
水郷の里として知られる街、岐阜県郡上市。
そのすぐ北には、
ハムの産地として有名な、郡上市明宝(旧郡上郡明宝村)があります。
郡上市中心部と明宝とを結ぶ国道472号線には、
磨墨(するすみ)の里、という名の道の駅があり、
その一角には『和食ところ/おかみさん』という、小さなお店があります。
このお店は、ご飯を五穀米をするといった、
独自のこだわりがあり、私は、郡上周辺を訪れたおりには、
いつも、この店に立ち寄っています。
和食処『おかみさん』
また、このお店では、明宝の郷土料理『つぎ汁』というものを、
お味噌汁の代わりに出してくれます。
(もちろん、普通のお味噌汁を選択することもできます)
このつぎ汁、具は豆腐だけのシンプルなすまし汁なのですが、
かなりのピリ辛で、一度飲むと、けっこうクセになります。
実を言えば、この汁がいただきたくて、
私は、たびたび、ここを訪れているのです。
で、このつぎ汁がどのような材料から作られているのか、ですが…。
それは、郡上南蛮と呼ばれる唐辛子(素焼きにするらしいです)と、
干し椎茸、煮干し、昆布、などだそうです。
これらを、袋に入れて煮出し、最後に、醤油、砂糖を加えて味を整える、
とのことです。
(おかみさんのテーブルに、そう書かれたペーパーがありました)
というわけで、このつぎ汁を、我が家でも作れないか、と、思い、
昨晩、挑戦してみました。
(といっても、挑戦したのは、ヨメですが…)

まず、こちらが材料です。
唐辛子は、郡上で手に入れたものです。
その他は、近くのスーパーなどで買ってきました。
もっとも、材料はわかっていても、それらの分量はまったくわかりません。
というわけで、勘のみで作業を進めていきます。

味見をしつつ、試行錯誤することおよそ1時間、
こちらが、できあがった、自家謹製『つぎ汁』です。
で、肝心の味ですが、味そのものは、少しばかり、薄いものとなってしまいました。
かといって、これ以上、醤油を足すと、つぎ汁とは呼べないものになってしまいそうです。
もっとだしを煮出す必要があったのかもしれません。
ただ、ピリ辛感はかなりあり、おかみさんのそれよりも若干辛いくらいです。
これはこれでおいしいのですが、おかみさんで出されているつぎ汁には、
やはりおよびません。
今後も、つぎ汁作り研究を、さらに深めてみたいと思います。
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