
ここのところ、ブログの更新がなかなかできず、
気がつけば、すでに10月も後半となってしまいました。
といっても、お仕事が忙しかったわけではなく、
ここ岐阜市に引っ越してきて以降は、いままでになく、
ヒマな日々を過ごしています。
(以前はあんなに忙しかったのに、なんだか拍子抜けという感じです)
もっとも、10月になって、ようやくボツボツと仕事の予定も入りつつありますが、
それもまだまだ本調子ではないという状態で、新しい土地に来て、
さまざまな面で、再構築が必要なようです。
さて、まだときに、日中は汗ばむ日もありますが、
朝晩はぐっと涼しくなり、肌寒く感じることも珍しくなくなってきました。
早いもので今年もあと二ヶ月強となり、TVでは、
年賀状のCMも流れるようになってきました。
何度もいうようですが、月日の流れは早いものです。
…と、前置きが長くなってしまいましたが、
先日、岐阜県図書館に資料の借り出しに行ったさい、
池田町という街の図書館で、ジャズコンサートが開かれる、
という案内チラシを見つけました。
私は岐阜市の周辺地域にまだまだ不案内で、
池田町がどこにあるのかさっぱりわからなかったのですが、
西濃地方出身であるヨメに聞くと、ここ岐阜市から、
クルマで30分ほどで行ける距離にあるとのことです。
というわけで、先週の土曜日の夕方、池田町へと出掛けてみることにしました。
出演するバンドは、ピースボックスというそうで、
岐阜県や愛知県を中心に、さまざまなイベントやライブハウスなどで、
演奏活動をしているといいます。
今回は、このピースボックスに加え、
同じく岐阜県や愛知県を中心に活動をしているという、
中根かおりさんというボーカルの方を加えてのコンサートということでした。
このコンサートは、池田町創立60周年の記念行事の一環でもあるようです。
ところが、出発前、いろいろと所用があって思いのほか出発が遅れ、
しかも、池田町には難無くついたものの、
開場となる図書館の場所がいまひとつわからず、
結局、目的地に着いたのは開演時間ギリギリになってしまいました。
すでに場内は、ほぼ満杯状態になっていました。

どうにか席に座ることができましたが、いちばん後ろ…。
前が全然見えません。
もともとここは図書館の中央ホールのため、演奏者も観客も、
高低差のないフラットな床面に位置します。
そのため、後ろの席になってしまうと、
ほぼ演奏者を見ることができず、キーボードの方に至っては、
影もかたちも見えまえんでした。

というわけで、ほどなくして演奏が始まりました。
最初の曲は「酒とバラの日々」で、
まずはボーカルを入れない状態でのスタートとなりました。
そして、三曲目の「ユード ビー ソー ナイス カム ホーム トゥ」になってから、
ボーカルの中根かおりさんが加わりました。
曲目は、誰もが知っているジャズの定番が選ばれており、
また、BIGIN作曲の「涙そうそう」といった、
歌謡曲もチョイスしてあるため、どんな方でも、
聞きやすい内容となっていたと思います。

ただ、最後尾の席では演奏者の方々がなかなか見えず、
途中の休憩の時に、あとになって用意された二階席へと、
移動してみることにしました。
二階席を用意することは、当初は考えられていなかったようですから、
今回のコンサートは、予想以上に盛況だったということのようです。

この二階席からは、一階ではまったく見えなかった、
キーボード奏者の方も、ドラム奏者の方も、ばっちり見ることができました。
その後も「枯葉」といった、誰もが知る名曲を演奏しつつも、
八神純子の「思い出は美しすぎて」といった日本の曲も交え、
最後は「A列車で行こう」で盛り上げました。
アンコールでは二曲を披露し、そのトリはテネシーワルツでした。

というわけで、秋の夜のひとときを、思いっきり楽しんできました。
次回もまた、機会があれば、ピースボックスさんの演奏や、
中根かおりさんの歌を、ぜひ、聞いてみたいと思います。
コチラをクリックしてくださるとうれしく思います。
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