岐阜駅周辺

26日の土曜、岐阜県岐阜市に、出張のため、いってきました。
今回は、夜の宴席も予定されていたために、泊まりがけの出張となりました。

ただ、猛暑日の続く七月も終わりのこの時期に、
岐阜市に出張するのは、仕事とはいえ、なかなかどうしてたいへんなことです。

私の住む飛騨高山は岐阜県北部の山岳地帯にあり、
標高も高いせいもあって、夏場は、比較的すごしやすい地域です。

ですが、同じ岐阜県でも、南部となると、事情がまるで違います。
岐阜県多治見市や揖斐川町などは、
全国的に名の知られた猛暑地で、県庁所在地である岐阜市も、
これらの町に匹敵する、極めて暑い場所なのです。

そんな灼熱の地へ、エアコンもないMINIで出掛けるのは、
もう、無謀といってもいい行為かもしれません。

でも、私のクルマはこのMINIだけですので、
(プジョー306はヨメさんのクルマです)
MINIで出掛けるしかありません。

しかも、26日は幸か不幸か快晴。
午前中から、気温がじりじり上がり始めました。

お昼前に家を出て、国道41号を南下。
日差しは強かったのですが、しばらくは快適なドライブでした。
しかも、ガソリン高騰の影響もあってか、路上を行くクルマの数も少なく、
スイスイと走ることができました。

が、岐阜市の北にある関市に入ったあたりから、状況が一変します。
見れば、路肩に設えられた温度計は35度となっています。
しかも、市街地に入ったため、信号が多く、すんなりとは進めなくなりました。

こうなると、気になるのが、MNIの水温計です。
私のMINIには、冷却ファンが付いていません。
そのため、炎天下のなかで信号待ちをしていると、
水温系がじわりじわりとあがってきます。

このままではオーバーヒートの危険があるため、
仕方なく、ヒーターのスイッチを入れることとなります。

こうすれば、エンジンルームの熱を、運転席側に逃がすことができ、
オーバーヒートの危険をわずかながらですが回避することができます。

ですが、乗っている人間は、大変なコトになってしまいます。

着ている服は、もう汗でびっしょり。
そればかりか、汗が目に入って、目を開けているのもつらい状態です。
手で顔の汗を拭っても、もう、追いつきません。

さいわいにも渋滞はなく、水温計も危険なほどあがることなく、
なんとか、岐阜市内に突入しました。
ただ、車内は、窓を開けていてもサウナ状態です。
溶けるような暑さです。

当初の予定では、ホテルにチェックインする前に、
市内のホビーショップなどに寄っていくつもりだったのですが、
もう、MINIに乗っているのが限界状態でした。
サイドブレーキやシフトの基部なんて、
触ればやけどしそうなほど暑くなっています。

というわけで、どこにも寄らず、
岐阜駅脇にあるホテル指定の駐車場にクルマを入れ、
矢も盾もたまらず、外に飛び出しました。

もう、Tシャツは水をぶっかけたみたいに、
汗でびっしょり濡れています。
恥ずかしいです。

岐阜駅の駐車場

まあ、こんな猛暑日に、
ヒーターをつけてクルマに乗っているんですから、
それも無理もない話です。
(ここまでくると、もう、クルママゾです)

しかも、猛烈に喉が渇いて、もう、いてもたってもいられません。

というわけで、岐阜駅に駆け込み、自販機で飲み物を買い、
そのまま一気飲み。

整備中の岐阜駅

その後、歩いてホテルにチェックインに行ったのですが、
(ホテルは、画面右端です)
汗だくでヘロヘロの格好が、かな?り恥ずかしかったです。

というわけで、部屋に入ってシャワーを浴び、着替えをすませ、
やっと人心地ついたのですが、今回はホントにしんどかったです。

夏場のMINIドライブは、
健康を損なうこともあるので、ほどほどにしないといけないと、
身にしみて思いました。
(ちなみに、この日は、岐阜の繁華街である柳ケ瀬で、
 夜中の3時過ぎまで飲んでしまいました)





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木曽福島関所

先週の日曜、信州の木曽福島まで、MINIで出掛けてみました。
私が住むここ飛騨高山から、木曽福島まで、クルマでおよそ1時間半ほどの距離です。

今回は、まず、木曽福島までの道の途中にある、小さな公園に立ち寄り、
持参したお弁当を食べることにしました。

この公園は、朝日村(現高山市朝日町)という村落にあります。
公園の中央には、山に向かって長く伸びる石段があり、
その姿は、国道からも一望できるため、以前から、気になっていたのです。

朝日の階段-1

これが、その石段です。

公園に着いた時には、すでにお昼近くで、
あたりの気温は、ジリジリと上がり始めていました。
(といっても、都市部に比べたら、遥かに涼しいのですが)
こんな陽気のなか、石段を上まで登るのは、なかなか、骨の折れる作業でした。

朝日の階段-2

石段を登り、下を眺めると、公園がはるか下方に見えます。
写真では、たいして高低差があるようには見えないんですが、
実際には、思わず手すりに手を伸ばしてしまうほどの、傾斜と高さを感じました。

石段を登り詰めた先には、新緑のなかにうずくまるように、
小さく古い神社がありました。

訪れる人も少ないのか、社殿はいくらかさびれてみえましたが、
深い森のなかに溶け込んでいくかのようなその姿は、
寂寥感とともに、独特の存在感を放っていました。

この社がいったいつからあるのか、皆目、分かりません。
(石段のほうは、比較的新しく、神社よりもかなり歴史が浅そうです)
ただ、古来、村の人々は、自分たちを囲む山々にたいする、恐れと敬いの思いを、
こうした社殿を作ることで、表していたのではないかと思います。

自然に対する畏怖と畏敬の念は、いまこの時代にも、
必要なものなのかも、と、ふと、感じた次第です。

さて、その後、ふたたびMINIに乗り、一路、木曽福島へ。
途中、御岳山の雄大な姿や、白樺の林を横目に見ながら、

木曽福島の上ノ段

こちらが、木曽福島の上ノ段と呼ばれる地区で、古い町並みなどが、
見られるところです。

木曽福島の街道

こちらは、同じ上ノ団地区にある、美しい路地。
この街には、あちらこちらに、細く入り組んだ路地があるのですが、
この場所が、最も整備された、観光名所的通りです。

突然の大雨

ここをしばらく散策しよう、と思っていたら、不意にいきなりの大雨。
というわけで、近くにあった、郷土資料館に避難し、雨脚が弱まるまで、
しばしの休憩となりました。

そして、待つことおよそ40分。
やはりというべきか、雨は通り雨で、すっかり上がってしまいました。

というわけで、町中散策を続行することにしました。

崖屋作りの風景

こちらは、木曽福島の中心部である、崖屋作りの町並みです。
立ち並ぶ家々が、川に向かって、せり出すように建っています。
以前訪れた郡上八幡でも、同じような町並みを見ることができましたが、
ここ木曽福島では、観光マップにも記されているほどの、
有名な景観のようです。

また、木曽福島には、関所資料館もあります。
が、門を撮影したところで、デジカメのバッテリーが力尽きてしまいました。
(冒頭の画像が、その最後の画像です)

今回は、思わぬ雨で、観光が中断されたりと、いろいろありました。

次回は、もう少しじっくりと、この街を散策したいものです。




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スーパーイラストレーション

ここ数年、私は、フォトショップでイラストを描く仕事をしているのですが、
いまだに、この画期的な画像処理ソフトを、うまく使いこなしているのどうか、
疑問に思うことがあります。

このソフトを愛用している他のイラストレーターの方々が、
いったい、どのようなテクニックやノウハウを持っているのか、
私には、いまだに、わからないままです。

もっとも、巷には、フォトショップの解説本が溢れ、
このソフトの機能や便利な使い方が広く紹介されています。
が、そのほとんどが、写真の加工や画像処理の方法を指南したもので、
リアルなイラストを描くことを詳しくに説明した本は、
私の知る限り、ほとんどないといっていいと思います。

ですが、かつては、
すばらしいリアルイラスト解説本がありました。
それが、フォトショップスーパーイラストレーションと銘打たれた書籍です。

私は、つい最近、この本の存在を知り、
ぜひとも、手に入れたいと思ったのですが、
じつはこの本、発刊されたのはいまから10年前の1998年なのです。
もちろん、現在は絶版で、書店の店頭で入手するのは、極めて困難です。

しかも、入手困難な状況はネットのなかでも同じでした。
新品の入手はほぼ不可。
アマゾンの中古市場では手に入るようですが、
なんと、安いものでも、価格が2倍以上に吊り上がっています。
(すなわち、それだけ人気の高い商品だということですね)

というわけで、とりあえず、
図書館に行って司書の方に問い合わせてみましたが、
蔵書の中にこの本はないとのことで、仕方なく、捜してもらうことにしました。

が、いつまで待っても返事がないので、やはり、
捜してもみつからないのかな、と、思っていました。
が、先日、ついに連絡があり、早々に図書館に出掛けてきました。

そして、幻の本(?)と、念願の対面となりました。

中身その1

さすが、イラストの解説本だけあって、通常のフォトショップ本とは違い、
リアルなイラストを描くためのテクニックやノウハウが満載。
それだけに特化しています。

中身その2

10年前の本だけあって、フォトショップのバージョンもまだ低いのですが、
それでも、役に立つ記事が満載です。
(もちろん、すでに知っているテクニックなども多くあるのですが)

さすが、プレミアがつくだけのことはあります。

惜しむらくは、この本をあと数日で返却しなければならないことです。

普段から図書館にはお世話になっていますし、
今後も、いろいろとムリを聞いてもらわなければならないため、
返却日をオーバーするといった、掟破りはできません。

返却の日まで、この本の内容を、可能な限り多く吸収しなくては、
と、思う毎日です。




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戸隠バードライン

そして、今回もまた、前回の続きです。
(今回で、最終回です)

戸隠神社での参拝を終え、
帰路につこうとしたのですが、ここまで来た道を……、
あの、くねくねと曲がりくねった林道を、延々とMINIで引き返すことを思うと、
気も重くなります。

というわけで、
戸隠から長野市方面に伸びている
「戸隠バードライン」という道を通ってみることにしました。
岐阜県に帰らねばらならない私たちにとって、長野市に向かうことは、
いわば大回りになるのですが、林道を通るより、快適そうだと判断したためです。

いったん長野市に出て、そのあとは、
美麻経由で白馬、大町方面へ向かい、そこから飛騨を目指すことにしました。

バードラインで長野市へ

このバードラインと呼ばれる道は、さすがに、整備されたいい道です。
車線もちゃんと2車線あり、軽快に走ることができました。
遅まきながら、
なんだ、こんなきちんとした道があったんだ、と、思いました。

が、しばらくすると、頭上に、
鉄骨でできたトンネル状の構造物(スノーシェッド)が設けられた地点に、
行き当りました。
その入り口には「七曲がり」と、書かれていたのですが…。

このスノーシェッドに入ったとたん、道はものすごい急勾配に!!。
もう、常規を逸した坂道といってもいいほどです。

恐怖の七曲がり-1

しかも、坂道の先は、これまたすごい急カーブ。
メチャメチャ怖いです。

カーブを超えると、また、激しい下り坂。
そしてふたたび、急カーブ。
このつづら折れ状態が延々と続きます。
そのとき、はじめて「七曲がり」という名前の意味を知りました。

恐怖の七曲がり-2

ヒィ??。もう勘弁して?って感じです。
(写真では、勾配のすごさがわかりにくいかもしれませんが)
しかも、カーブでは対向車が来るし…。

セカンドギアでエンジンブレーキを使っても、
思い切り加速してしまいます。
ローギアにしようにも、クラッチを踏むのが怖い…。
仕方なく何度もポンピングさせてブレーキを踏むのですが、
それでも、ベーパーロックしないかと心配になります。

そしてようやく、七曲がりを抜けました。
もう、恐怖でした。
この道は、もう、二度と通りたくありません。
MINIには過酷すぎます。

長野市の街

というわけで、長野市に到着。ホッとしました。
できれば、善光寺にも行きたいところですが、すでに夕方なので、
今回はパスしました。

その後は、快適なドライブとなりました。

長野市から国道19号線に乗り、松本方面に向かいます。
ですが、この道は、走っていてもあまりおもしろくないので、
途中、白馬方面に向かう有料道路へと入り、そこから、
大町へと進路を取りました。

大町から安曇野アートラインという道に入り、上高地方面へ。
景色が美しく、しかもほとんど信号がない、快適な道です。

このままどこかで夕食を、と、思っていたのですが、
なんと、携帯のメールをチェックすると、
お得意先から、先日納品したイラストに、修正が発生したとの知らせが…。
しかも、納期は翌日の朝。

というわけで、食事の予定はとりやめ、一路、飛騨高山へ。
夜九時前には無事に帰宅しました。
(そして、この日は、深夜まで仕事することとなってしまいました)

なんだか、すごくハードな、結婚(入籍)記念日となってしまいました。

戸隠そば

ちなみに、これは、おみやげです。
(他にも、焼きネギ味噌、野沢菜なども買ってきました)




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奥社の小川

さて、前回の続きです。

林道を延々と……、ひたすら延々と走り続け、
ようやく、目指す戸隠に到着しました。
(いや?、ホントに遠かったです!!)

ここ戸隠にある戸隠神社は、
奥社、中社、宝光社、九頭龍社・火之御子社の五社から成っているそうで、
それぞれが、戸隠山の中腹に点在しているといいます。
ただ、現地にあった立て看板には、
当神社は、奥社、中社、宝光社の三社から成る、といった趣旨の文言が書かれており、
どうやら、この三つの社が、メインとなっているようです。

ちなみに、戸隠神社の詳しい情報はコチラ

なにしろ、各社は、山の斜面に点在しているため、
それぞれを結ぶ道路は、ほとんどすべてが坂道となっています。

また、各神社のあいだは遊歩道で結ばれているようですが、
思いのほか距離があり、さらには勾配もあるため、
歩いて巡るのはいささか困難です。

というわけで、安易ながら、クルマで各社を巡ることとしました。

中社の大木

まずは、中社から参拝していくことにします。
こちらは、中社のまえにあった、杉の木です。

本来なら、古式ゆかしい中社のたたずまいも撮影するべきでしょうが、
私は、このような場所に来ると、いつも、
社殿に不躾にカメラを向けることにためらいを感じてしまい、
今回も、ご多分に漏れず、周辺ばかりにレンズを向けていました。

そして、次に、奥社へと向かいます。

この奥社が、戸隠神社で最も神聖な場所のように思えます。
というのも、この奥社は、中社とは趣がまったく異なるのです。

奥社参道-1

まず、奥社の鳥居をくぐると、
どこまでもまっすぐ伸びる参道を歩くこととなります。
こんなに長い参道を、私は、いままで、見たことがありません。

道の左右は、白樺の林で、豊かな自然に囲まれた、美しい場所です。

取りのさえずりと、小川の流れる水音が相まって聞こえ、
心が洗われてゆくようです。

やがて、参道の向こうに、暗い朱色をした門が見えてきます。
この門をくぐると、景観は、劇的に一変します。

奥社参道-2

天高く伸びる杉の並木道が、目の前に現れます。
枝のあいだをすり抜けた陽の光が、いくつもの束となって斜めに差し込み、
息を呑む美しさと荘厳さがあります。

思わず、ここでしばし立ち尽くしてしまいました。

あたりの空気は凛として張り詰め、
俗世とは隔絶された、まさに神秘的という表現がぴったりな空間です。

そして、奥社への道はまだまだ続きます。
(ホントに遠い道のりです)

奥社参道-3

やがて、目の前に石段が現れます。
この石段が現れたら、奥社まではもう少しです。

こうして、ようやく奥社に到着。

この奥社社殿は、中社に比べれば小さく、ひっそりとしていますが、
長い距離を歩いてこの地まで辿り着いただけに、感激もひとしおです。
というわけで、ゆっくりと参拝してきました。
(奥社に隣接する九頭竜社は、工事中のため参拝できませんでした)

そして、また、来た道を、エッチラオッチラ引き返します。

この奥社は、鳥居から社殿までおよそ2キロの距離があるそうで、
体力がないと、参拝できない神社かも知れません。

駐車場に戻り、ふたたびMINIに乗って、今度は、宝光社へ。

この宝光社の石段はとても長く、しかも急で、ヨメは根を上げていました。
(もちろん、私も息切れしてました)

こうして、中社、奥社、宝光社と、すべて参拝できましたが、
火之御子社という神社は、場所がよくわからず、結局、参拝できませんでした。
残念ですが、次回、この地を訪れる時には、ぜひとも参拝しようと思っています。

こうして、戸隠神社を堪能し、いよいよ帰路につきました。

その帰路も、またまた、珍道中となるわけなのですが…。

その模様は、また次回に!。



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白馬のMINI

7月1日は、私たちにとって、結婚記念日となります。
もっとも、式を挙げたのは10月1日なのですが、
実質的な結婚生活が始まったのは、夏のこの日なのです。

というわけで、記念日であるこの日を、いかに過ごそうかと、
私たちは、かねてから、計画を立てていました。
(そのために、ヨメさんは一日休みを取りました)

当初は、どこかに旅行でも行こうか、などと、話を進めていたのですが、
いまの私には、平日にのんびりと旅行に出掛けることは、いささかムリで、
結局、日帰りでどこかに行こうという話になりました。

というわけで、ずっと前から、行きたいと思っていた、
長野県の戸隠神社に、この機会に行ってみようということになったのです。

戸隠は、近年、書籍などで、霊験あらたかな場所として取り上げられ、
また、一部では、パワースポットとしても、その名を轟かせているようです。
もともと、神社仏閣が好きな私たちにとって、こうした情報は、
充分に、興味をそそられるものでした。
(まあ、いってみれば、ミーハーです)

というわけで、
前夜のうちに仕事の目処をつけ、翌日の1日は、朝6時に起床。
用意したお弁当を持って、
8時には一路、長野を目指して、MINIで東に走りました。

今回のコースは、飛騨高山から、長野県との県境である平湯に向かい、
その後、進路を北に取り、安曇野から大町、白馬に入り、
その後は、東の鬼無里を目指し、戸隠に至る、というものです。
かなりの、長距離行軍です。

白馬の道

この日は晴天。

昨年もそうでしたが、梅雨のさなかでありながら、
7月1日は雨に見舞われることはありませんでした。

やがて、白馬が近づくと、八方尾根の美しい姿が見えてきました。

白馬の景観

山々の美しい景観に誘われ、白馬で小休止。すばらしい眺めです。

また、ここ白馬は、
98年の冬季オリンピックのスキージャンプの会場となった地として、
全世界的にその名を知られることとなりました。

まさに高原リゾートという雰囲気で、すごくいいところです。
(当初は、この白馬での宿泊を計画したりもしていたのですが)
空気もさわやかで、癒される思いです。

ですが、私たちの目的地はここではありません。
美しい風景に後ろ髪を引かれながら、進路を東に…、国道406号線に入ります。

戸隠への林道

が、この道は国道とは名ばかりの林道です。
右に左に折れる細い道が、とにかく、延々と延々と続きます。

私は、ずっと昔に、この道は通ったことがあるのですが、今回は、
えらく長く感じられました。

そして、鬼無里に到着し、ここでお弁当を食べ、ふたたび戸隠を目指します。

が、とにかく、行けども行けども林道ばかりです。
気がつけば、到着予定時刻を大幅にオーバーしているにもかかわらず、
まだ、着きません。
毎度のことですが、MINIには、過酷なドライブです。

戸隠は遥かなりし秘境、という感じです。

さて、長くなるので、この続きはまた次回に。




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メトロポリスのマリア

私の住む飛騨高山には、
SF映画などの撮影に使われた、
模型やクリーチャーなどを展示しているお店があります。

先日、かねてから行ってみたいと思っていたこのお店に、
ついに行ってみました。

お店の名は留之助商店といい、店内には、
SF映画マニア垂涎の品が、溢れていました。
(もちろん、私も、そのマニアの一人です)

ロビー

まず、店内に入って最初に目を引くのが、
このロボット。
映画「禁断の惑星」に登場する、ロボット「ロビー」です。

私にとって、この「禁断の惑星」という映画は、
SFに目覚めるきっかけとなった作品で、
そのストーリー、ビジュアル、ともに、いまでも極めて印象深く脳裏に残っています。

この「ロビー」は、残念ながら、映画の撮影に使われたものではなく、
レプリカだそうですが、その巨大な姿には、圧倒されます。

しかも、このロボットは、
半世紀前にデザインされたものなのに、今でも色あせない造形美を誇っています。

ターミネーター内骨格

写真はちょっとピンぼけですが、
こちらは、ターミーネーター(1作目)に登場する、人造人間の骨格です。
(プレス工場で、しつこくサラを追いつめるヤツですネ)
実際に撮影に使用された、本物とのことでした。

店内には、そのほかにも、プレデターや、エルム街の悪夢のフレディ、
ギャラクティカのサイロンレイダーなどが、所狭しと置かれていました。

また、玩具や模型などの品揃えも充実しており、
オモチャ好きにも、たまらないものがあります。

ギーガーの造形物

こちらは、売り物として展示されていた、
HRギーガーのイラストの立体像景物です。

これはすごい!。
造形、塗装、ともに、ギーガーのイラスト、そのままですね。
ギーガー好きの私には、たまらないものがあります。
(が、お値段も、なかなかすごいです)

ちなみに、このお店のオーナーは、
SF映画の書籍を数多く出版していらっしゃる、
あの、中子真治さんだそうです。
(オーナーは、お店には、お見えになりませんでしたが)

私も、中子さんの本は、数多く持っています。

こうして、地元で、非常に貴重な品々を見学できるというのは、
とてもありがたいことであり、感激もひとしおでした。



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