
融雪剤を避けるため、冬のあいだはほとんど乗ることがなかった我がMINIですが、
ここ飛騨路にも、ようやく遅い春の足音が聞こえてきた、ということもあり、
これからは、MINIの出番も増えるかなと思っています。
そんな今後のドライブに備え、先週、MINIのオイル交換をしました。
前回のオイル交換は、昨年の夏だったことを考えると、かなり長いあいだ、
オイルを替えなかったことになります。
ここまでオイル交換の間隔があいてしまったのは、今回が初めてかもしれません。
しかも、実際にはまだ、オイル交換の目安としている距離数まで、
到達していません。
ですが、前回のオイル交換から半年以上の時間が経過しているということもあり、
自ら定めた規定の走行距離に達するのを待たず、替えてしまうことにしました。
時期はすでに春。
ということで、交換するオイルの粘度については、迷うところです。
実際、ここ飛騨高山では、まだまだ肌寒い日も続いているのですが、
ともすれば今回入れるオイルで、夏場の暑い時期を乗り切らなければならない、
ということも、当然ながら予想されます。
そんなわけで、今回、オイルの粘度は20w-50としました。
オイルの銘柄は、ここのところ、毎回使用している、
バルボリンの鉱物油、VR-racingです。
本来であれば、この機にグリスアップもしたいところですが、
昨年末の車検時にすでにグリスアップをしていることもあり、
また、いずれスタッドレスタイヤを普通タイヤに交換しなくてはならないため、
グリスアップは、そのときにすることとし、
今回は、オイル交換のみの作業となりました。

ですが、オイル交換の間隔が空いてしまったということを考慮し、
前回替えたオイルエレメントも、交換してしまうことにしました。

というわけで、ラジエーターグリルを外さなくてはなりません。
このグリルが、いくつもの木ネジみたいなネジで固定されていて、
外すのはちょっと面倒です。
そして、いつものようにドレンボルトを外し、オイルを排出。
ドレンボルトは固く締まっていて、外すのにいつも苦労します。

次いで、オイルエレメントを外そうとしたのですが、これが固い…。
工具を使って外そうにも、固くて回らず、
円筒状のエレメントの外殻をなめるばかりです。
エレメントは、手で締め込んでいるだけなのですが、それでも、
こんなに固く固定されるものなのですね。
ただ、今回は、いつにも増して、固かったです。

いろいろと苦労しましたが、ようやくエレメントを外し、
新しいエレメントのゴムパッキン部分にエンジンオイルを指で塗り、
いつもと同じように、手の力だけで装着させました。
すでにこの頃には、オイルも抜け切っているので、新しいオイルを、
まずはジョッキに入れ、こぼしたりしないように、慎重に入れていきます。
この日は、晴れてはいたものの、かなり肌寒く、そのせいで、
オイルはかなり硬くなっていました。
ここまで硬いと、ちょっと心配になってしまいますが、
MINIを出す時には、長めに暖気をするなどして、対処する必要がありそうです。
まずはオイルを4.5ℓほど入れ、その後、エンジンをかけて10分ほど休ませ、
エンジンルーム内のオイルレベルゲージを引き抜いてオイル量をチェックします。
今回はエレメントも交換しているので、当然のことながら、
オイル量はレベルゲージのMAXの位置まで達しておらず、この後、
またさらに慎重に、オイルを注ぎ足して、規定の量まで持っていきます。
入ったオイル量はおよそ5.2ℓ。これで、作業は終了です。
ですが、思いのほか時間がかかってしまいました。
最後に、もう一度、ドレンボルトの締め具合と、
オイルエレメントの締め具合を点検し、
外したラジエーターグリルを元に戻します。

これで、春のドライブのための準備が整いましたが、
(といっても、まだスタッドレスタイヤ装着のままなので、
本格的なドライブの前に、タイヤ交換をしなければならいのですが)
仕事がバタつき始めたため、本格的なドライブは、4月中旬以降になりそうです。
いずれにしても、また、MINIで、青空の下、ドライブに出かけたいと、
思っています。
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