オイル交換後のMINI

さて、オイル交換も無事終えたということで、本当に久しぶりに、
作業が終わった翌日の日曜、MINIで出かけてみることにしました。
運転自体があまりにも久しぶりなので、ちゃんとドライブできるかな、
とも思ったのですが、そのあたりは難なくできたようです。

この日はもう雲ひとつない好天でしたので、
とりあえず、滋賀県方面に向かってみることにしました。
当初は、岐阜県の郡上市方面に向かってみようかとも思っていたのですが、
山側に行くと、いまだに融雪剤が撒いてあるかもしれないと思い、断念しました。
滋賀県方面に向かえば、この時期、そんな心配はもうしなくていいかなと思います。
(雪が降る関ヶ原を超えることになりますが、そこまで冷え込みはなさそうですし)

そんなわけで、国道21号線を西に向け走ります。
関ヶ原、醒ヶ井を経て米原へ。
そこから21号線を離れ、琵琶湖の周囲を走る湖岸道路へと入ってみます。
この道は、いつも渋滞しますが、彦根を超えてしまえば、
日曜といえども、極めてスムーズになります。
信号もほとんどありませんし、時折琵琶湖の姿も見えますので、ドライブするには、
絶好のコースかもしれません。

今回はこのまま湖岸道路を南に向かって走り、以前に行ったことがある、
長命寺、という古刹に行ってみることにしました。
このお寺は、小高い山の上にあるのですが、前回、ここを訪れた時は、
山頂に近い駐車場に車を止めてしまいました。
(ちなみにこのときは、嫁のプジョーで行きました)
ですので今回は、山の麓の駐車場にMINIを駐車し、
木々の生い茂る山道を歩いてみようと思っていたのです。

ところが、いざ現地に着くと、駐車場が満杯。
前回ここに来た時には、麓の駐車場にはほとんど車がなかったのに、
今回は異様な混みようです。
テレビか何かで取り上げられたのでしょうか。
そのあたりの事情はよくわからないのですが、一旦駐車場にMINIの鼻先を入れたものの、
駐車場がそもそも狭いので、このままどこかが空くのを待つこともできず、
結局、長命寺行きは中止としました。
ちょっと残念です。

長命寺から湖畔道路へ

そんなわけで、ふたたび湖岸道路に戻り、さらに南下してみました。
気温は、まだ少し肌寒い感じはあったのですが、日差しが強く、
車の中にいれば、まったく寒さを感じませんでした。
いよいよ春がやってきたなと思うと、なんだかうれしくなってしまいますね。

こうしてめんたいパークのあたりまで行き、その後はUターン。
ちなみに、このめんたいパークも、とても混んでいました。
こちらにはまた次回、行ってみたいと思っています。

こうして、いま走ってきた湖岸道路をふたたび北上し、
もう一度、長命寺まで戻り様子を見てみましたが、
やはり駐車場に空きはないようです。
が、今度は引き返さず、そのまま、この細い湖畔の道を直進してみます。

青空と湖面

この道はまさに湖岸の際を通っており、
すぐ左手には、春の陽光を反射してキラキラと輝く湖面が見えます。
海のそばだと、MINIが錆びるんじゃないかと思ってちょっとびびりますが、
湖だとその心配がないので、思いっきり水面を眺めながら走れますね。

2023新春のMINI

その後、適当な湖畔の駐車スペースに寄ったりしつつ、琵琶湖を満喫してきました。

陽光と湖

ふたたび湖岸道路に復帰し、米原方面へと戻ります。
その帰り際にも、彦根近郊の湖岸公園に寄り、青空を満喫してきました。

このあたりは、鳥人間コンテストを開催する場所に近いようです。
それにしても、天気がいいとほんとうに気持ちいいですね。

途中でMINIを駐め休憩

こうしてみると、私のMINIだけぽつねんと駐車しているように見えますが、
実際には、けっこうあちこちに車が止まっていました。
なにしろ、ドライブ日和ですから、誰でも出かけたくなりますよね。

とはいえ、肝心の長命寺には行けなかったので、ことのほか時間が余ってしまいました。
まだ帰るにはちょっと早いかな、ということで、帰路の途中で、
大垣市上石津町の、日本昭和音楽村というところに立ち寄ってみることにしました。

ここはダム湖のそばの公園で、レストランや音楽堂などがあるところです。
ところが、ここも、どういうわけか駐車場が完全に満杯。
もうまったく空きがありません。
どうやらこの日は、音楽イベントがある日だったのかもしれません。
(という割に、あたりはとても静かだったのですが)

この日は、目当ての場所に立ち寄っても、車が止められないという、
ある意味、ツイてない日だったかもしれません。
でも、絶好の晴天の中、MINIでドライブできたのは、ほんとうに気持ちよかったです。

また、お天気に恵まれた日は、気晴らしに、
こうしてどこかに出かけたいなと思っています。


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MINIオイル交換開始

3月も半ばを過ぎると、いよいよ春めいてきた感があります。
そんな爽やかな季節、やはりどこかに出かけたくなってしまいますよね。
そんなわけで、先週、MINIのオイル交換とグリスアップをしました。
コロナ禍や、それにまつわる仕事の落ち込みなど、
ここ数年、なにかと出かけづらい状況にあったのですが、
これからは、MINIでのドライブの機会も、増えるかなと思っています。
(昔のように、1日に500キロも走る、なんてことはないかもしれませんが)

が、今回、まず驚いたのが、オイルの値段です。
いつも使っているバルボリンVRレーシング20w-50の値段が、大幅に上がっていて、
とてもびっくりしました。
なにしろこのオイルは輸入品ですから、円安の煽りをもろに受けるでしょうし、
原材料価格が上がっているので、値上げは予想してしかるべきなのでしょうが、
実際に店頭で価格を見ると、ほんとうにびっくりしてしまいます。

入ってくるお金は実質減っているのに、モノの価格だけが天井知らずで上がっていくわけで、
こんな状況が一体いつまで続くのかと、戦々恐々としてしまいます。
ガソリン代も上がる一方ですし、これからはますます暮らしにくくなりそうです。

エンジンは快調

……と、そんなことをいっていてもしょうがないので、気を取り直して、
さっそく作業を行っていきたいと思います。
まず、最初に行うのは、前輪のタイヤを固定しているボルトを緩めることです。
前輪部分のグリスアップは、タイヤを付けたままでも可能ですが、
グリスの注入具合をしっかりと目で確認するためには、
邪魔になるタイヤを外しておいたほうが好都合です。
作業も、タイヤがないほうが、やりやすいと感じています。
ですので、まず、タイヤのボルトを緩めるところから作業を始めるようにしています。

そして、ドレンボルトを緩めます。
このボルトをあまり締め過ぎてしまうと、外すのに一苦労です。
また、オイルパンはアルミでできていますので、
ドレンボルトの締め過ぎはNGだと、MINI専門店の方から、以前聞いたことがあります。
どの程度の力ならOKで、どこまでがNGなのか、そのあたりは難しいところですが、
このオイル交換という作業を、私はすでに20年以上もやっていますので、
そのあたりは、いままでの経験を踏襲して行なっています。
今回はさほど苦労することなく、ドレンボルトを外すことができました。
(外しにくい時は、少しジャッキアップして、作業することもあります)

廃油パックを用意して

そのあと、これがとっても重要なのですが、
オイルパンを守っているアルミ製アンダーガードと、
オイルパンとの隙間に、丸めた新聞紙を突っ込んでおかなくてはなりません。
(この写真だと、よくわからないんですが、新聞紙、つっこんであります)

この作業を怠ると、古いオイルがアンダーガードの上(内側)に落ちてたまり、
そこから四方から床に滴り落ちることになります。
床を汚すことになりますし、なにかと後々面倒なことになるので、
この作業を、まずはしっかりとやっておく必要があります。

もっとも、この作業をしなくてはいけないのは、
おそらく、うちのMINIだけではないか……、と思います。
というのも、私が以前に乗っていたMINIは、オイル交換のさい、
廃オイルがアンダーガードの内側に落ちるなどということは一切ありませんでした。

いまのこのMINIも、かつて乗っていたMINIも、
どちらもアンダーガードは、後付けのものでした。
ですので、おそらく、それぞれのアンダーガードの位置が、若干ですが、
違っているのだと思われます。
私のMINIのアンダーガードは、きっと、わずかながら、
向かって左側に寄っているのではないかと思われます。

ちょっと話が脱線しましたが、ドレンボルトを外すと、オイル排出口から、
一気に汚れたオイルが出てきます。
といっても、走行距離がかなり少ないので、汚れは幾分少ないようにも思いました。

古いオイルは、最初のうちに、勢いよく抜け出てきますが、
そのあとは、ポタポタと、いつまでたっても、オイルが出てきます。
これをひたすら待っていてもキリがないのですが、
古いオイルは可能な限り出し切ってしまいたいので、
新しいオイルを入れる前に、グリスアップのほうを先に進めていきます。

今回はまず、後輪のラジアスアームから先にグリスアップしました。
ジャッキで軽く車体を浮かせておいて、グリスガンでグリスを注入していきます。
後輪側のグリスアップポイントは二箇所しかないので、作業は楽です。
(もっとも、サイドブレーキのケーブルリンケージ部分に、
指でグリスをねじ込んでおく必要がありますが)

前輪のホイルを外す

そのあと、前輪側をジャッキアップし、タイヤを外してウマを当てたら、
ふたたびグリスガンを用意し、作業開始です。
前輪側のグリスアップポイントは全部で6箇所。しかも入れにくいところもあるので、
注意が必要です。
なによりも、グリスガンの先を、しっかりグリスニップルに当てるのが、
意外と難しかったりします。

グリスニップル

ニップルをしっかり捉えないと、グリスを注入しても、
グリスニップルの手前でグリスが漏れ出てしまうこともありますので、
このあたりは、常に目で確認しつつ、作業を進めなくてはなりません。
これが毎回、けっこうたいへんです。
きっと、MINIをリフトアップしてしまえれば、楽にできるんでしょうけどね。

ブレーキも洗浄

せっかくタイヤを外したので、ブレーキのローター周りを清掃しておきます。
また、ゴムパーツには、ラバープロテクタントを塗布しておきました。
こうした作業は、タイヤを外した折にやっています。

こうして前輪のグリスアップを終えたら、タイヤを元に戻し、ジャッキを下げます。
ドレンボルトを締め、新しいオイルを入れます。
ホイルの固定ボルトも、忘れず締めておきます。

高額になったオイル

バルボリンのオイルの容器は1クォート入りです。これは1リットルより若干少ないです。
これを5本入れると、およそ4.7リットルとなり、MINIにはちょうどいい量になります。
(エレメント交換を行うと、この量では少し足りません)

というわけで、オイル交換完了です。
この翌日、テストドライブにいってみましたが、その模様は、また次回、
ご紹介したいと思います。


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