南飛騨健康道場-外観

先日、知り合いの方から勧められて、いま話題のツイッターをはじめてしまいました。
このツイッターというサービスは、mixiのように、日記をアップしたりするわけではなく、
ごく短い言葉で、つぶやきをアップするというものです。

以前、私は、mixiにハマってしまい、とても多くの時間を、
mixiに費やしてしまっていたことがありました。

まあ、その甲斐もあって、結婚することとなったわけですが、
(なにしろ私は、mixiがご縁で結婚したわけですから…)
マイミクが増えていくに従って、みなさんと等しく仲良くすることが、
しだいにできなくなり、ついには、mixiにログインすることを、
しなくなってしまいました。

このような「前科」を持つ私ですから、
ツイッターも、長く続けられるのかどうかわかりませんが、
いざ、ツイッターを始めて見ると、つぶやきをアップするだけなので、
mixiのように、時間をとられることもなく、また、足跡機能も、
マイミクのような、双方の承認を得てお友達になるようなシステムもないため、
けっこう、気ままにできます。

この「ゆる?い繋がり」という感覚が、ツイッターの魅力なのかもしれません。
まだまだ、ツイッターはわからないことばかりですが、けっこう、おもしろそうです。

…と、そんなこともあってか、ちょっとブログがおろそかになっていました。
でも、やっぱりブログは続けたい。
というわけで、先週の日曜の出来事などを、レポートします。

日曜はあいにくのお天気で、どこか遠くに出掛けるような気持ちにはなれませんでした。
といって、いつも仕事で自宅に缶詰状態の私にとって、日曜の外出は息抜きのようなもの。
ヨメもどこかに出掛けたがっています。
というわけで、今回は、近場にある「南ひだ健康道場」というところに行ってみました。

この施設は、飛騨高山の南にある、下呂市萩原町というところにあります。
公園やキャンプ場など、さまざまな施設を併設した、とても規模の大きなものです。
(ちなみにここは、県の施設のようです…)

ここでは、血圧計や体脂肪率計、また、ストレス計や血管年齢を知る機器など、
健康にまつわる、各種の計測機器を、無料で使うことができます。

各種計測機器

こちらが、その計測機器の一部。
というわけで、順に試していきます。

計測スタート

これは、ストレスをどれだけ受けているかを計る機器です。
まずは裸足になって機器に乗り、年齢や体重などのパーソナルデータを入力して、
グリップを握ります。こうして、頭部、左右の肩、下腹部、大腿部、など、
それぞれのストレスの度合いを計ります。

で、私の場合は、頭部はお疲れモードとの結果が…。
ですが、下腹部は、活性状態だそうです。
ヨメも下腹部は活性状態…。これには笑いました。

脳の状態

そして、脳の状態を知る機器を試しました。
結果はB、良好だそうです。Aが欲しいところでしたが無理でした。
ただ、脳年齢は、実年齢よりずっと若かったので、ちょっとうれしかったです。

繊維不足

そしてこちらは、接種している栄養の状態をグラフ化したものです。
繊維が少なく、脂質が多い…。気をつけなくては。

そのほか、血管年齢を知る機器では、良好との結果が出ましたが、
血圧計の結果が少し高めに出て、なんだかちょっと心配に。
いずれにしても、食生活は改善の余地がありそうです。

図書もあり

また、この施設には、健康にまつわるまとまった蔵書があり、
図書館のように、自由に貸し出しができるようになっています。

階下には道場や研修室もあり、水彩画教室やヨガ教室なども、行われているようでした。

また、周囲の景色がとても美しく、散策するには絶好の場所なのですが、
この日は天候が冴えないばかりか、風もあって肌寒かったため、外を歩くのは、
また次回ということにしました。

とにかく、自分の健康状態を知る機械をいろいろ試してみるのは、
なかなか楽しいものでした。

ここではイベントなどもあるようなので、ドライブの折に立ち寄ってみるのも、
いいかもしれません。

南ひだ健康道場のサイトはコチラ




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えがお No.3

飛騨高山の北部と東部の情報を掲載した情報誌「えがお」が、
昨年の秋、創刊されました。
その記事執筆とイラストを、前回に引き続き、
今回も、担当させていただきました。

この情報誌は、今回の春号で、創刊三号目となり、
いまや、身近な情報を提供する小冊子として、地域の人たちに浸透しています。

今回、私が担当したのは、
地元の小学校の統廃合の変遷を追う記事と、その挿画となるイラスト、
そして、桜の見どころマップなどです。

ここ飛騨地区では、明治の初期に、
すでに各所で小学校が作られていたようです。
その数は、交通の便の悪さも手伝ってか、思いのほか多く、
以後、時代の変化と共にさまざまな統合を繰り返し、現在に至っています。
こうした統合により、いくつもの小学校が廃校の憂き目に遭い、
平成の市町村大合併のあとでさえも、
地域によっては、大規模な統廃合が行われました。

今回、記事を書くにあたり、こうした経緯を知ったわけですが、
地元のことでも、知らないことは多いものだと、身にしみて思いました。

小学生イラスト

ちなみに、こちらが、その記事中で使用したイラストです。
鉛筆とPhotoshopという、アナログ、デジタル、の合わせ技的イラストです。
私がいままで手掛けてきたデジタルイラストは、3DCGが多かったのですが、
最近は、こうしたアナログテイストのものも、わずかづつですが、制作しています。

イラストマップ

そしてこちらは、イラストマップです。
実際には、吹き出し口に、各コピーが入っています。

前号のイラスト

ちなみにこちらは、前回の号のイラスト。
このときは、郷土に残る伝統行事という特集だったので、
それら行事をモチーフに描きました。
このときは、サインペンとPhotoshopを使ってイラストを描いたのですが、
思いのほか、楽しく作業でき、以後、
アナログとデジタルの合わせ技を使うようになりました。

この経験を生かし、バイクやクルマのイラストなども
オリジナル作品として、描くようになったという次第です。

さて、ちょっと話は変わりますが…。

ヒラさんの名刺

こちらは、お仕事をごいっしょさせていただいている、
集客・販売促進プランナーのヒラマリコさんの名刺。

これはまるで、女性ファッション誌ではないですか…。
もう、思わず、大爆笑!。
しかもこの名刺、二つ折りになっていて、中面には、ヒラさんが代表を務める、
スタジオ・ディライトさんの、お仕事のスタイルが記されています。

さすがヒラさん。冴えてます。




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復元された戦国の集落

さて、昨日の続きを…。一乗谷の朝倉氏遺跡散策の模様を、レポートします。

前回の記事でも述べましたが、私は、戦国時代について、
お恥ずかしいことに、ほんのわずかな知識しか持ち合わせていないので、
詳しい解説はできませんが、ここ一乗谷の遺跡は、
当時、越前を支配した朝倉氏の住居や、寺院、城下町などを含む、
極めて大規模な遺跡で、国の特別史跡にもなっているといいます。

朝倉氏は、ほぼ百年に渡って、この一乗谷に繁栄をもたらしましたが、
織田信長との戦いに破れたことにより、一帯は焦土と化してしまったとのことで、
いまでは、建物の類いはまったく残っていません。

ですが、各屋敷跡や、城下町跡、寺院跡などは、良好な状態で保存されており、
いまでも、当時の面影を知ることができます。

朝倉氏遺跡

こちらは、朝倉義景が暮らした居城の跡地へと入るための門です。
この門はかなり古いもので、一見すると、
当時のオリジナルの門が残っているのではないか、などと思ってしまいましたが、
実際には、江戸時代に復元されたものだと、後に資料館で知ることとなりました。

集落跡地

こちらは、町家の跡地です。
家々は碁盤の目のように区画され、また、広い道路が伸び、
かつまた、各家にはほとんどすべて井戸を完備しており、
戦国時代といえども、インフラがかなり整備されていたことが分かります。
もちろん、非常に計画的に作られた集落であるということも伺い知れます。

このあたりには、家々の他に、寺院や墓地などが点在し、
加えて、鋳物職人の家や数珠職人の家などもあったそうです。
山々に囲まれたこの一乗谷ですが、
500年前は、かなり栄えた都市だったと推察されます。

武家屋敷跡

武家屋敷跡だそうです。
通常の集落の家の跡地とは違い、やはりというべきか、かなり面積が広いです。
いまはただ、基礎となっていた石などが残るだけで、
どことなく、寂しさのようなものも感じます。
強者どもが夢の跡、といった感じでしょうか…。

それにしても、この遺跡は広大な面積があります。
ずっと散歩して各所を見て回ったのですが、それでも、
すべての要所を回ることはできませんでした。
これだけ広大な戦国時代の遺跡は、日本屈指のものなのではないでしょうか…。

さて、この遺跡の一角には、当時の町並みがリアルに再現されています。
入場料はリーズナブルな210円。
料金所の建物の中には、やはり、コレが貼ってありました。

ソフトバンクのポスター

ソフトバンクのポスターです。
使われている写真は、ここ一乗谷の復元町並で撮影されたものです。
思えば、このコマーシャルのおかげで、一乗谷は、
急激に有名になってしまったのではないでしょうか。
なにしろ私も、ソフトバンクのコマーシャルで、一乗谷を知ったわけですし…。

復元町並を行く

そしてこちらが、復元された町並みです。
独特の雰囲気ですね。
各屋敷は、このような高い塀によって隠されるようなかたちになっています。
とっさに、すごくプライバシーが守られている町だったんだなあ、
などと思ってしまいましたが、おそらくこれは、
外敵の侵入に備えた、防衛上の配慮だったのでしょうね。

復元された家々

家々は、当時の技法を使って、復元されているといいます。
家事態はとても質素な作りで、冬ともなれば、かなり寒かったのではないでしょうか。
なにしろ、一乗谷は、雪深い地ですし…。

また、この復元集落では、当時の服装を着てみることもできるらしく、
ここで働いている人の何人かは、コスプレをしていました。

石畳の遊歩道

こちらは、一乗谷繁栄の礎を築いた、朝倉孝景の墓へと続く道です。
美しい石畳の道で、すぐ近くの諏訪館跡地には、すばらしい庭園もあります。
このあたりは、歴史に興味がなくとも、散策路として、
とても楽しめる絶好の場所です。

…と、気がつけば、すでに夕方。
昼間はポカポカと暖かかったのに、ちょっと肌寒くなってきました。
というわけで、クルマに戻り、今度は、一乗滝というところに向かってみます。

一乗滝

こちらがその一乗滝。
近くには、剣豪佐々木小次郎の銅像があり、
銘板を読むと、ここは、佐々木小次郎が燕返しを編み出した場所だということで、
小次郎ゆかりの地であるとのことだそうです。

滝のすぐそばまで歩いていけるので、
マイナスイオンをドッと受けることができます。
さわやか、というか、それを通り越して、もう寒いです。

資料館

最後に立ち寄ったのは、一乗谷朝倉遺跡資料館。
とても立派な建物ですが、入館料はなんとたったの100円。
復元町並み同様、こちらもリーズナブル。

ここには、朝倉遺跡のかつての姿を忍ばせるジオラマや、
出土品が展示されており、当時の人々の生活を知ることができます。

ここで、ものすごく熱心に展示物に見入る、ひとりの若い女の子がいました。
きっと、レキジョですネ。
(戦国時代に疎い私に、展示物の解説とか、してほしかったです)

このあと、福井市まで行き、食事をして、高山へと帰ってきました。
(龍馬伝をリアルタイムで見ること、かなわず)
とにかく、一乗谷は、お天気がとてもよかったということもありますが、
想像以上にすばらしいところでした。

ぜひ、またいってみたいところです。

一乗谷朝倉氏遺跡についてはコチラ

ちなみに、塩カルの道を走り抜けたMINIは、帰宅後、
下回りをじっくりと洗車しました。






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一乗谷へのドライブ

この冬のソフトバンクのコマーシャルに、
犬のお父さんと、樋口可南子のお母さんが、雪深い道の途中で、
女子高生たちとすれ違う、というものがありました。
コマーシャルの冒頭、画面には「福井/一乗谷」という地名が出てきます。

私はいままで、何度も福井県に足を運んでいますが、この一乗谷という地名は、
まったく聞いたことがありませんでした。
というわけで、ネットで調べてみると、
なんと、一乗谷は、福井市と大野市のほぼ中間あたりに位置しており、
しかもここは、戦国時代の屋敷や集落の遺跡であるということもわかりました。

戦国時代についてはまったく疎い私ですが、一乗谷は、
ここ飛騨高山から難無くドライブして行ける距離であり、
春になったら、ぜひとも訪ねてみなくては、と、かねてから思っていました。

折しも、先週の日曜日(14日)は、朝から絶好の好天。
テレビの天気予報でも、行楽日和になるとのことです。
というわけで、この日は、待ちに待った、一乗谷への旅を決行することになりました。

今回の出動車は私のMINIです。
休日の朝はいつも寝坊ばかりしていますが、この日の朝は、ちょっとだけ早起きして、
一路、西を目指すこととなりました。

荘川の道の駅

こちらは、荘川村の道の駅の様子です。
我が家から、クルマで一時間強の距離にある場所です。
もっとも、ここは、平成の大合併によって飛騨高山に合併されており、
いわば「市内」にあたるわけですが、高山市の市街地からは、かなりの遠方です。
しかも、雪の量も、市の中心とは大違いで、
いまだに、おびただしい雪の山を見ることができます。

とはいっても、路上にはまったく雪はなく、とりたてて神経質になることなく、
楽しくドライブできました。

塩化カルシウムの撒かれた道

まあ、雪はないんですが、急カーブなど事故が起こりそうな箇所には、
もう、思いっきり、塩化カルシウム(融雪剤)が撒いてあります。
路上の、白く見える部分が、その塩カルです。
これは、クルマにとっては錆を誘発させるやっかいなものなんですよネ。
(旧車ならなおさらです)
なので、後続車がいない場合は、思いっきりスピードダウンして、
塩カルをまきあげないよう、静かに走ります。
(なので、結局、神経使って運転することに…。トホホ)

県境の道

ちなみにこちらは、岐阜県と福井県の県境にある、油坂トンネルの付近です。
それにしても、ほんとうにすごくいい天気で、もう、雲ひとつありません。
ここ最近、日曜がくるたびに、雪、また雪、といった天候だったのですが、
そんな鬱積した気持ちを吹き飛ばすような、すごく気持ちのいい陽気です。
ここまでの好天というのは、そうそうないかもしれません…。

福井県は雪多し

福井県側に入り、九頭竜湖を超えたあたりで小休止。
福井県に入ると、あきらかに雪の量が増えました。
もちろん、こちらにも路上に雪はありませんが、路肩の雪は、
三月を半ばを迎えようとするいまでも、壁のようになっています。

ただ、この雪も、今後、どんどん消えていくのでしょうね。

その後も西へ西へとひた走り、福井県大野市に到着。
さらに西へ進み、昼過ぎ、ついに一乗谷へと入りました。
クルマを進めると、やがて、広大な景色が目の前に広がってきます。

駐車場を捜すのにほんのちょっと手間取りましたが、無事、駐車でき、
待ちに待った一乗谷を散策してみることにしました。

一乗谷到着

こちらは、一乗谷川に架かる、橋の上からの眺めです。
のどかで、牧歌的で、心休まる風景です。
ソフトバンク効果もあってか、観光客の姿も数多く見かけました。

日差しもほのかにあたたかく、お散歩には、まさにうってつけです。

遊歩道を行く

そしてこちらは、川沿いの遊歩道です。
かたわらには清流があり、耳を澄ませると、心地よい水音が聞こえます。
すごくきれいな眺めです。

この一乗谷散策の模様は、次回、詳しくレポートします。





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数河峠1

先週末あたりから、季節は、またしても冬へと逆戻りしてしまいました。
ここのところ、すっかり春めいてきたと思っていたのに、
日曜の朝、カーテンを開けると、窓の外の景色は、すっかりモノトーンに変わっていました。
こんな光景を見ていると、なんだか、心の中まで、寒々としてきます。

しかも、二週連続で雪の日曜日…。

もっとも、先週は、朝のうちこそ雪だったものの、
その後は晴天に恵まれたのですが、今回は、天候の回復は見込めそうにないとのことで、
ほんとうに、がっかりです。

もう、まとまった雪は降らないと思っていたんですが…。
といいつつも、せっかくの日曜なので、こんな天気でも、出掛けてみることにしました。
今回の行き先は、高山市民がよく買い物に行く、富山市です。
(ドライバーは、ヨメです)

国道41号の様子

こちらは、国道41号線の景色です。
路上にこそ雪はないものの、そのほかはもう真っ白といった具合で、
春はまだまだ遠いと、いまさらながら、思ってしまいました。
(でも、路上に雪がないのはありがたいです)

数河峠2

そしてこちらは、高山市の北に位置する飛騨市の峠「数河峠」です。
画像を見る限りでは、こちらの路面にも、雪などないようにも見えますが、
実際には、ところどころ、シャーベット状の雪があり、運転には神経を使います。

こうして、灰色の景色の中をドライブすること2時間。ようやく、富山市に到着しました。
(富山市内は、雪こそないものの、天候は相変わらず悪く、冷たい雨が降っていました)
当初は、この富山市で、ショッピングセンターなどを回る予定だったのですが、
みな、同じことを考えるのか、道はかなりの渋滞で、思うように進めません。

というわけで、結局、当初の目標をあきらめ、
適当に雑貨屋などをブラブラと巡って、帰路につきました。
(なので、特筆すべきことは何もない休日となってしまいました)

夜の一之宮駅

さて、帰宅後、雪景色にもかかわらず、お散歩に出てみることにしました。
上の画像は、我が家のすぐ目の前にある、飛騨一ノ宮駅という田舎駅です。
昔は駅員もいたようですが、いまでは完全な無人駅で、
夜ともなれば、独特の雰囲気があります。

散歩のコースは、この駅から始まります。
まず、駅舎に入って、ホームを経由して歩道橋を渡り、
線路の向こう側に出てみます。

雪のホーム

ちなみにこちらは、ホームの様子。
雪の田舎駅って、なんだか風情がありますネ。
この風景を写真に収めたくて、わざわざ家に戻って、カメラを持ってきたほどです。

それにしても、駅以外は真っ暗。
なにしろ、ド田舎ですから。

とくに、雪が降ると、すごく静かになり、あたりには物音ひとつ聞こえません。

雪の歩道橋

そしてこちらは、駅舎の向こう側に降りることができる歩道橋の階段です。
積雪はあったものの、真冬よりは気温も高めなのか、雪質は水を含んで重く、
滑らないように気をつけながら、歩を進めなければなりません。

春になれば、この歩道橋から、樹齢千年といわれる「臥龍桜」という桜が見えるのですが、
いまはまだ、灰色の光景が闇の中に見えるだけです。

その後、歩道橋を降り、駅裏の道を歩いていきます。

我が家では、こうした「夜の散歩」に、週に二?三度、出掛けるのですが、
夜空の下にうずくまる田舎の光景は、不思議と、心を沈めてくれます。
晴れていれば、すばらしい星空を楽しむこともできます。

これから、徐々に雪も少なくなって、もっと歩きやすくなるはず。
そうなれば、もう少し、脚を伸ばしてみようと思います。





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天竜峡

さて、少しづつですが、春の足音が聞こえてきました。
そんな陽気を少しでも満喫しようと、
先週の日曜、ほんとうにひさしぶりに、オデカケしてみました。
なにしろ2月はとても忙しく、ほとんど外出もままならなかったので、
ここらへんで、ちょっと遠くに行って、気分転換を図りたかったのです。

とはいっても、この日の朝は、なんと雪…。
前夜から雨が降っていたのですが、まさか雪になるとは、予想外です。
しかも、かなりの降りようで、またしても冬に逆戻り、
と行った雲行きとなってしまいました。
こうなると、前日からのお出掛け気分も、すっかり萎えてしまいます。

そんなこともあって、朝から出掛ける予定も、ちょっと遅れ気味に。
ですが、そうこうするうちに、雪も上がり、陽も差すようになりました。

こうなると、がぜん、お出掛け気分が湧いてきます。
というわけで、ちょっと遅くなりましたが、MINIを暖気してレッツゴー。
今回の行き先は、長野県飯田市にある、天竜峡にしてみました。

まずは、国道41号線を南下し、下呂温泉方面に向かいます。

進むにつれ、天候はいよいよよくなり、絶好のドライブ日和となってきました。
あれほど降っていた雪も、南下するにつれ、いつしか、
路肩にさえその姿を見ることがなくなっていきます。

加子母村のMINI

途中立ち寄った、加子母村というところで、持参したお弁当をいただくことに。
ここには、川沿いにちょっとした公園があり、ひなたぼっこに最適です。
すでにもう、ここには、雪なんて、ほんのかけらもありません。

今年は、比較的、雪が多かったので、雪のない地方にやってくると、
もう、それだけで、うらやましい気持ちになります。

その後は、岐阜県坂下町を目指して、
あまり馴染みのないルートを通ってみることにします。

坂下町への道

ここが、そのルート。国道256号線です。
国道といえども、かなり道が細くて、
対向車がやってくるとやっかいなことになるのですが、
まさに田園風景といった眺めを楽しむことができ、
ドライブしていても、楽しいところです。

そして、坂下町を過ぎ、国道19号線に入ってしばし北上。
次いで、ふたたび、国道256号線に入り、長野県の馬籠を経由して、
いよいよ、飯田市に入ります。

すいすいと

こちらは、飯田市手前にある、天竜峡へと向かう道です。
この道は、高速道路の延長区間のようなもので、無料となっています。

クルマも少なく、もう、スイスイと走れます。
しかも、お天気は、ますますよくなってきました。
二月末とはいえ、ちょっと汗ばむほどです。

天竜峡の看板

そして、ようやく天竜峡に到着。
MINIを無料駐車場に止め、あたりを散策してみることにします。

駅のすぐそばにある観光案内所に行くと、遊歩道への入口がありました。
けっこう楽しそうなので、行ってみることにします。

龍角峯

こちらは龍角峯(りゅうかくほう)という巨大な岩です。
断崖絶壁からこの巨岩を臨むことができます。
写真だと雰囲気が伝わらないかもしれませんが、
なかなか迫力がありました。

つつじ橋

そして、遊歩道はつつじ橋という、細い吊り橋へとさしかかります。

が、この吊り橋、てすりがかなり簡略化されたもので、かなり怖いです。
高所恐怖症の私には、なおさらです。

手すりにつかまるのも怖いので、橋の真ん中を渡ろうとするのですが、
どこにもつかまらないというのも、また、怖いものです。

へっぴり腰

というわけで、すっかり腰が引けてしまい、先を行くヨメに、
爆笑されてしまいました。
(ヨメはこわくないようです)

もう、景色を楽しむ余裕もなんてありません。
おっかびっくりといった調子でなんとか吊り橋を越え、遊歩道を一周してきました。
思った以上に、おもしろかったです。

その後は、飯田市内に。
道に迷いつつも、飯田市内をあちこち見て回り、
飛騨高山へと帰宅しました。
(しかも、ちゃんと龍馬伝の時間に間に合うように帰宅しました)

春になったら、もっと遠くに出掛けたいものです。






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