
複数の鉄骨が交互に組まれた構造物を、
「トラス構造物」といいます。
このトラス構造物には、独特の魅力があります。
かつて訪れた、神岡鉱山栃洞地区の廃墟にも、
錆び付き、朽ち果てたトラス構造物があり、その姿に、
強く惹かれたものでした。
今回、3DCGの作品作りのため、
このトラス構造物を創造することとなり、その資料集めに、
富山の伏木港に行ってきました。
と、いうのも、検索サイトを使って調べたところ、
港湾施設に設置された、トラス構造を持つ巨大クレーンの画像が多数見つかり、
これは、ぜひとも、現物を見てみなくては、と、思い立ったのです。
で、MINIでドライブすることおよそ2時間。
目指す伏木港に到着しました。

そして、最初に見つけたクレーンが、コレ。
低くたれ込めた鈍色の雲の下に伸びる、ブームがカッコいいです。

このクレーン、本体は軌道の上を移動するようになっているようです。

そして、次に見つけたのが、この銀色のクレーン。
さらに巨大です。
複雑に絡み合う鉄骨、手すり、階段…。
この姿に、シビれます。
ブームの後部に設えられた円筒形の物体は、おそらく、
ウエイトでしょう。

そして、最後に見つけたのが、このクレーン。
大きさは、いままで見つけたものの中で最大。
でも、フェンスのはるか向こうの港湾施設内に鎮座しているので、
近くから撮影できません。
デジカメのズームを使って、ようやく撮影できました。

ただ、このクレーン、鉄骨率(?)は、比較的、少なそうです。

帰宅後、3Dにて制作したクレーンです。
やはり、トラス構造物には、曇天が似合うようです。
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