霧ヶ峰

なかなかお休みがとれないこの8月ですが、先日の日曜(19日)、
無理矢理休みにして、ひさしぶりにMINIで、ロングドライブにでかけてみました。
今回は、バルボリン20w-50のオイルに替えて以後、
初の本格的な長距離走行となります。
(オイル交換をしたのは、7月のはじめだったのですが…)
というわけで、テストもかねてのドライブとなりました。

といっても、この8月には、月末に大きな仕事の締め切りがふたつ重なっており、
日曜とはいえ、仕事を休んでしまうのは、いささかキツい感もありました。
ですが、いつもずっと家にこもりっきりで仕事をしているので、
休日くらいは、どこかに出掛けないと、精神的に苦しくなってしまいます。
というわけで、土曜日に深夜まで仕事をして、日曜は終日完全にお休みにしました。

さいわいにも、前日までは大気が不安定で、雷鳴が轟くことも多かったのですが、
この日曜は、天候も安定しているとのことで、
MINIでのドライブにも、支障がなさそうです。

今回の行き先は、またしても…、という感じですが、信州にしました。
(今年は、お出かけそのものが少ないのですが、
 いざ出掛けるというさいには、信州が行き先になるということが、とても多いです)
もっとも、今回は、松本、塩尻を経由して、諏訪湖に入り、その後は、
ビーナスラインまで行ってみることにしました。

出発は、いつものように遅めの朝10時。
まずは長野県を目指し、国道158号線を東へとひた走ります。

安房峠/岐阜県側

そして、軽井沢に行ったときと同じように、ここ安房峠を越えてみます。
三週間前にも通った安房峠ですが、MINIでこの峠を越えるのは、
今年においては、今回が初。
少し曇りがちで、木漏れ日の光景を楽しむことが出来なかったのですが、
大好きな峠道ですし、走っていて楽しいです。

安房峠/頂上

そして、こちらが峠の頂上です。
過去に、当ブログで何度もこの峠を取り上げていますので、
もはや、お馴染みの光景かもしれません。
(いつもこの場所で写真を撮っていますし)

こうして無事、安房峠を越え、そのまま東へ。
松本市の市街地に入る前に、サラダ街道に入り、
今度はすぐ南の塩尻市を目指したのですが…。

この道に入ってしまうと、食事をできそうな店は、
当分、見当たらなくなってしまいます。
仕方なく、セブンイレブンでおにぎりを買って食べることにしたのですが、
MINIのなかで食べるのも気が引けますので、
ピクニック気分で昼食がとれそうな場所を探すことにしました。
そんな折、信州スカイパークの看板が目に入り、そちらを目指すことに。

信州スカイパーク

こちらがその信州スカイパークなのですが、
この時間になると、天気は抜群によくなり、公園の緑がまぶしいほどでした。
ほんとうにすばらしい眺めで、写真に撮ると、まるで絵画のようです。
こんな空の下だと、おにぎりもよりいっそうおいしく感じられました。
(場所のせいだけではなく、実際、セブンイレブンのおにぎりはおいしかったです)

MINIは小さい

こちらはスカイパークの駐車場なのですが、
MINIの両側には軽自動車が、そのさらに外側には大型車が止められていて、
なんだか、MINIの小ささが際立って見えました。
MINIって、普通車なのですが、軽よりもずっと小さいです。

その後は、塩尻、岡谷を経て、下諏訪町へ。
諏訪湖畔をドライブすることとなりましたが、お昼をすぎて、
気温はどんどん上がっており、それでいながら、MINIのヒーターは、
オーバーヒート対策のため、かけっぱなしとなっていて、
(なにしろ、うちのMINIには、電動ファンがないですから)
車内の温度は耐え難いものとなり、湖畔ドライブも、
眺めはよいものの、快適とはほど遠いものと成ってしまいました。

諏訪湖

そんなわけで、とりあえずMINIを降り、諏訪湖畔を散歩してみることにしました。
外は車内に比べればさほど暑くはなく、適度な風もあり、心地よかったです。
そのおり、オシャレなショップ&レストラン「くらすわ」のパンフレットを、
いただいたので、そちらにも立ち寄ってみたりしました。

さてその後は、ビーナスラインを目指すため、一度、
国道20号線に入り、茅野方面へと向かいます。
とはいえ、茅野に入る前に左に折れ、急な坂道を昇ることとなります。
この坂道は、住宅の連なるあたりを伸びているのですが、
かなりの急坂で、付近にお住まいの方は、冬場などはたいへんではないかと、
ふと心配になってしまいました。

ビーナスライン到着

そしてようやく、ビーナスラインに到着、
霧の駅、という大きな売店がある場所で、とりあえずMINIを止め、
あたりを散策してみることにしました。

ビーナスラインは、三週間前にも通ったのですが、
そのときは、すでに夜で、しかも、ほんの少し走っただけでした。
ですので、今回は、思いっきり高原の景色を楽しむつもりでした。

がんばるMINI

というわけで、ひととおり、遊歩道を散策したあと、
今度は、車山高原方面に向かって走ってみます。
眺めはほんとうに美しく、下界とは別世界です。
こんなすばらしい道が、無料開放されていることに、
あらためて、驚かされてしまいます。

ちょっと休憩

走りつつも、ときどきクルマを止め、あたりを散策してみます。
なにしろ、山のあちこちに、遊歩道が伸びているので、
ちょっと歩いてみたくなってしまいます。

すばらしい景色

こちらがその遊歩道からの眺めです。
このあたりは、森林限界を超えているのでしょうか…。
高い木々はほとんど見当たりません。
ですので、はるか彼方まで見通しが効き、
胸のすくような眺めを楽しむことができます。
いつきてもいいですね。ビーナスラインは…。

その後は、白樺湖方面へと向かい、女神湖まで行ってみました。
帰りは、来た時と同じように、また、ビーナスラインを通ったのですが、
なんと、ビーナスラインからは、富士山が見えるんですね。
今回、はじめて知りました。

富士山

こちらがその富士山です。
写真では少しかすんでいてわかりづらいかもしれませんが、
肉眼では、ハッキリ見ることができました。

女神湖大駐車場

さて、まだまだ仕事が片付きませんが、
今月、納品をすませたら、またゆっくりと、
信州ドライブをしたいものです。





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筋肉図/頭部側面

2012年7月に、成美堂出版さまより発売された、
『ぜんぶわかる 筋肉の名前としくみ事典』の、
各種メディカルイラストを担当させていただきました。

今回、私が担当したのは、メインとなる全身の筋肉図1点と、
各章の冒頭に登場するイメージ図18点、
加えて、頭部の各筋肉図28点の、合計47点となっています。
(その他のイラストは、別のイラストレーターの方が、それぞれ担当しました)

昨年(2011年)出版された、同じ成美堂出版さまの、
『ぜんぶわかる 骨の名前としくみ事典』でも、私は、
総計47点のイラストを描かせていただきましたが、今回の、この筋肉の本については、
各章冒頭のイメージイラストが、とても難易度の高い手間のかかるもので、
したがって、前回より、はるかに厳しいお仕事となりました。

筋肉図/頸部

こちらが、各章の冒頭に登場するイメージイラストの一部です。
(このイラストは、頸部の章に登場するイラストです)
イメージイラストは、それぞれの章で解説される筋肉を、
ひとつにまとめたかたちとなります。

なにぶんにも、筋肉という組織は、重なり合って存在しているため、
それらを描ききるには、骨のイラストとは比べものにならないほど、
とても手間がかかります。

筋肉図/胸部

先にも述べたように、骨の名前としくみ事典と同じ出版者さんですので、
前回描いた骨のイラストは、可能な限り、踏襲して使っています。
ですが、これら各章のイメージイラストについては、流用できる骨は少なく、
結局は、今回、新たに描き起こしとなりました。

納期的な面でも少々厳しさを感じましたが、
それでも、なんとか、全体のクオリティを維持したまま、
すべての作業を終えることができました。

筋肉詳細図/側頭筋

こちらは、頭部の章のなかに掲載されている筋肉の詳細図です。
(イメージイラストではなく、解説記事と共に載せられているイラストです)
この頭部詳細図については、骨の名前としくみ事典で制作した、
頭蓋骨のイラストが、広く流用でき、作業も比較的スムーズに進みました。

それにしても、頭部だけで、さまざまな筋肉が重層的に存在しており、
いつもながら、人体の精緻さ、複雑さ、神秘性に、驚くばかりです。

筋肉の名前としくみ事典/表紙

ちなみに、amazonのサイトはコチラです。
● ぜんぶわかる 筋肉の名前としくみ事典

本の正式な名称は、
ぜんぶわかる 筋肉の名前としくみ事典—部位別にわかりやすくビジュアル解説
と、なります。
大きさはA5版です。

FBページ

また、facebookでも、この本のイラストを公開中です。
● facebookページ / 野林賢太郎 / illustrator Kentaro Nobayashi

このfacebookページでは、さらに多くのイラストを、
より大きな画像で紹介していますので、ぜひ、ご覧ください。
(facebookページには、今回のお仕事の他にも、さまざまな情報を掲載しています)

筋肉図/全身像

今後も、こうした、医学専門書籍のイラストを、広く手掛けて参ります。
(現在も、別の書籍のイラストが進行中です)

また、折りを見て、このブログで、
そうしたお仕事の紹介もしていきたいと考えておりますので、
今後とも、ご期待をいただければ、さいわいです。




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