郡上のあたりで

さて、またしても、ブログの更新が滞ってしまいました。

このブログを立ち上げた当初、少なくとも、週に一回は…、
つまり、ひと月に四つくらいは、記事を書こうと思っていました。
週に一回というわけにはいきませんが、
月に四つの記事をアップするという目標は、
いままで、からくも、なんとか守り続けています。

というわけで、八月も終わりになったいま、駆け込みの記事投稿となりました。
(これで、今月も、どうにか四つの記事をアップしたことになりますネ)

まあ、この八月も、ブログに書きたい、いろんなことがあったわけですが、
書こう、書こうと思ううち、時は過ぎ、結局、月末の今日になってしまいました。

それにしても、今年の夏は、短かったですね。
ここ飛騨高山では、お盆を過ぎてから、なんだかもう、秋の気配が漂っています。
曇りの日であれば、もはや扇風機の風が、少し肌寒く感じられることもあるほどです。
空も、もはや夏の雰囲気ではありません。

今年は、七月下旬から八月初旬にかけ、ずっと雨ばかりでした。
(なので、あまりオデカケもできず…)
八月に入って、ようやく、長い梅雨が明け、いよいよ、どこかに行こうと思ったら、
今度は、MINIが二週連続のトラブル続きで、
せっかくの好天を無駄にすることになってしまいました。

トラブルは、足回りからの異音…。
ステアリングを深く切ったり、ブレーキを強く踏むと、規則的な異音が発生します。
(といっても、ブレーキパッドが極端に減っているわけではありません)
ただ、走行に支障はないため、無事、自走して帰ってこられましたが、
このような音がするようでは、とても、楽しく乗っていられません。
(どうも、右前輪のハブ回りに不具合がありそうです)

というわけで、ドライブどころではなくなり、
結局、今日に至るもまだ、MINIは修理から帰ってきていません。
オイル交換もすませ、これからはガンガン走れると思っていた矢先に、
この事態ですから、ほんとうにがっかりですネ。

MINIの後ろ姿

なんだか、今年は、いろいろとプロブレムが起こっているMINI。
(ただ、エンジンは絶好調です)
あと三ヶ月ほどで車検なのですが、このときに、
きっちりと見てもらう必要がありそうです。

パスカル清見

そんなわけで、昨日の日曜は、ヨメのクルマで、近くの「道の駅」に野菜を買い出しに。
まずは、自宅から北東方向にある、
清見町というところにある、野菜専売所へ行ってみました。
ここでは、野外コンサートも開かれていて、とても賑やかでした。
(ですが、かんじんの野菜は、すでにほとんどが売れてしまっていました)

その後は、久々野町というところにある、
道の駅「なぎさ」というというまで、野菜を買いに出掛けてみました。
この道の駅なぎさというところは、
アップルパイがおいしいということで、とても有名です。
(ただ、アップルパイは、春のみの販売で、しかも、予約しておかないと買えません)

というわけで、野菜を買っただけで、日曜が終わってしまいました。

九月になったら、近場ではなく、どこか遠くにでかけたいです。




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ボンネットを開けたMINI

ここのところ、毎週、土日は雨。
というわけで、MINIのオイル交換が延び延びになっていたのですが、
昨日の土曜、ようやく、なんとか天候に恵まれ、作業にかかることがきました。

とはいっても、その日の予想も、午後からは雨。
どうやら、午前中のうちに、作業をすませなければならないようです。

もっとも、午後を待たずに天候が崩れる可能性もあるわけですが、
空を見る限り、なんとか、持ちこたえそうな雰囲気でした。

というわけで、MINIを実家前の駐車場へ…。
ここにはすぐそばに水道設備もあり、作業するには便利です。

今回はオイルエレメントも交換する必要があります。
というわけで、ラジエーターグリルも外さなければなりません。

ラジエーターグリルは、8本の鍋頭タッピングビスによって車体に固定されています。
このビスのネジ部分の形状は、先端が細く尖っていて、いわゆる木ネジとほぼ同じ。
工業製品である自動車部品の固定に使うものには、とても見えません。
まあ、MINIはそれだけアバウトなものなのでしょう。

このビスをキツく締めすぎると、ネジ穴がバカになってしまい、
いつまでたってもビスが回り続けることになります。
適度な締め付けがいいみたいです。

グリルを固定するビス

さて、このビス、私のMINIでは、ステンレス製のものが使われています。
つまり、ステンレスの物体が、鉄製の車体にじかに接していることになります。

ステンレスと鉄を接触させると、そのあいだに、微弱な電流が発生し、
鉄を腐蝕させてしまうといいます。
この現象を「電蝕」-でんしょく-、と、いうそうです。

私のMINIは、この電飾が起きていたらしく、ステンレスのネジの回りのボディは、
かなり錆が進行してしまいました。
また、ラジエーターグリルの基盤は、さらに激しく錆びています。

というわけで、遅まきながら、このネジを、すべて鉄製のものに交換しました。
(ネジは、ネジ専門店にて入手しました)
これで、少しは錆が収まってくれれば、と、願うばかりです。

ちなみに、鉄とステンレスの組み合わせでは、錆びるのは鉄のほうなのですが、
鉄とアルミが接触すると、アルミが腐蝕するといいます。
鉄と亜鉛を接触させた場合も、鉄は腐蝕せず、亜鉛が腐蝕するといいます。

船舶などでは、亜鉛の塊(アノード)を船体にとりつけ、
亜鉛を先に腐蝕させることで、鉄製の船体の腐蝕を防いでいるのだそうです。
これは、クルマにも利用できるのかもしれません。

先日、亜鉛板を手に入れたので、これをMINIに付けて、
効果を確認できればと思っています。
(ただ、亜鉛板の加工が素人には難しいです)

オイルパック

さて、オイルはすべて廃油パックに収容し終えました。
あとは、ドレンボルトを締め、規定のオイル量をオイルジョッキにて注ぎます。

これらの作業を終えたあとは、グリスアップ作業に移ります。
これが、いつもたいへんです。
なにしろ、グリスニップルは、手が入りにくいところにありますから。
ジャッキアップしても、グリスニップルにグリスガンの先端をうまく密着させるのは、
至難の業です。
(ぴったり密着していないと、グリスはニップルの脇からはみ出るだけです)

こうして、悪戦苦闘することおよそ二時間半。
ヨメの協力もあって、オイル交換とグリスアップの両作業を完了させることができました。
いや?、ホッとしました。

その後、お昼ご飯を食べ、昼から洗車でもしようかな、と、思っていたんですが、
なんと、午後からは雨になってしまいました。

晴れているのに雨

しかも、日差しがあるのに雨です。
なんだかへんな天気ですね。
虹がでるかも、と、ちょっと期待したんですが、あいにく、
どこにも見えませんでした。

エンジン

そして今日の日曜は曇り。それに、所用があって、
オデカケはできませんでした。
次回は、ひさしぶりに、MINIで遠出したいです。





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MINICM0. TB0 TOP▲
下呂の町

昨日は、ほんとうに久しぶりに、好天に恵まれました。
空の青さが目にしみました。

さて、そんな夏らしい天気となったこの日は、
ここ飛騨高山からクルマで一時間ほどの距離にある「下呂温泉」という温泉街で、
夏の花火ミュージカル、と銘打たれた催しが行われることになっていました。

花火ミュージカルとは、音楽にあわせて花火を打ち上げるもので、
下呂温泉では、毎年、8月と12月に行われています。
(こうしたかたちの催しは、下呂だけでなく、各地で行われているみたいですネ)

といっても、私はこの日、あるイラストのお仕事の「返事待ち」状態…。
お昼にラフを提出したのですが、それで作業を進めていいのか、
はたまた修正が発生するのか、結果を待っていたのです。
連絡が入れば、翌日の午後六時に、最終的な画像を納品しなければならないため、
本来であれば、そのまま自宅に待機して、連絡を待たなくてはなりません。
が、夕方になっても、先方から、メールも電話もないため、この調子では、
今日の連絡はないのだろうと判断し、思い切って出掛けちゃうことにしました。

下呂温泉に向かうには、国道41号線をほぼ真南に走ることとなります。
現地に到着したのは、午後七時くらいだったのですが、
すでにもう、下呂市が用意した無料駐車場(学校のグラウンド)は、
満杯になっているとのことでした。
もっとも、花火会場からかなり離れている場所まで行けば、
空いている駐車場はあるといいますが、そこはあまりにも遠いのです。

あたりはまだ明るく、花火が始まるまで一時間強の時間があります。
時間にはけっこう余裕をみて家を出たつもりだったのですが、
どうもその考えは、甘かったようです。

聞けば、花火とあわせて、夏祭りも行われるらしく、なるほど、
クリスマスの時の花火ミュージカルよりも、人出は段違いに多いようです。

昨年のクリスマス花火ミュージカルの模様はコチラ

というわけで、仕方なく有料駐車場にクルマを入れ、下呂市の中心へ。
町中は、カップルや家族連れなどで、ごった返していました。
やはり、このくらい賑やかだと、お祭り気分も盛り上がってきます。

花火を見るための会場へは、飛騨川にかかる大きな橋を渡らなければなりませんが、
その橋のあたりは、あまりにも人が多く、それにまだ、いくらかまだ時間もあるので、
しばらくのあいだ、逆の方向に…、
坂道に面した小さな川沿いを、散歩してみることにしました。

夏祭りの町

このあたりは、ホテルやみやげ物屋さんが、軒を並べています。
赤みを帯びた街灯が、あたりをほんのりと染め、温泉街らしい風情を醸し出しています。
このあたりは、また日をあらためて、散歩に行きたいですネ。

祭提灯

そしてこちらは、通る道すがら見つけた、提灯の群れ。祭気分を盛り上げてくれます。

こうして、散策を終え、ふたたび、飛騨川にかかる大橋のたもとまで戻ってきたのですが、
当然のことながら、人混みはさきほどよりさらに増していて、橋の周辺にさえ、
近づくのが困難となりました。

というわけで、ふたたび町中をブラブラしながら、さほど人が多くない、
適当な花火見物ポイントを捜すことにしました。

そうして行き当ったのが、小高い位置にある駐車場。
そのすぐ下には、眼下の道路に降りるための、細い階段と小径があり、
このあたりからだと、花火を間近で見られそうでした。
(すでに何組かのカップルが、周辺に陣取っていました)

そして8時を迎えると、開会のアナウンスが流され、
と、思う間もなく、上空へに向かって、色とりどりの光が、いくつも登っていきます。

花火が始まる

どうやら、この場所は花火の打ち上げ現場から思いのほか近いようで、
ドンドン、という炸裂音が、腹の底まで響いてきます。

というわけで、大迫力の花火を満喫することができました。

夏の花火

BGMは雑多というか、バラエティに富んでいます。
J-POPに始まり、ビバルディの春、津軽三味線がうなる曲、
そして、ウイアーザワールド、ABBAのダンシングクイーンなどなどです。
そして、冬場にも使われていた、ホルストの「木星」も、やっぱり流されていました。

乱れ飛ぶ光

冬の花火もいいのですが、やっぱり、夏の花火は格別ですね。
こうして、およそ一時間のあいだ、しっかりと花火を堪能してきました。

本来なら、このあと、夏祭りに繰り出したかったのですが、
渋滞が始まる前にすぐさま帰宅することに。

煙る町

クルマを止めた駐車場に行く道は、なんと、花火の煙で真っ白に。
なんだか、幻想的な風景になっていました。
(でも、やっぱり、夏祭りに行きたかったです)

ちなみに、ラフの返事は、帰宅後にありました。
今日、修正作業をして、夕方、無事納品しました。






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山之村の花

気がつけばもう8月。
本来なら夏たけなわといったところですが、なんと、東海地方は、この期に及んでも、
まだ梅雨が明けていません。
今日の月曜(3日)は、ひさしぶりに好天に恵まれていますが、
昨日の日曜は、またしても雨でした。

その前の土日(7月25?26日)に、
MINIのオイル交換をしようと思っていたのですが、雨のため、断念……。
というわけで、8月最初のこの土日に、オイル交換を延期したのですが、
またしても…、またしても、雨で断念です。

このように、もう、ずっと、土日は雨に祟られています。

すでに替えのオイルも、廃油パックも、オイルエレメントも、
準備してあるんですが、肝心の交換作業ができません。

まあ、エアコンもなく、
夏場はオーバーヒートの危険にたえずさらされるMINIに乗るのは、
正直いってつらいですし、また、ヨメのクルマもあるので、
そんなに慌ててMINIのオイル交換をすることもないのですが、
骨の折れそうなことは、早くすませて、気分的に、すっきりしたいものです。

次週は、晴れるといいんですが…。

さて、そんな、今回の「雨の日曜」も、
またしても、恒例のオデカケすることとなりました。
といっても、急ぎの仕事をかかえているため、午前中は仕事。
お昼直前からの出発となりました。
(そこまでして行くか、って感じですネ)

あいにくの天気。

それにしても、この天気です。
雨が降り続くうえに、霧まで発生する始末。遠くには出掛ける気力なし。
というわけで、先週同様、県内の近場へドライブとなりました。

というわけで、今回の目的地は「山之村牧場」というところになりました。
そこは、私が住むここ飛騨高山から、クルマでおよそ一時間半くらいの距離にあります。

山之村牧場は、山深い岐阜県飛騨地方のさらに奥深くにある「山之村」という集落にあり、
ソーセージやヨーグルトの手作り体験ができる、といった、
総合的な自然体感型アミューズメント施設として、5?6年ほど前にオープンしました。
ですが、管理会社と地元自治体との対立や、
思うように集客が伸びないなどの理由で、一度は閉園になったといいます。

ところが、その後、地元の有志が出資し合って、再度、オープンにこぎつけたといいます。

もっとも、この山之村というところは、以前から深刻な過疎に悩んでおり、
牧場の閉鎖は、いっそうの過疎化を招きかねません。
そのため、再オープンは、地元の人たちの悲願だったようです。

なにしろ、この村に至る道は、道幅こそ確保されているものの、勾配が急で、
雪の降る冬場は、除雪されてもなお、通行にはかなりの困難を伴いそうです。

山之村の風景

しかも、周辺の町(高山市、飛騨市)などからも離れていて、
まさに、秘境のようなところです。
村落には、白川郷のような合掌造りの家があるのですが、
これが普通の民家なのです。

山之村牧場

で、コチラがその山之村牧場。

あいにくのお天気のため、なんだか少し寂しげに見えますが、
晴れていれば、とても眺めのいいところだと思います。

ちなみに、この施設は、以前、入場料が必要でしたが、
再オープン後は無料になりました。
(ちょっとうれしいですネ)

施設内には、この施設のオリジナル商品である、
ソーセージやヨーグルトなどを販売する売店や、大きなレストランなどがあり、
天候に恵まれれば、楽しめる施設だと思います。

もちろん、牧場だけに、ジャージー牛などの牛も、
あちこちで見かけることができます。

さて、その後は、山を下り、国道417号線を南下。
新穂高温泉を目指して、ドライブしてみます。

かつて、新穂高温泉に行くのは、細い山道を走らなければならず、
運転には神経を使ったものですが、いまでは、
立派なトンネルが整備されていて、難無く、現地に行くことができます。

中尾温泉の足湯

で、あたりをグルグルしていると、なんと、足湯を発見。
しかも、あたりには、私たち以外、誰もいません。
というわけで、さっそく、この足湯に入ってみることに。

ところが、この足湯。熱いです。激熱です。
とても入っていられません。というわけで、下流へと避難します。

こちらは、適度な温度になっていて、
(それでも、足湯としてはかなり熱いほうです)
まあ、はいっていられます。

おりしも、雨はほとんどあがっており、ここで、十分ほど、
しっかり足を温めてきました。
(考えてみれば、二週連続で足湯に浸かっています)

あたりは、そこかしこで湯気が立ち上り、硫黄の臭いが立ち籠めています。
しかも、雲間を通して、焼岳の姿も垣間みることができました。
天気がよければ、さらに景観がすばらしいと思います。

そして、帰宅。
そのまま、また、仕事に戻ったのでした。

山之村のテンサンラリー




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