さて、昨日の続きです。
トンネル内での思わぬスリップにもめげず、
私たちは、一路、白川郷を目指してひた走りました。
一時は晴れ間が垣間見えた空が、
ふたたび、鈍色の雲に覆われ、雪もちらつき始めました。
ふだんなら、行楽日和とはいえませんが、
雪深い白川郷を見るには、絶好の天気と、いえなくもありません。
(去年の冬、白川郷に行ったときには、好天だったんですが)
そしてようやく、白川郷にたどり着いたのですが…。
なんと、ヨメは運転に疲れたといい、
クルマの中で休んでいるというのです。
せっかくここまで苦労してきたのにもったいない…。
というわけで、白川郷集落の手前にある駐車場に止めたクルマの中にヨメを残し、
私ひとりで、カメラ片手に、白川郷の合掌村集落へと、
トコトコ歩いて行ってきました。
今年も昨年に引き続き雪は少ないのですが、
白川郷は、まとまった降雪量があるようです。
道の脇の雪は、ゆうに1メートルを超えています。
でも、これでも、例年に比べれば、少ないのかもしれません。
そして合掌造りの家が居並ぶ集落の中心地にやってきました。
この日は月曜だというのに、大勢の観光客で賑わっていました。
白川郷が世界遺産に指定される前は、これほど多くの観光客が、
この地を訪れることはなかったはずです。
やはり、「世界遺産」と銘打たれると、観光客の集客に、
抜群の効果を発揮するようです。
それにしても、やはり、冬の白川郷はとても美しい。
合掌造りの建物に、雪は似合いますネ。
苦労して来た甲斐がありました。
(といっても、苦労したのは運転手のヨメですが)
ただ、雪が深さには目を見張りますね。
この地で生活する人の苦労が忍ばれます。
こうして、しばしあたりを散策して、クルマに戻りました。
そして、ふたたびヨメがハンドルを握り、帰路につきます。
でも、あいかわらず、勢いのいい運転をするヨメ。
いや、勢いがいいのは、ヨメだけではありません。
けっこうみなさん、飛ばします。
路面は、雪があったりなかったり、といった状態なのですが、
カーブやトンネルの多い道ゆえ、スピードを出すのは禁物なのですが…。
見れば、飛ばしているクルマのほとんどは、他県ナンバーでした。
軽快に飛ばす他県ドライバーは、単に雪道の怖さを知らないのかも。
帰り道の途中、高山市清見町にある、日本一のかまくらに寄ってみました。
このかまくらのなかでは、プラネタリウムが上演されるそうです。
さすがに、すごい大きさ!!。
(プジョーと比べてください)
ただ、残念ながら、ドアが閉められていて、中には入れませんでした。
というわけで、何事もなく、無事、
我が家に帰還しました。
いろいろありましたが、楽しい(?)ドライブでした。
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