
前回の記事でも書きましたが、母親の様子を見るため、
拠点にしている岐阜市と実家のある飛騨高山を行ったり来たりしています。
とくに今月の下旬には母親を病院に連れて行かなければなりませんでしたので、
数日に渡って、高山に滞在していました。
今月もまた、実家での滞在時間が長くなっています。
もっとも、高山へ向かう道中、岐阜県との県境に近い、
長野県側に、少し立ち寄ってみることにしました。
行った先は、国道19号戦沿いにある「寝覚めの床」というところです。
じつはここ、ヨメさんと結婚した当初に来たことがあります。
かれこれ、15年くらい前になるでしょうか……。
いずれにしても、あまりにも久しぶりですので、見るものすべてが新鮮に思えました。
この寝覚めの床にはいくつかの駐車場がありますが、いちばん近いのが、
寝覚めの床美術公園駐車場です。
国道19号線から少ししたの場所にある駐車場で、無料です。
ここは以前に来た時も空いていて、日曜にきても、あたりは閑散としている感じです。
車もわずかしか駐まっていませんでした。

すでに紅葉も終わりかけでしたが、それでも、こうして、
色づいた木々を見ることができました。
その後、遊歩道を通って寝覚めの床へ。
この道からは、秋らしい山の景色を見ることができました。

この日は雨こそ降らなかったものの、お天気はいまひとつ。
それでも、赤や黄に染まった葉を眺めることができ、気分も盛り上がりました。

こちらは山岳地帯を走っていたディーゼル機関車です。
長野県は、ここ寝覚めの床の南にある阿智渓谷などで、
かつて森林伐採用の鉄道が走っていたようで、
こうした機関車の展示を、いくつか見かけることがあります。
そういえば、昔、赤沢自然休養林に行った時、こうした森林鉄道に乗りましたね。
この機関車は、どうやら日本製のようでした。

深い森を抜け、川原に着くと、
今度はウッドデッキのような道が現れました。

こうして歩くこと10分ほど。
いよいよ寝覚めの床に到着です。
それにしても、久しぶりに見る光景です。
私もヨメもすっかり年を取りましたが、ここの風景は、以前と全く変わることがありません。

お天気がイマイチなのが悔やまれますが、川の水の色がきれいです。
しかも、この巨岩ばかりの風景は独特の雰囲気があります。

というわけで、色づく木をバックに記念撮影してみました。
もっとも、さすがに紅葉も終わりかけで、ちょっとさみしい感じもしましたが。
写真ではあたりに人がいないように見えますが、実際には、小さいお子さんを連れた家族づれが、
ちらほらときていました。

この寝覚めの床の中央付近にある岩場に、お堂が立っています。
お堂に行くための道らしきものもついているので、さっそく行ってみることにしました。
が、この道、道といえば道ですが、どちらかといえば、岩場のなかを、
通れそうな箇所を探して進む、という状態のものです。
なかにはグラグラしている石もあり、足場の安全確認は必至です。
しかも、かなり通行の厳しい箇所や、一歩間違うと、
岩場の隙間に足を滑らせてしまいそうなところもあり、なかなか危険な感じもありました。
それでも、お子さん連れの方たちはいたって平気で進んでいました。
こうしたコースになれた、地元の方達なのかもしれません。
というわけで、なんとかお堂まで行き、お参りをしてきたのですが、
道中、写真を撮ることを失念してしまいました。すみません。
(つまり、それだけ歩くのに懸命だったということです)

そのあと、ふたたびプジョーに乗り、国道19号を北上。
木曽福島で国道365号線に入り、西の飛騨高山を目指して進みます。
そのとき、通りかかった開田高原で御嶽を見ました。
雲がちな空模様ではあっても、なんとか、雄大な姿を見ることができました。
今度、遠出は少し難しくなるかもしれませんが、それでも、
出かけるというのは、大いに気晴らしになりますし、気分転換にもなります。
コロナの蔓延も落ち着いて来て今。今度も許される範囲で、出かけたいものです。
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