ミニで行く高根、開田

先日、雪道をミニでドライブしがてら、カレーを食べにいってきました。
行った先は「高根町」という、岐阜県と長野県の県境にある場所です。

この地は、市町村合併が行われたいまでこそ、飛騨高山の市内となっていますが、
かつては「高根村」と呼ばれる、山村でした。
(すでにお気づきの方もみえるかもしれませんが、
 高根町は、私のお気に入りのドライブコースであり、
 当ブログではたびたび登場しています)

さて、そんな高根町には、いまや名物となっているうわさの調味料があります。
その名は「うま辛王」
山奥の廃トンネルの中で、唐辛子を熟成して作る、ピリ辛系の液体調味料です。

このうま辛王を使ったカレーが、高根町の道の駅レストランで出されていて、
カレー食べたさに、雪の山道にミニで挑んできました。

高根の道の駅

こちらが、その道の駅です。

うま辛王

そしてこちらが、うま辛王。
見た目にはタバスコに似ていますが、タバスコほど辛くなく、
味にコクがあります。
この他にも、うまっ辛ほっと、うまい辛かけヨ!、などの姉妹商品があります。

うま辛王カレー

そして、コレが、うま辛王カレーです。
(相方はうま辛王ラーメンを頼みました)
カレーの色は赤みを帯びていて、なんだか、食欲をそそられます。

で、カレーの味は、コクのある辛口、といった感じで、
とてもおいしかったです。
ぜひ、また食べにこなくては…。

ちなみに、うま辛王ラーメンもイケました。

雪だるまツインズ

食事が済んだ後、長野県側にドライブしてみました。
長野県開田村には、なんと、二つ並んだ雪だるまが、道路を見下ろしていました。
なんだか、かわいい、というか、妙に悲哀を感じさせる顔をしていました。

氷の柱

そして、走ることしばし…。
道の反対側に、まるで氷の壁のように見えるつららの群れを発見。
そういえば、以前にも、同じ場所で、氷の壁を見たことがありました。

氷の柱の看板

どうやら、この氷の壁は、毎年、この場所に現れるようです。
なんと、解説用の看板がすぐそばに立っていました。

それにしても、2月も下旬にさしかかったいま、
こちらでは、少しまとまった積雪がありました。

ここ飛騨高山では、春の足音は、まだわずかしか聞こえないようです。
ああ、春が待ち遠しい…。




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合掌造りの家

さて、昨日の続きです。

トンネル内での思わぬスリップにもめげず、
私たちは、一路、白川郷を目指してひた走りました。

一時は晴れ間が垣間見えた空が、
ふたたび、鈍色の雲に覆われ、雪もちらつき始めました。
ふだんなら、行楽日和とはいえませんが、
雪深い白川郷を見るには、絶好の天気と、いえなくもありません。
(去年の冬、白川郷に行ったときには、好天だったんですが)

そしてようやく、白川郷にたどり着いたのですが…。

なんと、ヨメは運転に疲れたといい、
クルマの中で休んでいるというのです。
せっかくここまで苦労してきたのにもったいない…。

というわけで、白川郷集落の手前にある駐車場に止めたクルマの中にヨメを残し、
私ひとりで、カメラ片手に、白川郷の合掌村集落へと、
トコトコ歩いて行ってきました。

かなりの積雪

今年も昨年に引き続き雪は少ないのですが、
白川郷は、まとまった降雪量があるようです。
道の脇の雪は、ゆうに1メートルを超えています。

でも、これでも、例年に比べれば、少ないのかもしれません。

観光客で賑わう

そして合掌造りの家が居並ぶ集落の中心地にやってきました。

この日は月曜だというのに、大勢の観光客で賑わっていました。
白川郷が世界遺産に指定される前は、これほど多くの観光客が、
この地を訪れることはなかったはずです。

やはり、「世界遺産」と銘打たれると、観光客の集客に、
抜群の効果を発揮するようです。

雪の白川郷集落1

それにしても、やはり、冬の白川郷はとても美しい。
合掌造りの建物に、雪は似合いますネ。
苦労して来た甲斐がありました。
(といっても、苦労したのは運転手のヨメですが)

豪雪に埋もれる家

ただ、雪が深さには目を見張りますね。
この地で生活する人の苦労が忍ばれます。

こうして、しばしあたりを散策して、クルマに戻りました。
そして、ふたたびヨメがハンドルを握り、帰路につきます。

でも、あいかわらず、勢いのいい運転をするヨメ。
いや、勢いがいいのは、ヨメだけではありません。
けっこうみなさん、飛ばします。

路面は、雪があったりなかったり、といった状態なのですが、
カーブやトンネルの多い道ゆえ、スピードを出すのは禁物なのですが…。

見れば、飛ばしているクルマのほとんどは、他県ナンバーでした。
軽快に飛ばす他県ドライバーは、単に雪道の怖さを知らないのかも。

日本一のかまくら

帰り道の途中、高山市清見町にある、日本一のかまくらに寄ってみました。
このかまくらのなかでは、プラネタリウムが上演されるそうです。

さすがに、すごい大きさ!!。
(プジョーと比べてください)
ただ、残念ながら、ドアが閉められていて、中には入れませんでした。

というわけで、何事もなく、無事、
我が家に帰還しました。
いろいろありましたが、楽しい(?)ドライブでした。



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白川郷2008

気がつくと二月もすでに半ば過ぎ…。
時の経つのは早いものです。というわけで、久しぶりの記事投稿です。
(なにしろ、ちょっとバタバタしてまして…)

さてさて、
今日(18日)の月曜、世界遺産でもある「白川郷」に行ってきました。

とはいえ、いつもなら、お出かけするのは、休日の日曜と決まっていました。
が、今回は、ヨメの仕事が月曜休みとなってしまったので、
急遽、私も、彼女の都合にあわせるかたちで、
前日の日曜に仕事をして、月曜は出掛けることにしたのです。

当日の朝まで、とりたてて行く先はきまっていなかったのですが、
「雪化粧した合掌造りの家々を、ちょっと見てみてみようか」、
という話になり、目的地は白川郷に決まりました。
クルマはヨメのプジョーです。

私たちが住むここ飛騨高山から、白川郷までは、
クルマでおよそ一時間半の距離となりますが、
路面に降雪がある冬場は、もう少し、時間がかかってしまいます。
なにしろ、白川郷は、豪雪地帯としても、広くその名が知られていますから。

荘川への道

案の定、クルマを走らせて20分もすると、道は真っ白になってしまいました。
かなり危険な路面状態ですが、
踏み固められた雪道は、スタッドレスタイヤがよく効きます。
そのせいか、ハンドルを握るヨメは、けっこう軽快に進みます。

荘川のインター

ちなみにこちらは、道の途中で垣間見える、高山市清見町の高速インターです。
このあたりは、かなりの山の中で、民家もあまりありません。
なのに、こんなに立派なインターが鎮座しているのです。
のどかな山あいのこの地域に対して、これはまさに過剰な設備といっていいでしょう。

私はド田舎に住んでいますが、現状で、新たな道路の必要を感じたことは、
ほとんどありません。

それでも、まだまだ、道路を作り続けるみたいですね。我が国は…。

さて話がちょっと脱線しましたが、ドライブを続けること小一時間。
道の途中でランチタイムとなり、荘川町の道の駅に立ち寄りました。

道の駅

ここには、温泉と「レストランおうか」という食事処が併設されていて、
おいしい月見とろろそばが食べられます。

月見とろろそば

これがその月見とろろそば。
私はとろろって苦手だったんですが、このそばを食べて、
自分の味覚の誤りに気がつきました。

道の駅?桜の郷「荘川」

そして、おなかを満たした後は、ふたたびクルマに乗り、目的地目指して進みます。
ほどなくすると、道の前方に、御母衣(みぼろ)湖という、ダム湖が見えてきます。

が、道はいよいよ険しさを増します。
道幅は充分な広さがありますが、アップダウンが激しくなり、右に左にカーブします。

なのに、なおも勢いよくクルマを走らせるヨメ。
で、立て続けに続くトンネルのひとつに入ったところ…。

トンネル内部の路面が凸凹になっており、そこが凍結していたのです。
とたんにハンドルをとられスリップ。
次の瞬間、目の前にトンネルの壁が迫ってきました。
咄嗟にハンドルを切り直すヨメ。ところが、今度は、反対車線に、クルマが踊り出します。

もう、このときは、ビックリして、声も出ませんでした。

さいわい、対向車がおらず、
何事もなくトンネルを通過することができましたが、ホントに肝を冷やしました。
冬の道はヤバいのだヨ。ヨメ。

そんなコトにもめげず、一路、白川郷へと進むのです。

長くなるので、この続きは、また次回。




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節分の国分寺

今日は節分。
旧暦では、この節分を、一年の終わりの日と定め、
翌日の立春から、新しい一年が始まる、という決まりになっていたといいます。

つまり、節分は、大晦日にあたるわけで、
暦のうえでは、特別な意味を持つ日でもあります。
そのため、この日には、各地で、さまざまな行事が行われます。
私が住む飛騨高山の「飛騨国分寺」でも、節分のこの日に、毎年、
「北斗大護摩供」という、厄除のための法要が営まれています。

私は、毎年、この行事に参加させていただいているので、
今年も、飛騨国分寺まで、足を運んでみました。
(ヨメは仕事のため、今回は、私ひとりでの参加となりました)

節分は雪

そんな節分の朝は、なんと、久しぶりの雪。
でも、まあ、このほうが、飛騨の節分らしいのですが…。

国分寺の門

そしてこちらが、飛騨国分寺です。
ここは、JR飛騨高山の駅にほど近く、観光名所としても、広く知られています。
今年は、節分と日曜が重なったため、カメラを手にした観光客の姿もあり、
敷地内は賑わっていました。

国分寺の三重の塔

ここ飛騨国分寺の敷地には、三重の塔があります。
雪景色の中、天に向かって屹立する塔が、じつに美しく見えました。
また、この寺には、ほかにも、大イチョウの巨木があり、秋ともなれば、
見事な黄色に染まります。

私が寺に着いたのは午前9時45分。
大イチョウの傍らで、昨年、このお寺でいただいたお札をお炊き上げしていただき、
そのあと、北斗大護摩供が行われる大師堂へと向かいました。
法要は10時から始まるとのことでしたが、
すでに、部屋の中にはたくさんの人がいました。

そして待つこと10分、寺の住職と思われる方を筆頭に、数人のお坊さんが入場し、
おごそかに儀式が始まります。

やがて、繰り返し唱えられる般若心経のなか、護摩が炊かれます。
熱気とともに炎が踊り、立ち上る煙が室内の隅々にまで立ち籠めます。
(この場で、カメラのシャッターを切りたい誘惑にかられましたが、
 それはあまりに不謹慎なため、護摩供の模様を納めることはできませんでした)

炎、煙、読経、この三つがあいまって、
高揚感を伴った独特の雰囲気が醸し出されます。

そして、法要のあとは豆まき。
室内は、荘厳な雰囲気から、楽しげでくつろいだものに変わります。

こうして、今年の法要を無事すませ、
新たにいただいたお札を、家に持って帰りました。

さて、明日から立春。気持ちも新たにがんばります。



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