
先週の連休(14日、15日)は、絶好の行楽日和でした。
が、我が家では、私もヨメもそれぞれ仕事で、結局、どこにも行けずじまいでした。
ですが、昨日(17日)、やっとで、互いに時間がとれたので、
MINIで、ちょっと遠出してみることにしました。
今回、行ってみたのは、長野県伊那市にある「分杭峠」というところです。
ここは、見たところはごく普通の峠なのですが、
磁場がゼロになっているという、特殊な場所だといいます。
しかも、風水で言うところの「龍穴」-気の溢れる場所-でもあるそうです。
かねてから、この場所に行ってみたいと思っていた私たちは、
この日、意を決して向かってみました。
道順は、まず、ここ飛騨高山から、国道361号線に乗って、木曽福島に向かい、
その後、国道19号に乗り換え、北上します。
そしてふたたび、国道361号線に乗り、権兵衛トンネルを通って、
茅野市に入ります。
そこから、駒ヶ根を目指し、県道49号線に乗り換え、分杭峠に至る、という、
ものでした。

県道49号線は、最初こそ道はよかったのですが、
しだいに、曲がりくねった細道に。
対向車が来たら、すれ違いが困難と思われる箇所も、各所にありました。

こうして、ようやく、分杭峠に到着。
峠のすぐ手前には駐車場があり、有料ですがトイレも併設されています。
平日でありながらも、すでに何台かクルマが止まっており、
そのナンバーを見ると、みな、かなり遠方から来ていることが伺い知れました。
やはりというべきか、ここは、知る人ぞ知る、かなり有名なスポットのようです。


そして、駐車場の脇には、磁場ゼロ地点に向かう細い遊歩道が…。
この道を、下へ下へと降りてゆきます。
ほどなくすると、急斜面に、ベンチ状の板を設えた場所が見えてきます。
すでにこの場所には、初老の方のグループが、何組か陣取っていました。

というわけで、私たちも、その斜面の一角に座ってみました。
写真ではよくわかりませんが、かなりの急斜面で、
高いところが苦手な私は、恐怖を感じてしまいます。
この場所が、どうやら「磁場ゼロ地点」ということらしいです。
周囲の人たちの会話をそれとなく聞いていると、
どうやら、みなさんは、健康上の問題を抱えており、
この場所に来ることによって、それらが解決に向かっているらしいことが、
知れました。
この場所が持つ特殊なチカラのなせる技かも知れません。
かくいう私は、この場所に来ても、残念ながら、気や、ゼロ磁場の効果を、
確信的に体感するには至りませんでした。
ですが、こうして、森のなかで、静かに時を過ごすのは、
とても心が休まるものです。
このまま、しばらく、この場に留まりたかったのですが、
ブ?ンという大きなハチの羽音がすぐそばから聞こえ始めると、ヨメが戦線を離脱。
ほどなくして、私も、斜面を離れました。

その後、あたりを散策。眺めもよく、気のチカラは感じられなくとも、
充分楽しめる場所でした。
せっかく、長野県中部まで来たので、帰りに、
桜で有名な高遠に寄り、高遠城趾公園を見物したあと、家に帰ってきました。

ちなみにこちらは、分杭峠のふもとで売っていた、
磁場ゼロ地点で汲み出された水、と、銘打たれた水です。
記念に買ってみました。
いま、その水を飲みながら、このブログを書いています。
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