
さて、昨日の続きです。
志賀原発のPR施設である「アリス館志賀」に入館した人には、
もれなく、近くにある、花のミュージアム「フローリィ」の入場券がもらえます。
フローリィは、通常500円の入場料となっているそうなので、
これはありがたいことです。
そのうえ、アリス館、フローリィ、双方で出題されているクイズに答えると、
解答用紙をフローリィ側に提出すると、粗品がもらえるとか…。
かなりのサービスです。
また、このふたつの施設のあいだには、
無料シャトルバスも運行さているとのことで、
双方の施設のあいだには、密接な結びつきがあるようです。
ただ、このアリス館に来る人は、ほとんどがマイカーを利用しているので、
無料シャトルバスが役立っているかどうかは、ちょっと疑問なのですが…。
まあ、そんなことはさておき、
アリス館志賀をあとにして、クルマでフローリィに向かってみることにしました。

このフローリィという施設は、日本海を見渡せる広い丘のうえにあります。
能登には不釣り合いに思える南欧風の建物が、ひときわ目をひきます。
それにしても、おしゃれで立派な建物です。
なかに入ると、中央に吹き抜けのホールがあり、向かって右手にミュージアムショップ、
左手にフリースペースがあります。
(このフリースペースは、なにかの工作教室のようなものに利用されていました)
このフリースペースを抜けて進むと、大きな温室に行き当ります。

さすが、花のミュージアムというだけあって、温室内は植物がいっぱい。
しかも、なかなかいい雰囲気です。
今後、この施設は、能登の観光名所のひとつになるかもしれません。
(すでに観光名所になっているのでしょうが…)

温室の中央には泉が流れています。
涼しげな眺めですね。
こういうところで、ぼぉ~と佇むのもいいかもしれません。

天井から降り注ぐ柔らかな陽射しが、緑を輝かせていました。
(花よりも、緑が多いという印象でしたが…)

また、ここからの眺めも、アリス館からの眺め同様、まさに絶景です。
緑の向こうに見える、青い海と青い空。
すばらしいですね。

建物の外には、アリスの園というイングリッシュガーデン風の庭がありました。
庭の柵には馬車の車輪がさりげなく立てかけてあったり、
また、小径の向こうには噴水があるなど、見て回るのが楽しいです。
これだけの施設となると、植物の手入れもたいへんなのではないかと思います。
入場料の500円はいたしかたないところかもしれません。
アリス園をブラブラした後は、建物に戻り、クイズラリーに挑むことに。
クイズが書かれているボードの前に行くと、たまたま居合わせた人が、
その答えを教えてくれました。
というわけで、答えを書いた用紙を受付に持っていくと、
カフェでのドリンク券に引き換えてもらえました。

というわけで、カフェ「カモミール」にいって、休憩!。
ここでは、結婚式も行えるそうです。
このカフェの向こう側でも、一階のフリースペース同様、
カルチャースクールのような教室が開かれていました。
どうやら、この施設は地域の人たちにも幅広く利用されているようです。

こうして、フローリィを堪能した後、羽咋市方面に戻ったのですが、
なにしろ能登まできたのですから、海を間近で見てみたい、ということになり、
通りすがりの海水浴場に降りてみました。
時刻はすでに夕方とあって、ほとんど人影はいませんでしたが、
やっぱり海はいいですね。
その後は、羽咋の「千里浜なぎさドライブウェイ」を走ってみることに。
このなぎさドライブウェイは、海岸沿いの砂浜が道路して認められているところで、
海沿いをドライブできる珍しい道です。
(砂浜に道路標識が立っていたりします)

さすがに、こちらは人もまだ多く、海辺にクルマを止めて、
ベーバキューをしたり、海に入ったりしている人もいました。
その後は、かほく市を経由し、国道8号線に入り、
高岡、富山を経て高山へと帰ってきました。
原子力のPR施設を見学したり、花のミュージアムを見物したり、
渚を走ったりと、なかなか有意義なドライブでした。
また、能登の海岸を、ドライブしたいものです。
コチラをクリックしてくださるとうれしく思います。
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