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四月も半ばを過ぎ、すっかり春らしくなって、
いまでは汗ばむことさえ珍しくなくなりました。
いよいよこれからの季節は、MINIでのお出かけも増えそうです。
ところが、昨年秋の車検以来、我がMINIは、足まかりからの発生する異音に、
少々悩まさせており、そのために、せっかくお出かけしても、
心配になることもありました。

この異音、当初は、ハブベアリングが原因と考えられていましたが、
車検のさいにハブベアリングを交換してもらっても、症状が改善することはなく、
どうやらほかに原因があるらしいということまではわかったのですが、
その後、どうも原因が判然としないまま、今日まできてしまいました。

もっとも、ハブベアリングの交換によって、直進時においては、
音は出なくなるなど、症状の発生については、いくらか変化があったように思います。
ですが、ハンドルを大きく切っての前後進時に、タイヤの回転に合わせて、
カツカツという異音は、以前よりもはっきりと出るようになり、
早急な対応をしたいと考えていました。

というわけで、結局、もうこの原因しかないのではないか、
という推測のもとにとりあえず、ドライブシャフトを交換してみることにしました。

そして今月半ばの土曜、車検のさいにお世話になった富山のMINI専門店まで、
MINIを自走して持っていき、件の症状を確認してもらうことに。
もっとも、この症状は出たり出なかったりで、
なかなか確認してもらうことができなかったのですが、
おりしも、富山に到着したさいには、かなり顕著に異音が発生しており、
ようやくにして、症状を検証してもらうことができました。

ただ、もし、ドライブシャフトが原因だとすれば、
仮に音がしていても、走行に支障はないのだといいます。
そうはいっても、音が出るというのは、やっぱり気になりますし、
ドライブ時の気持ちにも、いささか暗い影を落としてしまいます。

ただ、確実にドライブシャフトが原因なのかといえば、
そうもいいきれないところがあるということで、とりあえず、
中古の仮パーツを入れてみて、その後の音の発生を検証してみる、
ということになりました。

ドライブシャフトの交換などというと、とても多がかりな修理というイメージですが、
意外にも、MINIをお預けすることもなく、待っているうちに作業していただけました。
(このときの写真があるとよかったのですが、すみません、撮影していません)

また、このときに、ついでといっては語弊がありますが、
以前からオススメの言葉をいただいている『オイル進化剤』なるものを、
入れてみることにしました。

私としては、オイル添加剤というと、
オイル粘度を下げるものというイメージがあり、あまりよい印象がないのですが、
そのような作用を及ぼすものではないということで、今回、
試してみることにしました。

オイル進化剤は点滴のような器具を使って入れるため、
作業完了までには、少しばかり時間がかかりました。

というわけで、ドライブシャフト交換、オイル進化剤、双方とも、
作業を行ってもらい、いざ、テストドライブへ。
この日は、富山から本拠地の飛騨高山までまずはドライブして帰ります。
その間、問題のカツカツ音が発生することはありませんでした。
やはり、問題はドライブシャフトにあったのではないかと考えられます。

かしも産直市

翌日は、飛騨高山から岐阜市まで帰ってきたのですが、
途中、一時期エンジンが不調にはなったものの、異音の発生はなく、
(厳密にいえば、いろいろと音はしているんですが、
少なくとも、タイヤの回転に合わせた異音はありませんでした)
また、その後、名古屋まで足を伸ばしてみたのですが、
とりたてて、異常はありませんでした。

先週の日曜は、滋賀県の米原から琵琶湖沿岸道路へ出て、
彦根市、近江八幡市、草津市、大津市、へとドライブしてみました。
帰りは、東近江市へと入り、そこから三重県側へ出て、いなべへ。
ふたたび岐阜県側に入り、関ヶ原、垂井と、走ってみましたが、
この日も、異音の発生などという異常はありませんでした。

しかも、ドライブシャフト交換前は、
なんとなく直進安定性がないような気がしたのですが、
交換後は、この点についても、改善が見られるように思います。

みずの森にて

こちらは、そのとき立ち寄った、琵琶湖畔のみずの森公園というところです。
ただ、立ち寄ったのはトイレだけで、そのまま先へ…。大津方面へと急ぎました。
が、大津で大渋滞に巻き込まれてしまい、これでは、テストドライブの意味がない、
ということで、国道1号線に入って草津方面へと向かい、そこから国道8号線に乗り換え、
北上してみました。

政所小学校

東近江からいなべへ向かう途中にある、政所小学校という学校の校舎を改造した、
道の駅に寄ってみました。
このときすでに、夕方の5時過ぎでしたが、それでも、
たくさんのお客さんがいました。

こうして、いろいろ各所を走ってみましたが、異音の発生はありませんでした。
もう少し様子を見てから判断したいところですが、いまのところは、
どうやら、めでたしめでたし、というところです。

まもなく大型連休にもなりますし、天候にさえ恵まれれば、
また、MINIでどこかに行きたいものです。



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ラコリーナでのMINI

Macの不調もあってブログの投稿がちょっと遅れ気味となり、
今回もちょっと前のこととなってしまいますが、先月25日の日曜、
春らしいお天気になったということもあって、久しぶりにMINIで出かけてときのことなどを、
写真とともに、ご紹介したいと思います。

今回行った先は、滋賀県の近江八幡市です。
以前から、豊臣秀次が治めたこの街へ行ってみたいと思っていたのですが、
それほど遠方ではないにもかかわらず、なかなか実現せず、ようやく、
この春、念願叶ったという感じです。

なにしろMINIはオイル交換を終えたばかり。
というわけで、気分も一新という思いで出かけてみました。
まずは国道21号線に乗り、古戦場である関ヶ原に向かい、
そこから西の滋賀県へと入ります。
滋賀県の米原市からは、渋滞が頻発する国道8号線ではなく、湖岸道路に入り、
琵琶湖沿いを進みます。

この湖岸道路は、ほぼほぼ琵琶湖を一周している道で、
道幅も十分に広く、また、信号は比較的少なく、絶好のドライブコースかと思います。
旧車乗りだと、潮風がボディに悪いのでは、などといろいろ余計な心配をしてしまいますが、
琵琶湖は淡水なので、そんな心配も無用です。

MINIも快調で、とても気持ちよく湖畔をドライブできました。
が、このまま進んでしまうと大津に行ってしまいますので、
近江八幡近辺で、道を左に折れ、街中へと入って行きます。

ほどなくして、近江八幡市街、八幡堀、日牟禮神社という看板が見えてきますので、
そちらに従い、進んで行きます。

というわけで、当初は道路の両側にある日牟禮神社の駐車場にMINIを、
止めようと考えていたのですが、思いのほかクルマがたくさんいて、
ちょっと駐車はむずかしそうです。
というわけでそのまま進んで、八幡公園まで行き、
そちらの駐車場に入ろうと思ったのですが、どうやらそちらもいっぱい。
どうしようか迷っていると、一台RV車が出て行ったので、そこにうまく、
駐車することができました。
ああ~、よかった。

近江八幡駐車

というわけで、この公園には後ほど行くとして、まずは日牟禮神社、
八幡堀方面へと歩いて向かってみました。
たくさんのクルマが駐車している割には、日牟禮神社はそれほど混んでいるわけではなく、
比較的スムースに参拝できました。

ここから、近江八幡城へ登れるのかな、と思ったのですが、どうにも登山道が見当たらず、
とりあえず、八幡堀方面へと向かってみることにしました。
(あとで知ったのですが、登山道はやはりこの神社の近辺にあるようでした)

八幡堀


こちらが八幡堀の風景です。
堀の両側には古い家や蔵が立ち並んでいて、風情ある風景となっています。
やっぱり、近江八幡にきてよかったと、このとき、思いました。
あたりには、観光客もたくさんいました。

堀沿いの遊歩道

堀に沿って石畳の遊歩道も設けられています。
お散歩するにはちょうどいい感じでしょうか。
そのあとは、近江八幡の古い街並みへと行ってみました。

古い家

こちらのお店は、創業1585年とあります。
ということは、天正13年ということになるでしょうか。
ということは、本能寺の変の三年後にあたり、
いよいよ秀吉の権勢が高まってきた頃ということになるでしょうか。
たしかに、歴史のあるお店のようです。
(でも、なんのお店かは、入ってみなかったのでわからないままです)

堀には船が

ふたたび、堀に戻ってお散歩を続けると、
堀を周遊する船に出会いました。
天気もよく、船遊びをするには、絶好だったかもしれません。

このあと、日牟禮神社そばにある、クラブハリエという、
バームクーヘン屋さんに行ってみました。
ところが、ものすごい人出。
神社へ行く道沿いに止められたクルマは、もしかすると、
このクラブハリエのお客さんのものかもしれません。

レジにも長い行列ができていて、買い物するのも一苦労しそうです。
というわけで、早々に退散してしまいました。

こうして、八幡堀と近江八幡の古い街並みを堪能したあと、
MINIを止めた駐車場まで戻り、そこから、
近江八幡城への登山ルートを探そうと思ったのですが、
なかなか、その看板がありません。

看板を見つけても、近江八幡縦走道と書かれているだけ。
しかも、ヨメはギブアップということで、残念ながら、
近江八幡城へ行くのは、次回持ち越しとなりました。

せめて、このあたりにあるという、豊臣秀次像だけは見つけたいと思い、
あちこち探し、ようやく発見しました。

豊臣秀次公

それがこちらです。
豊富秀次は、天下人豊臣秀吉の甥にあたります。
秀吉は自らに子がなかっため、公家の最高官位である「関白」の座を、
この秀次に譲るのですが、その後、秀吉と淀殿とのあいだに子ができたことで、
秀次は、しだいに秀吉から疎まれることになります。

秀次は、その後、謀反の疑いをかけられ、
高野山に蟄居させられたうえ、切腹となりました。
(大河ドラマ真田丸では、自害していましたが)
それだけにとどまらず、一族郎党も、その多くが殺されたといいます。

豊臣秀次は、まさに悲劇の人であり、
近江八幡の街を見下ろすこの像を見るにあたっても、
なにかしら、感慨深いものがありました。

さて、その後は、ふたたびMINIに乗り、すぐ近くにある、
ラコリーナ近江八幡というところに向かってみることにしました。

ラコリーナ近江八幡

こちらがラコリーナ近江八幡です。
もう、天気も最高で、眺めもすばらしい。
最初は駐車場に空きがないのではと、ちょっと心配しましたが、
どうにかMINIを止めることができ、ほっとしました。

○ ラコリーナ近江八幡の情報はコチラヘ ~

このなかには、どら焼きを売るお店や、さきほどもいったクラブハリエ、
カフェなどが入っていますが、とにかく、もう大混雑です。
お店は、レジ待ち、カフェは入店待ちの長い行列ができていて、
見ているだけでも、気後れを感じてしまうほどでした。

なので、とりあえず買い物はあきらめ、建物を抜けて奥へと進んでみました。

絶好の晴天

すると、池を中心にした遊歩道が現れました。
もうすばらしい眺めで、気持ちも踊ります。
あたりは、カップル、家族づれなどで溢れかえっていました。

MINIのオブジェ

このエリアには、フードコートやギフトショップがあるのですが、
その手前には、MINIを使ったオブジェがありました。
MINIをモチーフとしてくれたことはうれしいですが、
なんだかこの姿は、ちょっとかわいそうな気がします。

チンクもあります

大きな倉庫のような店内には、
チンクや、ロンドンバス、シトロエンHトラック改造のショップもありました。
とても楽しい雰囲気でしたが、レジ待ちの行列がすごくて、
買い物したくても、気持ちが萎えてしまいました。

池の中の道

でも、お散歩するだけでも、とても楽しめるところでした。
できれば、また、ぜひ行ってみたいですし、そのときには、
カフェでまったりしたり、お土産も買ってきたいです。

というわけで、ラコリーナをあとにしたあとは、せっかくここまできたのだからと、
MINIで、琵琶湖畔をドライブすることにしました。
春の好天のなかのドライブは、とても気持ちよかったです。

琵琶湖

というわけで、湖のそばの駐車場により、琵琶湖を間近で眺めてみました。
また、MINIで琵琶湖一周もしてみたいです。

その後は湖畔道路を彦根方面へと向かい、
米原、醒ヶ井を経由して帰ってきました。

それほどの長距離ではないですが、ドライブコースとしては、
ちょうどいいくらいかなと思っています。
ただ、もう少し早く出発して、さらに足を伸ばしたいとも思います。
次回は、そんなドライブも計画したいです。



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