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東京は四谷にあるレンタルフォトエージェンシー「waha」さんのサイトに、
私の新作イラストが、アップされました。

今回アップされた作品は、バリエーションも含め、
全部で27点となっています。

waha(ワーハ)さん トップページ

イラストレーション / 新着作家トップページ

当初は、さらに多くの作品を制作できるものと思っていたのですが、
今年は、予想外(?)に忙しく、
なかなか作品作りに時間を割くことができませんでした。
そんわけで、27点という作品数になってしまいました。

さて、今回アップされた作品は、
ロボット、クールな都市、賑やかな街などが、メインとなっています。
モデリングの制作はすべてShadeによって行い、その後、
Photoshopで手を加えています。

このブログで、その一部を、ご紹介いたします。

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こちらは、ホワイトボードを持つロボットです。
このボワイトボードに、お使いになる方が、文字を入れていただく想定となっています。

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都市のイメージです。
このタイプの作品は、バリエーションを含め、多数アップされています。

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惑星に見立てた球体に、街があるイラストです。
楽しく賑やかな雰囲気を目指しました。

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同じく、街のイメージです。
住宅街とビジネス街、それぞれを描いています。

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ホワイトボードを差し出すロボットハンドです。
こちらは、本作を含め、二種類のバリエーションがあります。

また、今回アップのものも含め、wahaさんには、
全部で62点の作品がアップされています。
こちらについても、この機会に、ご覧いただければ、と、思っております。

デザイナーのみなさん、
ビジュアルにお困りのさいは、ぜひ、一度、
wahaさんのサイトをご覧ください。
(当ブログで発表される作品は、すべて著作権が発生しています。
 無断使用はご遠慮ください)






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信州の紅葉

いよいよ秋たけなわとなり、ここ飛騨でも、紅葉が見頃になってきました。
そんなわけで、先々週の日曜、そして先週の日曜も、紅葉を求めて、
MINIでドライブに行ってみました。

先々週、まず行ってみたのは、信州の開田高原です。
飛騨からは少し離れてしまいますが、
こちらには、毎年、秋になるたびに、紅葉を見に行っています。

この開田高原の「木曽温泉ホテル」のそばにある、
猿橋(さるはし)渓谷というところに、まずは行ってみました。
この猿橋渓谷は、私のお気に入りの紅葉スポットなのですが…。

先々週は、まだ時期が早かったのか、色付きが少し浅いように感じました。

猿橋の紅葉

それでも、遥かな山の高みは、紅葉した木々の姿を見ることができました。
この日は好天にも恵まれたため、
秋の空の青さが、紅葉を一段と輝かせてくれました。

紅葉の色付き具合にかかわらず、この谷の眺めはすばらしいものです。
しかも、上流、下流で、景観はがらりと変わります。

猿橋渓谷

こちらは渓谷の下流側です。
高所恐怖症の私は、いつも、足がすくんでしまいますが、
それでも、この眺めを見たくて、おそるおそる、橋から身を乗り出すことも、
しばしばです。

その後は、木曽福島に出て、国道19号線を南下。
南木曽町を超えたあたりで西に進路を取り、岐阜県側に入ります。

こうして帰路についたのですが、その途中、
夕森公園というところに、ちょっと寄ってみることにしました。

この公園には、今回、初めて立ち寄ったのですが、
緑も豊富なうえに、清流の眺めも楽しめるという、
思いのほか、いいところでした。

夕森公園の清流

こちらがその川の様子です。
夕森公園という名にふさわしく、あたりはすでに夕暮れだったのですが、
オレンジ色を帯びた陽の光に、緑と水が映えていました。
こんなことなら、もっと日の高いうちにくればよかったです。

森林鉄道

ちなみに、このあたりは、かつて森林鉄道が走っていたようで、
一部を残して取り壊された鉄橋のうえには、トロッコを引いていたのであろう、
小さなディーゼル機関車が、ディスプレイされていました。

ここからさほど遠くない長野県上松町にも、森林鉄道の一部が残っています。
上松の森林鉄道は、現在も、観光客を乗せて山のあいだを走っています。

その上松町の路線と、この夕森公園の路線とは、
ひょっとすると、かつてはどこかで繋がっていたのかもしれません。

さて、その一週間後の先週日曜、
今度は、郡上八幡方面に紅葉を見に行ってみることにしました。
(この日も、出動車は私のMINIです)

ところが、この日は、前週と違って、天候が不安定。
朝のうちは晴れていたものの、昼をすぎたあたりから、
どんどん雲行きがあやしくなってきました。

それでも、気を取り直して、岐阜県金山町へと向かいました。

金山の道

ですが、南下したため、紅葉の見頃はまだまだ先。
前週と同じように、開田高原方面に向かえば、
見頃の紅葉と対面できたのかもしれませんが、
同じ場所に行くのはつまらず、南下の道を選んだのですが、
当然というべきか、あてがはずれました。

その後、郡上八幡方面へと進路をとったのですが、このあたりで、
まとまった雨に出くわすこととなりました。

こうして、道の駅「古今伝授の里やまと」に到着。
が、今度はいきなりの晴れ。
この日の天気は、ほんとうに目まぐるしいものでした。

やまと

この道の駅は、土産物店、レストラン、花屋、などがあり、
そのほかにも、足湯、ギャラリー、も併設されています。
また、野菜専売所が新たに作られており、
隣には温泉施設もあります。

地方の道の駅としてはとても設備が充実しており、そのためか、
いつも、とても混んでいます。

しかも、レストランでは、結婚式も開かれていました。
新しく雰囲気もいい建物で、レストランウェディングには
まさにぴったりかもしれません。

ちょっと休憩

あたりを散策し、しばらくベンチに座ってボオッとしたり、
ここは、なかなか楽しめます。

このあとは、紅葉の名所として知られる「せせらぎ街道」を
通って帰路についたのですが、
しばらくすると、あれほど晴れていた空がみるみるうちに曇り、
どんよりとした空模様に…。
この日は、天候には恵まれませんでした。

パスカル清見

その後、パスカル清見に到着。
手前の駐車場は大混雑の様相を呈しているのですが、
橋を渡った奥の駐車場は、このようにとても空いています。

パスカルの紅葉

こちらは、紅葉がまっさかりという状態でした。
天気がよければ、もっと美しいのだろうと思うのですが…。

そして、せせらぎ街道を走る頃には、
ぽつりぽつりとふたたび雨が降り出しました。

ただ、せせらぎ街道の紅葉は、まさにまっさかりでした。
しかし時刻はすでに夕方、雨も降り出し、最悪の空模様なのですが、
紅葉だけは、ほんとうにきれいでした。

せせらぎ街道の紅葉

ただ、写真は天候のせいもあってかほとんど失敗。
実際には、もっときれいでした。
(天気がよければ、すごくきれいだったと思います)

いまや十月も終わりに近づき、
せせらぎの紅葉は、今年、これで見納めかもしれません。






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白馬のジャンプ台

抜けるような青空に恵まれた三連休。
ここ飛騨高山では、秋の高山祭が開かれ、大勢の観光客で賑わったようです。
そんな行楽日和の日曜日、私たちは、地元の祭りをよそに、
白馬まで、MINIで出掛けることにしました。

たしかに、高山祭の呼び物である豪華絢爛な祭屋台(山車)の引き揃えを見てみたい、
という気持ちもあったのですが、秋の穏やかな日差しのなかを、
風を受けながらドライブしたい、という誘惑には、勝てませんでした。
(だいいち、祭は二日間あるわけですから、その翌日でも、見物は可能です)

そんなわけで、この日は早起きに成功。
この調子なら、かなり時間に余裕を持って、家を出られる、と思っていたのですが、
どういうわけか、結局、出発は10時くらいに…。

まあ、いつものことなのですが、これでは、
いったいなんのために早起きしたのやら、という感じです。

とにもかくにも、この日は絶好の晴天。まさに雲一つない空。
これ以上はないというほどのドライブ日和です。

今回の目的地は、先にも述べたように、長野県の白馬です。
もちろん、ここには、いままでにも何回か行ったことがありますが、
今回は、さらに北へ進んで、海まで…、
新潟県の糸魚川市まで出てみる、というコースをとってみることにしました。

絶好の晴天

というわけで、まずは東の長野県を目指して、国道158号線を走ります。
その途中、飛騨と信州を結ぶ『安房峠』を通ってみるつもりだったのですが、
いざ、安房峠に行こうとすると、渋滞に出くわすことに…。

トンネルが造られたいま、細く険しい峠を通ろうとするクルマはほんのわずか。
普通なら、その峠を目指す道が渋滞するわけはないのですが…。

安房峠の入口手前には、上高地に行く行楽客のための駐車場があり、
どうやらこの渋滞は、その駐車場に入るためのクルマが引き起こしているようです。

連休の中日でしかも希に見る晴天…。
となれば、上高地を目指す人はいつもよりかなり多いはず。
ですが、ここまでの渋滞を引き起こしているとは、まさに予想外でした。

というわけで、結局、安房峠行きをあきらめ、トンネルを通って信州へ。
予想外の事態に、ちょっと残念な気持ちになってしまいました。

そのあと、158号線を松本市に向けて走ったのですが、
上高地を目指す行楽客のクルマが、
道のそこかしこにクルマが路上駐車していました。
これほどの数の路上駐車を見るのは初めてで、上高地の混雑ぶりがうかがわれました。

が、松本に向かうクルマは、さほど多くはなく、
比較的スムーズに安曇野に入ることができました。

安曇野にて

安曇野に入ったところでちょっと休憩をして、
ふたたび、白馬を目指して、真っ青な空の下を走り抜けました。

木漏れ日のなかを

このあたりの道は、木漏れ日が美しく、すがすがしい気持ちになります。
こんな道を、どこまでもずっと走り続けたいですね。

そして、木崎湖、青木湖を横目に見ながら、白馬に到着。
上高地の先例があるため、こちらもさぞかし人が多いことだろう、
と、予想していたのですが、そこまでの混雑はなく、
かといって適度な賑わいもあり、ほどよい雰囲気でした。

オリンピックのジャンプ台

こちらは1998年の長野オリンピックで使用されたジャンプ台です。
日の丸飛行隊の晴れ舞台となった場所です。

こちらにきたのは、ちょうど五年ぶりになるのですが、
いまみても、この施設の巨大さに圧倒されます。
しかも、選手が滑り出すスタート地点は、遥かな高みにあり、
高所恐怖症の私には、あの地点に立つことを想像するだけで、
足がすくむ思いです。

ジャンプ台手前の電光掲示板

ジャンプ台の手前は広い芝生となっており、
腰を下ろして談笑する人、散策する人など、秋晴れの一日を、
みなそれぞれに楽しんでいるようでした。

さて、ここからさらに北に進んで、いよいよ糸魚川に向かいます。
白馬から糸魚川までのルートは、八年ほど前に通ったことがあるのですが、
以後、まったく走ったことがなく、そのためか、風景の記憶も曖昧です。

このルート、かなりトンネルが多いです。
その昔、通ったとき、これほどトンネルはなかったように思うのですが…。

糸魚川の海

そしていよいよ、海に…、糸魚川に到着。
山深い場所から開けた海に出ると、感激もひとしお、といった心持ちです。
ただ、新潟県に入ってから、少しだけ、薄く雲が出てきました。

糸魚川でのMINI

このあとは、上越方面に走り、弁天岩というところに向かってみました。

弁天岩

こちらがその弁天岩。
この日予定していた、最後の目的地です。

弁天岩には厳島神社という小さな神社があり、そのうえには、
小さな灯台がありました。
海に突き出した橋の先に、小さな島がある光景は、蒲郡の竹島を思わせますが、
この弁天岩は「岩」というだけあってか、竹島よりさらに小さく、
道も狭く急なものでした。

日本海に沈む夕日

こちらは、その島からの帰り道、橋の上から撮った夕日です。
水面を照らすオレンジ色の光。美しいです。

その後は、黒部、魚津、富山を経由して、高山へと帰ってきました。

長い長いドライブでしたが、今度はもっと遠くまで行ってみたいな、と、
思ったりもしています。





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トビライラスト全景

日経BP社さん発行の「日経パソコン」誌10/10号の、
特集記事見開きトビライラストを、このたび、
担当させていただきました。

特集記事は「進化するインタフェース」というもので、
ビジュアルは、その内容に合わせ、人と機械(ロボット)が、
親しく会話をしているものとなりました。
まずは編集を担当していらっしゃる方から、簡単なラフスケッチをいただき、
それをもとに、おおよそのイメージをつかんでいきます。
また、今回は、すべて3Dで作るのではなく、人物は写真を使用し、
後に3D画像と合成して、一枚の画像として仕上げてほしいとの意向もいただきました。

まず最初は、室内とロボットのモデリング作業から入りました。
室内は「部屋」というより「空間」といった雰囲気が出ると望ましい、
とのことでしたので、未来的で、シンプルなものとしました。
このさい、難儀するのが、密度感の問題です。
シンプルだからといって、なにもない空間にしてしまうと、間がもちません。
特に今回は、室内(空間)部分が、誌面上、大きな面積を占めますので、
ただ、何もない部屋では、あまりに殺風景です。

Shade画面

かといって、家具や機器を置くわけにもいかず、
悩んだ末、壁面にデジタル的なラインを薄く加え、
また、床には、メカ的なパネルラインと、弧を描くライトを施しました。
(この床面の処理は、前回、同じ日経パソコンさんのイラストでも、
 試した方法です)

室内の色の基調は白とグレーですが、
ほんのわずか、ブルーのグラデーションなどを入れて色味の変化をつけつつ、
クールでサイバーな空間を構築したつもりです。

さて、次にロボットですが、
この室内(空間)と同じような印象、テイストを持つものでなければなりません。
私の手元にはいくつか既存のロボットのモデリングデータがありますが、
それらは、ちょっとメカっぽくて、今回のテイストに合わず、
結局、それらを一部を改変して、新たにロボット作りをすることとなりました。

人間型ロボット

イメージソースはホンダのアシモなどですが、
あまり似てしまうのもまずいので、脚などは参考にしつつも、頭部は大きくし、
子供を思わせるような頭身としました。

本来ならパネルラインなどをいれたいところですが、
それもやりすぎれば、背景のテイストと違ってしまうので、ひかえめにしました。

ハロ型ロボット

こうして、人間型ロボットと、宙に浮く球体型ロボットを作り、レンダリング。
そのさいは、人物写真を参考にしながら、
ライティング、および、カメラアングルの微調整を行いました。

レンダリング画像が完成すると、次に、人物写真を入れ込むことになりましたが、
実際の写真と、3Dのレンダリング画像を、違和感なく合成するのは、
なかなか難しく、微調整を繰り返しました。
とくに難しいのは、人物の影で、こちらはブラシツールで慎重に描き加えたのですが、
まだまだ、改善の余地があるかもしれません。

仕上げは、トーンカーブで各部の濃淡を調整。フィニッシュとなりました。

最後になりましたが、
今回も楽しくスムーズにお仕事をさせていただきました。
編集部のみなさま。担当のSさま。たいへんお世話になりました。
ほんとうに、ありがとうございました。

それでは、今後とも、よろしくお願い申し上げます。






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