
18日の日曜、愛車ミニで、南木曽の名所として知られる「馬籠宿」に、いってきました。
もっとも、ここ馬籠は、
2005年から、木曽(長野県)ではなく、岐阜県に属しています。
(平成の大合併により、長野県木曽郡山口村から岐阜県中津川市に編入となりました)
長野県側から見れば、この越境編入は、
信州の観光資源を、みすみす岐阜県に渡してしまうことにも等しく、
当時の長野県知事であった田中康夫知事も、馬籠を中津川市と合併させることに、
反対の意を唱えていました。
が、地元住民の意向などもあり、
紆余曲折の末、馬籠は、岐阜県側に編入されることになりました。
作家である田中康夫氏にとって、島崎藤村ゆかりの地である馬籠を、
岐阜県に編入させることは、愉快な事態ではなかったと思います。
ですが、岐阜県民である私にとっては、やはり、歓迎すべきことかもしれません。

さて、その馬籠の風景ですが…。
石畳の美しい坂道にそって、風情のある家々が、軒を連ねています。
この日は、かなり冷え込みが厳しく、あいにくの空模様でしたが、
曇り空が、町並みをしっとりとした色合いに見せてくれました。

それにしても、かなりのにぎわい。
以前、私は、一度だけ、この馬籠を訪れたことがありますが、
当時より、観光客の数は、かなり多くなったように見受けられます。

私が住む飛騨高山にも、上一之町という、とても有名な古い町並みがあります。
でも、ここ馬籠は、わが町とは、家の作りなども、微妙に違っていて、
興味深いです。
それに、高山の古い町並みには、坂道がありません。
ここ馬籠の古い町並みは、すべて坂道に面していて、この高低差が、
ビジュアル的におもしろいです。

坂道をおりきった後は、今来た道を引き返すために登っていきました。
かなりの急坂で、けっこう息が切れました。
このあと、豆の専門店に立ち寄り、いくつかの豆をゲット。
(まだ、食べていませんが)
また、いつか、この地を訪れたいものです。
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