レトロポップ下書き


前回の投稿記事で、今年秋開催予定の、ゆけ!! 俺のロボ展について、
ご紹介をさせていただきましたが、今回は、同じ会場で開催予定の、
レトロポップモンスター展2について、サワリの情報をアップしたいと思います。

このレトロポップモンスターの開催も、今年で2回目となります。
私も、前回に引き続き、主催者さまのご厚意で、参加をさせていただく予定となっています。
とはいっても、俺のロボ展とほぼ同時期で、
しかも、立て続けに二回もエキシビションに参加することになるので、
思うように作品制作ができるかどうか、いまから、すごく心配になっています。
といっても、悩んでばかりいても仕方ないので、とにかく、手を動かさなければなりません。
俺のロボ展の作品が3Dになる予定なので、とりあえずこちらは、手描き風のイラストで、
仕上げてみようかなと思っています。

そんなわけでスケッチ開始。
モンスターが生命維持スーツを着ているという想定です。
このあたりは、映画のビジュアルなどの参考画像を見て、仕上げていきます。
加藤直之さんのイラストなども、ちょっとイメージしてみました。
メカがゴチャッとなっている感じを出したいので、
そのあたりは細かく描き込んでいくことにしました。
このとき、これは○○装置、これはストラップ、などと、細かな設定まで考えていると、
もう、ぜんぜん先に進まなくなってしまいますので、とりあえず、見た目優先で、
気の向くまま、自由に、ガツガツと描き足していくことしました。

下書きアップ

そのうえで、ピシッとした線ではなく、どこかフリーハンド的な、
そんな雰囲気やテイストが、残るようにもしたつもりです。
また、メカが密集している部分と、そうでない部分の、
メリハリなんかも付けられればと思っていました。
なかなか難しいんですが……。

3Dのモデリングも楽しいですが、3Dはもう描くという作業ではないので、
こうして、シャープペンで直に描むアナログ作業というのは、忘れていた楽しさを、
思い出させてくれるようなところがあります。

ちなみに、使ったシャープペンはオレンズの0.2mmです。
0.2という極細ながら、うまく使えば芯が折れず、スラスラと書けます。
ただ、芯の減りはとても早いので、そのぶん、芯を出す回数は増え、しかも、
わずかでも出し過ぎれば、0.2というその極細芯のため、一瞬で折れてしまいます。

しかもこのシャープペン、ペン先の極細円筒が常に芯をガードしている形になっているので、
そのガードが紙にあたる感触があり、これがちょっと気になるかもしれません。
とはいえ、この細さの芯が使えるということはちょっと感動的でもあります。
とくに今回のような、メカがごちゃごちゃとあるようなテイストのものの場合には、
かなり力を発揮してくれます。

使ったのはオレンズの廉価版なので、軸先が少し細く持ちやすさは少し劣るかもしれません。
上位機種になると、ペン自体にも適度な重さがあり、また、芯は自動で出るようなので、
できれば、今後は、このプロフェッショナル版を使って見たいな、と思っています。

ちなみに、スケッチは、これが第一回目となるものなので、
このあと、さまざまに検討を加え、新たなスケッチを起こしていきたいと思っています。
ただ、最初からまたすべてを描き起こすのはたいへんですし、
それなりに時間もかかってしまいますので、部分的に書き直して、
最終的にはその書き直し画像をMacに取り込んで元のスケッチと合成するなど、
その都度、最善の方法を考えていきたいと思っています。
(なにしろ、ボヤボヤしていると、時間なんて、あっという間に過ぎてしまいますからね)

こうして、スケッチが完成したら、そのあとは、クリップスタジオペイントで、
着色できたらなと思っています。
ただ、その仕上げ方をどうするべきか……。
今回は、かけられる時間が限られているので、細部までこってり仕上げるのではなく、
まずはごく簡単に着色してみて、俺のロボ展の作品の進捗具合とも調整を図りつつ、
よりよいかたちを目指していきたいと思っています。
こってり細部まで塗りこむのが最善だともいえませんしネ。

バレルボット

ちなみにこちらは前回の作品です。
ちょっとテイスト的に今回のものに似ているんですが、
前回はスチームパンク風に、しかも3Dにて作ってしまいました。
3Dのいいところは、過去にモデリングしたパーツをいろいろと再利用できることです。
ただ、この作品こそ、手書きテイストの方が、おもしろかったのかもしれません。
それが反省点です。

俺のロボ展、レトロップモンスター、ともに、前回のブログに
スケジュールを記してありますので、関東圏にお住いの方、
ご興味をお持ちの方は、ぜひ、会場に足を運んでみてください。

また、同様の企画展に参加をさせていただくことになりましたら、
当ブログや自サイトで告知をさせていただきますので、
どうぞよろしく、お願いいたします。


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シークレット1

今月はお盆などがあったのですが、ブログに書くようなネタがなく、
更新もちょっと遅れ気味になってしまいました。すみません。
というわけで、今回は、今年の秋、東京上野のエキュートで開催予定の、
ゆけ!!俺のロボ展「変形合体編」について、
サワリだけですが、ほんのちょっとご紹介したいと思います。

私は、この企画展に、2019年から参加をさせていただいておりますが、
途中、コロナ禍による中止などもあったものの、
今回で、3回目の出展をさせていただくこととなりました。
前回までは渋谷東急ハンズでの開催となっていましたが、
今年から上野エキュートに場所が変わりましたので、見学をお考えのかたは、
この点に、ご注意をいただければと思っております。

また、今年は、このロボ展のまえに、
RETRO POP MONSTERS 第二回開催も行われる予定です。
スケジュールは以下のようになっていますので、まだけっこう先の話ですが、
お近くの方は、ぜひ、会場に足を運んでいただければと思っています。

ARTイベント RETRO POP MONSTERS (レトロポップモンスターズ) Vol.2
会場:東京 上野駅3階 エキュート上野 イベントC区画 & F区画
会期:2023年11月6日(月)~11月14日(火)

そして、ロボ展のほうは、以下のスケジュールになっています。

ゆけ!! 俺のロボ展 変形・合体編も、同会場で行います!
会場:東京 上野駅3階 エキュート上野 イベントC区画 & F区画
会期:2023年11月15日(水)~11月23日(木)

というわけで、今年はレトロポップモンスターと、ゆけ!! 俺のロボ展のふたつがあり、
作品の制作が間に合うのか、じつはいまから戦々恐々としています。

さて、前々回は3Dによるモデリングとレンダリングで作品を作り、
前回は、クリップスタジオペイントで描画をするかたちで作品作りをしましたが、
今回は、最初の時と同じように、3Dを使うことにしました。

センチネル 額装版

ちなみにこちらが、前々回の出展作品です。
このときのテーマは「レトロフューチャー」で、
テーマに沿った、レトロな、スチームパンク風なデザインを心がけました。
潜水服っぽい、頭でっかちの不気味カッコいい雰囲気を目指したつもりです。

赤影ロボ

そしてこちらが前回の出展作品です。
こちらは「ジパング」というテーマでしたので、
アニメなどでよく見る、ヒーローロボット系のデザインにし、
忍者を思わせる刀などを追加してみました。
こちらは、基本形は3Dを使って作りましたが、そのレンダリング画像をアタリにして、
先にも書きましたように、クリップスタジオペイントで仕上げました。
ただ、クリップスタジオペイントは、私にとって、あまり使い勝手のいいものではなく、
油彩など、重厚でおもしろい表現ができるものの、作業はほんとうに四苦八苦しました。
ですので、想定していた以上に、思いのほか時間がかかってしまい、
先の見通しが、立ちにくいものとなってしまいました。

ですので、今回、ふたたびクリップスタジオペイントを使おうかとも思ったのですが、
すでに八月の末となっており、時間的な余裕もなくなってきているので、
レトロフューチャーの時と同じように、3Dでの作品作りをすることにしました。
3Dで作られた作品は、どうしても評価が低くなってしまうかと思うのですが、
(筆のタッチが見られる作品のほうが、見る側に、作品に対する熱量が伝わるかと思います)
今回は、変形合体の途中経過などを、企画展とともに発行されるガイドブック等で、
紹介することになるかと思いますので、そうなると、3Dのほうが、
なにかとメリットが多いように思います。

ただ3Dのレンダリングだけでは、やはりあまりにも味気ないので、
なにか、画像処理を施して、なにかしらのタッチ的なものを、加えていけたらな、と、
いま、思っています。

シークレット2

ただ、変形合体というのは、私にとってはとてもハードルが高く、
なかなか、うまくはいきません。
きっとどれほど科学技術が進んだとしても、変形合体メカが作られるといことは、
ないんじゃないかと思います。
こういうものを実際に作ったら、
機構が複雑すぎて、メンテナンスがものすごくたいへんでしょうし、
故障も頻発するんじゃないかと思います。
(すぐにこういう夢のないことを考えちゃう私です)

シークレット3

当初は、レトロなスチームパンク系デザインにしようかとも思ったのですが、
レトロフューチャーは前々回のテーマでもあるので、今回は近未来メカとして、
作ることにしました。
小惑星帯を探査、資源開発している時代、
そこで活動する宇宙船や探査機器を、救助と修理を担うロボットという想定です。
(すみません、まだ開催前なので、ほんのちょっとしかご紹介できません)

ですが、会期が近づいてきましたら、
今後もまた、本ブログで、この企画展について、情報や作品について、
いろいろとご紹介していきたいと思います。
(……っていうより、まずは作品作りが間に合うかってところがいちばん問題かも!)



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