモールドされています。
もちろん、エッチングパーツにはかないませんが、
プラスチックによる表現としては、限界までやっているのかも…。

それにしても、まさか、成形色を、
錆び止め塗料の色であるオキサイドレッドでやってくるとは思いませんでした。
この点も、いわゆるサプライズかもしれません。

砲塔上面

砲塔上面にある溶接跡なども、再現度は高いです。

つい先日、TAKOMが同じ1/35のティーガーIIを出したばかりですし、
ちょっと前にも、ICMやズベズタが製品化し、
ドラゴンも数種類のティーガーIIを出していますし、
もう、ティーガー祭りの様相を呈しているかと思います。

こんなキットをさっそく組んでみたい、と心はやるのですが、
いまは忙しくて、とても手を出せません。

しかも、我が家には、作りかけのまま放置されている戦車が、
そこかしこにあります。

シャーマン1

そのうちのひとつ、タミヤの1/35M4A3E8シャーマンです。
タミヤブランドから発売されたものといっても、
中身はアスカモデル社からの供給を受けた、いわゆるOEM製品です。

映画「フューリー」を見て購入、さっそく組み立てたのですが、
その後、見事に放置状態になっています。
しかも、撮影のため、テレビ台の下から取り出してみたら、
埃だらけになっていました。
塗装はおろか、組み立て自体もまだ完了していません。

シャーマン2

アスカのキットはすばらしい出来です。
組み立て式連結可動履帯、エッチングによるライトガード、
部分的に可動するHVSSサスペンションなどなど、妥協なく再現されています。

後にタミヤは、自社開発で、まったく同じM4A3E8シャーマンを発売しましたが、
だからといって、このアスカ版のシャーマンが、色褪せることはないかと思います。

ちなみに私は、戦車などの軍用車輛に興味を持ち始めた子供の頃、
シャーマンを見て、なんてかっこ悪くてダサい戦車だろうと、よく思ったものです。
ドイツ軍のパンターやティーガーはすごくかっこいいのに、
米軍戦車はどれもモッソリしてて不格好…。
なので、それほど好みませんでした。
ですが、いまになってみると、シャーマンは、
ダサいなりに味があって、これはこれでカッコいいと思うようになりました。
いまではすっかりシャーマン党です。
あっ、そういえば、M50スーパーシャーマンも作りかけ放置状態にしています。

デザートシボレー1

こちらは、タミヤの古いキットである、デザートシボレーです。
タイヤだけ、レジン製のものに変えてありますが、
いま思えば、自重変形タイヤにすべきだったと、公開しています。
昔のように細部工作するとか、よけいなことを考えると、完成しないので、
サラッと作るつもりだったのですが、やっぱりこちらも、
放置状態になっています。

デザートシボレー2

戦車よりも、こうしたトラックが好きかもしれません。
このデザートシボレーも、とてもカッコいいです。
古いキットなので、省略も激しいのですが、フォルムの捉え方は、
秀逸だと思います。

シャーマンも、デザートシボレーも、もう少し時間があったら、
作れるんだけどなあ、と思いつつ、毎日が過ぎていきます。

そういえば、もう少し時間があったら、
司馬遼太郎の「城塞」と「国盗り物語」読みたいんですが、
こちらも「積んどく状態」になっています。

なにぶんにも、時間が欲しい今日この頃です。
(ただ、時間はなくてもこのブログだけは、細々と続けるつもりです)




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ジオラマ全景

ここのところブログの更新がなかなかできず、気がつけば、
一ヶ月も滞ってしまいました。
FC2ブログは、この一ヶ月という期間のあいだ、更新がまったくなされなかった場合は、
冒頭に「スポンサーサイト」と題された広告が、表示されてしまう仕組みになっています。

このスポンサーサイトが出てしまうと、
いかにも、放置されたブログといったありさまになってしまい、
ちょっとみっともないことになってしまいます。

本ブログ『k’s BAR』は、ズボラな私にしては珍しく、10年近くも続いていて、
しかもその間、月に最低でも2回は新規記事を投稿しています。
先月は3回記事をアップしましたが、今月はといえば、いまだ何もないままでした。
ですので、今回は、ブログに書くネタがあまりないにもかかわらず、
広告を消す意味もあって、ちょっと強引に記事アップすることにします。

さて、私は、趣味の模型系に特化した『K’s STUDIO』というブログを、
当ブログとは別にやっていますが、このK’s STUDIOこそは、
正真正銘、完全に放置状態となっています。
ですので、今回は、模型ネタを、ここK’s BARにて、ご紹介したいと思います。

全体のレイアウト

こちらがその模型。
タミヤの1/24のクルマのキットをメインにした、ジオラマになります。
もちろん、見ての通り、まだ製作の道半ばという状態にあります。
ベースの塗装、地面の製作はまだ手つかずで、背景の家は塗装がされておらず、
クルマもまだ、窓ガラスやミラー、ヘッドライトのガラスが入っていません。
開けたボンネットを支えるステーもまだ作っていないため、とりあえず、適当なプラの棒で、
ボンネットを持ち上げています。

じつは、この状態のまま、すでに数年がすぎており、
その間、ときおり、押し入れから出してきて、
ちょっといじっては、また押し入れに戻して…、という、なんてことを繰り返しています。
(しかもその途中、かれこれ二回の引っ越しもしています)
なので、このジオラマも、いつ完成するのか、まったくわかりません。

AFVジオラマ

もともと私は、かねてから、ミリタリー系のジオラマを作ったりしており、
二十代、三十代の頃は、かなり熱を上げていました。
(上の画像は、30台の後半に作った、戦車ジオラマです)
が、ここのところは、模型店巡りなどはよくするものの、
製作からはほとんど遠のいています。
でも、好きなことは変えられず、いまでもこうして、チマチマと作業を続けています。

ボンネットを被せた2CV

このような、使い古されたクルマを扱ったジオラマは、
数年前から、模型誌などで取り上げられるようになり、
いまでは、ミリタリージオラマ同様、ひとつのジャンルとして、
定着した感があります。

かくいう私も、そうした作品に刺激され、また、
クルマも好きということで、手を出してみた次第です。

当初、登場させるクルマは何にしようかと迷いましたが、シトロエン2CVにしてみました。
ピカピカの新車という状態より、使い古されたイメージが、
とても似合うクルマのようにも思います。

ただ、クルマ好きとしては、あまりにヤラれた塗装にするのは、
なんともクルマがかわいそうですし、また、
廃車のような状態を作りたいわけでもないですので、
ウェザリング (汚し塗装) やダメージ表現は、控えめにしています。

ウェザリングについては、まず、エアブラシで、色あせの表現を行ったあと、
AFV模型では定番の方法である、ペトロールで溶いたエナメル塗料を薄く塗っては拭き取る、
という、ウォシングという技法を使っています。
そのあと、パステルエンピツで、車体表面の錆や傷を適度に描き入れています。

エンジンアップ

この2CV、エンジンが再現させているので、せっかくだから見せたいところです。
といっても、私は、2CVのことはよく知りませんし、また、このエンジンだけ、
過剰にディティールアップするのもジオラマのバランスとしておかしいので、
ほどほどに、手を入れてあります。

このあたりは、ディティールにこだわるよりも、
色味や雰囲気にこだわったほうが、いいのかもしれません。

というわけで、我が愛車であるMINIのエンジンルームなどを参考に、
ウェザリングしてみました。

エンジンのウェザリング

エンジンルームって、黒っぽく、粉っぽく、油っぽい、という感じでしょうか。
この部分のウェザリングにあたっては、
最近発売されたクレオスの『ウェザリングカラー』を使ってみました。

使用したのは主にステインブラウンで、よく振ってから、面相筆で、
パーツの奥まったところに流し込んでやります。
そのあと、専用薄め液を含ませた筆で拭き取るのですが、
このウェザリングカラーの特性でしょうか、
色味もよく、また、マットな雰囲気になり、思いのほか、うまくいきます。

この2CVを作り始めた頃は、こんないい専用塗料はまだなかったのですが、
ダラダラと時間をかけて作っているせいで、こうして、
最新の塗料を使えたりもするわけです。

車内には雑誌

車内にはキヤノンのプリンターで作った雑誌などを置いてみました。
ですが、屋根は、キャンバスを閉じた状態にしたいと思います。

ストラクチャー

こちらは、建物です。
スチレンボードによって作られており、壁面の石積みのパターンは、
鉄筆とシャープペンシルによって、筆圧を強くして、描きあげつつ彫り込んでいます。
スチレンボードは、発泡スチロールほどではないにせよ、表面が柔らかく、
こうした加工が比較的容易にできます。

このあと、石のテクスチャーをより際立たせるために、リキテックスのモデリングペーストを塗り、
塗装もリキッテクスを使って行う予定です。
かつては、ほぼ毎日、リキテックスを使っていたので、その扱いには、
なれているつもりです。

スクラッチした小物

また、傍らのテーブルは、タミヤ(イタレリ)の野戦整備セットから流用してきました。
テーブルのうえに載っている、ジョーロ、鳥の巣箱、
そして、家の窓の左右に取り付ける予定の鎧戸などは、それぞれスクラッチしていますが、
こうした小物は、これからも、場合によっては、いくつか自作することになるかと思います。

ベースとなる板は、木曽福島で道の駅あたりで買い求めたものです。
小口の処理もきれいにされていて、とても美しい仕上がりです。
この板は、オイルステインとニスを塗って仕上げる予定なのですが、
とてもいい檜の香りがするために、なにかを塗るのがためらわれてしまいます。

小物をレイアウト

いまはまだ、このような状態ですが、テーブルや小物を、古びた感じになるよう塗装し、
家の壁も、石の質感を感じさせるように塗り、また、地面や草をつけたりすれば、
印象はガラリと変わるものと思います。

ただ、その作業に進む前に、レイアウトなど、さまざまに検討を重ねなければなりません。

このジオラマが、いつ完成するのか、もうまったく検討もつきませんが、
また、進展があったら…。そして完成の暁には、当ブログで詳しくご紹介したいと思います。




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