宮のプジョー

ブログの更新が、またまた、遅くなってしまいました。

というのも、昨日は、打ち合わせのために名古屋まで出張。
そして、明日も、またしても、出張です。

というわけで、ちょっとネタが古くなってしまったのですが、
前回の記事の続きです。

さて、日露戦争時の電文書き起こしビラを見学したあと、
私と相方は、以前から通ってみたいと目をつけていた、林道に向かいました。
(この時点で、クルマは、私のミニから、ヨメのプジョーに乗り換えました。
 運転も、ヨメが担当します)

この道は、岐阜県高山市一之宮町から、同じ高山市の清見町に抜けるルートです。
市町村合併が行われる前、私の住む一之宮町は「宮村」と呼ばれており、
清見町は、「清見村」と、呼ばれていました。

つまり、このルートは、ふたつの山深い村落を直接つなぐ、唯一の道なのです。

というわけで、一之宮町側から、林道に入り込みます。
さすが、鳥も通わぬ山奥を貫く道だけあって、通るクルマもなく、
また、道幅もとても細いです。

林道を行く

でも、こういう道って、なんだか、楽しいんですよネ。
プジョーのハンドルを右に左に操るヨメも、なんだか、ウキウキしていました。

で、進むことしばし。
峠と思われる箇所を通り過ぎ、いよいよ清見側に降りようとした、その時、
なんと、前から、巨大なトラックが二台、現れたのです。

こんな細道に、よくもまあ、こんな大型トラックが……、
しかも、二台も入ってきたものだと、感心するばかり。

どうやら、このトラックは、林道脇のそこかしこに鎮座していた、
重機を運ぶためのもののようです。

そんなことはさておき、極端に細い道で、トラックとご対面してしまい、
ヨメは、絶句します。もう、にっちもさっちも行きません。

というわけで、いたしかたなく、こちらが延々とバックし、すれ違いができるような、
少し開けた場所を捜します。
ですが、それも困難。なにしろ、山の中ですし。道はクネクネしてますしネ。

とはいうものの、ヨメのすばらしい(?)ドライビングテクニックによって、
路肩のわずかなスペースまでプジョーを引き入れ、
なんとか、トラックを通すことができました。

遠ざかるトラック

これが遠ざかっていくトラック。
もっといいショットを撮りたかったんですが…。

そして、ようやく、清見町に到着。
こちらの道の駅で、昼食をとることにしました。

オープスオペースのラーメン屋さん

芝生の見えるオープンスペースのラーメン屋さんです。

ラーメンとうどん

ここで、ラーメンを食べて、しばしまったり。

芝生の向こうには川も流れていて、なんとも風光明媚。
ラーメンの味も、なかなかよかったです。
(景観が良かったせいもあるのでしょうが)

というわけで、ヨメは、ますます、林道ドライブにハマっていくのでした。




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モンデウスのミニ

ここのところ、
いろいろとバタバタしていて、なかなか日記がアップできませんでした。
(書きたいコトはいろいろとあったわけですが…)

というわけで、ちょっと久しぶりの投稿です。

さてさて、先日の日曜、
私の住むマンションからクルマで十五分ほどの場所にある「道の駅」で、
地味ながら、ちょっと風変わりな展示会をやっているとの情報を得たので、
さっそく、MINIで行ってみました。
その道の駅というのは、山の上。スキー場のふもとにあります。
(昨年、私が結婚式を挙げたのも、このスキー場のふもとです)

で、肝心の展示内容ですが…。

会場の様子

日露戦争当時、私の住む村(現在は高山市ですが)の職員が、
無線電信によって戦況を傍受し、その内容を半紙に書き取って、村人に配布したといいます。
そうした配布物は、今もなお保存されており、今回、
パネル展示した、というのです。

日露戦争は百年以上前のことですが、こうした書面が、21世紀になった現在も、
多数、残されていることに、私は、正直、驚いてしまいました。

奉天会戦

まず、こちらは、日露戦争屈指の激戦であった、
「奉天会戦」-ほうてんかいせん-の戦況を記したペーパーです。

私のつたない知識によれば、
奉天方面を占領していたロシアの将軍クロパトキンは、
乃木希典大将麾下の第三軍が奉天に迫っているとの報に接し、
自ら兵を引いたといいます。
クロパトキンは、旅順要塞を攻略した乃木の第三軍をとても恐れていて、
決戦を避けたとみられています。
よって、日本軍は、奉天に入城することができ、なんとか勝利を収めたのですが、
この一連の戦闘で、日露双方ともに、甚大な損害を出したといいます。
とくに、日本側の戦死者数は、
長きに渡った旅順攻略戦に匹敵するほどだったといいます。

奉天会戦に関するメモは他にも多数あり、当時は、こんなド田舎に住む日本人でも、
リアルタイムで、詳しく正確な戦況を知っていたようです。
これは、驚くべきことだと思います。

日本海海戦の戦果

そしてこちらは、日本海海戦の大勝利を伝えるメモ。
紙面には、バルチック艦隊を構成する艦名までもが、キチンと入っています。

このメモを読んだ村人は、大戦果に狂喜乱舞したことでしょうね。

ちなみに、パネルにうっすらと映りこんでいる人影は、私とヨメさんです。

講和条約の締結

さらにこちらは、ポーツマス講和会議の内容を伝えるメモです。

1905年、ポーツマスの地で行われた、
小村寿太郎全権大使と、ロシア外相ウイッテとの息詰まる外交交渉の結果、
日本は、南満州鉄道の経営権や、樺太の南半分の割譲などを勝ち取りました。

余談ですが、ポーツマス講和会議に使われたテーブルは、
愛知県犬山市にある「明治村」というテーマパークに、
今も、保存されています。

こちらも、極めて地味な展示方法(旧帝国ホテルの建物の奥に、
ひっそりと置かれていました)でしたが、日本が列強国の仲間入りをはたした時の、
貴重な歴史的遺物です。
はじめてみた時は、ちょっと感慨深いものがありました。

そして、この展示を見た後は、ヨメのクルマに乗り換え、
酷道ドライブへとでかけました。

その模様はまた次回。



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駒ヶ岳

八月もいよいよ中盤にさしかかり、
暑さもピークを迎えた、といった、ところでしょうか。
ここ飛騨高山も、かなり暑いです。
(といっても、都市部に比べたら、かなり過ごしやすいと思うのですが)

朝から強い日差しが照りつけていた先週の日曜、
涼を求めて、信州の駒ヶ岳方面に、行ってみました。

その道中、お弁当を広げるために、木曽文化公園に立ち寄ります。
ここは、釣り堀やマレットゴルフ場がある、とても広い公園です。

木曽の公園

と、思ったら、ここで、アクシデント発生!。

じつは、クーラーボックスの中に、
お弁当と麦茶入りの水筒が入っていたのですが、
水筒の麦茶が漏れたらしく、お弁当がお茶浸しになっているのです。
(ヨメが水筒の開閉弁を閉め忘れたのです)

クーラーボックス

おかずのコロッケはダメになってしまいましたが、
おにぎりは幸いにもなんとか無事!。
昼食には一応ありつくことができました。

その後、伊那に向かい、伊那市街地の手前で進路を南に。
駒ヶ岳方面に向かいます。

この日は、天候にはとてもめぐまれたのですが、もう、すごく暑くて、
しかも、今回のドライブに使ったMINIには、エアコンはなく、車内は蒸し風呂状態です。

というわけで、窓を全開にしていたのですが、
突然、大きなアブが車内に飛び込んできて、パニック状態に。
(虫はこわいですネ)

駒ヶ根の吊り橋

そんなこともありましたが、無事、
ここが駒ヶ岳のふもとにある公園に到着しました。
この吊り橋を渡ると、駒ヶ根ファームという施設があります。

というわけで、あたりを散策。すでにお盆休みとあってか、かなりのにぎわいです。

それにしても、暑い…。
駒ヶ根のふもとまでくればけっこう涼しいのかも、と、思ったら、
大間違いでした。

駒ヶ根の川の水

ただ、川に降りると、こころなしか、涼しさを感じます。
水は澄んでいて、とてもきれいでした。

今回は、駒ヶ岳に向かうロープウェイなどには、結局、乗らなかったのですが、
(現地に到着した時間もすでに遅かったですし)
次回は、雲上の世界にいってみたいです。

TAMAさんのチンク

さて、この日は、夕方に、ヨメのお友達である、Tさんと待ち合わせをしていました。
Tさんは、うちのヨメと同じ、女性フィアット500チンクオーナーです。

チンクのハンドル

こちらがTさんのチンク。
なんでも、各所を修理したばかりで、好調だとか…。
それにしても、塗装がきれいです。
とても、たいせつにしていらっしゃるんですネ。

ミニとチンク

私のMINIとツーショットで。
(お互いの距離がちょっと離れてますが…)
どちらのクルマも、かわいいです。



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酷道のミニ

5日の日曜は、恒例のお出かけ…。

とはいえ、今回は、遠出はせず、比較的近場を、MINIでウロチョロしてみました。
今回は、まず下呂温泉へ。
ここ飛騨高山から下呂温泉までは、クルマで約一時間の距離です。
この下呂温泉にある公園で、もってきたお弁当を広げました。

下呂の公園

この公園、木陰もあり、縦穴式住居が点在していて、
とてもいいところです。

しかも、あまり人がいなくて、
ゆっくりお弁当を食べるのには、最適の場所でした。

その後、下呂温泉でくつろぐこともなく、テキトーにドライブ。
(なにしろ、目的はドライブなのですから…)
今度は、御岳山のふもとにある、
濁河(にごりご)温泉にいってみることにしました。

もちろん、温泉でまったり、などということもなく、
次いで、濁河温泉から、秋神という場所に抜ける山道に入り込んでみました。

この道、かなり細くて、なんだか怪しい雰囲気…。
でも、まあ、ヨメが行こう、というものですから、
おっかなびっくり、この山道に入り込んだのですが…。

氷点下の森への道-1

やはりというべきか、これが、ちょっとした酷道…。

氷点下の森への道-2

長い間、クルマが通っていないのか、道の中央には草が生えています。
しかも、道幅もクルマが一台通るのがやっと。
舗装が割れ、山の水が沸き出している場所もちらほら。
(この場所を写真に撮りたかったのですが…)

しかも、そのうちに、舗装もなくなっちゃいました。

こんな鳥も通わぬ山道に、22年前に造られた、オールドMINI1000で乗り込むなんて、
かなりの冒険です。

なにより、私が心配だったのは、
道の凹凸で、マフラーのキャタライザを、擦ることでした。

が、心配した事態もなく、無事、林道を通り抜けました。ホッ!。

そして、その後は、大規模林道へ。

大規模林道

これが、その大規模林道です。
有料道路のような、ものすごく快適な道です。
なのに、利便性がほとんどない道路なので、クルマの通行は、
まったくといっていいほどありません。

この日も、対向車とすれちがうことは、一度もありませんでした。

まさに、税金の無駄遣いを、絵に描いたような道路です。
(こんな道路を造っているから、国も地方も借金だらけになるのです)

かっこいい雲

この道路をドライブ中、とても印象的な雲を見ました。
クルマの窓からデジカメでパチリ。

山道ドライブは、やっぱり楽しいですネ。


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MINICM0. TB0 TOP▲
岐阜行きの服

先日(8月1日)、G大学医学部のゼミ室に、
メディカル(医学)イラストの打ち合わせのため、いってきました。

といっても、私が住んでいるのは飛騨高山…。
G大学まで、クルマで三時間半はかかります。
暑いこの時期だけに、今回は、エアコン付きのヨメのプジョーで行きました。
(運転も、ヨメがしてくれました)

この日は、県内在住のイラストレーター、デザイナーの方たちが一同に会し、
医学部のT先生から、それぞれが仕上げたメディカルイラストのチェックを、
受けることとなっていたのです。

約束の時間ギリギリに、私がゼミ室に行くと、すでにみなさんは、
お集りになっていました。
そのなかにいらっしゃった、イラストレーターのNさんと、
私の服装が、なんと、ほぼ同じ…。

お互いに、濃いブルーのチェックのシャツに、ジーンズ、
そして、靴も、持っているカバンも、ほとんど同じ色とカタチ…。
まるで、事前に、示し合わせかのようです。

気まずいというか、なんというか…。
とにかく、お互い、笑ってしまいました。
(その場にお集りのみなさんからも、ツッコミが入ってしまいました)

かくして、打ち合わせは無事、終了しました。

今回の打ち合わせは、K出版社より発売される、
ブルーバックス用のイラストの、細部のチェックです。
いよいよ、この案件も、大詰めの段階にきました。

私が担当した、これらのメディカルイラストについては、
掲載の許可をいただきましたので、
また、このブログでも、ご披露したいと思います。

打ち合わせの後は、みなさんで、懇親会に。
久しぶりに、みなさんと呑めて、楽しかったです。



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