森林公園

ここのところ、とりたてて書くネタもなて、
ちょっとブログが放置気味になっていました。
今回は久しぶりの投稿です。

さて前回、MINIで甲府に行ってきたと書きましたが、
その帰り道、ウインカーを右に出すと、
カチカチという点滅が異常に早い、ハイフラッシャー状態になってしまいました。
この症状は、おそらく、ウインカーのバルブ切れか、
もしくは、リレーの不具合によるものではないかと思われます。
そんなわけで、とりあえず、前後のウインカーの点灯状態を確認してみると、
案の定、右前部のウインカーが点灯しないことがわかりました。

ガレージのミニ

というわけで、先日、バルブ交換をしてみることしました。
作業場所は、ヨメさんの実家のガレージです。

私のMINIは1985年式のMINI HLEです。
ウインカーレンズは、ネジなどで固定されていない、
ゴムの弾力だけで止める、という、古い方式のものです。

私は、このMINIに乗る以前に、1986年式の赤のMINIに乗っていましたが、
そちらも、同じ『ゴム固定』タイプのウインカーでした。
(ただ、この赤MINIは、色なしガラスのウインカーレンズを使っていました)

この、ゴムのみによるウインカーレンズ固定方式は、
いうまでもなく、密閉性に大きく欠けるものです。
赤MINIに乗っている頃、バルブ交換のためレンズを外したことがありますが、
いざ、取り外してみると、内部 (バルブ取り付け基部) は、
泥水と錆の混沌となっていました。
しかも、レンズとゴムとのあいだには、水の浸入を防ごうとしたのでしょうか、
多量のコーキング材が塗り付けられていて、これが泥水と混じり合い、
もう、ネバネバの悪夢状態でした。

バルブ交換前

いま乗っているこの白のMINI HLEは、思えば一度もバルブを交換したことがなく、
今回、はじめてウインカーレンズを外すこととなりました。
とはいえ、以前の経験から察するに、ウインカーレンズを外せば、
内部は、さぞやひどい状態になっていると思われます。

そんなわけで、戦々恐々としながら、
マイナスドライバーをゴムのあいだに突っ込んで、
まずは、ハトメ状のリングを外していきます。
なにせ、13年間、ウインカーレンズをまったく外したことがないので、
ゴムも固くなっており、
ラバープロテクタント (ゴム劣化防止材) を吹き付けてゴムを気遣いながらの、
慎重な作業となりました。
次いで、同じ要領で、プラ製のウインカーレンズを外します。

内部は思いのほかキレイ

で、空けてビックリ。
内部には水も泥もまったく入っていません。とてもキレイです。
コーキング材が塗られた形跡もありません。

外した部品

こちらが外した部品です。ウインカーレンズの内側もキレイですし、
ハトメ状のリングも、裏側の一部が錆びているものの、
ほぼほぼピカピカです。
というわけで、新しいバルブに交換。
ホームセンターで買ってきた21w/5wのダブルフィラメントのバルブを
取り付けます。

こうして、無事作業完了。
ウインカーを右に出しても、ハイフラッシャー現状は起きず、
きちんと点灯してくれます。めでたし、めでたし。

こうして、元通りになってということもあって、
先週の日曜、名古屋までテストを兼ねてドライブに行ってみました。
行った先は、愛知森林公園というところです。

天気もまあまあ

この公園は、正確には名古屋市内にはなく、お隣の尾張旭市にあります。
私は以前、名古屋の『大森』という、
尾張旭市のすぐ近くに住んでいたことがあったのですが、
この公園にはきたことがなく、今回、はじめての訪問となりました。

木漏れ日

公園は、無料ゾーンと有料ゾーンとに別れていますが、
無料ゾーンだけでもかなりの広さがあり、
あちこちに家族連れやカップルなどがいました。
とくに、バーベキュー場は、たいへんな賑わいでした。

広い公園

おりしもこの日は、梅雨の中休みという感じで、
ときおり晴れ間も覗くまずまずのお天気で、公園を散策するには、
絶好の日だったかもしれません。

再び出発

その後またMINIに乗り、愛知県瀬戸市、豊田市、岡崎市へと行き、
国道1号線に乗って、ふたたび名古屋市へと戻ってきました。

が、国道1号線はやはり混みます。
桶狭間で渋滞にハマってしまいました。
ですが、桶狭間にきたのは初めてで、ちょっと感動しつつも、
今回はそのまま通り過ぎました。
次回は、古戦場巡りなどしたいものです。

名古屋市栄

こちらは名古屋市内です。
MINIは軽快に走ってくれましたが、これからの季節、
エアコンもなく、かつオーバーヒートの危険性のあるMINIは、
炎天下の日には乗れないかな、とも思います。
(この日も、ヒーターかけまくりで乗っていました)

こうして、テストドライブにしては思いのほかロングドライブになりましたが、
今回も、MINIは快調に走ってくれました。

梅雨が明けたらまたMINIでどこかに出掛けたいところですが、
さすがに、真夏のドライブは厳しいかもしれません。
(なにしろ今年は、市場最暑の夏らしいですから…)




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武田神社

アップするのがちょっと遅くなってしまいましたが、
前回の続きです。
富士五湖観光を終えたあとは、甲府市内の観光名所を、
いろいろと巡ってみることにしました。

3月の甲府旅行のさいには、
武田勝頼の居城であった新府城跡を見て回りましたが、
今回は信玄公の居館であった『躑躅ヶ崎館 - つつじがさきやかた』へと、
行ってみることにしました。
もちろん、躑躅ヶ崎館と呼ばれた建物はすでにないのですが、
かつての館跡は、武田神社という神社になっているとのことです。

武田神社は甲府駅の北にあり、まっすぐな坂道の突き当たりにあります。
この坂道は、傾斜こそ緩いものの、長く延々と続いており、
付近にお住まいの方は、自転車などを使う場合、
さぞかしたいへんだろうなあ、などと、思ってしまいました。
この道沿いには、かつて武田家家臣の屋敷があったとのことで、
そうした時代の名残が、少し感じられるようにも思いました。

坂を登り詰めるとT字路になっており、
目の前が武田神社、向かって右手には道路に面した駐車場があります。
が、すでに多くのクルマで埋まっているため、T字路を左折して、
案内看板に従い、武田神社専用駐車場に向かいました。

この日も暑かった…。

こちらがその駐車場 (第二駐車場) です。
入口に遮断機が取り付けられた、いわゆる有料駐車場ですが、
武田神社内で駐車券にスタンプを押してもらうと、無料になるそうです。
この駐車場はかなり広く、ここなら、土日でも楽々止められそうです。

予想外の賑わい

絶好の好天のなか、歩いて武田神社へと向かうと、
大型の観光バスが何台か神社のすぐ前に横付けされていました。
武田神社というのは、歴史好きな人しかこないマニアックな場所なのでは、
などと思っていたのですが、どうやら、
通常の観光ルートにも含まれる、ごくごく一般的な名所のようです。

躑躅ヶ崎館は、信玄の父親である信虎の時代に建造されたとのことで、
その後、晴信(信玄)、勝頼の時代まで、
甲斐国の領国経営の拠点として機能していたそうです。

館の周囲には堀が巡らされていますが、
堀の内側は木々が生い茂るばかりで、石垣のようなものは見受けられず、
そのためか、城のようないかつい印象はありません。

そして、堀に架けられた赤い橋を越えて、いよいよ武田神社へ…。
かつての躑躅が崎館の敷地内に足を踏み入れます。

大勢の参拝客

橋を渡ったところには、重厚な石段と石垣がありますが、
これらは、もしかすると、後の時代の建設かもしれません。
石段の脇には、孫氏の言葉を記した、
有名な軍旗が多数掲げられており、信玄ゆかりの地に来たという思いが、
いやがうえにも高まります。

こうして、武田神社にお参りをさせていただきました。
あたりは参拝客で賑やかです。
武田家は、勝頼の時代に織田信長に攻められ、滅ぼされてしまいますが、
いまでも、地元を含む多くの人たちから、慕われているようです。

宝物館

ちなみに、この神社の宝物殿には、
ホンモノの武田の軍旗が展示されているとのことで、
さっそく、見学に行ってみることにしました。

資料館の内部は撮影が禁止されているため、
ご紹介できる画像はないのですが、
この宝物殿には、風林火山の軍旗のほか、
川中島合戦時に上杉謙信の陣地から奪ったという上杉軍の軍旗や、
(毘沙門天の毘の字が大書されています)
信玄公直筆の書状や、有名な武田二十四将図、
信玄の母親である大井婦人が持っていたという小太刀などが展示されています。
もちろん、武具甲冑や太刀、火縄銃なども展示されています。

武者姿のコスプレをした男性が境内や宝物殿のなかを歩いており、
どうやら、この方にお願いをすれば、
展示品のガイドなどをしてくれるようです。
(休日には、こうしたガイドさんがいるようです)

その事実に気がついた時には、
すでに他の観光客の方がガイドをお願いしており、
私は、脇に立って説明にそっと聞き耳をたてていました。
次回、もし、武田神社を訪れることがあったら、そのときは、
ぜひとも、ガイドをお願いしたいものです。

また、この神社には、水が湧き出ているところがあり、
社務所には、水を入れるための専用のペットボトルが売られています。
湧き水はかつて茶の湯に使用されていたとのことで、
神社側でも、水汲みをお勧めしているようです。
そんなわけで、私たちもさっそくお水をいただいてきました。

○ 甲斐武田神社のサイトはコチラです

こうして、武田神社をひとしきり見学したあと、
今度は、甲斐善光寺に向かってみることにしました。

武田神社からは思いのほか近くで、
クルマで10分ほどでした。

甲斐善光寺

こちらは、武田神社に比べ、参拝客はまばらという感じで、
静かな印象でした。

本堂からは説明のテープが流されており、
それを聞くところによると、
ここ甲斐善光寺は、川中島合戦時に、戦火を避けるため、
信濃の善光寺から御本尊をこの地に移したことから始まったそうです。
その後、武田氏が滅ぼされると、御本尊は岐阜に移され、
信長が本能寺で討たれると、以後は各地を転々とします。

最終的に、御本尊は信濃の地に戻ることとなりますが、
以後も甲斐善光寺は地域の人々の信仰を集めたとのことです。

そうこうするうちにお昼を過ぎてしまい、
このあたりで、昼食をと思い、ヨメの提案で、うどん屋さんに行ってみました。

このうどん屋さん、たいへん繁盛していて、駐車場はほぼ満杯状態。
どうにか駐車できましたが、
店内は家族連れなど多くのお客さんで賑わっていました。

うどんは、この地方では広く知られているという
『吉田うどん』というものだそうですが、食べてみてちょっとびっくり。
麺がかなり固いのです。
しかも、つゆはかなりしょっぱいです。

地元ではたいへん人気があるようですが、
私たちのように、この固いうどんに馴染みのない者にとっては、
ときに、口に合わないということもあるかと思いますので、
注意してください。
(名古屋の味噌煮込みうどんも、お店によっては麺が固いですよね)

こうして、昼食を終えたあとは、甲府市内を少しMINIで走って見学しつつ、
帰路につきました。

帰りは、来た時と同じ道をたどりましたが、
茅野から杖突峠を通るルートではなく、いったん諏訪まで行き、
そこから、箕輪を経由して伊那に行くことにしました。

ただでさえ長い道程が、これでさらに長くなり、
厳しいロングドライブとなりましたが、MINIはキチンと走り抜いてくれました。

おみやげの一部

ちなみにこちらは今回の旅で自分たち用に買ってきたおみやげです。
小箱に入っているのは、黒玉という甲府のお菓子です。
この黒玉も、ワインも、ただいまおいしくいただいています。



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