電子辞書液晶画面

緊急事態宣言もまだ発出されている最中で、
人のいないところに出かけようにも、もはや近場ではネタも出し尽くした感があって、
ブログのネタにもホントに困っています。
しかも、模型製作の類も最近はまったく行なっておらず、
インドア系のネタにも事欠く有様です。
そんなわけで今回は、先日、実家から持ってきた、電子辞書のことでも、
ちょっと書こうかなって思っています。
(なにしろ、あまりにネタがないので)

この電子辞書、カシオのEX-wordというもので、亡くなった父の持ち物でした。
母親は使わないというので、先日、実家からこちらに持ってきました。
なので、いつ、生産されたものなのか、また、価格がどの程度のものであったのか、
よくわかりません。
ネットで調べても、生産年などがいまひとつよくわかりませんでしたが、
おそらく、4〜5年くらい前の製品なのでしょうか。
もっとも、さらに根気よく調べれば、判明したかもしれませんが、そこまで、
忍耐が持ちませんでした。

しかも、どうやら、この液晶画面に、付属のタッチペンを使わず、
ボールペンを当てて使っていたようで、
画面にはボールペンの粘性インクがあちこちについていて、
汚いことこのうえない……。
しかも、このボールペンのインクって、落とすのがたいへんです。
こちらもまた、ネットで調べたところ、
なんでも、消毒用アルコールで拭き取れるのだそうです。
消毒用アルコールといったら、いま、どこの家庭にもあるものですよね。
というわけで、さっそく、アルコールを使って液晶画面を拭いたら……。
すごい!。きれいに落ちました。
ボールペンのインクって、アルコールで落とせるんですね。

閉じた状態

電源は単三乾電池です。
最近の製品でも乾電池電源なのでしょうか。
それとも、このモデルがちょっと古いのでしょうか。
いずれにしても、使用については乾電池でもなにも問題はありません。
日々使っても、パネルの色にはなんの変化もありません。

検索画面

電子辞書というと、単に辞書として使えるだけなのかなと思っていたのですが、
古い機種と思われるにもかかわらず、思いのほか多機能です。
まず、国語系の辞書だけで、7つくらい入っていました。
もっとも、頻繁に使うのは、広辞苑ばかりですが。
古語辞典や、ことわざ辞典、などが入っています。
なのですが、いまひとつ、調べている言葉がうまく出せません。
使い方がよくわっていないということもありますが。

辞書表示画面

英語辞書、英会話などについても、さまざまな辞書、辞典が入っていますが、
こちらも、ぜんぜん使うことはない感じです。

百貨辞典なども入っています。
ただ、ネットで調べたほうが、情報としてはたくさん出るかもしれません。
ほかにも、里山の昆虫とか、里山の野鳥とか、歴史大辞典、家庭の医学、
日本の名城百選、なんてものまで入っています。

いずれも、ネットが普及している今、電子辞書がどれくらい価値があるか、
なんともいえないところはあるのですが、
(ただ、新モデルが、各メーカーから、いまも、さまざまに発売されているところを見ると、
意外と、電子辞書の需要はあるものなのだと改めて感じました)
私の場合、なにかをメモしていて、漢字が思い出せない時、書けない時に、
この電子辞書をとても重宝しています。

ペン収納部

ネットなどで見ると、高校生など、学生さんに需要があるようですね。
まあ、私が高校生の頃など、紙の辞書しかなく、重くて重くて、
引くのが大変でした。
そういう意味では、電子辞書って、引くのも簡単ですし、軽いですから、
ほんとうに便利ですね。

タッチペン

ちなみに、この電子辞書、いまだに使い方がよくわかっていないので、
正しい使用法をマスターしたら、もっと、いろいろな使い道が出てくるかもしれません。
写真のタッチペンもいまだ一度も使ったことがありません。

取説もなんとか発見できましたので、今後は、もう少し、
勉強してみようかと思っています。

それにしても、来月は、どこかに出かけたいです。


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さぼう遊学館より

年が明けてすでに2週間以上を過ぎましたが、以前にも増して、
新型コロナウイルスが猛威を振るっています。
岐阜県を含む各地に緊急事態宣言が発出されていますが、
昨年春の同宣言時とは違って、大きな緊張感、危機感はないように思います。
コロナ、コロナと、一年以上も言われ続けてきて、
誰も彼も、さすがに、ちょっと疲れてきたのではないでしょうか。
いずれにしても、おそらく、今年も、ずっとコロナの話題がついて回るのかな、
という思いがしています。
オリンピックの開催も、はたしてどうなることやら、という感じですね。

さて、そんな状況にあるため、お出かけもままならないわけですが、
かといって、ただ、じっと家にいるということも、また難しいかと思います。
というわけで、先週末の日曜、県を跨がないように、なおかつ、
人のいないところを探して、出かけてみました。

もっとも、皆さん同じことを考えるようなので、人のいないところに行くというは、
なかなか難しいものですが、そんななか、ここならだいじょうぶだろうと思って選んだのは、
岐阜県海津市にある『さぼう遊学館』という施設です。
この施設は、土砂災害の危険性や、避難の方法などについて解説したもので、
海津市の砂防堰堤が整備された一帯に、建設されています。
さぼう遊学館は、コロナの影響で休刊していたと言いますが、昨年の六月から、
ふたたび見学可能となっています。

というわけで、不安定なお天気のなか、
ヨメのプジョーで、海津市のさぼう遊学館にいってみました。
我が家からは一時間と少しという距離でしょうか……。
かなりの近場です。

さぼう遊学館駐車場

なにしろ、土砂災害に関する展示施設なので、
見学客は、誰もいないんじゃないかと思っていましたが、さにあらず、
駐車場には、何台か車が止まっていました。
といっても、その数は、わずかなんですけど……。

もっとも、この駐車場は、公園と共有になっているようなので、
止まっている車に乗っていた人たちが、すべて、
さぼう遊学館に見学に行ったわけではないのかもしれませんが……。

岩と川

さぼう遊学県に行く途中に、川がありました。
なにしろ、周辺は、砂防対策を取った地域ということもあってか、
小さな川でも、きれいに整備されています。

さぼう遊学館エントラス

そしてこちらが、さぼう遊学館の建物です。
非常に重厚な、しかも、テーマに対して、規模が大きいと感じました。
(このときだけ、わずかに青空が顔を出してくれました)

館内に入ると、まず、感染対策として、住所氏名をプリントに記さなければなりません。
最近は、この方式がどこでもとられているようですね。
昨年の緊急事態宣言後に行った、一乗谷の歴史資料館も、同様のシステムを採っていました。

美しい室内

館内もとってもきれいです。
しかも、ほんとうに人もまばらで、まさに、密を避けるお出かけスポットとして、
最適なのではないかと思います。

展示風景

こちらが、館内展示の様子です。
外観の重厚さに比べると、屋内の展示は、う~ん、ちょっと展示が淡白な感じでしょうか。
基本の展示は、このようなパネルのものだけで、しかも、詳しい解説は、
意外と少ないという印象を受けました。

建物はとても立派なので、展示も、たとえば、もっと、
ジオラマ展示を行うとか、工夫できそうな気もします。
それに、もっと詳細な科学データの紹介、実際の危険な地形、
土石流発生のメカニズムなどの解説も、もっとほしかったところです。

立体映像

館内では、土石流災害の恐ろしさを伝える映像も流されていました。
この映像は立体で、専用の3Dメガネをかけて鑑賞します。
(3Dメガネは、受付に申請して借りることになっています)

私が子供の頃、赤と青のセロハンを貼った立体メガネで、
映画を見るというのがありましたが、
(話がめっちゃ古いですね)
立体に見えたという記憶がありません。
この3Dメガネはサングラス状になっていて、ちゃんと立体に見えますね。

模型展示

また、ジオラマ展示がないわけではありません。
模型を使った海津市の砂防施設の紹介は、行われていました。
ですが、解説用の模型は、この一点のみでした。

広々とした公園

というわけで、展示をじっくり見学した後は、近くの公園へ。
こちらは、とても広い公園となっていて、しかも、川にはまったく水がありませんでした。
この川は、大雨が降った時にだけ、水が流れるようになっているのかもしれません。

それにしても、密を避けられるすばらしい場所。
というか、ちょっとさみしいですね。

木のアーチ

こうした、木のアーチが続く遊歩道もありました。
春になったら、もっときれいなのかもしれません。

水のない川

こちらは、川の真ん中と思しき場所です。
とても広い川なのですが、ご覧の通り、水の流れはまったくありません。
水たまりもなく、長期間にわたって、干上がっているように見えます。

大雨の時だけ、水を流すようになっているのかもしれません。
上流側には、いくつもの砂防ダムが設けてありました。

……と、ここまできたところで、ポツリポツリと雨が降ってきました。
というわけで、ここからは駆け足で、まずさぼう遊学館まで戻り、いったん、
雨宿りをしました。

が、雨は、さほどの降りではないものの、やむ気配もなく、
結局、車に戻ることにしました。

関ヶ原に寄って

そのあとは、関ヶ原に新設された『関ヶ原古戦場記念館』に行ってみました。
もっとも、こちらは、現在、コロナ対策ということで、
入場は予約制であると聞いています。
すでに時刻は夕方でしたし、とりあえず、外観とショップだけを見学してきました。

○ 関ヶ原古戦場記念館の情報はコチラヘ ~

記念館は思ったより大規模です。
しかも、ショップも、各武将の旗指物のミニチュアがあったりと、
みているだけで、楽しかったです。
関ヶ原とまったく関係がないのですが、風林火山の旗指物があったり、
明智光秀のコーナーがあったりと、いろいろ盛り沢山でした。

次回は、予約を入れて、記念館を見学したいものです。

というわけで、コロナ禍の雨の日曜を、満喫してきました。
今後も、とにかく、人のいないところを探して、出掛けたいと思います。


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