福井プラホビーコンテスト会場

先日、タミヤ模型のサイトを久しぶりに覗いてみたのですが、
そのさい、6月22日と23日の両日、福井市内のショッピングセンターにおいて、
模型コンテストが行われる、という告知を見つけました。
福井といえば、お隣の県。
これは行ってみなくては、と思い、
23日の日曜、福井まで出掛けてみることにしました。

私の住む飛騨高山から福井市までは、一般道を使って三時間強の距離です。
ですので、ちょっとオデカケ、というよりも、
けっこうなロングドライブとなってしまうわけですが、
休日ですし、せっかくの機会ですので、福井まで遠征することにしました。

とはいうものの、我が家では恒例といってもいい、
いつもの「日曜お寝坊」により、
出発は大幅に遅れ、結局、家を出たのは午前11時頃…。
これから長い道程を行くというのに、行動はあまりにもスローペースです。

今回の出動車はヨメのプジョーで、運転もヨメです。
MINIで行きたかったのですが、あいにく、MINIはオイル交換を控えており、
ロングドライブが少しためらわれたため、ヨメのクルマで行くことにしました。

この日は、雨の気配こそないものの、雲が低く垂れ込めるあいにくの空模様で、
ドライブ日和というわけにはいきませんでしたが、難無く福井市に到着。
会場となっている「福井ショッピングシティ・ベル」も、
すぐに見つけることができました。

もっとも、この時すでに時刻は午後2時半を回っており、
やはりというべきか、出発の遅さが悔やまれました。
しかも、目的地に到着したにもかかわらず、
件の会場が、ショッピングセンター内のどこなのかまるでわからず、
あちこちの売り場を放浪することになってしまいました。

というわけで、いささか迷ったものの、ようやく会場を発見!。
広い室内に入ると、予想を上回る賑わいで、
模型というオタク的なコンテストにもかかわらず、
一般市民の関心が高いことに気づかされました。

私はまったく知らなかったのですが、このコンテストは、
すでに18回も開かれているとのことで、かなり歴史を持つ催しのようです。

ジャンルはなんでもアリという状態で、
カーモデルや、ガンダムや宇宙戦艦ヤマトなどのキャラクターモデル、
そして、AFV(装甲戦闘車輛)や、飛行機、艦船、などなど、
はてはラジコンまでも展示されていました。

AFV作品-3

私の目的はAFV。
というわけで、AFV系のテーブルに吸い寄せられていきました。
ただ、AFVだけがひとつのテーブルに集められている、というわけではなく、
適度に散らばっていたのですが…。

AFV作品-1

AFVは単品作品が多く、本格的な情景作品はわずかしかありませんでした。
ジオラマ好きとしては少し残念に思いました。

AFV作品-2

こちらは、とてもキレイに仕上げられたタミヤ1/35エレファントです。
ツィンメリットコーティングも繊細に仕上げられています。
私は、このキットをまだ買ってないのですがすが、
こうして完成品を見ると、思わずほしくなってしまいます。

葉巻型F1

カーモデルの力作もありました。
タミヤの葉巻型F1、ホンダRA273ですが、キットはかなり古いものなのに、
しっかりとディティールアップしてありました。
密度が増したためでしょうか、重量感もひしひしと感じます。

飛行機作品

飛行機モデルも健闘していました。
それにしても、1/32の飛行機モデルはやっぱり大きいですね。
たくさん作ると、保管場所に困りそうです。

ちなみに、この会場で、
ファインモールドの鈴木さんに久しぶりにお会いすることができました。
しかも、なんと4号戦車D型と1号戦車A型を出品しておられました。
どちらも、すごみのあるウェザリングがバッチリ決まった、
AFVコーナーでは最も目を引く作品でしたが、聞くところによると、
4号も1号も、今回初めて作ったとのことでした。
(なのに、写真を撮るのを忘れてしまいました。すみません)

また、このときはすでに撤去されていましたが、会場内には、
各メーカーの新製品(テストショットなどかも)も展示されていたとのことで、
やはりもっと早く出発すべきだったと悔やまれました。
(10式戦車のサンプルもあったのかも…。見たかったです)

というわけで、もっと会場にいたかったのですが、
ヨメが退屈してきたこともあって、表彰式をまたずに会場をあとにし、
ショッピングシティ・ベルをブラブラと見て回りました。

六呂師スキー場

帰り道、六呂師スキー場というところに立ち寄ってみたのですが、
こちらは、とても眺めのいいところで、ビックリしました。

ただ、この日は、終日、あいにくの天気で、
景観を堪能するにはいささか不向きでしたが、
また、晴れた日に、もう一度こちらにきてみたいと思いました。

すばらしい眺め

スキー場のうえには、牧場があり、牛が放牧されていました。
道路脇の看板には見学自由と書いてあり、おおいに興味をそそられたのですが、
このとき、すでに時間も遅かったので、
見学はまた次の機会にしようということになりました。

それにしても、次回のおでかけのさいは、もっと早めに出発しなくては、と、
思うばかりです。




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新作01

東京は四谷にある、イラストレーションと人物写真専門の、
レンタルフォトエージェンシー「waha - ワーハ」さんで、
私のイラストの新作が、先月(5月)の末より発売されました。

本来であれば、もっと早く、当ブログでご紹介すべきだったのですが、
アップがちょっと…、というか、かなり遅くなってしまいました。
反省です…。すみません。

今回、アップされた作品は、バリエーションも含めると、
全部で24点となっています。
これら一連の作品は、広告への使用が想定されているもののため、
すべてポジティブなイメージで、しかも、汎用性もなるべく高くなるよう、
制作されています。

ですので、私がいつも制作しているイラストとは、少しテイストが、
違っていると思います。

● waha(ワーハ)さん/トップページ

● イラストレーション/新着作家紹介ページ

以前からwahaさんへの作品提供は行っていたのですが、
昨年はたいへん忙しく、1年を通して、新作発表はまったくできませんでした。
ですが、今年は、比較的時間の余裕があり、点数こそさほど多くはありませんが、
なんとか作品制作ができました。

今回も、作品は3Dを使用したものとなっています。
モデリングはShadeで行い、Photoshopでの画像処理や加工を行っています。

新作02

飛行船の作品は、以前はとてもよく売れたものですが、
今回、リニューアルでの発表となりました。

新作03

こちらは、前回発表のロボットのバリエーション作品です。
インパクトを強くするため、大きな拳を強調しています。
ただ、実際にモデリングしても、このようなかたちにはならないため、
ロボットの身体と拳を、個別にレンダリングし、
あとで合成するという方法をとっています。

作品04

今回は、風船を題材にした作品がとても多くなりました。
青空に色とりどりの風船は、とても映えると思います。

wahaさんのサイトでは、さらに多くの作品を掲載していますので、
ご覧いただければ、うれしいです。
(当ブログで発表されるイラスト、作品は、すべて著作権が発生しています。
 無断使用はご遠慮ください)




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美ヶ原スカイラインのプジョー

今年は、春の訪れが遅いかと思っていたら、いきなり、
汗ばむ日が続くようになり、そして例年よりもずっと早く、
梅雨に入ってしまいました。
ところが、梅雨入りしてからというもの、なぜか、晴天ばかりが続いています。
今日も、事務所の窓から見える緑は、初夏の陽射しを浴びて、
嬉々とするかのように、青い命を煌めかせています。

さて、そんな梅雨の中休みを見計らって、
長野県の美ヶ原スカイラインに行ってみました。
前回の出動車は私のMINIだったのですが、
今回は、ヨメのプジョー208で出掛けてみました。
運転も、もちろんヨメです。

かねてから、ビーナスラインを経由するかたちで、
美ヶ原に行ったことはあるのですが、美ヶ原スカイラインを通ったことはなく、
(というよりも、つい先日まで、美ヶ原スカイラインの存在自体を、
 まったく知りませんでした)
今回は、初のチャレンジになります。

コースは、まずはいつものように、国道158号線を東進。
岐阜県の県境を越え、長野県に入ります。
このさい、安房峠を通ってみたかったのですが、
いまだ冬期閉鎖が続いているとのことで、結局、トンネルを通ることにしました。
安房峠が、六月に入っても通行できないのは、かなり希なことです。
それだけ、今年の冬は厳しかったということなのかもしれません。

その後、松本市に入り、まずは浅間温泉を目指します。
この浅間温泉から、山道を通って美ヶ原スカイラインを目指したのですが…。
道はかなり細く、しかも急勾配。周囲の森は暗く鬱蒼としています。
この道でほんとうに間違いないのか、ちょっと不安になりました。
(もちろん、間違いないという確証もあったのですが)

美ヶ原スカイラインへ

が、美鈴湖という湖のあたりで道は広くなり、
いくらかは走りやすくなりました。
そんなこともあって、ヨメはキビキビと山道を走り抜けます。

というわけで、まずは、た美ヶ原高原駐車場を目指したのですが、
しばらく走るうちに、森が開け、目の前に、胸のすくような景観が広がりました。

美ヶ原スカイライン到着

この日は、天気予報では晴れとなっていたのですが、
雲の垂れ込めるあいにくのお天気。
それでも、この景色はすばらしいです。

信州にはかねてからドライブにきている私たちですが、
こんな道があったとは、いままで、まったく知りませんでした。

高原駐車場

そして、美ヶ原高原駐車場に到着。
クルマが入れるのはここまでです。
ここから、美ヶ原高原の王ケ頭(おうがず)を目指して、歩くことにしました。

王ケ頭へ行くルートは、
ゆるく広い未知と、細く急な道のふたつがあり、
細い道のほうが、近道となっています。

急峻な道

まあ、近道のほうがいいだろうということで、
細い小径を選んだのですが、想像以上の急勾配なうえ、
足元も悪く、ちょっと難儀します。

電波塔群

前方を見れば、王ケ頭の電波塔群が間近に見えるのですが、
歩いても歩いても、なかなか到着しません。

王ケ頭ホテル

こうして、息を切らせつつ登ること数十分、どうにか、
王ケ頭ホテルに到着しました。

すばらしい眺め

周囲にあまりに多数の電波塔が設置されているため、
当初は、この建物を、電波塔を管理する施設かとも思いましたが、
美ヶ原を一望できるすばらしい眺めが楽しめるホテルということで、
この日も、多くの宿泊客がきていました。
(一般のクルマは入れないので、専用のパスが、美ヶ原駐車場と、
 このホテルとのあいだを、往復しています)

このホテルに泊まれたらいいな、と、思いつつ、
今度は、遠回りのルートを通って、駐車場へと下山しました。

断崖

途中、断崖絶壁の場所があり、おそるおそる下を覗き込んだのですが、
もう、足がすくんでしまいました。
その恐怖は、写真ではまったく伝わらないと思います。
残念ですが…。

こうして、無事、下山。
その後は、ふたたびクルマに乗り、ビーナスラインへと乗り入れ、
美ヶ原高原美術館へと行ってみました。

出発が遅かったので、美ヶ原高原美術館に到着したときは、
すでに午後四時近くとなっていました。
この駐車場からの眺めもまたすばらしいです。

美ヶ原高原美術館

おりしも、この美術館では、惑星イラストレーションを描くことで有名な、
岩崎賀都彰展が開かれいて、
もともとエアブラシイラストレーションを手掛けていた私にとって、
いたく興味をひかれるものではありましたが、
時間が遅く、また、このあとの道程も長いことを考えると、
今回は、パスすることにしました。

会期は11月までと長いので、また、こちらにきたいと思います。

さて、その後は、和田峠を目指して、ビーナスラインを走ります。
美ヶ原スカイラインは、途中、道が狭くなったりするところもあったのですが、
ビーナスラインは、もともと有料道路であったためか、
どこもきれいに整備されています。

そして、和田峠へ。
そこから旧和田トンネルを経由して、諏訪に出る予定でした。
この旧和田トンネルを通るのは10年ぶりなのですが、その後、
バイパスができたりしており、気がつくと、諏訪に到着するつもりが、
岡谷に出ており、拍子抜けするほどスムーズに帰ってこれました。
しばらくこないと、道って、変わるものですね。

とにかくこの日は、天候がイマイチで、
せっかくの美ヶ原スカイラインの景観を、堪能できませんでした。
ふたたび、腫れた日にチャレンジしたいと、思いつつ、高山に帰ってきました。

信州は、同じ山国とはいえ、飛騨にはない景観があり、
ドライブには最適の地域です。
近いうちに、また、行ってみたいと思っています。



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