私がイラストを担当させていただいた週刊アスキーが、
本日(2月27日)に、発売されました。

アスキー表紙

「マニアが認めた御用達ブランド」と銘打たれた記事の、
トビライラストが、それです。

前回、このブログにて、メインとなるラリーカーについて、
ご紹介をさせていただきましたが、
実際に誌面で使われたイラストは、このようなビジュアルになりました。

アスキー中面

クルマは、shadeによって作ってありますが、
街の制作は、STRATA Vision 3dを使いました。

以前、Vision 3dで制作した街のモデリングデータを、
マッピングを改変するなどして再利用してあります。

Vision 3dは、かなり古い3Dソフトで、
さすがにいまでは、ほとんど使うことなどないのですが、
過去のモデリング資産を生かすために、今回、使用しました。
(モデリングデータを使い回せるところが、
 3Dの大きな利点でもあります)

前回も書きましたが、街については、
トミカタウンのような街に、との要望があり、
その雰囲気を出すのに、限られた時間の中、少々苦労しました。

実際、トミカタウンらしい雰囲気になったのか、
いまでも、疑問に思います。

ただ、編集部のみなさまには、喜んでいただけたとのことでしたので、
私も、ホッと胸を撫で下ろしています。

次回も、また、メカニックなイラストを、
手掛けたいな、などと、心密かに思っています。

私がいままでメインで使ってきた3DCGソフトは、
STRATAというモノでした。
このSTRATAは、わかりやすいインターフェースを備え、
かつまた、レンダリング画像がとても美しく、
私にとって、とても素晴らしいツールでした。

私はこのSTRATAを使って、いままで、
大量のイラストを仕上げました。
それらは、リースポジ会社のカタログに掲載され、
一時は、私の懐を大いに潤してくれたものです。

私のサイトに掲載されているイラストも、
ほとんどが、このSTRATAを使用した作品です。

ですが、STRATAはモデリング機能が弱く、
また、バージョンアップにもけっこうお金がかかるため、
日本製の3DCGソフトであるShadeに、
昨年あたりから軸足を移していきました。

とはいっても、Shadeについては、私はまだまだ未熟者です。

が、お仕事はしなくてはならず、
徐々にですが、いま、Shadeを実戦に投入しています。

アキバラリーカー

来週の火曜に発売される「週刊アスキー」の見開きトビライラストを、
今回も、担当させていただきました。
このお仕事は、Shadeによって作業しました。

編集部の方は、
デジタル機器メーカーのロゴを貼り付けたラリーカーが、
秋葉原っぽいトミカタウンのような街の上を、
ジャンプしているイメージを希望しておられました。

というわけで、まずは、ラリーカー作りです。

以前、別の仕事で作ったクルマのモデリングデータを改変し、
新たに、ラリーカーを仕上げました。

モデリング画面

いままで、Shadeは、レンダリング画像が美しくない、と、
私は思っていましたが、ここ最近のバージョンのものは、
けっこうきれいになってきているのかな、と、思います。

さて、実際に誌面で使われたイラストは、
件の「週刊アスキー」が発売された時に、
また、このブログで、お披露目したいと思います。


昔は、口に入れるだけで思わず顔をしかめたくなるような、
とてもすっぱ?い梅干しがありました。
が、ここ最近、そのような梅干しに出会うことが、
めっきり少なくなったように思います。

スーパーの店頭に置いてある梅干しなどは、
いくらか酸味を調整してあるように思うのですが…。

たしかに、こうした「ほどほどに酸っぱい梅干し」は、
食べやすくはありますが、なんとなく、物足りない感じもします。

やっぱり、昔懐かしい、ガツンとくる酸っぱい梅干しが食べたくなります。

そんな願いを叶えてくれる、酸っぱ??い梅干しを売っている場所を見つけました。

かしも産直市

ココが、その梅干しを売っていたお店です。
私の住む飛騨高山から、クルマで南へ一時間半ほど走ったところにある、
「かしも産直市」という、地物の食材の専売所です。

かしもの梅干し

そして、コレがその梅干し。
梅としそと塩以外、何も使ってないという、
シンプルなものなのですが…。

食べると、めちゃくちゃ酸っぱいです。
もう、どうにかなってしまいそうです。
しそといっしょに食べたりすると、もう、七転八倒します。
(ちょっと大げさですが…)

でも、これこそ、まさに、梅干しという感じがします。

ああ、このブログを書いているだけでも、
口の中が、モゾモゾしてきました。

瓶詰めした梅干し

いまから、一個、食べてみようかな…。

富山県には、帆船「海王丸」を展示した、
海王丸パークという海臨公園があります。

三連休の最終日の12日、
私は、この公園に足を運んでみました。

もっとも、私は、この公園に、
すでに何度か来たことがあります。
一昨年には、この場所で、陽気なロシア人船員にからまれるという、
思い出深い(?)ことがありました。

海王丸外観

さて、こちらが、海王丸です。
海王丸は、昭和5年に、
商船高校の練習船として建造された帆船で、
その美しさから、海の貴婦人と称されることもあるそうです。

優美な船体を眺めるのはタダですが、
船内を見学するのには、400円の入船見学料が必要です。

今回は、はじめて、船内を見学してみました。

海王丸コンパス

順路に従い、まず、メインブリッジへ。
なんだか、船長気分になってしまいます。
室内中央に鎮座する、大きなコンパスがカッコ良かったです。

海王丸マスト

巨大なマスト。
帆を張る作業をするためには、
このマストの上に登らなければならないようです。
高所恐怖症の私には、ゼッタイ帆船乗りは無理です。

年代物の船ですが、船内はきれいです。
ただ、船員のベッドの小ささには驚かされました。
訓練生のベッドはもちろんですが、
士官クラスのベッドも、非常に小型でした。

海王丸機関室

海王丸は帆船ですが、エンジンも備えています。
ここは機関室です。

海王丸は、戦前、戦中の激動期も無事に生き延び、
終戦後は、外地に残された在留邦人の帰還事業にも使用されたといいます。

一時は、帆船装備を外されたうえに、
灰色の塗装をされたこともあったといいますが、
昭和30年に行われた改修で、建造当時の美しい姿を取り戻したそうです。

この船は、日本の近・現代史とともに歩んだ、
貴重な遺産であるともいえます。

今後も、末永く、保存してほしいものです。

モンデウスゲレンデ

私の住むマンションの窓からはスキー場のゲレンデが見える、
というお話を、以前、こちらのブログに書きましたが、
そのスキー場に、先日、ヨメさんとふたりで行ってみました。

クルマを使えば十五分ほどで着いてしまいます。

このゲレンデのふもとには、
私が去年結婚式を挙げた、
ホテル&レストラン「ホワイトルンゼ」があります。

ホワイトルンゼ

このホワイトルンゼさんで、まず、ランチ!
今回選んだ品はカレーです!。

ルンゼのカレー

カレーは、普段はメニューにはないとのことですが、
スキーシーズンには登場するとのことです。
(スキーすると、カレーが食べたくなりますよネ)

スパイシーなオトナのカレーではないのですが、
コクがあって、おいしいカレーです。

その後、ホワイトルンゼさんでソリをお借りして、白く輝くゲレンデへ。
今年はかなりの暖冬で、ほんとうに雪が少ないのですが、
降雪機の助けもあってか、ゲレンデは真っ白です。

久しぶりにソリで滑ってみたのですが、
かなりスリルがありました。

ソリ滑り

仕事の合間に手軽にこんなことができるなんて、
田舎暮らしならではです。
(その後は、夜中まで仕事です)

白川郷への道

節分星祭りにいった翌日の日曜、
今度は、世界遺産である「飛騨白川郷」に、いってきました。

この日は、絶好の好天に恵まれましたが、
非常に冷え込みが厳しく、白川郷までの道路状態は、
決してよいものではありませんでした。

日当りのよい路面には、まったく雪はないのですが、
日陰はガリガリに凍っています。

しかも、クルマを走らせるうちに、
凍結している区間が、しだいに多くなっていくのです。

ですが、こんなことで諦めるわけにはいきません。

なにしろ、天を仰げば雲ひとつない青空。
眺めもサイコー。
こんな日に出掛けない手はありません。

こうして、MINIを走らせることおよそ2時間、
無事、白川郷にたどり着きました。
行楽日和ため、かなりの賑わいです。

白川郷-1

こうした画像を見る限りでは、
かなりの積雪があるように見えますが、
例年に比べれば、これでも雪の量は極端に少ないのです。
なにしろ、このあたりは、2メートルくらい、
雪が積もる地域なのですから。

白川郷-2

もちろん、雪が少ない分、散策もしやすいんですが…。
例外のない異常気象に、なんだか、不安も感じます。

今度は、新緑の季節に、また、白川郷を訪れたいです。

節分の二月三日、
私は、飛騨高山にある「国分寺」という、
お寺にいってきました。

この寺は、飛騨高山のほぼ中心にあり、
三重の塔や、大イチョウといった観光資産にも恵まれているため、
季節を問わず、多くの人々で賑わう場所でもあります。

国分寺の三重塔

▲この画像は、三重塔です。

国分寺の鐘楼堂

▲こちらの画像に映っているのは、鐘楼堂。
その背後に見えるのが、大イチョウです。
季節柄、枯れていますが、秋には、
鮮やかな黄色に染められます。

ここでは、毎年、二月三日になると「節分星祭り」という、
厄除の祈願祭が行われるのです。

私は三年前から、この祭事にいっており、
今年は、ヨメさんと一緒に、出掛けることになりました。

例年であれば、二月初旬のこの時期は、
かなりまとまった積雪があるのですが、
今年は暖冬の影響で雪はナシ。

でも、かなりの冷え込みです。

午前十時を少し回った頃、
大師堂で、護摩供が行われます。

読経が響き渡る中、護摩が焚かれ、室内には煙が充満します。
荘厳な雰囲気で、身が引き締まる思いがします。

その後、節分恒例の豆まきをして、
お開きとなりました。

国分寺の豆

明日は立春。
昔の暦で言えば、新しい年のはじまりです。
この一年も、無病息災を願うばかりです。