舞鶴引揚公園記念碑

これから本格的に夏の行楽シーズン到来という時に、またしても、
コロナの蔓延が叫ばれています。
しかも、今回は、過去にないペースで感染が広がっているようで、毎日、
感染者の人数が過去最高を記録するような事態になっています。
ワクチンを三回摂取しているからといっても、感染はしてしまうようですので、
とはいえ、政府は今後も、行動制限をする予定はないとのことですので、
これからは、以前にも増して、各個人で、感染対策に留意しなければならないようです。
それにしても、なかなか治りませんね。このコロナというのは……。
と、そんな話ばかりしていてもいけませんので、今回は、先日行ってきた、
高浜、おおい町、舞鶴、について、ご紹介したいと思います。

行って来たのは17日なので、すでにもう一週間以上が経過していますが、
(なかなか迅速なアップができません。すみません)
とても天気がよく、気持ちのいいドライブとなりましたので、
今回、取り上げることにしました。

なにしろこの日は、事前の予報では雨または曇り。
折しも三連休だとのことでしたが、家にいるのもつまらないとヨメさんがいうので、
どこかにちょっと出かけることにしました。
今回の出動車もまた、ヨメのプジョーです。
ところが、実際に出かけてみると、しだいに雲が取れ、青空が覗くようになりました。
今回は、まず西の滋賀県方面に出て、琵琶湖の北端を周り、高島方面に向かったのですが、
天候はどんどん回復していきます。
というわけで、さらに西へ西へと進み、日本海側の小浜市に出ました。
ここまでくると、もう絶好の好天で、しかも、さほどに湿度は高くなく、
太陽が照りつける夏とはいえ、比較的過ごしやすい日になりました。
こうなると、ますます先へ進みたくなるのが人情というもので、
おおい町、高浜町、ついには京都府の舞鶴まで行ってみました。
(舞鶴まで行く予定はなかったのですが、好天に誘われて行ってしまいました)

引揚公園駐車場

舞鶴では、引揚記念公園に行ってみたかったので、まずはそちらに向かってみます。

嫁のプジョー

引揚記念館の駐車場にまずプジョーを入れ、
そのあと、すぐ北側にある公園へと登ってみます。

ここ舞鶴は、満州からの引揚者や、シベリア抑留者の引揚場所となっていたため、
こうした記念館が設けられています。
もっとも、展示は、シベリア抑留に関するものがメインで、
開拓団等の満州からの引揚に関するものは、ほとんどなかったように思います。
もっとも、引揚記念館は、以前に見学をしているので、今回はパスすることにしました。

引揚公園展望台への道

駐車場から公園展望台に向かうには、この小径を登ることになります。

記念植樹

道の途中には無数の記念植樹があるのですが、その根本には、
関東軍部隊の名前や、ラーゲリの名前が入っています。
戦友会や、同じラーゲリにいた同志で記念植樹をしたのではないかと思われますが、
すでに戦後から77年も経っており、こうした植樹をした人たちも、
ほとんどが鬼籍に入っているのではないかと思います。

満州からの引揚者は、まだ存命していますが、シベリアからの引揚者となると、
存命している方は、いまではかなり少数かと思われます。
実際の体験者がいずれいなくなってしまえば、
引揚やシベリア抑留は、単なる歴史の一コマになってしまうのではないかと思います。

引揚公園展望台

こちらが、引揚記念公園の展望台がある頂上部分です。
岸壁の母の歌碑をはじめとして、さまざまな記念碑などが建てられています。

復元桟橋

また、ここからは、復元された引揚桟橋を見ることができます。
シベリアの抑留者が最初に踏んだ日本の地です。
展望台には、引揚時の模様を描いた図なども看板として展示されていました。

エルドランド

こうして、公園の各所を見学し、ふたたびおおい町方面に取って返します。
その途中、ガラスの三角ドームを持つ、エルドランドという施設に、
ちょっとだけ立ち寄ってみました。

この施設は、おそらく原発マネーで作られたものではないかと思います。
アトラクションを行うと有料になるとのことですが、そのほかは無料で見学できます。
(とはいっても、子供の遊戯施設という感じなので、見学できるところは、
さほどに多くはない感じです)

エルドランド内部

やはりというべきか、家族連れが多い印象でした。
あちこちで子供の歓声が飛んでいました。
そんななかを散策する五十過ぎの私たち。かなり場違いな感がしないわけでもないです。
そrでも、ガラス張りの館内を見学するとは、なかなか楽しかったです。

オープンした施設

次におおい町のうみんぴあ大飯というところへ、買い物に立ち寄りました。
すると、この施設のすぐそばに、いままで見たこともなかった、
新施設が建っていることに気づきました。

施設の内部

こちらがその施設。トラスフレーム丸出しのアヴァンギャルドな建築物です。
なんでも、オープン記念イベントをやっているとのことで、
周辺や施設内はかなりの賑わいでした。

巨大キッチンカー

アメリカンな大型スクールバスのキッチンカーも出ていました。
なにしろかなりの大きさなので、バス内で飲食ができるようです。
施設では、フリーマーケットが行われて、奥のスペースではライブも行われていました。
とにかく、天気がいいので、最高です。

その後、帰路についたのですが、途中で事故渋滞に見舞われ、
車列がまったく動かなくなりました。
運転手のヨメさんが機転を効かせて脇道に入り、
無事、事故渋滞を回避することができましたが、
この脇道がけっこう不安で、はたして元の道に復帰できるのか、
とても気を揉みました。

とはいえ、無事、国道に復帰でき、その後もスムーズに帰ってくることができました。
福井県南部から京都にかけてのこのあたりは、景色も良く、
絶好のドライブコースかと思います。

なにかとたいへんな今日この頃ですが、また、機会を見て、
出かけて見たいと思います。


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菅山寺山門

今年は記録的な速さで梅雨が明けてしまいました。
なにしろ、いまはまだ六月です。
本来でしたら、梅雨真っ盛りのジメジメ状態のはずなのですが、今日などはもう、
真夏のかんかん照り状態になっています。
こんな調子で水不足に貼らないのか、
また、燃料高騰に拍車がかかるのではと、この先が、ほんとうに心配になってしまいます。
ガソリンの値上がりももはや天井知らずで、コロナがいよいよ収束しそうといういまですが、
今後は、お出かけもままならないという状況に陥りそうな気配です。
しかも、この燃料高騰や食料品の高騰には、
まだウクライナ危機は盛り込まれていないとのことで、
この調子だと、今年の秋は、本格的な危機が訪れそうです。
なのに、早くも梅雨明けしてしまい、この調子だと、2018年以来の猛暑の気配がします。
(2018年も、異常に梅雨明けが早かったように思います)
電力需要が増大しているにもかかわらず、供給が追いつかないようで、
今年は、ことのほか節電が叫ばれています。
まあ、電気代がとても高いので、節電は必然ということにもなりますが、
このまま節電しないでいると、大規模停電につながるとか……。
というわけで、我が家は今年、エアコンなしで乗り切ろうかと思っています。

などと心配なことばかりの今日この頃ですが、心配ばかりしていても、
気分が暗くなるばかりですので、いつものように、今回も、お出かけネタを、
いってみたいと思います。

今回取り上げるのは、滋賀県の北部、余呉町にある「山の廃寺」です。
このお寺は「菅山寺」といい、余呉湖の東の山のなかにあります。
我が家からは、車で二時間たらずくらいで行ける感じでしょうか。
ドライブというには手近な場所ですが、余呉のあたりはあまり行ったことがないので、
今回、いろいろと探検してみることにしました。
(もっとも、いったのは、もう二、三週間、まえのことになるんですが)

このお寺への道順は、まず滋賀県北部の木本町まで行き、そこから、
国道365号線に入って北上、西の余呉湖には行かず、さらに北へ進み、
ウッディパルという看板が見えたら、右折して、坂道を登ります。
やがて、スキー場の駐車場が右手に見えてきますので、その駐車場に入り、
奥へ奥へと進みます。
すると、細い山道があることに気づくと思いますので、その山道をさらに進んで行きます。

もっとも、この細道、場合によってはかなり細く、しかも急な勾配もあるため、
走行には気をつけなくてなりません。
対向車がきたら、すれ違えないところが多数あります。
(もっとも、対向車と出くわすことは極めて稀だとは思いますが)

こうして走ること十分強。道案内の小さな看板い沿って走ると、
駐車場に行き着きます。

駐車場

車が数台停められる程度の駐車場ですが、必要にして充分です。
それにしても、思ったよりもたくさん車が止まっていました。
やはり、知られざる人気スポットなのかもしれません。

案内看板

案内看板や、道順を示す矢印看板が出ていますので、道はすぐわかると思います。
というわけで、さっそく山に分け入ります。

余呉湖が見える

このあたりからはちょうど余呉湖を見ることができました。
一瞬、琵琶湖かと思いましたが、余呉湖です。
ただ、この日はちょっとお天気がイマイチで、それが残念ではありました。
天気が良かったら、眺めはもっと素晴らしいと思います。

途中、大勢の高齢者と出会いました。本格的な山登りの格好をしている人も多数見受けられ、
どうやら、なんらかのウォーキングの集まりのようです。
こちらの地方では「さわやかウォーキング」というウォーキングのイベントが定期的に、
行われているようですので、もしかしたら、そういう催しが行われていたのかもしれません。
とりあえず、ご挨拶して、先へと進みます。

山道を下って

私はてっきり、山道を登るものだと思っていたのですが、案内看板に従っていくと、
道は急な下りとなりました。
ヨメは道が違うとさかんに疑いの言葉を連呼していましたが、
確実に道はこれで合っているはずです。
(ヨメは常に旦那を疑います)
こうして、道を下ること十分から二十分、ようやく、寺の屋根らしきものが、
眼下に見えてきました。

廃寺に到着

廃寺の建物はひとつだけではなく、複数が存在しています。
こちらはそのうちのひとつです。
使われている感じはなく、かなり古く痛んでもいますが、
倒壊しそうな印象はまったくありませんでした。
緑が多い深い森の中で、静かに鎮座する古い寺を見るのは、格別の風情があります。

倉らしき建物

こちらは、蔵のような白壁の建物です。
(蔵のような……、ではなく、実際に蔵ですよね)
痛みはかなり進んでいて、壁の一部が崩落していました。
あたりに人はおらず、ほんとうに静かでした。

2022_06_27h.jpg

私たちは上からこの寺のある場所まで降りてきたので、
この山門のある場所にたどり着くのがけっこうあとになってしまいましたが、
本来であれば、ここが寺院への入り口となるはずです。

2022_06_27i.jpg

こちらは、本堂らしき最も大きな建物です。
倒壊の危険があるようには見えませんが、荒れた印象は否めません。
しかも、落書きなどがあったりして、美観を損ねています。

ただ、こうした廃寺を間近で見る機会は、今回がはじめてで、
なんとも不思議な気持ちになりました。

ちなみにここ管山寺は、廃寺とはいうものの、地元の有志の方々によって、
きちんと管理はされているそうです。
遊歩道も整備されていますし案内看板もありますので、
見学にはまったく差し支えありません。

○ 管山寺の情報はコチラ。公式サイト ~

2022_06_27j.jpg

こういう石垣もいい雰囲気を出しています。
廃寺には、曇り空が合うのかもしれまえんね。

庫裡でしょうか

こちらは庫裏でしょうか。
山の中にひっそりと隠れるように佇んでいる感じです。
なんだか絵になりますね。

山の中の池

また、さらに奥に向かうと、池がありました。
野鳥が出るらしく、バードウォッチングのかたが、こちらには多数いらっしゃいまいした。
しかも、この寺の付近には、かなり破損が進行した神社もありました。

坂道を登って

というわけで、帰り道は山を登ることとなります。
これがけっこうキツいわけですが、意外と短時間で登り切ることができました。

帰りの山道

というわけで、今回の出動車であるヨメのプジョーに乗り込み、
細く険しい山道を下りました。
さいわい、対向車は現れず、すんなりとふもとのスキー場まで戻ってこれました。

廃寺の散策というのは、ちょっと現実離れした感があって、
なかなか、興味深かったです。
機会があれば、また、違う季節に、行ってみたいものです。


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岩村城

ここ中部地方もいよいよ梅雨に入ってしまいましたので、
今後は、このブログでもお出かけネタが少なくなりそうです。
もっとも、今年も、コロナ禍の影響や、ガソリンの高騰などで、
お出かけネタは、ひところと比べると少なくなっているのですが、
その傾向に拍車がかかりそうです。
しかも、いまのこの物価上昇には、ロシア制裁分が入っていないとのことなので、
秋以降は、ほんとうにたいへんな状況になりそうです。
日本円もどんどん安くなっていますし、今年の年末は、年が越せるか、
などと、思っているんじゃないかと思います。
と、そんなことばかり考えていても、暗くなるばかりですので、
今回は、荒天の中、岩村城に行ったときのことなどを、取り上げてみたいと思います。

岩村城は、ここ岐阜市からみると、ほぼ真東方向になります。
同じ県内とはいえ、車だとおよそ二時間強という距離感です。
今回の出動車はヨメのプジョーです。

駐車場がどこにあるのかよくわからなかったので、
グーグルマップに表示されていた、城址近くの駐車場に向かうことにしました。
ところが、この駐車場に行く道がかなり細く、しかも上り勾配もかなり急なので、
車で行くとなると、かなりビビります。
なので、車で登る前に、私が事前に道を偵察に走りました。
交通量は極めて少ないですが、すれ違いは完全に不可能な道なので、
もし、岩村城の駐車場に向かうのであれば、充分にご注意ください。
(こちらの駐車場より、ふもとの岩村歴史資料館の駐車場を利用したほうが、
とても広くて駐めやすいですし、町から城にあがる状態になりますので、
資料館の駐車場の利用をお勧めします)

駐車場

こちらが、細い坂道を登りきった先にある駐車場です。
まあまあ広いですね。
しかも、トイレを併設した休憩所なども完備しています。
道はひどいんですが、その割には、駐車場はかなり充実しているような気がします。
というのもこの駐車場、
本丸のそばの曲輪というか、出丸部分をそのまま利用するかたちになっています。

本丸跡を見上げる

そんなわけですので、この駐車場、本丸にとても近く、
見学の順路としては、本丸から下がって行くかたちになってしまいます。
その意味でも、ふもとの資料館駐車場に車を止めて、本丸にあがるほうが、
いいかと思います。

本丸跡

そしてこちらは本丸部分です。
行楽客の姿もちらほらとあり、けっこう賑わっていました。
お天気もいいのでとても気持ちよかったです。

信長の宿営地

天正十年、信長はこの城に入っている時、武田滅亡の報を受けたと言います。
なにしろ天正十年ですので、同年、信長は京の本能寺で横死します。
まさに絶頂からの転落という感じですね。

石垣

ちなみにこちらは城の石垣部分です。
とてもしっかりした石垣で、この姿が、マチュピチュの遺跡に似ているということで、
ここ岩村城は日本のマチュピチュなどと呼ばれたりもするそうです。

東洋のマチュピチュ

草や木々の緑が眩しいですね。

石垣を下から見る

下から見上げる石垣には、また違った趣があります。
まさに城塞といった雰囲気ですね。
しかも、各所で石垣は入り組んでいます。

森をゆく

その後はどんどん坂を下っていく感じです。
かなりの急坂で、けっこう距離もあります。
その途中にも、石垣を見ることができます。

石段の道

途中にはこうした石畳の道もありました。

こうして、ふもとまで降りて、いまさらながら、資料館の駐車場を発見。
次回、もしこの場所にくるのなら、こちらの駐車場を利用したいとおもいつつ、
さらに下って、城下町にまできてみました。

城下町に到着

古い家が立ち並んでいて、風情のあるたたずまいです。
ですが、人があまりいなくて、ちょっと寂しい感じだったかも。
このあと、飲み物の自販機を求めて、街をさまよいました。
街の景観を乱さないようにとの配慮なのか、なかなか自販機がなく、
苦労しました。

ふたたび登る

その後は、来た道を戻り、登城状態になったのですが、
下って来た坂道を登るのが、とてもきつくて、とてもしんどい思いをしました。
気温も高く、それもまた体力を消耗させたようです。
(ようするに、まあ、年なんでしょうね)

そのあと、駐車場に戻り、細い急坂を下って帰路に着いたのですが、
その道の途中に、農村景観日本一の展望台に行ける、との道案内が出ていました。
見ると、細い道が枝分かれしています。
この展望台には寄りたいと思っていましたので、急遽、
さらにまた、この枝分かれした細い山道に分け入ることとなりました。

すごい山道

こちらは急坂こそなかったですが、やはり、かなりの山道でした。
とはいえ、ショートカットだったようで、意外と早く、農村景観日本一展望台に、
到着することができました。

農村景観日本一看板

もっとも、この展望台には、駐車場がありません。
付近の道の路側帯が広くなっているので、そこに車を止めるしかありません。

展望隊への道

そこからさらに、斜面につけられた隘路を徒歩で登っていきます。

景観日本一

こちらが農村景観日本一展望台からの眺めです。
天気がいいので、気持ちも晴れ晴れとしますね。

というわけで、好天のなか、山の景色を満喫してきました。
これからは、狂乱のインフレがやってくるでしょうし、
こうしたドライブも、いよいよできなくなるかもしれません。
そういえば、今年のGWは『最後の宴』と呼ばれていたような……。
この先のことを考えると暗くなるばかりですが、せめていまのうちは、
明るくいきましょう。



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フローリイ

さて、なにをいまさら感がありますが、
今回は、今月初めの連休のことについて、書いてみたいと思っています。
連休は、とりあえず母親の様子を見るために、四月の末から飛騨高山の実家に帰りました。
というわけで、どこかに旅行に行くこともなく、
そのまま、五月の五日まで実家で過ごしました。
とはいっても、五月三日だけは、日帰りですが、終日、出かけてみました。
なにしろこの日は終日好天に恵まれ、最高のお出かけ日和でした。
今回の行き先は、高山を起点にすることになりましたので、岐阜市からは生きづらい、
北陸能登半島方面をチョイスしてみました。
目的地は、十年以上に一度行ったことがある、
石川県羽咋郡志賀町の花のミュージアム『フローリィ』です。

いつもは寝坊して遅がけからのお出かけになってしまう私たちですが、
この日は珍しく早起きができましたので、かなり時間を有効に使うことができました。
いつもこうありたいものですが、なかなかできません。
今回も、下道をゆっくり走ってのドライブとなりました。
まず、国道41号線を北上して富山県へ向かいますが、富山市の市街地に入る直前で西に進み、
その後また北上して、国道8号線に出ます。
この国道8号線を金沢方面に向かって走り、高岡市で国道160号線に乗り換えて、
今度は氷見方面へ。途中、羽咋、という看板が見えたところで、左折して西へ。
能登半島を横断して、石川県の羽咋市へと入ります。

羽咋市に入ったら、国道249号線にスイッチし、能登半島の西側に沿って、
北へと向かいます。

晴天の羽咋市

こちらは、その国道249号線です。能登半島の西側に出ても、好天は変わらず、
ほんとうに気持ちよくドライブできました。
(ちなみに、今回の出動車はヨメのプジョーです)

見えてきた目的地

途中、道の駅に寄ったりと、のんびり北上を続けると、見えてきました。
花のミュージアムフローリィです。
以前きたときは、ヨメのテンサンラリーできましたね。ああなつかしい。

ところが、駐車場がいっぱい。なんと、入れません。
これは予期していませんでした。
まあ、連休ですから、当然のことなのでしょうが。

しかし、それほど待つことなく、駐車場に入ることができました。
フローリィの駐車場は、それほど広くないため、お客さんが少し増えるだけで、
満杯になってしまうようです。

フローリィ到着

こうして、ついにきました。フローリィ。
とても賑わっていましたが、人が密集しているということはなく、
ほどよい混み具合といった状態でした。

温室内

こちらは温室のなかです。
とてもよく晴れていたのですが、外に出ると少し肌寒く、この温室のなかも、
思ったほど暖かくはなかったので、上着を取りに車に戻りました。
十何年ぶりに、またこの場所に来ることができて、感無量です。

○ 花のミュージアム『フローリイ』の情報はコチラヘ。公式サイト ~

フローリイ内部

こちらは、フローリィの館内です。
この施設は、志賀原発のすぐそばにあり、原発の関連施設のように思えます。
とはいえ、原発のPR的なものは、なにひとつありません。
ただ、以前こちらのきたときには、近くにある原発PR施設アリス館志賀に行って、
フローリィの無料入場券をもらったのではないかと思います。

いまフローリィは入館無料ですが、当時は、アリス館に寄って入場券をもらわないと、
入場料金がかかったように思うのですが……。

日本海を望む

また、この施設は海のすぐそばにあるので、建物の前庭から、日本海を見ることもできます。
天気がいいので、海がキラキラしていますね。

ガーデン

建物の裏手には、大きな庭園があります。

小径を行く

一部はイングリッシュガーデンというのでしょうか……。
朽ちた場所の車輪が置いてあるなど、いい雰囲気になっていました。

プジョー

というわけで、たっぷりフローリィを楽しんだ後は、さらに北上してみます。
ところどころで、車を止め、海を眺めたりしました。

能登の海岸

こうして、日本一長いベンチに到着。
世界一だったかも……。
でも、ベンチに座っている人はいませんでした。
ここから海に下りることができるようになっていて、浜辺には、たくさんの人がいました。
天気がいいと、ただぼうっと海を眺めるだけでも楽しいものです。

その後は、ふたたび能登半島を横断。東の能登島方面に向かいます。
道の駅なかじまロマン峠で休憩して、その後は、能登島には向かわず、
田鶴浜方面へと向かい、七尾市へと入ります。

能登半島の東側

七尾から国道160号線に乗り換え、能登半島の東側に出て、そのまま南下しました。
こうしてふたたび氷見に向かい、国道8号線に入って、きた道を逆にトレースする形で、
飛騨高山の実家へと戻りました。

とにかく終日抜群の好天でしたので、まさに胸のすくドライブとなりました。
もっとも、この先は、ガソリンの高騰、小麦などの食料品の高騰など、
経済は悪くなるばかりかと思われます。
現時点でさえ、ガソリンの高騰はかなりのものなのに、今年の秋には、
ウクライナ情勢も受け、さらなる高騰の嵐となるとのことで、
好天に恵まれても、こうしたドライブはもういけなくなるのかも、と、思ったりしています。

でも、やっぱりお出かけは楽しいものです。
状況が許せば、また、こうして海を見に生きたいものですね。

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折坂棚田

絶好の好天に恵まれた8月最後の日曜、
ヨメのプジョーで、久しぶりにドライブに出かけて見ました。
とはいっても、コロナ蔓延はますます厳しい状況となり、我が岐阜県も、
緊急事態宣言が出されることとなりましたので、県外への移動は控え、
近場の、しかも人が密集していない場所へ行くことにしました。

前回の記事でも書きましたが、今月は初旬から下旬にかけて、ずっと長雨に祟られており、
まさに、来る日も来る日も雨という状態が続いていました。
ところが、下旬になってから、いきなり好天が続き、まるで夏が帰って来たようです。
もっとも、長雨の影響で夏といえども涼しく、それもまた過ごしやすかったのですが、
やはり、空がすっきりと晴れていると、たとえ酷暑に苦しんだとしても、
気持ちは明るくなりますね。

今回もまた、出かけた先で人との接触を避けるとのことを念頭に、
場所を選定しました。
というわけで、その条件に叶うのは『棚田』だ、ということになり、
岐阜県東濃地方にある『折坂棚田』というところに向かってみることにしました。
折坂棚田には、飛騨高山に住んでいるときに、行ったことがありますが、
ここ岐阜市に拠点を移してからは、まだ、訪れたことがありません。
ですので、いままでとは違うルートで、折坂棚田にアプローチすることとなりました。

プジョー

今回の出動車はヨメのプジョーです。
MINIはこの暑さもあり、なかなか出動機会がありません。
今年は秋に車検も控えていますので、また整備点検を終えたら、
どこかに出かけたいなと思っています。
(もっとも、コロナのせいで、さほどにお出かけはできいないかもしれませんが)

ドライブ

というわけで日曜の朝、ひたすら東に向かってみました。
道ゆく車も、雲ひとつない好天に誘われてか、かなり多かったです。
とはいっても、渋滞を引き起こすほどの数はなく、どこも快適に走れました。
が、途中から、道は極端に細くなり、しかも、右に左にクランクさせられるなど、
なかなかにハードな展開になりました。
しかも、今月の大雨の影響なのか、ルートの一部の道が通行止めとなっており、
迂回路に回らされるとのことです。

棚田到着

こうして、急坂の山道を走り続け、ほんとうにこの道でだいじょうぶ?、
などと思っていた矢先、ついに目的地の折坂棚田に到着しました。

というわけで、付近の駐車場のプジョーを入れました。
この駐車場、入り口の取り付け道路がかなり急で、しかも細く、駐車するのがためらわれます。
実際、引き返す車もいました。
ですが、プジョーは難なく止めることができました。

かかしたち

しかも、駐車場にはこのようなユーモラスな案山子がありました。
というわけで、しばし、あたりを散策して見ることに。

棚田到着

稲は現時点でかなり実っているようですが、稲刈りなどはまだ行われておらず、
一面の稲穂を眺めることができました。

ハイコントラストで

ほんとうに、胸のすくような眺めです。
空も澄み渡っていて、まさに行楽日和でした。
ただ、気温もかなり高く、長時間歩くのには、不向きだったと言えるかもしれません。

名所とはいえ、見物客の車は数台程度。
ソシアルディスタンスの確保は完全になされています。
コロナ禍のなかでも、楽しめる場所ではないかと思います。

石垣

棚田を下から見上げたときに見える、苔むした石垣もまた、独特の風情があります。

こうして、棚田の景色を満喫して車に戻りましたが、
まだ帰るにはかなり早い時間です。
というわけで、折坂棚田からほど近い恵那峡方面に向かってみることにしました。

行く先はこの恵那峡にあるさざなみ公園です。
恵那峡をめぐる遊覧船の発着場にもなっているところです。
この場所も、かつて訪れたことがありますが、今回、再訪してみてびっくり。
かつての姿の古びた姿はなく、あたりは完全にリニューアルされていました。

しかも、観光客の姿もちらほらとあります。
といっても、密になるほどのことはなく、適度な賑やか感という状態でした。

恵那峡

こちらは、遊覧船に乗るための船着場がある場所です。
写真には入っていませんが、このすぐ手前には、真新しく広いウッドデッキがあります。
ウッドデッキも入れて撮影すればよかったとちょっと後悔しています。
ちなみに、この場所に、人目を惹くきれいな女性もいました。
マスクを外して自撮りしていたので、顔がわかりました。
それにしても、コロナになってから、人の顔がぜんぜんわからなくなりましたね。

さざなみ公園

そのあと、さざなみ公園の遊歩道を散策してみましたが、
これ以上はないというほんとうにいい天気で、これだけの好天だと、近場でいいから、
どうしても出かけたくなってしまいますね。

銀の森

そのあとは、同じ恵那市にある『銀の森』へ。
ここは庭園の美しさも、売りになっています。
こうして見ると緑が映え、胸のすく眺めですが、実際には、かなり暑かったですね。

せせらぎを眺めて

そしてこちらは、銀の森の奥にある『大ちゃんの森』という遊歩道です。
川を間近で見ることができて、酷暑の中、ひととき涼むことができました。

芝生と木々

こちらもまた、大ちゃんの森遊歩道からの眺めです。
芝生が植えられた斜面を下から撮ったものですが、空の青さが眩しいですね。
銀の森の店舗側はかなり賑わっていましたが、この大ちゃんの森の遊歩道は、
私たち以外に、まったく誰もおらず、感染の心配もまったくすることなく過ごせました。

バンジーの名所

帰り道、新旅足橋(しんたびそこばし)という橋を通ってみました。
ものすごく高いところを通っている橋です。
近くの駐車場にプジョーを止めてみましたが、その高さたるや、
ただ眺めているだけで、壮観です。

しかも、この橋では、バンジージャンプをやっているのだとか。
なんでも、高低差が215mもあるということで、日本一高いバンジージャンプ場だそうです。
ハーネスをつけた何人もの若い女の子たちを見ましたので、きっと、
ジャンプした人たちなんだと思います。

ただ、料金も2万を超えるようで、非常に高額ではあるようです。
高所恐怖症の私には、ちょっと考えられません。
でも、これだけの好天だと、きっと、気持ちよくダイブできるのかもしれませんね。

というわけで、恵那の名所を回ってきました。
コロナ禍のなかですが、やっぱり、出かけるのは楽しいものです。
次回も、このような、人のほとんどいないところを狙って、出かけたいものです。

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