京都タワー2015

今月16日の月曜、新規のお仕事の打ち合わせのため、
京都に出張にすることとなりました。
その内容は現時点では詳しく申し上げられませんが、
いずれにしろ、高山市に住んでいる頃であれば、京都への出張は、
移動時間の都合から泊まりがけでなければかなり難しく、
それがために、発注が得られない、といった結果にもなっていたかと思います。
ですが、岐阜市に引っ越してきたことによって、京都は、
いまや完全な日帰り圏内となり、すぐに打ち合わせにも行けるようになりました。
岐阜市に引っ越してきてからというもの、
ヒマな日々を過ごすことも多かったのですが、ここにきてようやく、
この新しい地に住むメリットが、ようやく出てきたという感じです。

ここ岐阜市から、手っ取り早く京都に行くには、
岐阜市近郊の羽島市までクルマで行き、
そこから新幹線に乗る、という方法があります。
(羽島市には、なんと新幹線の駅があるのです)

我が家から岐阜羽島駅まではクルマで30分弱、
この岐阜羽島から京都までは、新幹線であれば40分くらいと、
もう、メチャクチャ早いです。
いまもまだ、私のなかには、京都というと、
はるか彼方の地というイメージがあるのですが、
あまりの早さに、なんだか、呆然とする思いです。

打ち合わせの時間は午後四時。
ですが、その一時間前に、京都駅での待ち合わせがあるため、
午後三時までに京都に着いていれば問題はありません。
ですが、それではもったいない気がしたので、
お昼前には京都に着くように家を出ました。

お恥ずかしい話なのですが、私にとって、
新幹線への乗車は、20年ぶりくらいかもしれません。
なにしろ高山市に住んでいた頃は、上京するさいなどは、
高速バスを利用していたので、新幹線に乗る機会は極めて少なかったのです。
駅のホームに滑り込んできたのはN700系で、
この車輛に乗るのは、今回が初となります。
私は、鉄道マニアではないのですが(戦車マニアですが…)
やっぱり、ちょっと心ときめきます。

京都駅正面

こうして、定刻通り、お昼前には京都駅につきました。
ひさしぶりの京都にカンゲキしつつも、新幹線の速さには、
なにをいまさらという感じですが、あらためて驚かされました。

京都駅のツリー

しかも、京都駅にはすでに巨大なツリーも飾られていました。
こうした飾り付けを見ていると、いやがおうにも、
今年もあとわずかなんだなと、思わされてしまいます。

それにしても、京都駅は、平日といえどもたいへんな活気で、
そこかしこで、外国語が飛び交っていました。

その後、昼食を慌ただしく済ませ、とりあえず、
徒歩で行ける最寄りの観光地を目指そうということで、
まずは西本願寺へと向かってみました。
(じつは、東本願寺に行く予定が間違えて西本願寺に行ってしまいました)

おりんちゃん

西本願寺前では、ナゾのゆるキャラが愛想を振りまいていました。
おりんちゃんというそうです。

西本願寺

この日は月曜ということもあってか、境内には人影もそれほど多くなく、
しかも、お天気にも恵まれ、のんびりと西本願寺を参拝、堪能しました。

東本願寺

そのあとは、東本願寺へ。
ヨメと結婚する前、婚前旅行で京都に来たことがあるのですが、
そのときは、東本願寺は修復工事のため、見ることができませんでした。
いまは、山門や境内の一部こそ修復工事のため見られませんでしたが、
ようやくその全貌を見学することができ、まさに感無量でした。

西本願寺と東本願寺。このふたつの寺を巡っただけなのですが、
それでも、やっぱり京都はいいなあ、と、あらためて感じました。

東本願寺の建物(御影堂)は、とても歴史あるもののように見受けられますが、
じつは、幕末の「蛤御紋の変」のさいに焼失したとのことで、
現在の建物は、明治期に再建されたものとのことです。
(大河ドラマで久坂玄瑞が自刃する場面をふと思い出してしまいました)
もっとも、その前にも、何度も火災に見舞われているようですが…。

こうして、東本願寺を参拝したその後は、ふたたび駅方面に戻り、
ヨドバシカメラなどをブラブラ見て回り、
今度は、駅の建物を見学したりしていました。
そうこうするうちに待ち合わせの時間となり、その後、
打ち合わせの場所である京都大学へ、タクシーで移動しました。

打ち合わせそのものは、一時間ほどで終わりましたが、
とても興味深く、有意義なお話をお伺いすることができました。
もちろん、お仕事も、気合いと情熱を込めて励みたいと思います。

京都駅大階段

ふたたび駅に戻ると、すでに陽は傾いており、刻々と夕闇が迫ってきました。
京都駅の大階段では、イルミネーションがきらめき、
付近にはカップルが多数つめかけていました。
巨大なツリーも設えられ、気分はもうクリスマスです。

階段イルミネーション

こうなると、このまま京都に泊まっていきたい、という気持ちが、
ムクムクと心の底から沸き上がってきます。
ヨメに電話で聞いたところによると、キャンセルがあったのか、
比較的安価な宿も、ネット上ででてきたといいます。

ですが、その後の仕事等の予定なども考えると、やはり、泊まってしまうのは、
厳しいと思わざるを得ず、結局、このあと、ふたたび新幹線に乗って、
羽島市へとトンボ帰りすることにしました。
後ろ髪を引かれる思いでしたが、また、ぜったきたい、と思いつつ、
夜の京都に別れを告げました。

夜の京都タワー

というわけで、一日限りの上洛でした。




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紅葉とMINI

今年の12月、私のMINIは車検を迎えます。
いうまでもなく私は、今後も末永くMINIに乗り続けるつもりですので、
当然のことながら、今回もまた、車検を受けなければなりません。
ただ、これまでは、いつもお世話になっている飛騨高山 (高山市) の業者さんに、
一連の車検整備をお願いしていましたが、
岐阜市に引っ越してきてしまったいまは、近くに懇意にしている業者さんもなく、
さて、どこに車検をお願いしたらいいものかと、
ここのところ、ずっと悩んでいました。

もちろん、ここ岐阜市や、岐阜市の周辺地域には、
MINIの専門店や、旧車の整備を得意とするスペシャルショップは、
多数あるのではないかと思います。
とはいっても、まったくお付き合いのないお店に、
いきなり車検をお願いするというのは、私にとっては、
少し勇気のいることです。

そんなわけで、結局また、高山市にまでMINIを持っていって、
車検をお願いするしかないかな、とも考えていたのですが、
それならいっそ、ここ近年、さまざまな場面でお世話になった、
富山市のMINI専門店、オ○エンタル自動車さんにお願いしてみることにしました。

というのも、このお店では、すでに部品がないからという理由で、
交換がかなわなかった私のMINIのマフラーを、新たに調達して替えてくれたり、
また、長年悩んでいたMINIの息つき症状を治してくれたり、と、
いままで、少なからぬ問題を解決していただきました。
私としては、信頼のおける、良心的なお店である考えています。

ということで、すでに10月のうちから、予約の連絡を入れ、
先日、富山までMINIを自走させ、車検のお願いにいってきました。
車検は12月ですので、まだ、ほぼ一ヶ月の猶予があるのですが、
雪の降る季節になっての富山への自走は厳しいと思い、
少し早めの行動となりました。

富山市に向かうためには、まずここ岐阜市から北東の高山市へと向かい、
そこから、国道41号線をさらに北に進みます。
途中、国道41号線を離れ、ショートカットである国道471号線に入りました。

紅葉の山々

この道では、ちょうど木々が紅葉していて、まさに、
色付く山々のなかをドライブするというかたちにしました。

国道471号線

といっても、さすがにちょっと盛りを過ぎたというところでしょうか…。
それに、雨こそ降らなかったものの、お天気はいまひとつ。
それがちょっと残念だったかも。

ただ、紅葉とMINIの写真が撮れたのは、
やっぱりうれしいですね。

いざ、富山市へ

こうして、遠路はるばる富山市まで行き、
オ○エンタルさんにMINIを預け、代車のワゴンRを借りて、
ふたたび岐阜市まで帰ってきました。

その一週間後、今度はMINIを引き取りに、ふたたび富山市へ。
この日は、またしても天気がいまひとつで、しかも、
ときおり、雨がパラパラとしていました。
(そんなこともあって、この先は写真がありません。すみません)
その前日、前々日と天気がよく、なんとも意地悪な空模様だと、
うらめしく思いました。

いずれにしても、無事に富山市に到着し、MINIを引き取ることに。
今回の車検で、以前から問題が指摘されていたブレーキディスク(ローター)を、
左右とも、交換することとなりました。
というのも、このローターがかなり錆びていて、それがために、
パッドが当たっている面積が少なく、
ブレーキの効きに大きな支障を生んでいたのです。

もっとも錆は徐々に進行していたため、
急にブレーキの効きが悪くなったわけではなく、
ゆえに、私自身は、ブレーキの効き具体に特段の不満は感じなかったのですが、
なにしろ、安全にかかわる部品ゆえ、今回は、パッドも含め、
一気に交換となりました。
その他にも、ラジエーターキャップなどの小物も新品になりました。

すでにステディロッドのブッシュやサブフレームのブッシュなどは替えてあり、
このブレーキ系を除いては、思いのほか、交換部品は少なくて済みました。
余談ですが、クラッチもあまり減っていないとのこと。
すでに走行17万キロを越えているのですが、
ふだんていねいなクラッチワークを心掛けているせいかもしれません。

というわけで、MINIを引き取り帰路に。
ところがその道の途中、右折すると左前輪からギャギャギャという異音が…。
この音、タイヤの回転と同期していて、クラッチを踏んでも出ます。
どうもハブベアリングくさいです。
というわけで、ふたたびオ○エンタルさんに引き返し、再度、見てもらうことに。

左側のハブベアリングは、7年ほど前に交換はしているのですが、
今回、新たに締め付けたことで、不具合を生んだ可能性があるとのことでした。
ですので、締め付け自体を数段階ゆるめてもらい、再度、帰路についたのですが、
またしても右折で異音発生。しかも今度は、直進状態ですら、
異音が出るようになりました。
いたしかたなく、もう一度引き返して、診てもらうことになりました。

そんなこんなで、結局、左のハブベアリングは、
大事をとって、カラーともども、新品と交換となってしまいました。
(この出費は予想外で、イタかったです)

といったわけで、予定よりも三時間以上遅れて、帰路につくことに。
11月ともなれば日没は早く、しかも本格的な雨となり、
暗い山道は余計に危険な状況となりました。
なにより私は、寄る年並のせいか、ここのところ、夜目が効かず、
MINIのライトは近年の日本車よりずっと暗く、というわけで、
かなりビビりながらのドライブとなりました。
実際、とても怖かったです。

無事、岐阜に帰り着き、ヨメの実家のガレージに無事、MINIを入れましたが、
ここまで、ホントに神経を使いました。

いずれにしろ、これで車検を済ませ、
前輪のブレーキ系は刷新されました。
今後もまた、どこか遠くに出掛けたいものです。



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