
今年も、立春がすぎ、暦のうえでは春になったわけですが、
ここ飛騨高山では、まだまだ厳しい冷え込みが続いています。
今年の冬は、大雪のニュースがしきりに報道されていますが、
こちらでは、さいわいなことに、いまのところ、大雪とはなっておらず、
(とはいっても、毎日、小一時間ほど、雪掻きはしなくてはなりません)
ほっと胸をなで下ろしています。
もっとも、大雪の映像をテレビなどで見るにつけ、
雪の苦労がわかっているだけに、ほんとうに、気の毒になります。
この厳しい冬が早く終わってくれることを、願うばかりです。
さて、ちょっと日にちが経ってしまいましたが、
今年も、飛騨国分寺で開かれる節分星祭に行ってきました。
飛騨国分寺のサイトはコチラです
とはいえ、この2月に入って、私の仕事のスケジュールはびっしり…。
国分寺まで出掛けるのは、かなり厳しい状況となってしまったのですが、
やはり、一年の締めくくりとして、この行事には毎年出掛けており、
また、昨年いただいたお札をお炊き上げしてもらい、
新しいお札をいただいてくる、という、我が家にとって、
おろそかにできない大事もあり、結局、無理をおして出掛けることとなりました。
といっても、塩カル(融雪剤)だらけの道路をMINIで走るのは気が引けます。
あとで高圧洗車機で洗車すればいいのですが、
冷え込みが厳しいと、凍結防止のため、ガソリンスタンドの洗車機が使えないこともあり、
結局、この日は、JRで出掛けることにしました。
というわけで、三日の朝は、早起きしたのですが…。
この朝は異様な冷え込み。もう、寒いという感覚を通り越して、
痛い、という感じです。
しかも、凍結防止ヒーターを入れ、
蛇口にはタオルもまきつけていた水道が半ば凍結。
水やお湯がしたたるほどにしか出てきません。
お風呂の引き戸は凍って開かず、浴槽の蓋も凍ってとれません。
ほんとうに、酷い冷え込みです。
(このときの写真を撮っておけばよかったんですが、
あまりの冷え込みに、写真を撮ろうという意識さえありませんでした)
どうやら、マイナス13~4度にはなったようです。

そんな冷え込みの中、駅まで歩いたのですが、
空は晴れていて、ほんとうにすばらしい眺め。
寒さ故に、この凛とした景色を眺められるわけですが、
指がちぎれそうなほどに痛かったです。

そしてこちらは、駅の眺め。
真っ青で雲ひとつない空、大地は白一色…、とても美しい眺めですネ。
ただ、こんな日に限って、列車に遅れが出て、
震えながら、このホームに10分以上立っていました。
ようやく来た列車に乗り、揺られることおよそ数分。
高山駅に到着しました。
わずか一駅だけの旅ですので、ほんとうにあっという間です。

そしてこちらが、飛騨国分寺の前です。
節分星祭の看板が大きく出ていました。
この看板を見るのは、ちょうど一年ぶり、ということですね。

こちらは飛騨国分寺の三重の塔です。
いつ見ても、美しい建築物です。
その後、本堂に入り、午前10時を回ると、
いよいよ、星祭の始まりです。
般若心経が繰り返し唱えられる中、護摩が焚かれ、
室内は独特の雰囲気につつまれます。
写真を撮りたいところですが、神事のため、撮影は遠慮しました。
国分寺のHPに、画像がありますので、興味がおありの方は、見てください。
いずれにしろ、毎年、節分に、この場にこられるということは、
いままでの一年が、無病息災であった証で、
ありがたいいなあ、と、思うばかりです。
その後は、立春からの一年が、無病息災であるよう、願いを込めて、
豆まきが行われました。
(場内はドッと賑やかになります)
こうして、一連の行事が終わり、今年も、お札をいただいてきました。
最後に、ふたたび、
これからの一年、お見守りをいただけるようお願いし、バスで自宅へと帰ってきました。
ふだんはクルマに乗っているので、列車やバスに乗るのは新鮮で、
ちょっとワクワク気分でした。
(が、帰ってきたら、雪掻きと山のような仕事が待っていました…)
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