
気がつけば、2月も今日で終わりとなってしまいましたが、
今月は、土日が何度もお仕事で塞がってしまい、そのために、
お出かけやレジャーについての話題は、まったくありませんでした。
今月、出掛けたといえば、お世話になっている方々が開催したグループ展に、
足を運んだことくらいでしょうか…。
26日の日曜は久しぶりに少しお休みできたのですが、
遠出することも出来ず、ヨメのプジョーで、
ちょっと近場をドライブするくらいで、一日が終わってしまいました。
オイル交換をしたMINIにも、あれからほとんど乗ることもなく、
なんともつまらないばかりです。
本格的な春が来たら、どこかに出掛けたいものです。
と、そんな話題に乏しい2月ですが、今回は、先日購入した、
『スカルプターのための美術解剖学』という書籍について、
少し、ご紹介したいと思います。
この本、もともとはAmazonで見つけたのですが、
さまざまなポーズがついた状態における筋肉の図版というものを、
私は以前から捜しており、本書の書籍紹介を見る限りでは、
その目的にかなり近いもののように見受けられました。
また、レビューを見ても、かなりの高評価ということで、
ますます、興味をそそられてしまいました。
が、5,000円を超えるという、かなり高価な本でもあり、
できれば、どこかの本屋さんで、実際に手に取って、
中身をよく確かめたうえで、購入したいとも思っていました。
とはいえ、このような専門書は、我が家の近くの本屋にはなく、
大型書店に出掛ける時間もなく、結局、中身を見ないまま、
Amazonに注文することとなりました。
○ amazon / スカルプターのための美術解剖学 ~
現物を確認しないままの注文は、けっこう冒険で、
買ってよかったと思うときもあれば、これだったら買わなかった、と、
思うことも、またよくあります。
というわけで、先日、現物が届きましたが、ちょっとドキドキしつつ、
中身をあらためてみました。

各ページは、フルカラーで、ほとんど文章のたぐいはなく、
筋の役割に関する説明なども、大幅に省略されています。
もう少し、詳しい説明や、各筋の名称などが入っていてもいいのかな、
とも思いますが、そのかわりに、どのページも、
図版や写真が満載となっています。
とくに、ポーズやアングルを少しずつ変えつつ、
1)人物の写真。
2)その写真に筋を入れ込んだ画像。
3)写真に筋の隆起を立体構造として書き込んだ画像。
が、連続して掲載してある一連のページは、とても役に立ちます。
筋肉のメディカルイラストを何度も描いている私ですが、
そうしたイラストは、ほぼ直立状態ばかりで、
動きのあるポーズとなると、
お恥ずかしい話なのですが、とたんに筋肉の状態がわからなくなります。
ですので、こうしたポーズのある筋肉図については、いままで、
恥ずかしくなるようなものも、多数描いてきたかと思います。
ですが、動きのある状態で筋肉の状態を描画した資料は、
私の知る限り、とても少なく、
フレデリック・ドラディエの筋肉トレーニング本くらいしかないではと、
思っています。
が、ドラディエのイラストは、超人ハルクばりの、
ものすごいマッチョに描かれていて、参考にしづらいのも事実です。
この書籍は、そうした極端なマッチョではなく、しかも、
細かな動きにも対応しており、資料として、なにかと重宝しそうです。

とくに、いままでよくわからなかった、脇のしたの筋の状態など、
このページに、詳しく描いてあります。
ああ、こんなふうになっているのかと、いまさらながら、
思い知る気がします。

僧帽筋を真上から見た状態など、いろいろと参考になります。
この本の題名は、スカルプターのための美術解剖学となっており、
そもそもは彫刻家や3Dモデリングするための資料なのかもしれませんが、
メディカルイラストの資料としても、十二分に役に立ちそうです。
こうした特殊な書籍の情報も、これからは、
紹介していきたいなと思っています。
あっ、もちろん、もう少し時間がとれるようになったら、
お出かけやドライブの話題なども、また、アップしたいと思っています。
コチラをクリックしてくださるとうれしく思います。
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