御開帳の善光寺

今年は、長野市にある善光寺が、七年に一度の御開帳を迎えます。
御開帳というのは、秘仏である御本尊の御身代わりである、
前立本尊 (まえだちほんぞん) の公開が行われる、一ヶ月ほどの期間を指します。
この期間中には、善光寺のすぐ前に、回向柱という大きな木製の柱が立てられ、
いつにも増して、大勢の参拝客でにぎわいます。

我が家にとって、善光寺は、すでに何度も訪れている場所であり、
今回の御開帳も、当然のことながら見過ごすことはできません。
というわけで、GWを直前にした先日、長野市まで参拝に行ってみることにしました。

今年は、北陸新幹線が金沢まで延伸したということで、
途中の長野駅も、大いに活気づいていることと思います。
そうした交通事情も手伝って、今年の御開帳は、以前と比べても、
かなりの混雑が予想されるのではと思います。
そんなわけで、出発の当日は、我が家では珍しく、朝5時という早朝に起床し、
身支度も慌ただしく、急いで出発することにしました。

今回の出動車は、前回にひきつづき、私のMINIとなりましたが、
ここ飛騨高山から長野市に向かうには、
アップダウンやカーブが多い山道ばかりを通らなくてはならず、
名実共にオールドな私のMINIには、少しばかり厳しいドライブになりました。
もっとも、早朝ということで、山道にクルマの姿はほとんどなく、
おかげで、自分のペースで運転することができました。

早朝の平湯

こちらは、岐阜県と長野県の県境あたりです。
朝の空はすがすがしく、そのしたをドライブするのは気持ちよかったです。
写真には映っていませんが、あたりには、まだ雪がかなり残っていました。

安曇野で休憩

こちらは途中の安曇野にある道の駅です。
このように、お天気もまずまずで、しかも、その後は気温もどんどん高くなり、
4月にしては少し汗ばむほどでした。
道の途中には、まだ雪も多く残っていたというのに、
あまりの気温の変化に、少し戸惑ってしまいました。

というわけで、難無く長野市内へ到着。
MINIもがんばってくれました。
長野市ではある程度は渋滞に遭うものと覚悟していましたが、
時間がまだ早いせいか、思ったほどの混雑はなく、
また、駐車場も、最初こそ満車のところが目立ちましたが、
結局のところ、さほど苦労することもなく、クルマを止めることができました。
これはありがたかったです。

表参道

こうして、無事、MINIを止め、いつものように表参道へと歩いていきます。
GWになると、この表参道は花で埋め尽くされるといいます。
ちょっと残念な思いもしましたが、おそらくは、たいへんな混雑になると思われます。
GW直前のいまの時期を選んで、よかったと思っています。

御開帳に善光寺を訪れるのは、これで三回目。
前々回の2003年の時は、私はまだ独身で、ひとりで泊まりがけできました。
そして前回の2009年の時は、ヨメとふたりできました。
今回もこうして、ヨメ共々、お互いに健康で、参拝ができるということは、
とてもありがたいことです。

○ 前回の御開帳の様子はコチラへ

その前に、まだお昼にはなっていなかったのですが、
早めに昼食をとろうということで、近くのお蕎麦屋さんに入りました。
長野に来たら、やはり蕎麦、という思いがしますが、
お昼前にもかかわらずお店は混んでいて、すんなりとは入れませんでした。

いよいよ善光寺へ

昼食後は、いざ善光寺へ。
ですが、やっぱりかなりの人出ですね。
そのせいか、あたりには、どこか華やいだ雰囲気が満ちていました。

かなりの人出

進むにつれ、どんどん人は増えていき、
手水舎のまえでは、すでに行列ができていました。

善光寺ふたたび

そして、いよいよ善光寺の前まで来ました。
御開帳のシンボルである回向柱が、青空を貫くように立っています。
この回向柱に手を触れると、ご利益があるということで、
長い行列ができています。

こうして、無事、回向柱に触ってきました。
その後は、善光寺内に入り、びんずるさまに触れ、参拝をしましたが、
内陣参拝やお戒壇巡りは、かなり混雑しており、結局、あきらめました。
まあ、回向柱を触れたので、これで、御開帳にきた意味はあるかな、と、
考えています。

さらなる参拝客が…

善光寺での参拝を終え、外に出てみると、
人の波がこちらにおしよせてくるところでした。
午後になり、いままで以上に参拝客が増えるようです。
すでにかなり混んでいるのに、これ以上人が増えると、たいへんです。
ということは、比較的、人出が落ち着いていた時間帯に、
お参りできたのかもしれません。

その後、英霊を祀った忠霊殿に行き参拝、
目の健康をお守りいただけるという爪彫如来や、濡れ仏、六地蔵などをお参りさせてもらい、
また、大勧進なども参拝しました。

こうして、内陣参拝こそあきらめたものの、存分に各所をお参りしてきました。

涅槃像も参拝

そして、善光寺にきた折りにはいつも立ち寄る、
こちらの釈迦堂にも行ってきました。
ここには涅槃像が祀ってあります。

ここの雰囲気というか、たたずまいが好きで、ここ最近、善光寺参拝の折りには、
いつもお参りさせてもらっています。

○ 善光寺の情報はコチラへ…

善光寺でのすべての参拝を終えた後は、長野駅方面まで歩いていってみました。
このときはすでにかなり暑くなっており、近くのタリーズコーヒーに飛び込んで、
オレンジジュースを飲んで一息つきました。

というわけで、長野市を満喫し帰路についたのですが、
帰り道は、行きとは違うルートを通ってみることにしました。
長野市南部から、中条、小川村を経由して、白馬方面に向かってみることにしました。

白馬でのMINI

こちらは、白馬の道の駅です。
山道ばかりでしたが、ここでもMINIはがんばりました。

というわけで、2015年の善光寺御開帳も、無事、参拝できました。
次回の御開帳も、また、今回と同じように参拝できればと、
気の早いことを思っています。





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MINIと桜

路面に雪や融雪剤が残っている冬のあいだは、まるで出番がなかった我がMINIですが、
ようやく、雪国であるここ飛騨高山でも、本格的な春の到来となり、
いよいよ、MINIでの運転が楽しめる季節となりました。

というわけで、先々週の末のことになりますが、
ほんとうに久しぶりに、MINIを車庫の外へと出し、
テストドライブも兼ね、お花見に行ってみることにしました。
このような、短〜中距離程度のドライブは、去年の秋以来のことであり、
私も、あまりにも久しぶりの運転となるため、
とにもかくにも、安全に配慮しつつの、慎重な運転を心掛けました。

冬のあいだは乗ることもなかったMINIですが、定期的にエンジンをかけたり、また、
スタッドレスタイヤから夏タイヤへの交換のさいには、グリスアップを行うなど、
なにかにつけ気をつけていたせいか、エンジンそのものは、
何の問題もなくかかり、もちろん、調子もいいままです。

ちなみに、タイヤ交換のさい、
長年使っていたラチェットハンドルが、ついに壊れてしまいました。
このラチェットは、20年ほどまでに、
MINI専門ショップで買った工具セットのなかに入っていたもので、
ALL TRADEというメーカーの製品です。
(インチのボックスソケットなどが入っているため、MINI専用工具と銘打たれて、
 販売されていたのだと思います)
まあ、ここまでよくもったものだと思いますが、いずれにしろ、
ラチェットがないと、いろいろと不便なこともあり、結局、この機会に、
買いなおすことにしました。

今回ゲットしたのは、sk11という日本のブランドのラチェットです。
アマゾンなどで見ると評判もよく、また、価格もとてもリーズナブルです。
実際に使ってみても、使用感にまったく問題はなく、メッキなどの質感も悪くありません。
ですが、全体に小振りで柄も短かったため、
その後、同じブランドのスピンナーハンドルも、手に入れてみました。
こちらはラチェットよりも少し大きく、力が入りやすくなっています。

○ sk11 工具の情報はコチラへ

その後、タイヤの空気圧をスタンドでチェックし、いよいよ、お花見に出発です。
今回は、とりあえず、南に進路を取ってみました。
というのも、私の住む飛騨高山では、この時、まだ桜は咲いておらず、
南下すれば、満開の桜と遭遇できるだろうという思惑があったからです。

予報によれば、この日は晴れ、とのことでしたが、
実際には、空には薄く雲が張り、日光が差すことは希でした。
ですが、雨の気配はなく、気温も、暑くもなく寒くもないという、
過ごしやすい空模様でした。

国道41号線を南へとひた走り、飛騨金山というところで、進路を西に取り、
郡上八幡方面へと向かってみました。

ここでお弁当

この飛騨金山のあたりが、ちょうど桜が満開だったようで、
道の脇には、ところどころに、あでやかな花の色を垣間見ることができました。
ということで、クルマが止められて、なおかつ、桜が見られる場所を捜してみました。

金山の桜

こちらがその場所です。
ここで、ヨメが作ってきたお弁当を広げてみることにしました。
あたりは静かで、すぐそばには道路があるものの、クルマ通りはさほどなく、
まさに、花を見つつお弁当をいただくには最適の場所でした。

日本昭和村

その後、郡上八幡を経由して、さらに南へと下り、
日本昭和村というところまで行ってみましたが、さすがにここまでくると、
やはり、桜はすでに散っているばかりで、見頃はとうに過ぎていました。

ここでひとしきり、あたりを散策したり、ソフトクリームを食べてみたりしました。
その後、帰路につきがてら、ふたたび、飛騨金山へと立ち寄ってみました。

八坂湖畔桜

こちらは、飛騨金山の桜の名所で『八坂湖畔桜』というそうです。
時刻がすでに夕方に近かったためか、用意された駐車場にクルマの姿はほとんどなく、
あたりにも人影も見られなかったのですが、桜はまさに見頃で、ほんとうにキレイでした。

川から見上げる湖畔桜

路上を歩いていると、川へと降りられる小径をみつけたので、
さっそく、川原へと行ってみました。
そこから、居並ぶ桜を見上げるかたちで、写真を撮ってみました。
聞くところによると、この八坂湖畔桜は、夜にはライトアップされるとのことなので、
日没後は、ふたたび賑わうのかもしれません。

桜

その後は、のんびりと我が家まで帰ってきましたが、
今後も、こうして、野山を見つつのドライブができればと、思っています。




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