夕日とMINI

ここ岐阜市にきてからは、飛騨高山に住んでいた頃は比較的頻繁に行っていた、
長野県や富山県、石川県方面に、週末のお出かけをすることが、
少々難しくなってしまいました。
そのぶん今度は、いままでほとんど行くことができなかった、
三重県、滋賀県方面に、手軽に出掛けることができるようになってきました。
また、福井県は、いままでとは違ったアプローチで、
出掛けられるようになりました。
そんなわけで、ここ最近、MINIでお出かけをするさいには、
この滋賀県、福井県、三重県方面に出掛けたりしています。
今月のはじめには、滋賀県を経由して、福井県へと行ってみました。

福井県に行くさい、いままでは、岐阜県白鳥町から九頭竜湖を経て、
大野市に入る、というコースを通っていましたが、
岐阜市を起点にすると、まず、西隣の滋賀県に向かい、そこから北上して、
福井に入るというかたちが、最短となります。

遠かったはずのしおかぜラインも、ここ岐阜からは、比較的近く、
(といっても、決して近いわけではないですが)
思いのほか短時間で行くことができました。

しおかぜライン

この日、空は晴れ渡っていましたが、海からの風がことのほか強く、
文字通りのしおかぜの渡る道となっており、
古いMINIにはちょっとキツい環境だったかもしれません。
そのため、この日の夜は、速攻で洗車し、
潮風に含まれていたかもしれない塩分を洗い落としました。
(そこまで神経質にならなくていいのかもしれませんが…)

福井にて

しおかぜラインを走り終えたあとは、国道305号線に入り、ひたすらに北上。
この道はいままでにも何度も通っている道ですが、
岐阜起点という今の状況では、辿るルートは逆になってしまうわけで、
そのため、同じ道を通っていても、なんだか新鮮味を感じました。

とはいえ、このまま北上を続けてもキリがないので、
適当なところで、引き返すことにしました。
その折り返し地点に選んだ場所で小休止。
ここには、鉾島という、海から突き出た島状の岩の塊があり、
そのうえに、神社があるとのことです。

島に行ってみる

そんなわけで、その神社まで参拝に行ってみることにしました。
なにしろ名前こそ島となっていますが、岩の塊という感じで、
頂上に至る道は、けっこう険しいです。

断崖の道

…と、このように、断崖絶壁に歩道が作られています。
手すりもなくちょっと怖いのですが、
ただ、こういう道って、見ていると登りたくなりますし、
ワクワクします。

頂上付近からの眺め

しかも、ここからの眺めは絶景。
青い空と相まって、美しい日本海を一望することができました。
こうして、山頂の神社で無事参拝をすませ、ふたたびMINIに乗り込むと、
今度は、来た道を引き返していきます。

水仙ランド

途中、越前岬水仙ランドというところに寄ってみましたが、
こちらの眺めも絶景。
ただ、こちらは、かなり急な坂道を登らねばならず、
大人ふたりが乗った1000ccのMINIでは、キツかったです。
というわけで、途中の駐車場にMINIを止めて、
あとは徒歩で道を上がってみました。

越前の灯台

こちらには灯台もありました。
青い空に白い灯台はよく映えます。
ただ、時間が少し遅いためか、人影はほとんどありませんでした。
喫茶スペースや売店を併設した立派な施設もあったのですが、
ちょうど閉店したようでした。

帰りのしおかぜライン

しおかぜラインまで戻ってくることにはすでに夕方。
美しい夕日を横目でみながらのドライブとなりました。

その二週間後は、シルバーウイークにも行ってみた三重県方面に行ってみました。
とはいっても、当然のことながら、三重県の地理にはいまだ疎く、
松阪から熊野方面に行ってみたのですが…。

日が暮れて…

道に迷ったり、しかも、思いのほか長距離のドライブとなってしまったりと、
さまざまな面で、見積もりを誤ってしまい、
途中、MINIをとめてどこかでくつろいだりすることもなく、
ほぼ終日走りっぱなしだったうえに、それでいてさ、伊勢に着くころには、
すでに真っ暗となってしまいました。

そんなわけで、伊勢はそのまま素通り。
写真もまったく撮らずじまいです。

コンビナートの夜景

ただ、帰り道の途中立ち寄った四日市では、
夜のコンビナート群を眺めることができました。
コンビナート群は昼間見てもカッコいいのですが、夜になると、
またさらにカッコいいです。

撮影スポットもいろいろあるようなので、今度、もう少し下調べをしてから、
また、夜のコンビナートに出掛けたいです。

飛騨高山に住んでいた頃は、冬になるとMINIは休眠状態になってしまいましたが、
ここ岐阜では、凍結防止の融雪剤を道にまくこともないため、
冬場でも、少しはMINIに乗れるのかなと思っています。

遠方のガレージに置いてあるため、お休みの日以外は、
ほとんど乗ることができないMINIですが、これからも、
機会を捉えて、遠出したいと思っています。





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チラシ

ここのところ、ブログの更新がなかなかできず、
気がつけば、すでに10月も後半となってしまいました。
といっても、お仕事が忙しかったわけではなく、
ここ岐阜市に引っ越してきて以降は、いままでになく、
ヒマな日々を過ごしています。
(以前はあんなに忙しかったのに、なんだか拍子抜けという感じです)
もっとも、10月になって、ようやくボツボツと仕事の予定も入りつつありますが、
それもまだまだ本調子ではないという状態で、新しい土地に来て、
さまざまな面で、再構築が必要なようです。

さて、まだときに、日中は汗ばむ日もありますが、
朝晩はぐっと涼しくなり、肌寒く感じることも珍しくなくなってきました。
早いもので今年もあと二ヶ月強となり、TVでは、
年賀状のCMも流れるようになってきました。
何度もいうようですが、月日の流れは早いものです。

…と、前置きが長くなってしまいましたが、
先日、岐阜県図書館に資料の借り出しに行ったさい、
池田町という街の図書館で、ジャズコンサートが開かれる、
という案内チラシを見つけました。
私は岐阜市の周辺地域にまだまだ不案内で、
池田町がどこにあるのかさっぱりわからなかったのですが、
西濃地方出身であるヨメに聞くと、ここ岐阜市から、
クルマで30分ほどで行ける距離にあるとのことです。
というわけで、先週の土曜日の夕方、池田町へと出掛けてみることにしました。

出演するバンドは、ピースボックスというそうで、
岐阜県や愛知県を中心に、さまざまなイベントやライブハウスなどで、
演奏活動をしているといいます。
今回は、このピースボックスに加え、
同じく岐阜県や愛知県を中心に活動をしているという、
中根かおりさんというボーカルの方を加えてのコンサートということでした。
このコンサートは、池田町創立60周年の記念行事の一環でもあるようです。

ところが、出発前、いろいろと所用があって思いのほか出発が遅れ、
しかも、池田町には難無くついたものの、
開場となる図書館の場所がいまひとつわからず、
結局、目的地に着いたのは開演時間ギリギリになってしまいました。
すでに場内は、ほぼ満杯状態になっていました。

会場風景

どうにか席に座ることができましたが、いちばん後ろ…。
前が全然見えません。
もともとここは図書館の中央ホールのため、演奏者も観客も、
高低差のないフラットな床面に位置します。
そのため、後ろの席になってしまうと、
ほぼ演奏者を見ることができず、キーボードの方に至っては、
影もかたちも見えまえんでした。

演奏の様子

というわけで、ほどなくして演奏が始まりました。
最初の曲は「酒とバラの日々」で、
まずはボーカルを入れない状態でのスタートとなりました。
そして、三曲目の「ユード ビー ソー ナイス カム ホーム トゥ」になってから、
ボーカルの中根かおりさんが加わりました。
曲目は、誰もが知っているジャズの定番が選ばれており、
また、BIGIN作曲の「涙そうそう」といった、
歌謡曲もチョイスしてあるため、どんな方でも、
聞きやすい内容となっていたと思います。

二階席に移動

ただ、最後尾の席では演奏者の方々がなかなか見えず、
途中の休憩の時に、あとになって用意された二階席へと、
移動してみることにしました。
二階席を用意することは、当初は考えられていなかったようですから、
今回のコンサートは、予想以上に盛況だったということのようです。

バッチリ見えました

この二階席からは、一階ではまったく見えなかった、
キーボード奏者の方も、ドラム奏者の方も、ばっちり見ることができました。

その後も「枯葉」といった、誰もが知る名曲を演奏しつつも、
八神純子の「思い出は美しすぎて」といった日本の曲も交え、
最後は「A列車で行こう」で盛り上げました。
アンコールでは二曲を披露し、そのトリはテネシーワルツでした。

会場

というわけで、秋の夜のひとときを、思いっきり楽しんできました。
次回もまた、機会があれば、ピースボックスさんの演奏や、
中根かおりさんの歌を、ぜひ、聞いてみたいと思います。




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