大晦日の宮村

今日は大晦日。こちらの画像は、我が家の窓から見える、今日の光景です。
いまのところ、積雪量はさほどではなく、クルマの運転も支障なく行えますが、
このあと、寒波の襲来が予報されており、お正月期間中は、
ひょっとしたら、終日、雪になるかもしれません。
(そうならないことを、願うばかりですが…)

さて、いよいよ、2010年もあと数時間になりました。
この時期、いつも思うことですが、月日が経つのは、ほんとうに早いものです。
(年を重ねるごとに、その思いは、ますます強くなっていくようです)
というわけで、当ブログの、今年最後の記事として、
この一年を、名残惜しみつつ、振り返ってみることにしました。

まず、今年の、いちばんの思い出というと、
結婚(入籍)記念日である7月1日に行った、
二泊三日の金沢旅行でしょうか…。

尾山神社に到着

この時は、金沢の街を、すべて徒歩行軍で観光するという、
離れ業(?)をやってのけました。
ホテルは金沢駅のすぐそばにとったのですが、そこから、
にし茶屋街、兼六園、武家屋敷群、ひがし茶屋街、といった、
金沢市の主要な名所を、歩いて、ほぼくまなく回りました。
(ただ、忍者寺だけは、すぐそばまで行きつつ、
 時間が遅くなってしまったため、辿り着けませんでした)

最終日の三日目こそ、雨に祟られましたが、
そのまえの二日間は、梅雨時にもかかわらず、
天候にも恵まれ、傘も持たずに、終日、歩くことができました。

レンガ作りの建物

金沢という街は、市内のそこかしこに、名所が点在しているので、
交通機関を利用してしまうと、そういった箇所を、
飛ばしてしまうかもしれません。
ですが、徒歩であれば、じっくりと各所を見て回ることができ、
また、街の雰囲気や空気も、存分に味わうことができます。

結婚して以来、いろいろなところに旅行に行きましたが、
この金沢旅行は、そのなかでも、ベストといっていいほど、楽しく有意義でした。

五十間長屋

そういえば、この旅行のあとも、ドライブがてら、金沢城へと行きましたね。
ただ、このときは、猛暑真っ盛りの時期で、城趾公園を歩いて巡るさいは、
もうヘロヘロになってしまいました。
(エアコンの効いた休憩所に入ると、もう、天国でした)

今年の猛暑は、ほんとうに記録的で、そんな時期の金沢城巡りは、
とてもたいへんでしたが、それでも、いま思えば、楽しい思い出です。

能登金剛巌門の海岸

また、今年は、金沢の他にも、能登金剛や気多神社、七尾など、
北陸方面に、とてもよく行きました。
とくに、巌門の景色は、強く印象に残っています。

そして、今年の、我が家にとっての最大のイベントは、
なんといっても引っ越しです。
なにしろ、十年に渡って住んだマンションからの引っ越しということで、
荷物もことのほか多く、しかも、夏場の引っ越しだったために、
作業のたいへんさは、ひとしおでした。

引っ越しの距離はおよそ300m。
距離としては、わずかなものですから、
冷蔵庫などの重量物は、業者さんに運搬をお願いしたものの、
その他の荷物は、可能な限り自分たちで運びました。

大活躍の軽トラ

そのさい、ヨメさんの実家で使っている軽トラックをお借りしたのですが、
この軽トラがなかったら、引っ越し作業は。
さらにもっとたいへんなものになったでしょう。
(この引っ越しのため、9月は、ブログの記事投稿がふたつのみという、
 かなりさみしいことになってしまいました)

とにかく、昼間は汗だくになりながら作業し、
しかも、仕事は夜中までしなければならず、非常にしんどかったです。

我が家

新居は一戸建てのため、いままでにくらべ、なにかと気楽です。

そしていま、新居での最初の冬を、迎えていますが、
階下が駐車場になっているこの建物は、冷え込みが厳しく、
この先、さらに冷え込みが厳しくなることを思うと、少し心配にもなります。

とにかく、金沢旅行と、事務所兼自宅の引っ越し、というこのふたつが、
今年のなかで、とくに印象的な出来事です。

さて、いろいろなことがあった2010年も、いよいよ残りわずか…。
みなさま、よいお年をお迎えください。






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栄の観覧車

今年も、また、クリスマスがやってきました。
といっても、気ぜわしい師走…。
クリスマス気分にひたる前に、やらなくてはいけないことが、
とてもたくさんあるのですが、それでも、24日のイブは、
我が家の毎年の行事として、無理にでも時間を作って、
どこかに出掛けることにしています。

今年は、去年と同じように、名古屋に行ってみることにしました。

ところが、この日から、間が悪いことに、寒波が襲来。
冬至のあたりまでは、かなり暖かかったのですが、いきなり寒くなってしまい、
(というか、例年並みになっただけかもしれませんが)
天気予報でも、終日、雪マークが出る事態となってしまいました。

そんなわけで、出掛けるには不向きな空模様なのですが、
それでも、吹雪くほどではないとのことで、
結局、名古屋行きを決行することにしました。

と、そのはずが、バタバタしていて、出掛けることができたのは、午前11時を過ぎた頃。
ちょっと遅めの出発となってしまいました。
今回の出動車は、私のMINIです。

冷え込みは厳しかったものの、路面の状況はさほど悪くなく、
しかも、雪の降り具合もまばらで、とりたてて、運転には支障は感じませんでした。

名古屋到着

こうして、途中、昼食をとりつつ、難無く名古屋に到着。
天候も、ここ名古屋では、雨や雪を見ることもなく、
それどころか、時折、晴れ間さえも覗くほどです。

それにしても、じつに、半年ぶりの名古屋です。
もっとも、前回は、私ひとりで名古屋にきたので、
夫婦いっしょに名古屋に来るのは、ちょうど一年ぶりのことでした。

昨年は、名古屋駅のタワーズライツというイルミネーションを見に行ったのですが、
今回は、同じ名古屋でも、繁華街の栄を選んでみました。
イルミネーションの規模は名古屋駅のほうが大きく、見応えもありますが、
栄のほうが、ウインドウショッピングには最適です。

ちなみに、私のMINIは、マフラーの触媒が低い位置に付いているため、
跳ね上げ板方式の駐車場は止められませんし、
スロープのきつい立体駐車場もNGです。

というわけで、あらかじめ、グーグルストリートビューで、
栄周辺にある、平の駐車場をさがしておき、そこを目指したのですが…。

にぎやかな場所ゆえ、あたりはかなりの渋滞。なかなか前に進みません。
しかも、目当てにしていた駐車場は、すでに取り壊されたようで、
現場は、あとかたもなくなっていました。
で、結局、また、MINIが駐車可能な、別の駐車場をさがして、
街をさまよわなければなりませんでした。

やっとで駐車

こうして、栄から少し離れたところに、どうにか駐車。
この間、渋滞にひっかかったこともあり、1時間近くかかってしまいました。
(この時間のロスは痛かったです)

その後は、栄の地下街や東急ハンズをブラブラしつつ、日暮れを待ちます。

アカリナイト

なにしろ、数日前が冬至だっただけに、日暮れはあっという間にやってきます。
外に出て久屋大通公園に行ってみると、アカリナイトという、
イベントをやっていました。

テレビ塔ライトアップ

テレビ塔もグリーンにライトアップ。美しいです。
それにしても、やっぱり、街はいいですね。
私が住んでいるあたりは、夜になったらもう真っ暗で、ものすごくさみしいです。

クリスマスコンサート

セントラルパークでは、クリスマスコンサートが開かれていました。
クリスマスソングが流れると、いよいよ、聖夜らしい気分になってきます。

きらびやかな栄

その後も、光に彩られた街を眺めながら、あちこち、散策してみます。
こちらは、栄にある観覧車です。
イブですから、観覧車に乗るお客さんは、きっとたくさんいたのではないでしょうか。

オアシス21

最後は、オアシス21に行ってみました。
ここでは、仮説のスケートリンクが設置されていて、賑わっていました。
少し風があって寒かったのですが、最上階の人工池の周囲にも、
カップルなどの人影が多数ありました。

こうして、名古屋でのイブを満喫し、いよいよ、帰路についたのですが…。
名古屋を抜けるまで、またしても渋滞に引っかかり、思うように走れず、
ようやく、流れがスムーズになったかと思うと、今後は、雪が舞い始めました。

北上するうちに雪はどんどん激しくなり、運転はしだいに厳しいものに。
ですが、積雪量は、まだ、さほどではないため、
運転に極端に神経質になることはないのですが、
この調子だと、北上すればするほど、状況は悪くなりそうです。

と、そんなとき、暗い路面になにかが現れました。
なんと、路上に鹿がいたのです。しかも三匹も!!。

さいわいなことに、鹿たちは急な動きをしませんでしたから、
うまく避けることができましたが、このときは、ほんとうに、驚きました。

この道は、国道41号線という、
名古屋と富山を結ぶ大動脈なのですが、その路上に、鹿の姿を見るなんて、
長くこの道を走り続けている私にも、初めての経験です。

その後も、慎重な走りで北上を続けたのですが、萩原町を過ぎたあたりから、
いよいよ、路面に薄く雪が見られるようになりました。

そして、宮峠という峠にさしかかると、もう、路面はツルツルです。
大型トラックが三台、坂道を上ることが出来ず、立ち往生しています。
頂上付近では冷え込みも厳しく、まさにスケートリンク状態。
もう、冷や汗ものです。

それでも、なんとか、無事に我が家へと帰ってきました。

危険な路面

ちなみにこちらは、我が家の前の道です。
タイヤの跡が雪の上についていますが、その部分は凍っています。
ああ、こわい。

とにかく、帰り道は肝を冷やしましたが、楽しいクリスマスイブでした。





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MINで高峰湖へ

今年もあと半月足らずということで、いよいよ気ぜわしくなってきました。
が、そんな状況にもかかわらず、19日の日曜、ひさしぶりに、
MINIで出掛けてみました。
というのも、この日は、朝からすっきりとした晴天に恵まれ、
絶好の行楽日和となりました。
空気は冷たいものの、日差しのあたたかく、
日々、寒さが厳しくなるこの時期、まぶしいばかりの陽光は、
とてもありがたく思えます。

そんなわけで、師走とはいえ、
せっかくの貴重な晴天を楽しみたいと思ったのです。

が、この日、当初は出掛ける予定がなかったため、
いざ、目的地を決めようと思っても、
なかなか、これだと思うところが見当たりません。
さらに、季節がら、降雪や路面の凍結が心配される北の方角に行くことは、
あまり気乗りはせず、そうなると、南下せざるをえないということになり、
おのずと、目的地も限定されてしまいます。

それでも、グーブルマップをあれこれ見ていると、
いくつか、候補が見つかってくるものです。
というわけで、今回は、そのグーグルマップでたまたまみつけた、
岐阜県中津川市の「きらめきパーク」というところを、
当面の目的地としていってみることにしました。

が、目的地を捜したり、所用を済ませたりしているうちに、
どんどんと時間が過ぎてしまい、気がつけば、すでに午前11時近く…。
遠出するには、いささか時間が遅すぎます。
といいつつも、この先の時期はドライブもしづらくなるゆえ、
思い切って出掛けてみました。

真っ青な空

が、出掛けてみると、やっぱり気持ちがいい。
なにしろ、もう、すごくいいお天気で、
しかも、空模様は、ぜんぜん崩れる様子がないのです。
前回、種蔵に行った時は、途中から天候が悪化してしまい、
とても残念だったのですが、今回は、そんな心配は無用のようです。
(こんなことなら、もっと早い時間から出掛ければよかったのですが)

画像の道は、きらめきパークへと続く道です。
山がありながらも、起伏はゆるやかで、みはらしもよく、
ドライブにはもってこいのコースです。

こうした地形は、私の住む飛騨地方にはありません。
この地形には、信州の雰囲気を感じてしまいました。

その後、ほどなくして、きらめきパークに到着。
ただ、ここは「夜明けの森」とも呼ばれているようで、
途中の案内看板も、きらめきパークではなく、
夜明けの森と書かれたものばかりでした。
(このため、ちょっと戸惑うことに)

ここは、高峰湖という湖を中心に、
遊歩道やフィールドアスレチックなどを設えた公園で、
規模的には、かなり大きなものです。
ですが、駐車場には、この好天なのに、クルマもまばら…。
人影もほとんどありません。

フィールドアスレチック

フィールドアスレチックのコースも、
最近は使われていないような、そんなさびれた雰囲気があります。
実際、遊具のいくつかは、壊れたまま放置されているものもありました。

ただ、湖を取り囲む遊歩道は、とてもよかったです。

高峰湖

なにしろ、この眺め。もう最高です。
でも、この遊歩道を歩いている人は、まったくといっていいほどおらず、
なんだか、プライベート公園状態でした。
(ある意味、贅沢ですね)

以前行った、富山県の「古洞の森」というところも、
このきらめきパーク同様、大きな湖と、
それを囲む遊歩道などで構成された公園でしたが、
古洞の森は、大勢の人で賑わっていました。
それに比べると、ここきらめきパークは、さみしいかぎりです。

高峰湖と高峰荘

湖を臨む場所には、高峰山荘という旅館があります。
(画面の中央に見える建物が、その高峰山荘です)
ここに泊まったら、さぞかし、眺めが良さそうです。

こうして、遊歩道を歩いて湖を一周。
その距離は短すぎず、長過ぎず、散策するのに、ちょうどいい感じです。
景観も変化があり、飽きません。

鉱石博物館

ちなみにこの公園内には、鉱物博物館があります。
かなり立派な建物なのですが、入場料を払ってまで内部を見学したいという、
それほどまでの興味をひかれませんでしたので、今回は、
建物の周囲をぐるりとみただけで、その場をあとにしました。

ただ、この施設、鉱石発掘などの体験施設もあるようで、
ご家族連れであれば、楽しめる施設かもしれません。

こうして、きらめきパークをあとにし、
そのあとは、馬籠塾をめざして、ふたたびMINIを走らせてみました。
とはいっても、どのように行けば馬籠に行けるかわからず、
とりあえず、中津川市街地に入り、そこから国道19号線に乗って、
馬籠に至るというルートを辿ってみることにしました。
(いきあたりばったりのドライブです)

その途中「石畳の街道」といった趣旨の案内看板を発見。
急遽、ハンドルを切り、そちらに向かってみることにします。

趣のある宿

ついた先が「新茶屋」というところです。
ここには、すごくいい雰囲気のお宿がありました。
(なんという名前の宿だったのか、いまとなっては、わかりませんが…)
このあたりは、あまり観光地化されておらず、
しずかなたたずまいを楽しむことができます。

石畳の続く旧街道

この新茶屋から、落合宿というところまで、
昔ながらの中山道を再現したものなのか、
石畳の立派な遊歩道が整備されています。

なかなかいい雰囲気の道です。
ただ、この石畳は、思いのほか歩きにくかったです。

馬籠への中山道

その後、旧中山道を辿りながら、馬籠へと向かってみたのですが、
この道中が、趣がある風景でよかったです。
馬籠はすでに観光地化されており、美しく整備されていますが、
それがかえって、観光用として「作り込まれた」感があります。

ですが、この道の風景は、人が住む「日常の光景」なのです。
こうした何気ない景色のなかに、時折、ふと見ることができる、
古い時代の飾らない面影に、私は、大げさな言い方をすれば、感動を憶えます。

こうして、MINIは馬籠に到着。
ですが、馬籠はすでに何度も来ているので、今回はそのまま通り過ぎ、
次いで、妻籠方面へと向かいます。

その妻籠へと向かう道中にも、静かな集落があり、
これがまた、とてもいい雰囲気にあふれています。

妻籠への中山道

その集落が、こちら。
観光客も、地元の人さえも、その姿が見えません。
まさに静謐の集落です。

ですが、そこがまたいいのです。
こんな場所を散策することこそ、私にとっての密かな楽しみです。

その後、国道19号に戻り、岐阜県坂下町を経由して、高山に戻ってきました。
天候は終日、晴天のままで、やっぱり出掛けてよかったなと、
帰ってきてからも思いました。




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板蔵の小屋

冬の足音が聞こえてきたかな、と、思っていたら、
不意に冷え込みが緩み、今日などは、少し暖かさを感じるくらいでした。
先日降った雪も、翌日には溶け、いまでは、
日陰でさえ、その姿がほとんど見られません。

そんな冬の中休みといってもいい日曜、
ここ飛騨高山の北にある「種蔵」という山深い集落にいってみました。
この種蔵は、岐阜県飛騨市宮川にあり、付近を走る国道472号線から、
さらに細い山道を上がったところにあります。

もっとも私は、以前にも、この種蔵を訪れたことがあるのですが、
そのときは、クルマの窓からチラッとあたりを眺めただけで、
村内を散策するようなことまではできませんでした。
(そのときは、他に行くべき目的地があったので、
 種蔵で時間を費やすわけにはいかなかったのです)

ですので、今回は、カメラ片手に、種蔵を散策すべく、
ヨメ車に乗って、行ってみました。

種蔵への道

こちらが、その種蔵へと至る道です。
かなりの細道で、しかも急カーブも連続します。
アスファルトの状態も決してよくありません。
ですが、このような細い道は、距離的にはさほど長くなく、
思いのほか苦労することもなく、種蔵へと至ることができます。

というわけで、種蔵に到着。
山の中の小さな集落ですが、あたりの景観には、山里らしい独特の趣があります。
ですが、ここはほとんど観光地化されておらず、
(とはいっても、国道には、種蔵へと誘う案内看板がいくつか設置されていますが)
素朴で静かな雰囲気が保たれています。
本格的な冬を前にしたこの時期は、さらに静謐な感があります。

棚田が続く光景

そして、この種蔵の景観の中で、とくにすばらしいものは、
急峻な山の斜面に作られた棚田です。
石垣によって囲まれた棚田が、何段も何段も続くさまは、
月並みな言葉で恐縮なのですが、まさに、日本の田舎の原風景とでもいえそうです。
この光景に、しばしじっと見入ってしまいます。

高原の光景

また、種蔵は、山の中腹にあるため、いくらか高原に近く、
そのためか、空がとても近くに感じられる気さえします。

それにしても、この山村でさえ、雪の姿を見ることはありませんでした。
これはちょっと意外でした。

眼下にも棚田が

眼下にも、整然と並ぶ棚田を見ることができます。
ただ、この眼下の棚田は、種蔵とは違う集落のようです。
種蔵も含め、この周辺の集落は、山に挟まれており、
こうして、たとえわずかでも田として利用したのでしょう。
山の斜面を開墾した先人たちの苦労が、ふと忍ばれます。

木造三階建ての民家

また、この地の建物はとても大きく、木造三階建て、という家も、
そこかしこで見ました。

現地にあった立て看板によると、
このあたりでは、少ない耕作面積をフルに生かすため、
建物は、二階建て、三階建て、といった、背の高い作りとなったそうです。

集落は小さいため、遊歩道を少し散策するのも、さして時間はかかりませんでした。
それにしても、あたりには、まったくといっていいほど人影がなく、
しかも、物音もほとんどしません。
ようやく見かけた村の住人も、かなりの高齢者のようにお見受けしました。

水路

おそらく、このあたりは、限界集落に近いのではないでしょうか。
たしかに、交通の便はいいとはいえず、また、冬場でなくとも、
買い物すらたいへんだと思われます。

ですが、こうした静かで美しい山里が、廃れていくのは悲しい限りです。
こうした山里が、生き生きとした姿のまま、未来まで受け継がれてほしいと、
思わず、願わずにはいられませんでした。

さて、こうして、種蔵散策を終え、その後はさらに北上し、富山市へ。
が、行き先を巡ってプチ夫婦ゲンカ。空模様もどんよりとした暗いものに…。
そんなこともあってか、富山市でなにをするわけでもなく、帰宅しました。
(富山に行くとケンカ率高し、と、ヨメは分析しています)






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冬景色

早いもので、2010年も、残り一ヶ月を切りました。
そんなこともあってか、日々、何かと気ぜわしく、
このブログも、かなり更新が遅れてしまいました。

さて、この年末は、
初雪の降る時期が、例年より少し遅くなっているように思いましたが、
12月も中旬にさしかかろうとする今、いよいよ、ここ飛騨高山にも、
本格的な冬が、やってきたようです。

昨日から降っていた雨が、夜には雪となり、
今朝、窓を開けると、あたりは白く染められていました。
(画像は、そのときの模様です)

もっとも、この雪は、今日のお昼すぎぐらいには、あらかた溶けてしまい、
路上などには、いまや雪の姿はありません。
ですが、今後は、冷え込みはさらに厳しくなり、日中といえど、
氷点下のまま、といった日々がやってくるでしょう。

私が現在住んでいるこの家は、階下が駐車場となっており、
いわばふきっさらし状態です。
ですので、通常の家よりも、より強い冷え込みが予想されます。
今年は、できるなら、暖冬であってほしいと、願うばかりです。

さて、そんな年末のなか、我が家の「ささいな問題」が、
ふたつほど解決することとなりました。

そのひとつめは、
地上デジタル放送を録画することができない、ということでした。
さらに、もともとあるビデオデッキが、
ちょっと調子が悪くなってしまい、
ここ最近は、アナログ放送ですら録画が困難でした。

バッファロー製DTV-H500R

というわけで、バッファロー製のHDDレコーダーを買ってみました。

こちらが、そのHDDレコーダー。DTV-H500Rです。
もともとこの機器は、アナログテレビでも地デジが見られるようにする、
地デジチューナーなのですが、そこに500GBのハードディスクをつけ、
番組録画が可能となっています。

我が家にはすでにシャープのアクオスがありますので、
地デジチューナーはまったく必要がないのですが、
録画ができる安価なHDDレコーダー、ということで、
この商品を選んでみました。

価格は、amazonで16,800円。ホントに安いです。
ただ、高画質で映像を見るためのHDMIケーブルは、
同梱されていないということなので、
同じamazonで、このケーブルも注文しました。
値段は510円。HDDレコーダー同様、こちらも激安です。
(先日、HDMIケーブルを家電店で見た時は、3000円くらいしてましたが)

リモコンも同梱

HDDレコーダーの大きさはかなり小さく、
これで大丈夫なの?、と、思うくらいですが、
きちんと、録画、再生ができました。

機能はかなり少なめですが、我が家では、この程度で充分です。

これで、今年から始まった「坂の上の雲」第二部を、
今後は、美しい録画で見ることができます。

さて、もうひとつの問題ですが、それは冬場の湿気です。
太平洋側の地域では、冬場は空気が乾燥するといいますが、
雪国であるここ飛騨高山では、そういうわけにはいきません。
とくに、日照時間の少ない冬場は、洗濯物の部屋干しが増え、
室内の湿気をさらに高めてしまいます。

除湿器

というわけで、除湿器も購入してみました。
コロナ製のCD-PI6310という機器ですが、ヨメの話によると、
なんだか、ユーザーの評価が高いそうです。

さっそく部屋に置いて、小一時間ほど作動させてみましたが、
そうすると、もう、機器下部のカップに、水がたまりはじめました。
(それだけ、湿度を吸収してくれたということですね)

マイナスイオン発生機能も!

マイナスイオン発生機能もあり、この季節は、重宝しそうです。
(ただ、マイナスイオンを発生させる、させないにかかわらず、
 ゴォ?という作動音が、少しします)

それにしても、この先、寒さが厳しくなると思うと、
先が思いやられます。
みなさまも、体調を崩されないよう、ご自愛ください。





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