
先週の金曜、修理に行っていたMINIが、我が家に戻ってきました。
で、いろいろ診てもらったところ、
結局、左前輪のハブベアリングには、さして異常はないとのこと。
試しに走ってみても異音はまったく出ない、とのことで、
どこも修理しないかたちで、ふたたび、我が家に戻ってきました。
ですが、前回、右前輪のハブベアリングがダメになった時も、
当初は、よほどのロングドライブをしないと異音が出ず、
その後、少しずつ症状が進行していく、という状況でした。
(この時も、当初は、ハブベアリングに異常なし、と言われていたのです)
今回も、ほぼ、それと同じ症状、雰囲気ですので、やはり、
ハブベアリングは寿命にきていると、私は考えています。
というわけで、今後、また少しでも異音が出たら、そのときは、
即、ハブベアリングを交換するというかたちにして、
とりあえず、MINIを引き取ってきました。
そんなこんなの先週末、MINIはオイル交換の時期を迎えたため、
実家の駐車場で、オイル交換をすることになりました。
今回はオイルといっしょにエレメントも交換しなければならないので、
二週間ほど前に、富山のMINI専門店で手に入れたオイルエレメントを、
装着することにしたのですが…。

が、いざ、このエレメントを取り付けようと思ったら、
な…、なんと、エレメントが合わない…。
エレメント中央のネジ穴が大きすぎて、ブラケットに取り付けられないのです。
どうやら、エレメントが違うようです。
それにしても、MINI専門店で、こちらのMINIの年式を告げたのにもかかわらず、
間違ったオイルエレメントを渡されるなんて…。まったく…。
仕方なく、たったいま外したばかりの古いエレメントを、
ふたたび、暫定的にですが、取り付けることにしました。
ほんとうにもうがっくりでした。
(その店にはすぐに電話を入れました)
まあ、エレメント交換はならなかったものの、
オイルそのものは交換し終えました。
そして、次の日曜は、
間違えて渡されたエレメントを正規のものに替えてもらうため、
ということもあって、MINIで富山方面にドライブすることになりました。

この日、天気予報では快晴となっていたのですが、
朝から、霧が立ちこめる灰色の空模様…。
霧が立ちこめる朝は、意外にも、その後、すっきりと晴れることが多いのですが、
この日は、走り続けても、いっこうに天候が回復してくる気配がありません。
そういえば、その前の週も、晴天の予報だったのに、夕方まで曇り空でした。
ひょっとしたら、今回も同じかもしれません。

と、思ったら、いきなり霧が晴れ、抜けるような青空に…。
さんさんと陽が降り注ぎ、もう、雲ひとつありません。
まさに、絵に書いたような…、うそのようなブルーの空になりました。
そして、MINI専門店に立ち寄り、正規のオイルエレメントをゲット。
でも、もう、オイル交換は済んでいるし、いまさら、
エレメントを手に入れても、という感はありますが…。
その後、当初から目的地のひとつにしていた「古洞の森」というところに、
向かってみます。
この古洞の森に向かうには、富山市から、国道359号線に入り、
いったん西の高岡市方面に向かい、その後、国道472号線に入って、
小杉方面に向かえばいいはずなのですが…。
どういうわけか、国道359号線上には、国道472号線への指示看板がなく、
そのまま、道に迷うことに。
が、ウロウロすること十数分、ようやく、国道472号線の看板を発見!。
さっそく、MINIを乗り入れてみたのですが…。

これがなんと、とんでもない道。対向車が来たら擦れ違えません。
これでも国道なんだそうです。
国道というより、酷道ですね。
しかも道中「古洞の森」への案内看板はひとつとしてなく、
この調子じゃ到着は不可能かも、などと思っていたのですが…。
不意に道がよくなり、そのすぐあと、唐突に古洞の森に到着。
どうやら、道順は正解だったようです。

ここは、湖の回りに、キャンプ場や温泉、
天文台などが点在する複合娯楽施設で、
行楽日和のこの日、多くの家族連れなどが来ていました。
各施設にはそれぞれ入場料や利用料がかかるようですが、散策するのは無料です。
湖の回りには遊歩道があり、いいお散歩コースとなっています。
(ただ、湖の回りを完全に一周すると、三時間くらいかかるそうです)

紅葉は盛りを過ぎた感はありますが、それでも、
まだ、色づく秋の木々を楽しむことができました。
が、この晴天ですから、やっぱり海がみたい、ということになり、
その後、同じ富山県の雨晴海岸へ向かってみることに。

こちらが、その雨晴海岸です。抜けるような青空と青い海。
あたりにはカップルや家族連れがちらほらいましたが、
晩秋の海は静かで、少し冷たい空気も、さわやかに感じられました。
そしてさらに足を伸ばして、この日の第二目標であった、
氷見市海浜植物園へといってみました。

海浜植物園は、美術館のような、モダンな建物です。
最上階はレストランになっているとのことですが、
なんだか、宇宙船のブリッジみたいです。
(私は、宇宙戦艦ヤマトの第一艦橋をまっさきに思い浮かべてしまいました)
この植物園、かつては入場料が必要だったそうですが、
ありがたいことに、現在は無料解放されています。

園内の温室には、南国系のめずらしい植物がいっぱい。
室内は、ムッとする熱気のような空気と、
土の臭いが立ち籠めていました。
道路を挟んだ植物園の向かいも、この施設の敷地になっているとのことで、
こちらにも、数々の植物が植えられていました。

そして、海岸に出ると、ウッドデッキ状の遊歩道があります。
そこから砂浜に降り、南東の方角に目をやると、
少し赤みを帯びた空の下に、立山の姿が見えました。

こうして、丸一日かけて、富山県の各所をドライブしたのですが、
結局、MINIの左前輪から、異音が出ることは、最後の最後までありませんでした。
この日の走行距離は全部で300キロちょっと。
前回、異音が出た時(蓼科へのドライブ)は、
ゆうに400キロを越えるドライブで、途中、休憩もさほどしませんでした。
どうやら、異音が出るのは、ほとんど休みなく断続的に運転する、という状態で、
しかも、400キロ以上を走破する、という条件のもとのみのようです。
今後、もう少しテストドライブをして、様子を見てみるつもりです。
(ですが、ハブベアリング交換はいずれ行うことになるはずです)
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