晴天のなかで

このブログでは、いままで、ドライブやお出かけの話題が多かったのですが、
ここ最近、そうした話題から、めっきり遠ざかっていますネ。
もっとも、冬のあいだは、クルマでは、
出掛けづらかったということもあるのですが、
(たとえ路面に雪がなくとも、クルマを蝕む融雪剤が、
 冬期は大量に撒かれていますから、出掛ける気持ちも少し萎えます)
出掛けるのが少なくなった理由は、MINIが、
いまだ、ドライブに耐えられる状態にない、ということにあります。

このブログで、1月のなかばに、MINIでドライブにでかけたさい、
山道を走っている最中、突然のエンジン停止に見舞われたことを書きましたが、
今回は、その後のことを少し書いてみたいと思います。

MINIのエンジン停止を模様はコチラ/ドナドナの一日

あの日、エンジンが突然ストンと止まり、その後は、エンジンがかかるどころか、
充電警告灯も油圧警告灯も付かず、セルも回らず、
キーを回してもカチッともいわない、
いわば、完全に電気がきていない状態に…。

結局、終日、この同じ状態のままで、
あれこれすったもんだのあげく、岐阜県下呂市の業者さんで、
修理されることになったわけでしたが…。

その日は日曜で、次の月曜も祭日でお休み。
というわけで、修理は、連休明けからとりかかる、
との予定だったのですが…。

連休が明けたら、なんと、何事もなかったように、
エンジンがかかってしまったというのです。

今回のエンジン停止は、たいへん困った事態でしたが、
これを機に、不具合の原因をさぐり、後の憂いなく、
しっかりと修理できるチャンスでもある、と、そう思っていたのですが…。

エンジンがかかってしまえば、トラブルの原因はなぞのまま…。
また、振り出しに戻ってしまうわけです。

そんなわけで、とりあえず、下呂市までMINIをとりにいき、
約一時間、自走して帰ってきたのですが、トラブルはまったくなし。
雪のなかを、快調に走って帰ってきてしまいました。

が、今回は、快調なことをよろこぶわけにはいきません。

その後、いつもお世話になっている地元のSモータースさんに、
電話をすることに。
が、いま、普通に走ってしまっている状態であれば、
不具合の特定は難しい、とのことなのです。

というわけで、結局、しばらく、修理には出さず、
このまま走ってみて、トラブルが出るのを待つということになりました。

そして、それからはや3ヶ月が過ぎましたが、
MINIは快調なまま。いっこうに止まる気配がありません。
もっとも、修理はなされてないわけで、いつまた、エンジン停止に追い込まれるか、
わかったものではありません。

そんな状態ですから、この間、遠乗りはできるはずもなく、
飛騨高山と、隣町の飛騨古川とのあいだを、
往復するくらいしかできなかったわけですが…。

が、こうしていても、もう、らちがあかないので、
先週の日曜、思い切って、富山市まで遠出してみることにしました。
とはいっても、出掛けた先で身動きできなくなる可能性もあるので、
とりあえず、富山のMINI専門店に、あらかじめ声をかけておき、
出発してみることにしました。

数河峠

この日は絶好の好天。まさにドライブ日和なのですが、
いつものように楽しく運転、というわけにもいかず、
ちょっとヒヤヒヤしながらハンドルを握ることとなりました。

天湖森にて

こちらは、途中立ち寄った「天湖森-てんこもり」という公園です。

その後も、ドライブを続けたのですが、結局、何の異常もなく、
快調に走り抜けてしまいました。

こうして、富山のMINI専門店にたどり着き、
MINIを診てもらうことに。
エンジン停止の時の状況を詳細に説明し、おおよその見当をつけていきます。

そんなわけで、症状が出ないので完全な原因特定がならず、
絶対の確信を持った修理はできないが、おおよそ怪しいと思われる箇所を、
事前修理することはできるだろう、とのお答えをいただきました。
ですが、そのためには、一日か二日、MINIを預ける必要があります。

というわけで、後もう少し、トラブル出しのために乗ってみて、
それでもダメなら、富山まで自走してMINIを運び、
預けるという方向で、話がまとまりました。

止まった場合の対処法なども、レクチャーしていただきました。

MINI専門店をあとにしたあとは、すぐ近くにある、
富山空港に立ち寄ってみることに。

富山空港

こちらがその空港です。
地方空港ゆえ、規模の大きな空港ではないですが、それでも、ここから、
上海、大連、ソウル、ウラジオストックへの国際便が、出ているそうです。

そのあとは、大胆にも、海まで走ってみることに。
でも、何事も起きず、無事、目的地に着いてしまいました。

富山の海

こちらが、その海です。
快晴のため、立山連峰がはっきりと見えました。
(写真だとわかりずらいかしれませんが)

砂浜も、清掃がなされたのか、ゴミもなく、思いのほかきれいでした。
それにしても、ひさしぶりにみる海。やっぱりいいですね。

こうして、帰り道も順調に走り、すんなりと家まで帰ってきてしまいました。

この調子だと、遠路はるばる富山まで修理に出すことになりそうです。




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夜祭の屋台

今月の14日、15日の両日、春の高山祭りが、例年通り行われました。
どちらの日も、終日、天候に恵まれ、まさに絶好の祭り日和となりました。

初日の14日の夜には、幻想的な雰囲気に包まれた「夜祭り」も行われるのですが、
今回、この夜祭りに、少し時間を割いて、出掛けてみることにしました。

というわけで、仕事を終えてから、まずは、高山の町中までクルマで行くことに…。
(私がいま住んでいるこの家も、同じ飛騨高山市内にあるのですが、
 市の中心に行くには、クルマで15分ほど走らなくてはなりません)
ところが、今回、ヨメは、外出するのが面倒なのか、留守番をするといいだし、
結局、私ひとりで、カメラ片手に出掛けることにしました。

クルマを、市街地にある実家に置き、そこから、
曵き出される山車(地元では屋台と呼んでいますが)の、絶好の見物場所となる、
陣屋前広場へと行ってみました。

震災後、日本を訪れる外国人観光客の数は、大きく減少しており、
また、自粛ムードの影響もあって、今回の祭りは、
かなり客足が鈍っているのではないかと予想していました。
ですが、いざ、現場に行ってみると、あたりは、大勢の観光客で埋め尽くされていました。
そのなかには、外国人観光客の姿も、そこかしこに見受けられ、
観光都市高山の底力を、あらためて知る思いがしました。

中橋を渡って…

あたりがしだいに宵闇につつまれるころ、無数の提灯を吊るした屋台が、
一台、また一台と、高山市のランドマークともいうべき「中橋」を渡って、
陣屋前広場へと現れました。

ゆらゆらと揺れる提灯の灯りが、きらびやかな屋台をほんのりと照らし、
まだ肌寒さの残る飛騨の夜を、美しく染めていました。

陣屋前広場

この時間になると、陣屋前広場は、
いよいよたいへんな混み具合になってきました。
居並ぶ見物客のみなさんは、みないっせいに、カメラを屋台に向けていました。

それにしても、夜祭りというのは、独特の雰囲気がありますね。
暖かみのある橙色の提灯の灯りは、人の心を揺さぶる、
何かを秘めているのかもしれません。

幻想的な夜祭り

ただ、この夜祭りの光景を写真に収めるのは、なかなか難しいです。
普通にカメラを手で持って撮影すれば、その多くが手ぶれしてしまいます。
とはいえ、フラッシュを焚くと、雰囲気がまるで違ってしまい、夜祭りらしさが出ません。
いちばんいいのは、三脚を立てて撮影することなのでしょうが、
この人混みの中では、それもままなりません。

もっとも、それでも、三脚を立てている人がいましたが、
なんと、私のつま先のうえに、三脚をたてていました。

その後は、場所を変え再度撮影にトライ。

中橋を行く屋台

こちらは、中橋を遠くから写したものです。
高山祭のポスターなどには、この中橋の上を行く屋台の姿を写したものが、
数多く使われています。

それにしても、もう少し、ズームを効かせて撮ればよかったですね。反省です。

古い町並み

いつもは、夜ともなれば、ぱたりと人通りの絶えてしまう古い町並みですが、
夜祭りの行われているこの日ばかりは、観光客の姿を、多数見かけました。
夜の帳のなかで賑わう「古い町並み」も、なんだか、活気があっていいですね。

こうして、ひとり高山の夜祭りを堪能してきました。

その翌日の15日も、チラリと高山祭を見てきました。
とはいっても、仕事のキリをつけて出掛けたのは、すでに3時近くで、
祭りも終わりかけでした。

15日の祭り

しかも、このときに、カメラのレンズにゴミがついていることに気づかず、
撮った写真すべてに、中央に灰色のかすみがついてしまいました。
(画像中央のモヤが、そのゴミです)

これにはちょっとショックで…。
また、来年、写真を撮り直さねば、と、思ってしまいました。

この祭がすむと、高山にも、いよいよ本格的な春の到来となります。




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生きびなまつり2011

この記事は、じつは今月三日にアップする予定でした。
ですが、このFC2ブログに、長時間に渡って障害が発生しており、
ずっとログインが出来ない、ブログがきちんと表示されない、
といった状態が続いていました。
(とはいえ、すべてのFC2ブログでこの症状が出ていたわけではなく、
 一部のサーバーだとのことです)

とにかく、何度ログインしようとしても、そのたびに、
アクセスが集中しています、いう表示が出るばかり…。

その後、ようやく、ログインはできるようになったものの、
表示はについては、問題が残ったまま。
現時点でも、プロフィールのテキストの後半がなくなっており、
また、カテゴリ、リンクは表示されなくなってしまいました。
(ただ、その後、カテゴリは現れるようになりましたが、
 すべてが、名称未設定になってしまっています)

FC2が発表している障害情報ブログによると、
障害は、今月二日からすでに発生していたとのことで、
そうなると、なんと、一週間近くも、不具合が続いているわけです。
しかも、同じ障害情報ブログには、不具合が発生しているあいだは、
新規記事の投稿などは控えるようにとの、記載もありました。

このFC2ブログを使い始めて五年…。
FC2は使い勝手もよく、とても気に入っているのですが、
このようなことが起こると、そして、事後の対応の遅さを見ていると、
他のブログサービスに引っ越したほうがいいのでは、と、思ってしまいます。

障害発生

まあ、無料で使っているのですから、文句を言えた義理ではないのですが、
何日もずっと障害が解消されず、解決の目処も知らされないとなると、
FC2に対する不信感が、どうしても芽生えてしまいます。
サポートセンターにメールも出しましたが、返事はいまもないままです。

もっとも、このまま、回復をじっと待ってもいられないので、
結局、プロフィール欄やカテゴリ、リンク欄は自力で復旧させることに。
また、実験をする意味で、この記事をアップすることにしました。
(いつも私は、ブログ投稿記事は、ブログ画面に直接書き入れるのではなく、
 あらかじめ、ワープロソフトで書き、それをコピペしてアップしています)

もっとも、この状況下ですから、新しい記事が正しく表記されなかったり、
あとで記事そのものが消えてしまうことも、あるかもしれません。
そのときは、再アップしてみます。

古式ゆかしい衣装

さて、では、本題に…。
私の住むここ飛騨地方は、一ヶ月遅れの4月3日がひなまつりとなります。
そんなこの日「生きびな祭」というお祭りが、
我が家のすぐ近くにある「水無神社 - みなしじんじゃ」という神社で、
行われることとなりました。
このお祭りは、この地域が、飛騨高山に合併される以前の、
宮村と呼ばれていた時期から行われており、この村の名物行事でした。

私の住む家から、
生きびな祭の会場である水無神社までは、歩いてほんの五分ほど。
ほんとうに目と鼻の先です。
というわけで、このお祭りに、散歩がてら(といっては失礼かもしれませんが)、
出掛けてみることにしました。

四月になったとはいえ、この日は、少し曇りがちのせいか、
ちょっと肌寒く感じられました。
それでも、朝十時を過ぎる頃から、次第に見物客がちらほら集まり始めました。
我が家の前は、ふだん、人通りはあまりありませんが、この日ばかりは、
家族連れやカップルの姿が、見受けられました。

ちなみに、このお祭りには、去年も見物にきたのですが、
神社に行った時間が少し遅かったために、いきびなさまの行列を見ることが出来ず、
餅撒きの場面にしか立ち会うことができませんでした。

ですが、生きびな祭といえば、メインの行事はやはり行列。
というわけで、今年は、行列が始まる前の時間に、
カメラを片手に、水無神社で待機していました。
(散歩がてらにしては、気合いが入っているかも…)

生きびなまつりの模様

こちらは、出発前の行列の様子です。
かわいい稚児たちが、おかあさんとおぼしき女性たちといっしょに、
待機していました。

いきびなさまたち

こちらは、いきびなさまたちです。
このいきびなさまは、飛騨一円から、
公募によって集められた未婚女性だと、聞いたことがあります。
古式ゆかしい衣装が、春の日差しに映えていました。

こうして、午後一時、いよいよ行列が出発します。
このときになると、あたりはもうかなりの人出。
生きびな祭は、飛騨高山の「高山祭」に比べれば、
とても素朴で規模も小さなお祭りなのですが、
それでも、こんなに見物の人がくることに、少し驚いてしまいました。
九人のいきびなさまは衣装もさまざまで、水無神社のたたずまいと、
見事にマッチしています。

行列のコースは至って短いものです。
(以前はもっと長いものだったと聞いていますが…)
神社を出て、あたりを一回りしてまたもとに戻るというものですが、
普通に歩けば、十五分とかからないでしょう。

ただ、そのコースには、我が家の前も入っていました。
というわけで、今度は、家の下の駐車場で、一行を待ち伏せました。

鬼も参加

まず最初にやってきたのは鬼でした。
とはいっても、鬼の姿は、神社を出発する時には、見えなかったんですが…。
途中から隊列に加わったのでしょうか…。
とにかく、この鬼、子供たちから、絶大な人気(?)でした。

我が家の前にもいきびなさまが

そのあと、太鼓の音もにぎやかに、いきびなさまたちが、
おごそかに通ります。

すごい人出

とにかく、すごい見物客です。
一行が向かう先にある歩道橋は、鈴なりの人だかりでした。

こうして、今年の生きびな祭は、穏やかな春の日差しに恵まれ、
大盛況のうちに幕を閉じることができました。

この村の次のイベントは、樹齢千年といわれる、
臥龍桜の開花です。
その模様も、このブログでご紹介できれば、と、思っています。
(そのときには、FC2が安定していることを願っています)





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