トトロ岩

2019年も、いよいよ残すところあとわずかとなりました。
なんだかあっという間の一年でしたが、振り返ってみると、
ああ、いろいろあったなあ、などと思うものです。
とはいえ、今年は、すでに何度か述べているように、父親が突然亡くなるなど、
前年の2018年に引き続き、私にとっては、とてもよい年とはいえないものでした。
しかも、お仕事についても、今年はとても景気が悪く、まったくヒマでした。
以前は、このブログで、忙しい、忙しい、と書いていたのが、まるで嘘のようです。
まあ、そんな愚痴っぽいことばかりいっていても仕方ないので、
気持ちを切り替えて、当ブログ恒例の、一年の振り返りを、今回もやってみることにします。

今年の初旬は、岐阜県の山城巡りにあちこち出かけてみました。
まず行ってみたのが、岐阜県東濃地方にある苗木城です。
この日は抜群の晴天で、行楽客も多く、
しかも、現地では具足に身を固めたコスプレの人たちがいたりと、
たいへん盛り上がっていました。

苗木城

それにしても、このお城、まさに山城という感じで、
ただ登るだけでも、ちょっとワクワク感があります。

記念撮影

武将の方達といっしょに写真を撮ってもらったりもしました。
ちなみに、これは今年の二月の出来事だったんですね。
なんだかちょっと懐かしいような気もします。
(短いといえども、やはり一年というものは、それなりの長さのある時間ですね)

森蘭丸具足

また、同じ二月に、今度は美濃金山城に行ったりもしました。
こちらは、あの森長可の城ということで、城の近隣にある資料館には、
森長可をはじめ、森蘭丸の具足の展示などもありました。

このとき、城に登るさい、うらじろの径というルートを通ったのですが、
これがまあ城跡まで遠い、遠い。
山の中を延々と歩くので、ヨメはブチ切れそうでした。
でも、とてもいい運動になったのではないかと思います。

美濃金山城

うらじろの径を通らない別のルートもあり、こちらは、駐車場からすぐ、
本丸跡まで行けるようです。
こんなことなら、うらじろの径を通るんじゃなかったと、あとで思いました。

MINIで旅行

そして五月には、MINIで甲府、富士五湖まで旅行に行ってきました。
とはいっても、思うように天気に恵まれず、遠路はるばる行ったのに、
終日、富士山の姿を見ることもできないまま、終わってしまいました。
(ときおり小雨もバラついたりして、ほんとうに残念でした)
これもまた、今年におけるツキのなさを表らしているようにも思います。

六角堂へ

ただ、このとき、河口湖の水位が非常に下がっており、
湖のなかほどにある『六角堂』というお堂まで、歩いて行くことができました。
これはちょっと、貴重な体験だったかもしれません。
また、武田信玄の居館『躑躅ヶ崎館』の跡地に建立された武田神社にも、
ふたたび行ってみました。
ただ、残念ながら、歴史ボランティアの人が出払っていて、
ガイドをお願いすることが叶いませんでした。
う〜ん、ざんねん。

東京駅

七月には『ゆけ 俺のロボ展2019』の顔合わせ会出席のため、東京へ。
上京するのはほんとうにすごく久しぶり。
ここ岐阜市に移ってきてから、はじめてかもしれません。
ひさしぶりの東京に、ワクワクしてしまいました。

実物大ガンダム

東京では、お台場の実物大ユニコーンガンダムを見に行ったり、
ただ、ファーストガンダムはともかく、
ユニコーンガンダムにまったく思い入れがない私は、感動もそれなり、という感じでした。
とはいえ、巨大なガンダムの姿には、感慨深いものがありました。

2019_7_17s.jpg

また、国立新美術館で、クリスチャンボルタンスキー展を見にいきました。
これはもう、ほんとうにとても刺激的な体験で、はるばる東京までやってきてよかったと、
しみじみと思ったものです。
この体験は今後の作品作りにも反映されると思いますし、可能な限り、
こうした企画展は見ておくものだと、改めて感じました。

ちなみにこのとき、同じ国立新美術館では、
『ウイーンモダン クリムト、シーレ世紀末への道』という企画展も行わていましたが、
時間の関係上、見ることができませんでした。
エゴン・シーレは好きな画家なので、残念ですが、一日にふたつの企画展を見るのは、
ちょっと精神的にきついかなという感じもします。

センチネル 額装版

さて、その東京行きの話題とリンクしますが、今年は、
渋谷東急ハンズで『ゆけ¡¡ 俺のロボ展2019 レトロフューチャー編』に、
初参加をさせていただきました。
なにしろ、渋谷東急ハンズでの企画展参加など、いままで経験したことがないので、
それはもう、めっちゃテンションが上がりました。
でも、いま思うと、ああすればよかったかも、こうすればよかったかも、と、
いろいろと反省点も浮かんできます。

いずれにしも、メカ好きの私としては、ロボ作品を渋谷に展示してもらえただけでも、
ほんとうにありがたいことだったと思っています。

そんなわけで、2019年ももう終わりますが、
来年こそ、いい年にしたいものです。
(と、去年の12月のブログでも、同じことをいってました)

それでは、みなさま、よいお年を!。


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俺のロボ展2019ガイドブック

気がつけば12月。しかもクリスマスも過ぎてしまいました。
2019年ももう終わりですね。
毎年、いつも思うことですが、時が過ぎるのはほんとうに早いものです。
今年は、11月に父が亡くなったりと、年の後半はほんとうにたいへんで、
そのために、ブログに書くネタについても、ほとんどなくなってしまい、
以後は更新もあまりできませんでした。
ですが、今月の21日に、ようやく四十九日法要も無事終えることができ、
いまは、一段落がついたというか、気持ちのうえでも、少し落ち着きがでてきました。
(もっとも、これから先もいろいろとたいへんだとは思うのですが)

そんな事情なので、土日は飛騨高山の実家に帰っていることが多く、
お出かけなどもほとんどできませんでしたが、年が明けたら、折を見て、
MINIでどこかに行ってみたいと思っています。

というわけで、今回は、去る11月に行われた、
ゆけ¡¡ 俺のロボ展 レトロフューチャー編の作品を掲載したガイドブックについて、
ご紹介したいと思います。

ガイドブック表面

なんだかんだで結局見に行くことができなかた本企画展ですが、
このガイドブックのおかげで、参加されたみなさんの作品を拝見することができました。
ほんとうに力作ぞろいで、しかも、立体作家さんがとても多いので、
私のような平面作品を手掛ける作家は、少しインパクトが薄くなってしまうように思います。

もっとも、私も、模型好き、プラモ好き、ですので、立体作品には心惹かれますし、
プラ板工作やパテ盛りなどは大いに経験していますので、いつかは、
立体作品に挑戦したいなあ、などとも、思っています。

立体作品

それにしても、みなさんの作品にかける熱量というのは、ほんとうにすごいもので、
このガイドブックをはじめて見たときは、たいへんな衝撃を受けました。

これだけのオブジェクトを作るのに、いったいどれだけの時間と手間がかかるのでしょうか……。
こうして緻密に作られているからこそ、じっくり見ているうちにも新たな発見が次々とあり、
作品世界に引き込まれていきます。
やっぱり、立体は楽しいですね。

平面作品

こちらは、私と同じ平面作品を手がけていらっしゃる方の作品です。
夕焼けの色や逆光状態の陰影のつけ方、また構図も素晴らしく、思わず見入ってしまいます。

立体作品

こちらも立体作品です。
作者の方は著名な作家さんで、クオリティもものすごく高いです。
しかも細部のきめ細かな仕上がりなど、メカ好きにはたまらないものがあります。
実物をぜひ、拝見したかったです。

私の作品

ちなみにこちらは私の作品ですが、ちょっと色が浅めというか、明るく印刷されていました。
(濃くダークなほうが、私の好みなのですが)

バリエーション

ガイドブック用に製作した補助作品についても、掲載していただきました。
3Dだと、アングルを変更したり一部のパーツを外したりすることが容易にできるので、
こうしたバリエーション作品を作るときには、極めて都合がいいです。

とにかく作品点数が多いので、このブログではすべて紹介しきれないのですが、
ほんとうに、とても見ごたえのあるガイドブックに仕上がっています。
こうしたガイドブックは、過去二回の『俺のロボ展』でも発行されていますが、
今回のものが、ボリューム的には、段違いに増えている印象です。

さて、話は変わりますが、
先月の終わりの好天の日に、少しだけですが、
久しぶりにMINIを走らせてみました。
(なにしろ、ここのところ、ぜんぜんMINIに乗れてないですから……)

MINIで走ってみた

この日は美濃加茂アピタに買い物に行き、そのあとで、
清流里山公園にちょっと寄ってみました。
この公園は、かつては有料でしたが、現在では無料で入園できます。
ポカポカ陽気で家族連れなどでたいへん賑わっていました。
MINIも快調で楽しいドラブでしたが、遠乗りには程遠く、
ちょっと物足りない気持ちもありました。

年が明けたら、今度こそ、遠乗りしたいですね。



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