ニュープジョー

前回、ヨメさんの乗る青い『プジョー208』のラストランについて書きましたが、
そんな旧プジョーにかわって、いよいよ我が家に、新しいプジョー208がやってきました。
といっても、今回のプジョーは中古になりますが、
年式は2019年式(令和元年式)と、一気に新しくなりました。
走行距離も非常に短く、程度としては、かなりよい部類に入るのではないかと思います。
以前のプジョーは2012年のモデルでしたので、それを思うと、若返り感はかなりあります。

もちろんマニュアル車です。ヨメはマニュアル車しか乗りませんしね……。
ただ、ドアの枚数は4枚に増え、色も青から白へと変わりました。
全体のデザインはほぼ以前のままですが、バンパーに一部メッキパーツがつくなど、
細かな部分で変更が加えられているようです。

新しい車ですので、もう、排気警告灯がつきっぱなしになったり、
マフラーから白い煙を吹いたり、シートが倒せなかったりといった不具合はなくなりました。
また、以前の208では、購入当初から、クラッチミート時にジャダーが出ていましたが、
(一度クラッチオーバーホールしてもらいましたが、それでも、完全には、
症状をなくすことできませんでした)
この新しいプジョーでは、そのジャダーがまったく感じられなくなり、
それについては、たいへんありがたいなと思っています。

以前の208のクラッチジャダーについては、同じ208に乗る人のブログなどから、
同様の症状が出るとの記述がありましたので、もしかすると、
初期の208特有の不具合だったのかもしれません。

ただ、以前の208より、今回の208のほうが、内装などの質感が、
少しスポイルされている感じがします。
インパネや、エアコンの調整ダイヤルがあるあたりは、
けっこうチープな、プラスチッキーな感じがするものとなっています。
ステアリングやシフトノブも少し安っぽくなっている感が否めませんでしたので、
このステアリングについては、旧青プジョーから移植して取り付けてもらいました。

新旧プジョーご対面

ちなみにこちらは、新旧両プジョーが並んだところです。
以前の青プジョーも愛着があったので、車を替えるのは、なんとも惜しい気もするのですが……。
前回も書きましたが、なにしろこの青プジョーには、ここ十年に渡る、
いろいろな思い出が詰まっていますからね。
しかも、いくらか不具合があるとはいえ、まだ、ぜんぜん走れますし。
いずれにしても、車体の大きさも以前と同じですし、細かな変更があるとはいえ、
同じモデルの208ですから、運転した感じなどは、以前とまったく変わらないようです。

ただ、現時点で、急角度で曲がった際に、後方から若干異音が出たりするようなので、
そのあたりについて、専門の業者さんにきちんと診てもらうなどの対処が必要なようです。

いずれにしても、このプジョーとこれから長い付き合いになりそうです。

そんなわけで、先々週の日曜、ニュープジョー208で、ちょっとお出かけしてみました。
今回行った先は、三重県四日市市のコンビナート群のあたりです。

四日市は、お伊勢さん参りに行く時によく通過しますが、
あまり立ち寄ったことはありません。
そんなわけで、いつもとは違うルートを通って行ってみたのですが……。

四日市へ

これがとても空いていて、しかもきれいな道。
こんな道があったとは、いままでぜんぜん知りませんでした。
とはいえ、伊勢に行くショートカットには使えないようです。

お天気は、晴れているのですが、
なんとなく、若干空が白く霞んでいるような、そんな雰囲気でした。

港のガントリークレーン

港が近づくと、ガントリークレーンの群が見えてきます。
なんだか、きりんみたいな感じですね。歩きそうにも見えます。
トラス構造物って、なんだか萌えるんですが、このガントリークレーンも、
やっぱり萌えますネ。

四日市ポートビル

そして、四日市ポートビルというところに到着しました。
付近には無料駐車場や、シドニー公園という公園などがあります。
公園には、人口滝のある大きな池があったり、また、
公園同士が大きな歩道橋で結ばれていたりします。

写真はないんですが、年甲斐もなく、ローラーのついた滑り台ですべってみました。

工場群

コンビナートの工場群も間近に見ることができますが、これ以上は近づけません。
それがちょっと残念といえば残念かも。
遠くにも、複雑な構造を持つ建物群が見えるのですが、
やはりというべきか、どれも近づくことができません。

ポートビル内部

こちらはポートビル内の様子です。出入りは自由に行えます。
四日市についてのパネル展示などが行われていました。

ポートビルからの眺め

さらにこちらは、ポートビルの上部階からの眺めです。
ここに、絶景を楽しめるカフェがあったのですが、
どうやら日曜日はお休みだということで、入れませんでした。
(めっちゃ、リーズナブルだったんですが)

ただ、土曜であれば営業しているとのことですので、
次回、もし機会があったら、ぜひ、土曜にきてみたいものです。

奥源流寺へ

同じ道をまっすぐ帰るのもつまらないということで、
今度は、三重県から滋賀県方面へと向かってみることにしました。
とりあえず、東近江市を目指し、奥源流寺方面へと向かってみます。

永源寺ダム

途中で、永源寺ダムに立ち寄り、ダムカードをもらってきました。
ニューダムカードのゲットは久しぶりです。

永源寺でのプジョー

そんなわけで、ここでもニュープジョーを記念撮影。
青もよかったですが、白もなかなかかっこいいかなと思います。

最後の走行距離表示

以前の青プジョーは走行距離20万キロを超えましたので、
この白208も、きっと長い距離を走ることになりそうです。

当ブログでも、また、このニュープジョーについて、
折を見て、取り上げていきたいと思っています。



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ビーナスラインで

2013年にヨメが購入したプジョー208。
この車に乗って、いままでいろいろなところに出かけたりしましたが、
あまりに調子に乗って走りすぎたせいで、走行距離が20万キロを超え、
いよいよ、あちこちにガタがきてしまいました。
まあ、なんにしても、20万キロ越えって、なかなかすごいですよね……。

いちばんの不具合は、オイルが燃えているということでしょうか。
発進時や、長い下り坂でエンジンブレーキをかけた時、
白煙を吹くようになり、オイルの減りが著しくなってしまいました。
そのほかにも、排気警告灯がつきっぱなしになってしまったり、
また、ドライブシャフトブーツが破れていたことから、
足回りから異音が出たりと、なにかと、心配なことが多くなりました。
(ブーツを交換しても異音はおさまりませんでした)

もっとも、走行自体に大きな支障はなく、いつも調子よく走っていたのですが、
購入からちょうど10年目となる今年、将来さらに不安な要素が出てくることを考え、
そろそろ車を変えておこうかという話になりました。
(もっとも、私は、まだ車検も残っているし、しばらく乗ればいいのでは、
と、思っていたのですが……)
そんなわけで、必死にクルマ探しを始めたヨメ。
経済的事情でふたたび新車を買うというわけにもいかず、
しかも、マニュアル車という条件も外すわけにはいかないので、クルマ選びは難航しました。

しかも、いまのプジョーが気に入っているので、乗り換えるなら、
同じプジョーがいいということになり、名古屋の中古車展示場まで、車を見に行ったりと、
考えられる限り、いろいろと手を尽くしました。

そんなわけで、ついに、お眼鏡にかなうプジョーが見つかりました。
令和元年式プジョー208です。
新しい車は、ボディカラーがホワイトとなりました。
細部が変わっているものの、ほとんどが以前のプジョーと同じです。
といっても、まだほとんど写真を撮っていないので、ニューカーの紹介は、
次回にしたいと思います。

それにしても、この旧プジョーでは、いろいろなところにいきました。
納車されてすぐのころには、
愛知県の蒲郡市まで旅行に行き、その足で渥美半島方面をドライブしました。
そのさい、砂混じりの風に見舞われるなど、予想外のアクシデントにも遭いました。

ビーナスラインで

長野県のビーナスラインにも行きましたね。ああ懐かしい。
こちらには、もう、数え切れないくらい何度も行きました。
飛騨高山にいたころは、この長野県にいちばん多く行ったかもしれません。
ビーナスラインのほかにも、長野市の善光寺や、戸隠神社、諏訪湖方面にも行きましたし、
南部の、駒ヶ根市や、飯田市、飯田の南にあるグリーンファームにもよく行きました。
岐阜にきてからなかなか長野県に行けなくなってしまい、
それがちょっと残念です。

また、山梨県甲府市や、静岡の御殿場まで足を伸ばしたこともありました。
山梨にも、何度か行きましたね。

さよならプジョー

こちらは福井県の一乗谷に行った時の写真です。
購入当初、砂まじりの風にやられたこのプジョーですが、その後、
プロの手によるボディコーティングを行い、以後は、極めて美しい状態を維持してきました。
今に至るもボディはとてもきれいで、
それを考えると、乗り換えるのはやはり惜しい気がします。

高賀渓谷で

というわけで、長年慣れ親しんだ、こお思い出のあるプジョー208で、
最後のドライブに出かけてみました。
行った先は、同じ岐阜県内にある高賀神社というところです。
移動距離としては、まあ、短距離なほうですね。
もうちょっと、遠くに行ってみればよかったかも……。

高賀神社

高賀神社があるのは、昨今話題の『モネの池』から比較的近い場所です。
脇道に逸れて、けっこう山奥に入るのですが、
こんなところに、立派な神社があるなんて、まったく知りませんでした。

駐車場にプジョーを止め、そこから先は徒歩で山道を登って神社に至ります。
しっかりお参りもしてきました。
近くには円空博物館もあり、大型の観光バスが来たりするなど、
けっこう賑わっていました。

美しい渓谷

しかもこのあたりには、とてもきれいな川が流れていたりします。
帰りがけには、蓮華峰寺というところにも寄ってみました。

そのあとは岐阜ファミリーパークという公園に行ってみました。
岐阜市にきてすでに八年になるというのに、この公園に来たのは初めてです。

ファミリーパーク

天気も良くて、園内は家族連れでいっぱいでした。
また、すぐ近くの球場では野球の試合をやっていたりと、とても賑やかでした。

ファミリーパークで

というわけで、次回は、ニュープジョーの紹介をしたいと思います。
それだけにとどまらず、これから当ブログには、
この新しいプジョーが登場することになります。

私たち夫婦も年をとってきましたが、コロナの終息も見えてきましたので、
これからも、また、いろいろなところに、どんどん出かけたいと思っています。

その模様もまた、こちらにアップしたいと思っています。


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筋骨を行く

今回は、前回アップした飛騨金山の小径『筋骨』をめぐる旅の後編です。
すぐにでも後編をアップするつもりで、準備を進めていたのですが、
ズボラな性格が災いして、気がつけば、ちょっと時間が開いてしまいました。
(よろしければ、ひとつまえの前編からご覧いただけるとうれしいです)

さてさて、飛騨金山町の街中に伸びる、筋骨のメイン地区は、まだまだ続きます。
続いて現れたのは、用水路の上に渡された、木製の渡り廊下です。
こちらも、周辺にある他の建物と同じように、古びた木質のテクスチャがとても印象的で、
なんともいえない味わいと、ノスタルジー感があります。

私が子供の頃、実家のある飛騨高山には、こうした建物がまだ多く残っていました。
ですので、こうした木造の家屋や渡り廊下を見ていると、つい、
子供の頃のことを、さまざまに思い出してしまいます。
(っていうか、歳をとったなあ、などと思ってしまいます)

折しも、ちょうどここに、マニアの若い方がいらっしゃって、
とても熱心に写真撮影していました。
若い方が見ると、きっと胸に抱く感情も違うのでしょうね。

昭和な渡り廊下

こちらが、その渡り廊下の全景です。
それにしても、これって、民家のものなのでしょうか……。
こうして、この渡り廊下をくぐって、先へと進みます。

さらに奥へと続く

すると、目の前には、またして、用水路のうえに張り出した建物の脇をかすめ通る、
トンネル状の道がでてきます。
石垣の壁から突き出た雨水を用水路に流すプラスチック製の土管は、
まだかなり新しく、さまざまな時代のものが混在している感じです。
同時に、この場所が、いまも生きている生活空間であることがわかります。

生活感が感じられる

こちらは、いったんトンネル状の道に入り、後ろを振り返ってみたところです。
プロパンガスのボンベが置いてあったりと、もう、生活感たっぷりです。
それにしても、ここにボンベを運んでくるのって、かなりたいへんな気がしますが……。
実際にお住いの方や業者の方の苦労がしのばれます。

地上への出口

そのあと、このエリアを抜け、いったん地上に出ます。
(といっても、地下にいたわけではないんですけどね)

この抜け道の両脇にある建物の窓が、通路に向かって出窓のように張り出しています。
わずかなスペースを貪欲に利用するような感じがあって、それがまた、
空間にカオス感のようなものを漂わせているように思います。
無秩序の秩序みたいなものがあって、歩いているとあちこち見入ってしまいます。

曲がりくねる町の道

道に出ても、車一台がやっと通れるほどの幅しかありません。
しかも、曲がりくねっていて、微妙な勾配もある……。
見通しがききそうできかないところに、なんともいえない風情があります。

洗濯場

近くの洗濯場にも寄ってみました。
ここは、現在も使われているようで、使用するさいの細かな注意書きがありました。
ほかにも、各所に、同様の洗濯場があり、
このあたりは、水に恵まれた地域なのだということがわかります。

きれいな筋骨

こうしてさらに、また別の筋骨へと入り込みます。
しかしここは、さきほどのようなカオス感はなく、
すごく整理されてきれいになっていました。
建物も新しく、なにもかもが秩序立っている感じです。
筋骨も場所によって、さまざまに表情が変わるわけですが、
個人的には、ゴチャゴチャ感が楽しくて好きですね。

馬瀬川

そして、道を抜けると、川沿いに出ます。
水がほんとうにきれいで、すばらしい景観です。
ガイドマップによると、川のこのあたりは馬瀬川と飛騨川の合流地点だそうです。
目の前にある中洲のようなところは、境橋公園という公園だそうです。
とくになにもない公園のように見えますが、
せっかくここまできたので、橋を渡って公園まで行ってみることにしました。
(すぐ近くには、対岸に渡るための境橋という橋がありました)

両面宿儺像

橋をわたりきった地点に、両面宿儺の像がありました。
呪術廻戦で有名になった両面宿儺ですが、飛騨地方では古くから知られています。
ちなみに、このあたりは、伊能忠敬が飛騨測量を開始した地点だともいわれているそうです。

パワースポット

近くには、パワースポットのけやきもありました。
思わず、両手で触ってきました。

河原の公園におりて

こうして、公園まで降りて行くと、すぐ近くに川の合流点を見ることができました。
その後は、ふたたび境橋を渡って元の道に戻り、
今度は金山橋という橋を渡って、ふたたび対岸側へと行きます。

発電所

こちらには、発電所の水門などがありました。
この発電所の脇を通る形で、次の筋骨が始まります。
ところが、またしても道に迷ってしまい、今度はうまく正解が見つけられませんでした。
しかも、人の家の裏口に出てしまったりと、あちこち無駄に歩き回ってしまいました。

飛騨金山駅

……と、まあ、いろいろと紆余曲折はありましたが、無事に金山駅までやってきました。
ガイドマップに書いてあるコースによると、
ここがゴール(あるいはスタート地点)になっています。
いかにも田舎駅って感じですね。

こうして、また来た道を引き返して、MINIを止めたドライブイン飛山まで帰ります。

もちろん、筋骨を無視して、大通りを通ればすぐに帰れるのですが、
それもまたもったいないので、もう一度、メインの筋骨に入り込んでみます。

道を逆に辿る

一度通った道ではあるのですが、逆に辿ることで、また新たな発見があったりします。
こういう逆廻りも、また楽しいものですね。

MINIまで戻る

こうして巡ること、およそ二時間弱。
無事、ゴールの出発地点に戻ってきました。
けっこう歩いた気がしましたが、それでも、このくらいの時間で、
ほぼ、ガイドマップにある筋骨を辿ることはできます。
ただ、大船戸の渡しなどに行ったりすると、もっと所要時間はかかるかと思います。

金山町は、いつも車で通りがかる町なのですが、いままで、
立ち寄ったことは、ほとんどありませんでした。
ですが、今回の筋骨めぐりは、もう、とにかく楽しくて、大満足でした。
機会があれば、また、ぜひ、筋骨めぐりをしてみたいものです。

そして、帰ってきてから気がついたのですが、ガイドマップにあった、
銭湯がある道に行くのを忘れていました。
金山を通る機会は、これからもかなりあるはずですので、
次回、この銭湯を見に行ければなと思っています。


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筋骨のランドマーク

ここ中部地方で放送されている深夜ローカル番組のなかに
道路だけにスポットをあてた『道との遭遇』という、ニッチなバラエティ番組があります。
その番組のなかで、岐阜県下呂市金山町の街中にある、複雑な小径の特集をやっていました。
密集する家々のあいだを縫うよに伸びるこの狭く細い生活道路は、
まるで人間の骨や筋肉のように複雑に絡み合っているという理由から、
筋骨、と呼ばれいるそうです。
テレビで取り上げられて以降、町でもこの魅力的な『筋骨』を積極的にPRしようと、
観光ガイドマップなどを作っているようです。
おそらく、今後は金山町の新たな観光資源となりそうです。

番組を見たところ、この小径、単に細く複雑というだけでなく、
周辺に雑然と立ち並ぶ、古い家々もまた魅力的なのです。
なかには、その複雑さから、ハウルの動く城、などと称される家もあり、
周辺の景観と相まって、まさにカオスといった雰囲気を醸し出しています。

というわけで、私も、この筋骨めぐりをしてみたいとかねてから思っていたのですが、
絶好の好天に恵まれた先週の日曜、
満を持して、ヨメと一緒に、MINIで、金山町へと行ってみることにしました。

好天の中、到着

岐阜県は、大別して、北の飛騨地方と、南の美濃地方のふたつに分かれていますが、
岐阜県下呂市金山町は、この飛騨地方の南端に位置し、
飛騨への入り口的な場所にあります。
今回は、MINIで片道およそ二時間くらいのドライブになりました。

ミニで金山へ

久しぶりのMINIのドライブでしたが、快調に走ってくれました。
やっぱり、青空の下のドライブは楽しいですね。

ちなみに、金山町観光協会が出している、
散策ガイドマップ (観光協会サイトでPDFとして公開されています) によると、
駐車場は、ドライブイン飛山を利用するよう案内されています。
というわけで、まずは飛山の駐車場に、MINIを入れます。
それほど混んでいるわけではありませんでしたので、駐車は楽にできました。

○ 筋骨ガイドマップはコチラへ / ~ 金山町観光情報サイト ~

その後、紙のガイドマップをドライブインの売店でもらい、
いよいよここから、いよいよ筋骨めぐりスタートです。

なお、ドライブインでは、有料の筋骨めぐりガイドをお願いできるそうです。
より深く筋骨の魅了をお知りになりたい方は、
ガイドをお願いしてみるのもいいかもしれませんね。

まず、国道41号を渡って東に進みます。
ところが、さっそく道を間違えてしまいました。
イラスト付きのガイドマップに従っていても、道の間違いはかなりしてしまいそうなので、
そのあたりは注意が必要です。

筋骨へ進入

そして発見した正しいルートがコレです。
車両通行不可。まさに人しか通れない道ですが、こういう道は、なんだかわくわくします。
子供の頃は、よくこういう道を駆け抜けていましたっけ。

が、またしてもルート間違いをしてしまいました。
しかも、道に迷ったのは私たち夫婦だけではなく、
同じように筋骨めぐりにきていたカップルも間違えていました。
お互いに「この道、違うみたいですよ」などと、
情報交換をしながら、正しいルートを探します。

見物客もちらほら

なにしろ道が細いので、「これ、道?」と、思ってしまい、
ついつい見逃してしまうんですよね。
間違って、家々の庭先に入ってしまうこともしばしばです。

ガイドマップ

そんなときは、また改めてガイドマップをチェックします。
とはいえ、実際の筋骨には、看板や進路を示す標識はないので、
頭のなかでいろいろとシュミレートする必要がありそうです。

手汲み式井戸

道のところどころには、こうしたレトロな水汲み場などもあります。
手動式の水汲み機がかっこいいですね。
もちろん、実際に水が出ます。

山道を登る

そのあとは、ガイドマップに従って、鎮守山というところに寄って見ます。
こちらは筋骨とは直接の関係はないようですが、せっかくの機会ですので、
足を運んでみることにしました。
ちょっと小高い山の上にある感じで、緑が生い茂る坂道を登っていきます。

両面宿儺像

ここには両面宿儺のオブジェが建っています。
折しも、ここにちょうど子供が二人いたのですが、
私たちの姿を見ると、どういうわけか、碑文の後ろに隠れてしまいました。
神聖な秘密の遊び場を大人に汚されたみたいな気持ちだったのでしょうか。
ちょうど、その子達の頭が、碑文のうしろに二つ出ています。

ふたたびの筋骨

下山して、ふたたび街に戻り、いよいよ筋骨の本命ともいうべき、
街中の細い道へと入り込みます。
もう、この入り口付近の景観から、ワクワク感が異様に高まってきます。

家々の間を抜けて

びっしりと隙間なく建つ家と、水路、その上に架けられた橋、
ポツンとある空き地……。
いい感じになってきましたね。
このごちゃごちゃ感も、いいですね。

頭上には橋が

すぐ上には、古いコンクリート製の橋が渡されています。
このコンクリートのテクスチャがかっこいい。
もうなんともいえない雰囲気ですね。

川の上に家が

用水路の上に建物が張り出して建てられています。
建築は昭和風という感じですが、いまでも人が住んでいらっしゃるのかもしれません。
一見すると、あれっ、ここで行き止まりか、と思ってしますかと思いいますが、
この建物の下、というか、建物と建物の間の隙間、川沿いに道はちゃんとあります。
この写真でいうと、ほぼ真正面です。

ほとんどトンネル

入っていくと、こんな感じ。もう、まさにカオスです。
なにしろ建物は用水路の上に建っていますから、湿気がかなりあるのでしょう。
張り出した床板の一部がたわんでしまっています。

ワクワク感が止まらない

さらに進むんでいくと、光はどんどん遮られ、もうトンネル状態です。
すぐ脇には洗濯場もありました。
水路を流れる水は選択ができるほどきれいなのです。

ハウルの動く城

そして現れるのが、この、ハウルの動く城、と呼ばれる建物です。
川の上に建ちながら、しかも、上の階にいくに従って外に張り出しています。
しかも、なんと4階建……。高層住宅といっていいでしょう。

この頭でっかちな感じが、ハウルの動く城と呼ばれる所以でしょう。
古びた外板のトタン、木製の窓枠、なのにBSのアンテナがあるなど、
もう、すごい雰囲気!!。まさにレトロカオス昭和。
一見の価値があります。

筋骨は続く

さらに奥の建物も、用水路のうえに張り出して増築されています。
またしても、建物の隙間をすり抜けていく感じですね。
ああ、チョー楽しい!。

カオスな建築

……とその前に。
右に目を転じると、これまたレトロな建物が。
朽ちた木材の壁板の感じがなんともいえない風合いを出しています。
このごちゃごちゃ感は、見ごたえたっぷりです。

さて、まだまだ筋骨は続くのですが、
ここまでで、すでにかなり長い記事になってしまいましたので、
残りは、次回にまた紹介したいと思います。

次もまた、多くの画像とともに、筋骨の魅力を紹介したいと思います。


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オイル交換後のMINI

さて、オイル交換も無事終えたということで、本当に久しぶりに、
作業が終わった翌日の日曜、MINIで出かけてみることにしました。
運転自体があまりにも久しぶりなので、ちゃんとドライブできるかな、
とも思ったのですが、そのあたりは難なくできたようです。

この日はもう雲ひとつない好天でしたので、
とりあえず、滋賀県方面に向かってみることにしました。
当初は、岐阜県の郡上市方面に向かってみようかとも思っていたのですが、
山側に行くと、いまだに融雪剤が撒いてあるかもしれないと思い、断念しました。
滋賀県方面に向かえば、この時期、そんな心配はもうしなくていいかなと思います。
(雪が降る関ヶ原を超えることになりますが、そこまで冷え込みはなさそうですし)

そんなわけで、国道21号線を西に向け走ります。
関ヶ原、醒ヶ井を経て米原へ。
そこから21号線を離れ、琵琶湖の周囲を走る湖岸道路へと入ってみます。
この道は、いつも渋滞しますが、彦根を超えてしまえば、
日曜といえども、極めてスムーズになります。
信号もほとんどありませんし、時折琵琶湖の姿も見えますので、ドライブするには、
絶好のコースかもしれません。

今回はこのまま湖岸道路を南に向かって走り、以前に行ったことがある、
長命寺、という古刹に行ってみることにしました。
このお寺は、小高い山の上にあるのですが、前回、ここを訪れた時は、
山頂に近い駐車場に車を止めてしまいました。
(ちなみにこのときは、嫁のプジョーで行きました)
ですので今回は、山の麓の駐車場にMINIを駐車し、
木々の生い茂る山道を歩いてみようと思っていたのです。

ところが、いざ現地に着くと、駐車場が満杯。
前回ここに来た時には、麓の駐車場にはほとんど車がなかったのに、
今回は異様な混みようです。
テレビか何かで取り上げられたのでしょうか。
そのあたりの事情はよくわからないのですが、一旦駐車場にMINIの鼻先を入れたものの、
駐車場がそもそも狭いので、このままどこかが空くのを待つこともできず、
結局、長命寺行きは中止としました。
ちょっと残念です。

長命寺から湖畔道路へ

そんなわけで、ふたたび湖岸道路に戻り、さらに南下してみました。
気温は、まだ少し肌寒い感じはあったのですが、日差しが強く、
車の中にいれば、まったく寒さを感じませんでした。
いよいよ春がやってきたなと思うと、なんだかうれしくなってしまいますね。

こうしてめんたいパークのあたりまで行き、その後はUターン。
ちなみに、このめんたいパークも、とても混んでいました。
こちらにはまた次回、行ってみたいと思っています。

こうして、いま走ってきた湖岸道路をふたたび北上し、
もう一度、長命寺まで戻り様子を見てみましたが、
やはり駐車場に空きはないようです。
が、今度は引き返さず、そのまま、この細い湖畔の道を直進してみます。

青空と湖面

この道はまさに湖岸の際を通っており、
すぐ左手には、春の陽光を反射してキラキラと輝く湖面が見えます。
海のそばだと、MINIが錆びるんじゃないかと思ってちょっとびびりますが、
湖だとその心配がないので、思いっきり水面を眺めながら走れますね。

2023新春のMINI

その後、適当な湖畔の駐車スペースに寄ったりしつつ、琵琶湖を満喫してきました。

陽光と湖

ふたたび湖岸道路に復帰し、米原方面へと戻ります。
その帰り際にも、彦根近郊の湖岸公園に寄り、青空を満喫してきました。

このあたりは、鳥人間コンテストを開催する場所に近いようです。
それにしても、天気がいいとほんとうに気持ちいいですね。

途中でMINIを駐め休憩

こうしてみると、私のMINIだけぽつねんと駐車しているように見えますが、
実際には、けっこうあちこちに車が止まっていました。
なにしろ、ドライブ日和ですから、誰でも出かけたくなりますよね。

とはいえ、肝心の長命寺には行けなかったので、ことのほか時間が余ってしまいました。
まだ帰るにはちょっと早いかな、ということで、帰路の途中で、
大垣市上石津町の、日本昭和音楽村というところに立ち寄ってみることにしました。

ここはダム湖のそばの公園で、レストランや音楽堂などがあるところです。
ところが、ここも、どういうわけか駐車場が完全に満杯。
もうまったく空きがありません。
どうやらこの日は、音楽イベントがある日だったのかもしれません。
(という割に、あたりはとても静かだったのですが)

この日は、目当ての場所に立ち寄っても、車が止められないという、
ある意味、ツイてない日だったかもしれません。
でも、絶好の晴天の中、MINIでドライブできたのは、ほんとうに気持ちよかったです。

また、お天気に恵まれた日は、気晴らしに、
こうしてどこかに出かけたいなと思っています。


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