海王丸パークのMINI

一日、間があいてしまいましたが、前回の続きです。
富山オリエンタル自動車に到着したのは、日曜の午後4時頃。
店の前に、すでに我がMINIが置いてありました。

というわけで、さっそく、店主の方にお話をうかがったのですが、
とにかく、エンジン停止の症状が出ていないため、確実な原因特定は、
やはりできないとのことでしたが、ここが「諸悪の根源」だったに違いない、
という箇所は、今回、さいわいにも、特定できたそうです。

それは、スターターリレーのすぐ手前にある端子部分だそうです。
場所は、ウォッシャー液タンクの下あたりです。
ここがグラグラしていたとのことで、おまけに、
黒く焼けたかのような痕跡もあったそうです。
(実際、端子を見せてもらいましたが、たしかに、一部が黒くなっていました)

問題の端子

ここが原因だとすると、エンジンが止まったときに、
その後はセルがまったく回らなかったことも、
セルが回らないのに、ホーンは鳴り、ライトも点灯する、という状況とも、
辻褄が合うことになります。

ちなみに、似通った症状で、我がMINIは、過去に二回、
エンジン停止を引き起こしています。
その最初が、2009年の2月。
このときも、走行中にいきなりエンジンが止まり、
その後は、セルも回らず、ウンともスンともいわない状態に。
そのときの詳しい模様はコチラに記してあります。

快適なドライブと思ったら…

このときは、ヒューズボックスのいちばんうえにある、
35アンペアのガラス管ヒューズを変えると、とたんにエンジンがかかったので、
原因はヒューズ管切れによるもの、と、いままで思ってきたのですが、
オリエンタルさんによると、このヒューズが飛んでも、
セルは回るはずだというのです。

ということは、2009年のエンジン停止のとき、
エンジンがかかったのは、ヒューズ交換のせいではなく、まったくの偶然。
その後、事態は解決したものと思い込み、そのまま乗っていました。

いま思えば、問題はまったく解決していなかったわけで、
その証拠に、2010年4月に、またしても、山のなかで、
前回とほぼ同じかたちで、突然のエンジン停止を引き起こしました。

このときも、またヒューズが飛んだものと思い、
交換してみたのですが、なんの変化もナシ。
途方に暮れて、バッテリーターミナルあたりをいじってみたら、
不意に何事もなくエンジンがかかったので、
これはバッテリーターミナルが原因だろう、ということになり、
ターミナルを修理することに。
そのさいの模様はこちらです。

いまさらですが、連休のお話を…

でも、今になって考えてみれば、これはまったく的外れな修理だったわけです。
このときは、ルームランプが点かなかったので、ターミナルかと思ったわけですが、
ルームランプが点かないことは、正常な状態の時でも、しょっちゅうあったわけで、
ターミナルと判断を下すには、早計だったわけです。

しかも、ターミナルをさほどいじったわけではないのです。

つまり、このときも、エンジンがかかったのは、ただの偶然だったわけです。

その後、ガンガンMINIに乗り、金沢に行ったり、能登金剛に行ったり、
諏訪に行ったり、名古屋に行ったりと、走りまくりました。
考えてみれば、トラブルはまったく解決されていなかったわけで、
恐ろしい話です。

こうして、2011年の1月を迎えてしまいます。
症状は前2回とまったく同じ。走行中の突然のエンジン停止です。
止まる時の状態もまったくいっしょです。
普通に走っていたのに、不意にエンジンが死に、充電警告灯が点灯。
という具合です。

ただ、このときばかりは、前の二回と異なり、ついに、
エンジンは、終日、ふたたびかかることはなかったのです。

が、修理工場に運んだあとはかかってしまう…。
接触不良というトラブルの、ここがやっかいなところです。

ウォッシャータンクの下に…。

とにかく、今回の修理も、100%の原因特定とはいえないわけですが、
キーシリンダー、ヒューズボックスなども入念に見てもらった結果、
やはり、不具合は、この端子に違いない、とのことでした。

また、今回、せっかくの機会ですので、キャブをオーバーホールしてもらうことに。
以前からごく希にエンジンの息つき症状があったのですが、
それも、今回のオーバーホールで、改善しました。

というわけで、MINIを引き取ったあとは、富山市内に向けてテストドライブ。
MINIは快調!。気持ちいいです。
代車のアトレーに乗ったあとですから、なおさらよけいに、
MINIの楽しさを実感してしまいました。

海王丸パークまでドライブ

そして結局、帆船「海王丸」を展示してある、海王丸パークまで走ってしまいました。
ちょっとテストドライブ…、のはずが、けっこう走ってしまいました。
(いつものことですが…)

海王丸

夕暮れ時の海王丸パークは、人影もまばらで、ふらりと散歩するには、
ちょうどいい感じですネ。

さて、これで、今後も、MINIであちこち出掛けられそうです。
なんとも、長い長い戦いでした。



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テストドライブ中のミニ

連休明けの最初の土日となる14日と15日、この両日に、いよいよ、
接触不良によりいつエンジンが止まるかわからない状態にあるMINIを、
富山の専門店に預けることになりました。

前回、富山にいったときは、さいわいというべきか、
MINIは、トラブルを起こすことはなく、行きも帰りも元気に走り続けてくれました。
というわけで、先週の土曜、今回も走行中の無事を祈りつつ、
富山に向けて出発しました。

トラブルもなく走ること2時間、
着いた先は、富山市のオリエンタル自動車さんです。
再度、エンジン停止に至った状況と、そのさいの状態を詳しくお話します。
あのとき、セルも回らず警告灯も点灯しないのに、
ホーンは鳴り、ライトも着く状態でした。
ということは、問題はバッテリーターミナルではないはずです。
(だいたい、すでにバッテリーターミナルは修理済みですし…)

そしてこの機会に、キャブのセミオーバーホールと、以前から起きていた、
メーターのライトとスモールの片方、テールランプの片方が点灯しない問題を、
解決してもらうことにしました。

なんにせよ、エンジン停止の症状が現状では出ていないため、
100%の原因特定は無理かもしれない、とのことでしたが、
とりあえず、配線の接続部、キーシリンダー、ヒューズボックスあたりを、
重点的に診てみるとのことでした。

というわけで、代車をお借りし、また高山まで帰ることに…。
もっとも、翌日の日曜夕方には、修理は完了するとのことです。
(つまり、土日にそれぞれ高山富山間を往復することになります)

そして翌日、ふたたびMINIを受け取りに、富山へと向かったのですが…。
前日同じルートを通って富山に行くのも、なんだかつまらないので、
国道158号線に乗っていったん東へと向かい、
平湯温泉、奥飛騨温泉といった、山深い温泉街を経由して、
富山を目指すことにしました。

代車のアトレー

こちらが代車のアトレーです。
坂道に入るとちょっとパワー不足を感じるのですが、フケもよく、よく走ります。
また、パワステなのでハンドルも軽く、クラッチ操作もラクです。
あたりまえのことかもしれませんが、やっぱり、日本車ってよく出来ていますね。
でも、運転していて楽しい、という感覚をもつまでには、至りませんでした。

もっとも、後部座席もゆったりとしていて、積載量も充分、
また後部に両側スライドドアがあるなど、ほんとうに便利にできています。
軽四輪なので、維持費も安いでしょう。
クルマを「移動と運搬の道具」と割り切れば、
このアトレーは、かなりのスグレものかもしれません。

川沿いの公園

さてこちらは、お昼に立ち寄った、栃尾温泉脇の公園です。
お天気もまずまずで、あたりは、たくさんの行楽客で賑わっていました。
(ただ、この画像では、誰も映っていませんが…)

水の色が美しい

この川原で、家から持ってきたお弁当をいただくことに。
水の色がとてもきれいで、すごく気持ちよかったです。
ただ、水音が、ちょっとうるさかったかも。

上高地のような雰囲気

川原に沿うかたちで作られた公園は、とても広く、
こうした遊歩道も設けられています。
どことなく、上高地の雰囲気がありますネ。
飛騨には、信州のような公園がないと嘆いていましたが、
捜してみると、いいところもあるものだと、今回は痛感しました。

奥飛騨さぼう塾

その後、さらに先に進んでいくと、奥飛騨温泉の奥飛騨さぼう塾という、
砂防ダムの資料館を見つけました。
というわけで、なんにでもすぐに興味を持ってしまう私は、
さっそく覗いてみることにしました。

精巧なジオラマ

この資料館、規模はさほどではないのですが、かなりおもしろかったです。
というのも、展示してあるジオラマのクオリティがとても高いのです。
画像のジオラマは、およそ1/12くらいのスケールで作られているのですが、
自作と思われるフィギュアの表情が豊かで、また、塗装も、とてもうまくなされています。
これは、TVチャンピオンに出ていた山田さんが作られたもののように見えますが、
ほんとうのところはどうなのでしょう…。

こうしたジオラマが、室内には数点あり、なかでも、ダム建設のジオラマは圧巻でした。
(こちらは1/35で作られていました)

そんなこんなで、ちょっと寄り道してしまいましたが、
いよいよ、富山へと入り、MINIを受け取ることになるのですが、
その模様はまた次回にくわしくご紹介します。





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日経WinPCロボット

連休前(先月29日)に発売された、
パソコン雑誌「日経WinPC」さんの特集記事「PC自作のすべて」の、
トビライラストのお仕事を、担当させていただきました。

今回は、ロボットがメモリやファンといったパーツを手にとりながら、
自分で自分を組み立てている、というビジュアルとなっています。

それにしても、ここ最近、PC雑誌のお仕事では、
ロボットを描かせていただく、ということが、多いように思います。
(ロボ好きなので、こうした状態は、うれしい限りなのですが…)

ちなみに、日経WinPCのサイトはこちら。

日経BP / 日経WinPC

モデリング作業に入る前に、編集部の方に、
まずは叩き台となる鉛筆ラフをお見せしたのですが、
こちらが、そのラフです。

ラフ1

当初、ロボットは、足回りをキャタピラにする予定だったのですが、
ディズニー映画「ウォーリー」のロボットに似すぎてしまう、
との理由で、タイヤ方式になりました。
同じ理由で、腕も二本から四本とし、
既存のロボットにできるだけ似ないようなデザインとなりました。
(もっとも、キャタピラ案も捨て難かったのですが…)

また、頭部も、ウォーリーに似ない形状を、ということで、
ラフの頭部ではなく、アールのあるかたちにきまりました。

モデリング画面

モデリングはいつものようにShadeで行いました。
こうした架空のモノをモデリングをする場合、
作業をできるだけ省力化、軽減できるよう、メカのパーツは、
あらかじめ、Shade Exploreaのなかに、入れてあるのですが、
今回も、これらのパーツをさまざまに流用しながらの作業となりました。

ラフ2

こちらは、筐体といったパソコンのパーツが配置されたラフです。
(頭部のデザインは、まだ旧案で描かれていますが…)

ロボットは、先にも述べたように、架空のものゆえ、
簡単に作ろうと思えば、比較的短時間でできてしまうのでしょうが、
メカとしての密度感やリアリティのあるものをモデリングしようと思うと、
どうしても、ある程度、細かく作ってやる必要があるようです。

今回も、腕の付け根や首の付け根に、部品が集積された雰囲気を、
盛り込んだつもりです。

ロボット単体

また、カラーリングについても、
ウォーリー色を排除する意味で、金属質感となりました。
同時に、インパクトを与える意味で、各所に赤を入れました。

結果、ウォーリーではない、オリジナリティの高いロボットとなりました。

今後も、こうしたロボット制作のお仕事を、
させていただけるとうれしいな、と、思っています。




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満願寺への道

さて、前回の続きです。
烏川渓谷緑地(国営あづみの公園)をあとにして、
次の目的地である「栗尾山満願寺」という安曇野の名刹に向かったのですが…。
私のミスで道を間違えてしまいました。
というのも、その朝、Google mapから道順を適当にメモしてきたのですが、
このメモそのものが、どうやら間違っていたようです。
というわけで、再度、今度は勘をたよりにトライしてみたのですが…。

満願寺は、安曇野市の西側を南北に伸びる県道25号線から、
さらに西の山側に入ったところにあるのですが、
25号線から西へと向かう別れ道が、どこにあるのか、まるでわからないのです。

こうして、道の分岐する箇所を探しつつ、そのままどんどん北上してしまい、
気がつけば、すでに満願寺があると思われる地点から、
はるかに北に来すぎてしまっていました。

というわけで、急遽目標を変更し、
有明山神社というところに向かってみることにします。

じつは、この有明山神社も、当初は、立ち寄りたい場所として、
予定のなかに入っていました。
ですが、見て回ろうと思っているいくつかのポイントから、
少し距離的に離れているため、
この神社を訪れることは、無理なのではないかと考えていました。
ですが、道に迷って思いのほか北にきてしまったため、結果的に、
有明山神社に近い位置まで到達していたのです。

その有明山神社ですが、いくらかとまどいはしたものの、
さして苦労することなく見つけることができました。
というわけで、クルマを乗り入れたのですが…。

なんと、鳥居の脇には長蛇の人の列が…。
しかも参道は細く、それなのに、駐車場はその奥にある、
という看板が出ているのです。

というわけで、列に並ぶ人たちの視線をまっこうから浴びながら、そのまま進み、
ようやく、駐車場にたどり着きました。

それにしても、あの、人の列はいったいなんなのでしょうか。
どうやら、列の先にはお店があるようで、
みな、そこに入らんがために列を作っているようでした。

有明山神社山門

とにかく、気を撮り直して、有明山神社に向かいます。
こちらがその神社の山門です。独特の雰囲気があって、いいですね。

こうしてお参りをすませ、境内を散策していると、
大きな石製の和同開珎のようなものが…。
折しも、この岩の穴部分を、かなり苦労しながら、
人が通り抜けようとしていました。

運気を高める石

すぐ近くにあった立て看板を見ると、この穴をくぐれば、吉運が集まるとのこと。
それならくぐらない手はない、と思い、さっそく、この穴に身を差し入れました。
今後、吉運が集まってくれるといいんですが…。

その後、山門を出て、件の店を偵察。どうやら、お蕎麦屋さんのようです。
さきほどより人数は減っていましたが、まだ、人の列は作られていました。
どんなお蕎麦を食べさせてくれるのか、たいへん興味がありましたが、
すでに私たちは昼食をすませていたため、今回は、
残念ながらこの店を素通りすることとなりました。
でも、次回、機会があれば、ぜひこの店に入りたいものです。

招福寺

蕎麦屋さんを抜けると、その向こうに、今度はお寺が見えました。
招福寺というお寺だそうですが、草に囲まれたその姿は、
何とも印象的で、思わず、足を向けないわけにはいきませんでした。

というわけで、この招福寺にもお参りし、その後、
本来の目的地である、満願寺を捜して、
ふたたびクルマを走らせることとなりました。

こうして、やっとの思いで、
どうにか満願寺への道を見つけ、細い山道を登ることに。
深く静かな森の中に、満願寺はありました。

この寺は、初代の征夷大将軍で、清水寺を建立したといわれる、
坂上田村麻呂と関係があるとのことで、そのことから察するに、
かなり古いお寺だと思われます。

満願寺山門

満願寺へは、山の斜面を延々と昇らなくてはなりません。
ですが、その道は趣があり、心を静かにさせてくれます。

満願寺へ

こちらも、満願寺への道中にある石段の一部です。
道の途中には古いお地蔵さんがそこかしこにあり、
ほの暗く深い森の光景とあいまって、独特の雰囲気を醸し出していました。

満願寺は真言宗のお寺ということで、弘法大師の像や、
大きな観音像があったりしました。
というわけで、さっそくお参りをして、あたりを散策。
すぐ下にはつつじの咲く開けた斜面があり、ストイックな寺の光景に、
華を添えてくれています。

そして次に目指したのは、あずみの池田クラフトパーク。
が、このときばかりは、道がよくわかりません。
というわけで、伝家の宝刀をついにぬくことに。
文明の利器カーナビを使うことにしました。

カーナビの活躍

最初からこの装置を使っていれば、満願寺に行くのもスムーズだったのでしょうが、
道案内の声がいちいちうるさいし、なにしろ道も憶えなくなる、
というわけで、いつもは、ほとんど使うことがありません。
でも、このときばかりは、使ってみることにしました。
(早く使えばいいのに、と、思う方も多数いらっしゃると思いますが…)

さすがカーナビって便利ですね。
でも、途中で見つけたクラフトパークへの案内看板と
違う道を行けと指示されるので、あっさりカーナビを無視。
この装置をたよりきると、道を憶えないばかりか、方向感覚も失われそうです。

クラフトパークに到着

とにかく、カーナビの補助もあり、スムーズにクラフトバークに到着。
ここはものすごく眺めのいい公園です。

信州も飛騨も、ともに山国ですが、
このような高原らしい場所は、飛騨にはあまりありません。
やっぱり信州はいいですね。

黄砂がなければ…

それにしても、黄砂がなければ、もっともっと、すばらしい眺めだったと思います。
快晴のときに、ぜひ、ここにきてみたいですね。

そのあとは東に向かって進み、ラベンダーガーデン夢農場というところへ。
が、まだラベンダーはまったく咲いておらず、
しかも、時刻も夕方近くになっているためか、ほとんど人影もありませんでした。

しあわせいっちょくせん

ちなみに、この標識が、なぜか心惹かれました。

そのあと、国道19号線に出て、
生坂村の水鳥公園というところを目指したのですが、
カーナビを使っているのに、この水鳥公園に行き着けません。
といっても、すぐそばに見えているのですが、川の対岸にあり、しかも、
見る限り、近くに橋もなく、
どうやってその公園にいけばいいのか、まるでわかりませんでした。
が、下流からアクセスできるとわかり、ようやく、水鳥公園に至ったのですが、
公園と呼ぶにはあまりに小さく、また、水鳥もまったくいませんでした。

水鳥公園にやっと到着

というわけで、早々に水鳥公園をあとにし、国道19号を使って、
松本市に入り、そのあとは、国道185号を通って、自宅へと戻ってきました。

今回は、一日限りの信州日帰りドライブでしたが、
一日で見て回るのは、とてもたいへんです。

次回、この安曇野に行くさいには、旧国鉄篠ノ井線廃線跡を見てみたいものです。






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あづみの公園の眺め

今年は、連休前に、納期のあまりない仕事が入り、
そのため、長期間にわたって休むことができなくなりました。
なにしろ、連休中にチェックが入り、その修正が、
休み明けとなっているからです。

もっとも、この連休中に、どこかに旅行するといったことを、
以前から計画していたわけではありませんし、
仕事が入るというのは、なによりありがたいこと。
というわけで、今年は、連続した長い休みをとることはせず、
4月29日と、5月4日を、終日お休みすることにしました。
そして、昨日の4日は、日帰りながら、お出かけをしてみることにしました。

今回の行き先は安曇野に決定。
とはいえ、いままで、安曇野には何度もいっています。
ですが、そんな安曇野にも、まだ行ったことがないスポットが多数あり、
この日は、それらまだ見ぬ名所をいくつか巡ってみることにしてみました。

出動するクルマはヨメ車。
本来ならMINIで出掛けたいところですが、
MINIはいまだ問題の解決に至っておらず、結局、ヨメ車での出動となりました。
(運転ももちろんヨメです)

この日の天候は晴天。
ですが、黄砂のために、なんとなくガスがかかったような空模様で、
しかも、クルマの窓を開けて走っていると、埃っぽくて、
喉が調子が悪くなるような、そんな感じでした。
とはいえ、5月に入ってからというもの、雨やはっきりしないお天気が続いており、
こうした状態でも、この日は貴重な晴天でした。

私が住むここ飛騨高山から安曇野に行くには、
国道158号線に乗って、東の平湯温泉方面に向かうこととなります。
この平湯温泉にある安房トンネルを通って長野県側に入り、
その後、波田町というところで進路を北にとり、安曇野を目指すことになります。
連休ということで、国道158号線沿線の駐車場には、
上高地に入るための観光客が止めたクルマが、そこかしこにあふれていましたが、
道そのものは、さして渋滞することもなく、いつもの日曜と同じように、
苦もなく走ることができました。

安曇野の最初に目的地は、烏川渓谷緑地というところです。
ここは安曇野市の西の山側にあるとのことで、
しかも、水辺エリアと森林エリアの二カ所に別れているそうです。

烏川渓谷緑地に向かう道

こちらが、その烏川渓谷緑地(水辺エリア)に向かう道です。
ゆるやかに蛇行する広々とした道の向こうに、雪をいただく山が垣間見えるという、
まさに最高の景観です。
気持ちも晴れ晴れする思いです。
黄砂がなかったら、もっと素晴らしい眺めだったと思います。

が、この道はやがて細い山道となり、
ほどなくして、烏川渓谷緑地に到着しました。
あたりは深い森の中といった雰囲気です。

烏川渓谷緑地は、森のなかを流れる川に沿って、遊歩道が延びている、
というかたちになっています。
天気のよいGW後半の休日、ということもあり、あたりには、
行楽客の姿も多数見受けられました。

人面岩

こちらは、人面岩と呼ばれる巨岩です。
たしかに、よく見ると、岩の凹凸が人の顔のように見えます。
光の加減によって、もっとはっきり人面に見える状態にもなるのですが、
うえの画像では、あまりそのようは見えないかもしれません。

この岩の姿をよく見られるよう、谷にはバルコニー状の張出しがありました。
それにしても、流れる水がきれいですね。
水音も心地よかったです。

谷川沿いの遊歩道

こうして渓谷沿いに遊歩道を進んでいくと、
やがて道は、国営あづみの公園との境界に達します。

国営あずみの公園は有料の公園で、本来であれば、
料金所がないこちらの側からは、園内に入ることはできないようです。
ところがこの日は、あづみの公園は無料開放されているとのことで、
境界にあるゲートも、大きく開かれていました。
これはラッキー、というわけで、さっそく、園内に入ってみることにしました。

あづみの公園内1

さすがに有料の公園ということで、園内はとても美しく整備されていました。
メンテナンスも行き届いているようです。
しかも、各所で、コンサートが開かれていて、多くのお客さんで賑わっていました。

池が続く

段々畑のように浅い池があり、下流の池に向かって、順々に水が流れています。
空を映す池がいくつも連なる眺めは、美しさとともに、
どこか懐かしい、牧歌的な雰囲気に満ちていました。

チューリップ畑

園内はかなり広く、遊歩道沿いには、チューリップ畑もあり、
カメラを向ける人もそこかしこにいました。
これだけチューリップが並ぶと、壮観ですね。

ただ、チューリップ畑はここだけではなく、ほかのお花畑も含め、
園内の数カ所に点在していたようでした。

こうして、あづみの公園内をひとしきり巡って、
クルマを止めた、もとの烏川渓谷まで戻ってきました。
お散歩には、いいコースです。
(ですが、この公園巡りで、思いのほか時間を使ってしまいました)

その後はふたたびクルマを走らせ、今度は、
満願寺というお寺を目指すこととなったのですが、その模様は、
また次回に詳しく書きたいと思います。




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