大晦日の宮村

今日は大晦日…。2011年も残すところわずかとなりました。
そんなわけで、今年も、当ブログ恒例の「一年を振り返る記事」を、
印象深い出来事を思い起こしながら、綴っていきたいと思います。

2011年といえば、なによりまっさきに頭に浮かぶのは、
3月11日の震災と、それに端を発する原発事故です。
戦後最大の国難ともいうべきこの災厄によって、
多くの人が、耐え難い悲痛な思いと、塗炭の苦難を味わっただけでなく、
原発事故という人災による追い打ちによって、
震災からの復興が、さらに遠く困難なものとなってしまいました。

この原発の問題は、国民すべてが、今後も長期にわたって、
重大な不安を抱え続けていかなければならないという、
まさに、未曾有の事態となってしまいました。

原発の廃炉までに40年という時間が必要とのことですが、
おそらく、もっと多くの時間が費やされるのではないでしょうか。
その解決を、私は、生きているあいだに見ることはないのかもしれません。

加えて、日本の政治も経済も、閉塞感ばかりが漂い、
外に目を向ければ、ギリシャ危機に端を発するヨーロッパの経済不安や、
北朝鮮の政情不安の懸念など、明るい要素もないという有様です。

ですが、来る2012年は、
希望の光が差す年になってほしいと、切に願っています。

厳しい冷え込みの大晦日

さて、そんな2011年だったわけですが、私の個人的な感想としては、
このような言い方はたいへん不謹慎かもしれませんが、
よい年だったと思っています。
仕事のうえでも、守秘義務があるため、ブログでの公表はできませんが、
新しい展開があり、予想以上に忙しく、充実していました。

というわけで、今年の思い出深い出来事を、
駆け足で振り返っていきたいと思います。

停止状態のMINI

まずは一月に起きたMINIのトラブル。山の中で、突然のエンジン停止です。
まあ、電気がきていないというトラブルですから、
見方によっては単純なものなのですが、その後、
何事もなくエンジンがかかってしまったため、原因が特定できず、
やっかいなことになりました。
結局、今年は、このトラブルのおかげで、その後、五月過ぎまで、
満足にMINIに乗れませんでした。
(今年一番の、マイナスの出来事でした)

素晴らしい杉並木

さて、次の思い出深い出来事ですが…。
七月一日の結婚(入籍)記念日には、長野旅行に行ってきました。
まずは戸隠神社に行き、翌日には善光寺にも行ってきました。

戸隠神社の奥社へ向かうこの参道の眺めは、ほんとうに素晴らしいものです。
このとき、戸隠神社には三回目の参拝となりましたが、
いつ見ても、この光景には、心洗われる思いがします。
また、出来れば来年も、いきたい場所です。

象山地下壕

その後は、松代大本営の地下壕跡も見学してきました。
かねてから、この地下壕の存在は知っていましたが、
実際に見学すると、実際に見学してみると、
こんな山の中に籠ってまで戦争継続をしようとした、
当時の軍部の狂気を、肌で感じる思いでした。

高橋尚子ロードにて

秋以降は、今年前半の鬱憤を晴らすように、MINIで方々へ出掛けました。

光前寺の参道

こちらは、駒ヶ根にある「光前寺」です。
美しい参道が印象的でした。
今年は、この光前寺をはじめ、美しい参道をたくさん見ることができました。
白山ひめ神社や、虎渓山永保寺も、木漏れ日の美しい参道が印象的でした。
この光前寺にも、また、ぜひとも行ってみたいです。

オリンピックのジャンプ台

そして、白馬を経由して糸魚川までドライブ、という、
長距離強行軍もしてみました。

この日は終日にわたって大好天。
まずは安房トンネルを通って安曇野に入り、
そこから、木崎湖、青木湖を経て白馬へ。

白馬で98年の長野オリンピックのジャンプ台を見物した後、そのまま北上。
新潟県の糸魚川の海まで出てみました。
そして今度は国道8号線に乗り、南西に向かって走り、
富山市を経由して、飛騨高山へと帰ってきました。

独身の頃は、このくらいの距離のロングドライブはよくしていたのですが、
さすがに、いまは昔のようにはできないですネ。

クリスマスらしい光景

そして、しめくくりはやはりクリスマス。
イルミネーションの輝く名古屋の街を散策してきました。

とにかく今年一年、みな健康で過ごすことができました。
来年も、よい年であるようにと、
そして、この国の誰もが、心穏やかに過ごせる年になりますようにと、
願わずにはいられません。

それでは、みなさま、よいお年をお迎えください。





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2012新製品完全予想

この年末に発売された週刊アスキー(2012/1/10-17号合併号)の特集記事、
2012新製品完全予想の、見開きトビライラストを担当させていただきました。
今回のイラストは、来年の干支である竜を中心に、
2012年に発売が予想される、各機器をからめる、というものです。

今回は竜がメインになるということで、
Shadeで竜をモデリングしました。
とはいえ、おりしも、こちらでも年賀状用の竜をモデリングしており、
今回は、こちらを流用しての制作となりました。

竜というのは、なにしろ架空の動物ですから、
これといった決まったかたちはないようです。
実際、ネットで画像検索をかけても、それぞれにさまざまな竜が現れます。

そのなかで、今回、モデルにしたのは、神社などの手水舎にある、
龍の水口、また置物などです。

とくに、手水舎の龍の水口は、迫力があるカッコいいものが多く、
とても参考になりました。

口のあたりからモデリングし、その後、鼻、下顎、目、と、
順に形作っていきました。
この顔ができれば、龍のモデリングは八割りが終わったようなものです。
(やはり、竜は顔が命ですね)
胴体は掃引体で作っています。
テクスチャはいろいろ迷ったのですが、結局、
お正月らしい派手でピカピカのゴールドとしました。

龍のモデリング画面

各機器は、過去のモデリングデータを活用しつつも、
今回、新たに作り起こしました。
とくに画面類は、すべて新規に作りました。

いつもなら、これらを、すべてひとつのモデリングデータとして、
各位置に配置し、カメラを設定して、レンダリングさせますが、
今回は時間がなかったので、各機器はそれぞれ個別にレンダリングさせ、
Photoshopで合成しました。

背景の空は放射状のヘアラインや光のライン、稲妻を入れてみましたが、
もう少し、まだなにか、入れてもよかったのかもしれません。
(やりすぎるとくどくなるので、このあたりのさじ加減は難しいのですが)

最後になりましたが、週間アスキーさんには、
今回も、たいへんお世話になりました。ありがとうございました。
新しい年も、どうぞよろしくお願いいたします。




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イブのテレビ塔

今年の12月はほんとうに忙しく、
日曜日も仕事に追われ、出掛けることがほとんどできませんでした。
そんなわけで、ドライブやお出かけの記事が多いこのブログは、
今月に至って半ば休眠状態となってしまいましたが、クリスマスだけは、
昨年同様、どうしてもどこかに出掛けたい、ということで、
かねてから、スケジュールを調整していました。

折しも、今年のクリスマスイブは土曜日となり、前日の天皇誕生日を含めると、
三連休ということにもなります。

我が家では、さすがに三連休とまではいかないのですが、
イブとクリスマスの二日間はお休みにし、
金沢へ一泊二日の旅行に行こうと計画していました。

というわけで、ホテルの予約も取り、駐車場の確認もし、
どこをどう見て回るかについても、しっかり準備もしていたのです。
が、クリスマスが近づく頃になると、寒波襲来のため、
北陸の天候は荒れるという予報が出るようになりました。

それでも、金沢には行ってみたい、雪吊りのイルミネーションを見てみたい、
という気持ちはさめず、なんとか天気予報が外れることを願いながら、
ギリギリまで粘って待ったのですが、予報はますます悪くなるばかり…。
結局、断腸の思いで、金沢行きはキャンセルすることとなりました。

ですが、クリスマスにどこかに行きたい気持ちが変わることはなく、
結局、昨年同様、名古屋に行ってみることにしました。

とはいえ、昨年は日帰りでしたが、今回は一泊することにしました。
イルミネーションを楽しみたいのなら、やはり、一泊することは避けられません。
冷え込む冬の夜に、長い雪道を帰ってくるのは、危険ですし、
疲れるものです。

とはいっても、すでにイブの夜のホテルはどこも満杯。
一泊10万近くする高級ホテルか、カプセルホテルか、
とにかく両極端なホテルしか空いていません。

ですが、どうにか、丸の内(名古屋の中心である栄からほど近いところです)に、
部屋をとることができ、いざ出発となりました。

もっとも、タワーパーキングへの駐車となるため、
車高の低いMINIでは不安です。
というわけで、今回は、ヨメにクルマを出してもらうことにしました。

イブの宮峠

イブの朝は、寒波襲来のため、ここ飛騨高山では厳しい冷え込みに。
とはいえ、降雪量はさほどではなく、
それどころか、青空さえ見えるくらいでした。
そんなわけで、何の支障もなく、快適にドライブし、名古屋へ到着。
名古屋も、青空こそさほど見えないものの、雪や雨がちらつくことはなく、
まずまずのお天気でした。

ホテルにチェックインしたあとは、Facebookで知り合った方とお会いしたり、
また、専門学校時代のクラスメートだった立体イラストレーターの方と、
じつに20年ぶりに会ったりと、とても楽しい時間を過ごしました。
(ですが、ほんとうにあっという間に時間が過ぎてしまいました)

栄の観覧車

その後は、ヨメさんとふたりで、名古屋の中心「栄」に、
イルミネーション見物へと出掛けました。
節電が叫ばれるなかでのイルミネーションということで、
今年のクリスマスは地味だとのことでしたが、それでも、
私が住んでいる田舎のことを思えば、名古屋の町中は、賑やかで華やかです。
やっぱり都会はいいですネ。

パルコに向かって…。

その後、フランフランに行き、パルコへと歩いて行ってみました。
流れるBGMはクリスマスソング。
どこも多くの人で賑わっていて、
クリスマスイブはこうでなくちゃ、という感じです。

ミクシム

こちらは日産ギャラリーです。
電気自動車リーフが置いてあり、ギャラリー内の電力はリーフから供給されている、
とのことでした。

そのリーフの向こうに、コンセプトカーらしきものが置いてありました。
こちらも、電気自動車なのでしょうか…。
名前はミクシム…。なんだかmixiみたいです。

ただ、クルマが展示できるスペースがまるまる一台分空いており、
そこには、「たま」という古い電気自動車が予定されているようで、
プレートだけがありました。

たまはすでに展示を終えたのか、あるいは、これから搬入されるのかもしれません。

アカリナイトに行ってみる

こちらはテレビ塔に向かう久屋大通公園です。
ここでは、例年、地元の中高生が聖歌を歌うイベントがあるのですが、
すでに終了していました。
去年は聞くことができたのに、残念です。

とはいえ、アカリナイトという、
ランプのシェードのデザインを競うコンテストが行われていて、
カップルや家族連れで賑わっていました。

アカリナイト出品作品

こちらがアカリナイトの出品作品。
審査用紙をもらったので、すべての作品を見て投票してきました。

たま電気自動車

その後も、街をブラブラと散策していたら、
ちょうど、日産ギャラリーに展示予定と思われる、
古い電気自動車「たま」の搬入場面に出くわしました。

レトロなボディがかわいいです。
しかもピカピカで、まるで復刻版の新車かと思うほどです。

このクルマは、たしか1947年の製造だったように思います。
(日産ギャラリーのパネルには、たしか、そう書かれていたように思います)

古いとはいえ、そこは電気自動車。
たしかに、音もなく走るんですね。
電気自動車って、決して目新しいものではなく、
自動車産業の黎明期から存在していた、ということがよくわかります。
(ほんとうに、このデザインのままで、売り出してほしいくらいです)

その後は、居酒屋に行ったりして、名古屋のイブの夜を満喫してきました。

クリスマスらしい光景

というわけで、とても楽しいイブの夜でした。
その後、ホテルでも、ちょっとビックリすることがあり、
思い出深いものとなりました。

来年も、イブはイルミネーションとともに過ごしたいものです。





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車検を終えて。

早いもので、もう師走。
今年も残すところ、あと三週間ほどになってしまいました。
ほんとうに時が経つのは早いものです。
そんなわけで、仕事やら、年賀状の準備やらで、日々、慌ただしく、
先月末から、なかなかブログも更新できませんでした。
気持ちもなんだか落ち着きません。
まあ、年末って、こんなものですよね。

さて、話は変わりますが、このたび、MINIが車検整備から帰ってきました。
(といっても、車検から帰ってきたのは先月の月末です)
今回も、いつものように、市内のSモータースさんにお願いをしました。

なにしろ今年、MINIは、いろいろとトラブル続きで、
一月には山の中で突然のエンジン停止に見舞われ、その後も、
ドライブシャフトブーツが切れたり、水温計が下がらなくなったりと、
いろいろと問題が発生しました。

とくに一月の、接触不良によるエンジン停止は、
いままでのなかで最大の問題でした。
単に電気がこなくなるだけの、いわばシンプルなトラブルなのですが、
症状が収まってしまうと、どこで接触不良が起きたのか、もはや確認しようがない、
という、ほんとうにやっかいなものでした。

そのときの日記はコチラです

この問題の解決に結局半年を要してしまい、そんなわけで、
今年は、いつもの年よりも、少し走行距離が少ない状態になりましたが、
秋には、いままでの鬱憤を晴らすかのように、かなりあちこち走りました。

いずれにしろ、このような状態でしたので、
今年の車検は、少しばかり費用がかかるかも、と、
覚悟はしていたのですが、実際には、部品交換もほとんどなく、
いままでで最も安い車検費用で収まってしまいました。

レポート1

今回も、いつものように整備のレポートをいただきましたが、
いままでになく、ページ数が少ないものとなっていました。
まあ、そんなに悪い箇所がなかったため、
写真に収めておくこともなかったということなのですが…。

レポート3

とはいえ、問題箇所がないわけではなく、
まずブレーキローターの外周部分に錆が発生しているとのことで、
いずれは交換しなければならないとのことでした。
また、ブレーキキャリパーに行くゴムホースも、
そろそろ寿命ではないかとのことです。
ただ、見た目には亀裂もクラックもなく、問題はないんですが…。
(ラバープロテクタントを定期的にスプレーしているおかげかもしれません)

レポート2

リアブレーキはホイルシリンダーもブレーキライニングも問題なし。
ジョイントもさほど摩耗していないということです。
こちらは、日頃のこまめなグリスアップのおかげだそうです。

ただ、ウォーターポンプやオルタネーターは経年を考えると、
ちょっとあぶなくなってくる、とのことでした。

オルタネーターは数年前にオーバーホールしたので大丈夫だと思うのですが、
ウォーターポンプは心配ではあります。
ただ、現状では水漏れなどなく、問題はありません。
次回の車検まで持ってくれるといいんですが…。

まあ、その他、気になるところといえば、
機関とは関係ないのですが、ボディの錆ということになります。

とくにウインカー部分は、ボディに直接ネジで止めてあるのですが、
どうやらこのネジがステンレスらしく、電蝕が起こってしまっています。
(無神経な付け方ですよね)
一応、このMINIには、
バッテリーの微電流をボディに流す電子錆予防装置をつけていますが、
それでも、錆をシャットアウトすることはできません。
(なにしろ、融雪剤を撒く冬場にも乗りますし…)
とはいっても、経年数を考えれば、まだ錆は少ないほうだと、
いわれることが多々ありますので、電子錆予防装置も、あながち、
効果がないものだとはいえないかもしれません。

その後、タイヤをスタッッドレスタイヤに交換し、
冬支度は当面これで完了ということになります。

今後も、まだまだ元気に走ってほしいものです。




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