大須観音

先々週のお話になってしまいますが、
名古屋の大須観音で「中京AFVの会」と銘打たれた催しが開催されました。
AFVというのは、Armored Fighting Vehicleの略称で、
日本語に訳すと、装甲戦闘車輛といった意味になります。
この会は、こうした車輛の模型愛好家の集まり、といったようなものです。

かくいう私も、こうした愛好家のひとり…、というか、
いわゆるヲタクのひとりということで、こうした催しには、かねてから、
見学 / 参加をしていました。
もっとも、いまでは、日頃の忙しさにかまけて、思うように時間も取れず、
私自身のなかで、かつての活発さはないのですが…。

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私は、この三月に、名古屋でAFVの会があることを、
まったく知らなかったのですが、
同じ趣味を持つ友人のNさんから、お知らせのメールをいただき、
所用も兼ねて、急遽、名古屋に行ってみることにしました。

Nさんとは、二十年ほど前に、AFVの会を通して知り合ったのですが、
その後、Nさんは、海外への長期赴任となってしまい、
また、私も、模型の製作がほとんどできなくなってしまったため、
お互いに、会う機会もめっきり減ってしまいました。
ですが、今回、Nさんはちょうど日本に帰国しているというので、
久しぶりに、会場でお会いできることとなりました。

というわけで、日曜は朝5時すぎに起き、準備に余念がなかったのですが、
なんだかんだとバタバタしているうちに、結局、いつものように、
出発が遅くなってしまい、
開場となる午前10時までに名古屋に行くことはかなわず、
現地に到着したのは、11時近くでした。

会場は大須観音のそばということで、伏見にクルマを止めて、
そのあとは、徒歩で現場に向かうこととなりました。

私はかつて、名古屋に十年間住んでおり、勤め先は、
大須観音のそばの上前津というところだったのですが、
当時は、大須観音に行くこともなく、なんと、今回初めて、
大須観音界隈を歩くこととなりました。

AFVの会会場

会場に着くと、すでにたいへんな賑わい。
しかも、私が住む飛騨高山と違って、名古屋の暖かいことといったら…。
季節が数ヶ月進んでしまったかのようでした。
そんなこともあってか、会場の熱気がより強く感じられました。
(いっしょに行ったヨメは、その熱気にびっくりしていました)

会場で、Nさんと再開。
また、同じ飛騨高山出身のMさんとも、お会いすることができました。
場内は、だいたい、私と同じ年格好の方々ばかりでした。

作品群01

テーブルには、参加者が持ち込んだ模型が並べられていました。
ただ、会場は思いのほか狭く、人の往来もあり、
最初は、なかなかじっくり見ることができませんでした。

作品群02

昔は、こうした会のおりには、
第二次大戦中のドイツ戦車が多数を占めていたのですが、
いまでは、そんなこともなくなり、さまざまな時代の、
さまざまな国の車輛が並べてありました。

それでもやっぱり、ティーガーやエレファントは出品されていました。
これらの車輛の人気はいつの時代でも不動のようです。

フィギュア作品

車輛だけではなく、
極めてうまく塗装されたフュギュア作品も展示されていました。
映画フューリーのウォーダディ (ブラッド・ピット) のフィギュアもありますネ。

ジオラマ作品もありましたが、出展数は単体に比べ少なめで、
ジオラマ好きとしては、ちょっと寂しい思いもしました。

ただ、こうして会場に自分の作った模型なりジオラマなりを持ち込まないと、
この会を楽しむことはできないようです。
私も、20年くらい前は、模型作りができていましたが、
最近はさっぱりで、いつか、みなさんのように、なにか作って、
持ち込みたいものです。

そうこうするうちにお昼となり、昼食をとるため、
大須の界隈に出かけてみることにしました。

好天のためか、アーケード街はたいへんな賑わいです。
考えてみれば、ちょうど春休みだったんですね。
あたりは若者や子供が多かったです。

大須観音へ

食事の前に、大須観音に立ち寄ってお参りをさせていただきました。
こちらも、アーケード街同様、多くの人で賑わっていました。

ここで昼食

というわけで、少し人通りが少ないところへ行って昼食。
この日のお昼はカレーでした。

午後からふたたび会場に戻ったのですが、
その後は、ヨメと買い物などをするため、閉会を待たずして、
会場を後にしてしまいました。

次回は、何か作って持っていきたいな、などと、思っています。




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ちこり村エントランス

三月も半ばを過ぎ、いよいよ、山深いここ飛騨でも、
春の足音が間近に聞こえるようになってきました。
路肩や屋根のうえに残された雪の塊も、日に日に溶け、
見るたびに小さく、少なくなっていくのを感じます。
そんな季節の変わり目となった先週の日曜、久しぶりにオデカケしてみました。
といっても、今回の行く先は、私の住む同じ岐阜県内で、比較的近い場所です。

まず立ち寄ってみたのは、岐阜県東濃地方にある、馬籠宿です。
この場所は、もともとは長野県に属していたのですが、
2005年に、岐阜県に越境合併されました。
馬籠は島崎藤村の故郷であり、そのため、
この場所が岐阜県に編入されることには、長野県知事の反対などもあって、
当時、テレビのニュースなどでも、
大きく取り上げられたように記憶しています。

馬籠宿

こちらが、馬籠の町並みです。
家々は、石畳の坂道に沿って建てられており、この高低差が、
独特の雰囲気と味わいを醸し出しているように思います。
何年か前にも、こちらを訪れたことがありますが、
そのときとは、お店などが、少し変わっているように見受けられました。
いずれにしても、風情のある和の景観ですネ。
お天気がイマイチで、ちょっと残念でしたが、
多くの見物客が来ていました。

そのあとは、岐阜県中津川市の「ちこり村」というところに、行ってみました。
ちこりというのは、ヨーロッパから伝わった野菜だそうで、
彼の地ではアンディーブと呼ばれているそうです。
もやしのように冷暗所で育てられ、低カロリーなうえに、
各種のビタミンも多く含まれており、とてもヘルシーな野菜だといいます。

このちこりと、ちこりの加工食品、およびさまざまな自然食品、酒類などを、
製造販売しているところが、ちこり村だそうです。

○ ちこり村のサイトはコチラです。

ちこり村到着

こちらがそのちこり村なのですが、このほかにも、
工場、売店、レストランなどが併設されていて、思いのほか大きな施設でした。

ちこり村へ…

おりしも、観光バスが何台かやってきており、第一駐車場はほぼ満杯。
そんなわけで、第二駐車場にクルマを止めました。
(この日の出動車はヨメのプジョーでした)
そんなわけで、売店やレストランなど、場内はかなりの賑わいでした。
しかも、この施設では、時間を区切って工場見学を行っており、
予約などをせずとも、だれでも無料で参加できるというのです。

工場見学ができるのなら、ぜひ見てみたい、というわけで、
さっそく、近くにいた店員さんにその旨を申し出ると、
観光パスで来た団体客のみなさんといっしょに、
定刻よりも早く、場内を見学させてもらえることになりました。

ちこり育成の解説

なにしろ、団体客のみなさんといっしょですから、
案内役の店員さんが、各所をくわしく解説してくれます。
こちらでは、ちこりの育成過程をパネルを示しながら、説明してくれました。

その後、ちこりの育成蔵を見学しましたが、
なにしろちこりは、冷暗所で育成されていますので、
灯り用の押しボタンを押し続けながら、小窓から暗がりを覗き見る、
というかたちでの見学となりました。
ほの暗い蔵のなかに、規則正しく並べられたちこりの姿を、
垣間見ることができました。

ちこりの模型

こちらは、育成蔵のちこりの状態を、
間近で見られるよう再現した、実物大の模型です。
実際には、こうしたかたちで育成されているとのことです。

この模型のある場所からは、大型の機械が並ぶ、いかにも工場らしい部屋を、
ガラス越しに見下ろすことができました。
ですが、日曜ということで、稼働はしていませんでした。
ちょっと残念です。

その後、ちこり芋から作る焼酎の蔵を見学させていただき、
最後に、お酢や焼酎の試飲などをさせていただいて、見学を終えました。

売店では、ちこりやちこりの加工食品だけではなく、
有機黒にんにくなども、試食や販売がされていました。
このにんにくは、食べてみるとプルーンのような甘酸っぱさがあり、
とてもおいしいものでした。
にんにくって、こんな味がするものだったっけ、と、驚きもしました。
しかも、この有機黒にんにくには、血圧降下に効果があるとのことでしたので、
1パック、買ってみることにしました。
(血圧降下という言葉に、とても弱い私です)

そのほかにも、ちこりや、ちこりから作ったコーヒーなど、
いろいろ買い物もしてきました。
ちこりのコーヒーは、ノンカフェインで、苦みがほとんどなく、
独特のほのかな甘味がありました。
形体がティーバック形式になっていることもあってか、
コーヒーというより、お茶のような雰囲気もします。

というわけで、思いのほか、楽しむことができる施設でした。
近くにお住まいの方は、ぜひ、出かけてみてください。




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