小倉山の北側へ

今回もまた、前回と同じような記事の投稿となってしまいますが、
先週末、今度は美濃市の街中と公園に、ウォーキングに行ってきました。
美濃市の街を歩くのは、2017年に行われた旧車イベントの時以来ですから、
じつに7年ぶりとなります。

もっとも、この7年のあいだ、美濃市に行くことは何度もあったかと思うのですが、
いつも通り過ぎるだけで、スルーしてしまっていました。
というのも、美濃市は、車で30分ほどと、出かけるにはあまりに近いため、
いつも、その先の目的地に向かうための、単なる経由地になっていました。

そんな微妙な近場ですので、今回は、お昼ご飯を食べてからの、
とてもゆっくりとした出発となりました。
現地に着いたのは、2時前くらい……、だったでしょうか。

駐車場は市のあちこちに点在しているようですが、
市街地の北にある『小倉公園』という公園には、無料の大きな駐車場があります。

小倉山の無料駐車場

実際にこの駐車場に入ってみると、日曜でもけっこう空いていました。
古い町並みからは少し離れているのですが、ウォーキングには、そのほうが好都合です。
(離れているといっても、たいした距離ではないですが……)
なので、この駐車場にプジョーを駐め、古い町並みへと行ってみました。

ここ美濃市は『うだつの上がる町並み』として、広く知られています。
うだつとは、防火のために、隣家との境に設けられた小屋根のことを指す言葉だそうです。
よく『うだつのあがらない』などといわれますが、そのうだつが、
この小屋根のことを指すようです。
美濃市の街の中心部には、このうだつを持つ家が、いまも数多く残されているそうです。

うだつの町並み

こちらがその古い町並みです。
たしかに、うだつと呼ばれる小屋根のある家々が散見されます。
観光客もちらほらと歩いていましたが、その数はさほど多くはなく、
私の実家がある飛騨高山のほうが、はるかに賑わっているのでは、と思います。
ただ、この美濃市の町並みは、電柱などがなく、とても美しいのですが……。

町並みの中の工房

美濃は、美濃和紙という特産物があり、街中にも紙を扱う土産物店などが数多くあります。
こちらの工房では、過去に、美濃に招いた作家による作品の展示がなされていました。
案内の方のお話によると、世界の各地から作家を招き、ホームステイというかたちで、
街に数ヶ月滞在してもらい、作品を仕上げてもらったとのことです。
そうした作品のいくつかが無料で展示さていました。
展示場所が古民家ですので、とても風情があります。

版画作品1

撮影が自由に許されていたので、作品のいくつかをカメラに収めてきました。
こちらは版画作品です。
たしか、東欧出身の作家の方の作品だったかと思います。

版画作品2

壁面にも展示がありました。
たぶん、同じ作家さんの作品だと思います。
そのほか、美濃市が招いた作家さんのプロフィールなどがパネル展示されていました。

和紙のオブジェ

また、街中には、和紙を使ったオブジェ展示などもされていました。
これらは内部に明かりが仕込んであるようで、
夜になると、幻想的な雰囲気を醸し出すのかもしれません。

街中の招き猫

街角には、変わった招き猫もあったりします。
独特の顔つきと、質感が興味深いですね。
今回は二体見かけただけですが、辻々にあったらもっと楽しいかもしれません。

いずれにしても、ウォーキングというには、これでは歩き足りません。
そんなわけで、車を止めた北の小倉山という公園方面に向かってみます。
そこからさらに、住宅街を通り抜け、灯台を目指して歩いてみます。

この日は、朝のうち曇天だったのですが、午後になると緩やかに天候が回復し、
お昼2時をすぎるころには、晴れ間も見えるようになりました。
空が晴れると、やはり気持ちいいですね。

川面の灯台

そして目指す灯台を見つけたのですが……。
どうも案内にあった灯台とは違うようです。
でも、まあ、灯台が見つかったので、これでよしとしましょう。
また、岩陰遺跡、という遺跡も見に行きましたが、
この遺跡には、残念ながら、近づくことができませんでした。
(崖の下の、洞窟ようなところだったのですが)

歴史的な吊橋

さらに、長良川にかかる吊り橋にも行ってみました。
この橋は、現存する近代吊り橋の中では、最古のものだと言われているそうです。
大正5年の竣工と言われているそうですが、修復を重ねているのか、
印象としては、もっと新しく感じます。
ただ、橋の両端にある吊り橋を支える構造物は、たしかに年代を感じさせるものでした。

小倉山城址へ

そしてふたたび小倉山公園に戻り、城址公園へと行ってみます。
目指すはこの公園の頂上にある展望台です。

この坂道がけっこうきつい。
距離は短くても、ウォーキングとしては、負荷がかかって効果的なのかもしれません。

頂上展望台

というわけで、展望台到着です。ヨメも私も息が切れていました。
もっとも、それほど時間をかけずとも、この場所までくることができました。
展望台はお城を模したような形状で、三階建てになっていました。

この小倉城址には、かつて金森長近公の居城 (隠居城) があったといいます。
金森長近は、初代飛騨高山藩主で、私の出身地である飛騨高山では、
金森長近の名を知らない人はいません。
それほどまでに、長親公は高山でその名を轟かせています。

ただ、その長親公が、この美濃に隠居城を築いていたということは知りませんでした。

展望台からの眺め

こちらがその展望台からの眺めです。晴れて本当によかった。

超急勾配

帰りは別のルートで下山しましたが、写真ではよくわからないと思うのですが、
かなりの急勾配です。

というわけで、当初はさほどの歩行距離数にはならないように思えたのですが、
実際には、けっこう長い時間、歩くことになりました。
今後もまた、健康のため、あちこちを歩いてみたいと思います。


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うぬまの森から

気がつけば、2024年も年が明けて、すでに1ヶ月近くが経とうとしています。
今年は、元旦から大きな地震があるなど、
波乱の年を予感させるような幕開けとなってしまいました。
能登は、何度も行った思い出深い地でもあります。
被災された方々には、心よりお見舞い申し上げるとともに、
一日も早い復旧を心よりお祈りいたしております。

そのせいもあってか、今年はまったく正月気分もないままに過ぎてしまいました。
年をとると、年月の経過が一層早く感じられるようになりますが、
今年も、なんとか決めた目標をこなしていけたら、と思っています。

さて、これもまた、年の話と関係する事柄だとは思いますが、
血圧の薬を常時服用するようになって以後、血液検査をすると、
腎臓の機能が少し弱くなっている、との指摘を受けるようになりました。
もっとも、薬を服用する直前の血液検査では、そんな兆候は全くなかったため、
なんだか、薬の副作用なのでは、とも思ってしまいます。
しかもなんだか疲れやすくなったような……。
まあ、なんにしても、血圧の薬をやめるわけにもいかず、
この先は、医師の勧めに従って、身体を動かすことを、
少しは考えていかなくてはならないかもしれません。

……と、そんなわけで、すでに三週間もまえのことになってしまいますが、
週末、ここ岐阜県の各務原市鵜沼というところにある『うぬまの森』という森林公園に、
ヨメともども、ウォーキングに行ってみました。
以前にもこの公園にはきたことがあるのですが、
そのときは、お天気が恵まれなかったため、スルーしていました。
が、今回、気持ちのいい青空が広がったので、再びこの公園にやってきたという次第です。

この公園、広いグラウンドがあるとか、遊具が取り揃えてある、といったことはなく、
山の中に遊歩道が伸び、所々に展望台がある、といった感じになっています。
つまりウォーキングには最適ということですね。

駐車場にて

駐車場も、広大というほどではありませんが、ほどほどに広く、
車を駐めるのに苦労するようなことはありませんでした。

森の本やさん

しかも、園内には「もりの本やさん」という施設がありました。
といっても、本を売っているわけではなく、市の図書館の分室のようなもののようです。
帰りがけにちょっと寄ってみたのですが、内部は比較的普通の図書館でした。
ただ、一般書は少なく、児童向けの本が多かったように思います。
それでも、子供からお年寄りまで、意外とお客さんは多かったようにも思いました。

園内マップ

こちらが公園の入り口部分に設置された園内マップです。
遊歩道は、園内の各所に伸びていて、すべての小径を巡れば、
距離的にも相当に長いものになりそうです。
折しも、もりの本やさんの手前にも印刷されたマップが置いてあったので、
それを一枚もらってきました。

坂道を登る

と、そんなわけで、さっそくマップを頼りに山歩き開始です。
道は舗装されていて歩きやすいですが、上り勾配なので、けっこう息が切れます。
こんなときに、やっぱり歳を感じてしまったりしますね。
以前だったら平気だったのに。

最初の展望台

そして第一の展望台がこちら。
マップで記された『ふるさと眺望の丘』というところです。
ここは、駐車場からさほど遠くもなく、比較的簡単に行ける感じです。

素晴らしい眺め

そして、ふるさと眺望の丘からの眺めがこちらです。
とにかく天候に恵まれましたので、すばらしい景観を楽しむことができました。
正面に見えるのが、犬山城のある犬山です。
この写真ではちょっと見えづらいのですが、そのさらに先に小さく見えるのが、
おそらく小牧山だと思われます。
小牧長久手の戦いの時、秀吉方は犬山城に入り、徳川方は小牧山状に陣取って、
にらみ合いをしました。
(このあたりのいきさつは、去年の大河ドラマどうする家康でも描かれましたね)
その距離感がどのようなものであったのか、この展望台からはわかります。
また、そのさらに先には、名古屋駅のビル街までもが見えます。

レリーフ

この場所には、方向と見える山を示す円形のレリーフがありました。

さらに坂道をゆく

そしてさらに坂道を登っていきます。
この道は『さえずりの道』というらしいです。
舗装はされていますが、車が登ってくる心配はないので、安心して歩けます。
ただ、日陰に入ると、ちょっと寒いですね。

無舗装の遊歩道

そして、道の最東端まで行って、そこから無舗装の山道『日本ラインの道』に入って、
山頂の展望台を目指します。

山頂展望台

こちらがその展望台です。
写真で見ると、なんだかひとっこひとりいないように見えますが、
あたりには、私たちと同じようにウォーキングを楽しむ人たちが、ちらほらといました。

想い想いの行楽客

ただ、眺めとしては、さきほどのふるさと眺望の丘のほうがよかったかもしれません。

平和観音

そのあとは、平和観音という観音像があるところへといき、
さらにまた展望台に引き返し、今度は眺望の道というルートを通ります。
そしてふたたび、ふるさと眺望の丘へと出て、下山してきました。

ここのところ、軽い山歩きができる公園、ウォーキングができる公園を探しているのですが、
意外と、あちこちに、目的にかなう場所って、あるものですね。
ありがたいことです。

しかもこの公園、中山道の石畳が残してあるコースもあります。
さらには、まんさくの道、せせらぎの道、といった別コースもあるようで、
それらを全部歩こうと思うと、まさに一日仕事になりそうです。
(ですので、今回、この中山道コースは行きませんでした)

中山道との分かれ道

また、次回、この中山道コースにチャレンジしてみたいと思います。


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