
というわけで、昨日の続きです。
15日の午前10時50分、
今回の「スマートITコンテスト」の会場として指定された、
恵比寿の日仏会館というところに到着しました。
指示された時間より、10分ほど早い到着です。
現場に着くと、さっそく、
スタッフの方々から、プレゼン時における注意事項の説明を受けます。
次いで、CDに焼いて持ってきたパワーポイントデータが、
ステージ上の大型スクリーンに正しく表示されるかどうかもチェックしてもらいました。
このデータは、コンテストに応募した画像データ(A3サイズ10枚分)を、
パワーポイントのデータに変換したものです。
これを、順次映し出しながら、プレゼンを進行させる、ということになっています。
さて、今回、本コンテストの最終選考会に招かれた方は全部で6組。
個人で参加した方(私もそのうちのひとりです)が、4人、
グループでの参加が2組です。
みなさんの職業もさまざまで、
プロダクトデザインをなさっている方、建築家の方、
ユーザーインターフェースのデザイナーをしていらっしゃる方、
学生の方、と、じつに多彩です。
イラストレーターの私だけが、ちょっと浮いていたかもしれません。
(しかも、着慣れないスーツなんか着ていったものですから、
余計に浮いていたかも…。これは失敗)
控え室で、みなさんと食事をしながら、とても楽しくお話しさせていただきました。
そして、午後一時となり、開演。
まずは、講演が始まり、その後、プレゼンテーションによる最終選考会が始まります。
講演は、場所をテーマにした、とても興味深いものでした。
(あいにく、指定マスコミ以外の方の撮影は禁止、ということでしたので、
会場の模様は撮影できませんでした。すみません)
次いで、いよいよ、最終選考のためのプレゼンが始まります。
私がプレゼンを行う順番は3番。
まずは、最初の方がプレゼンを行います。
こうして、プレゼンが行われてみて初めて、
みなさんがどんなアイデアをこのコンテストに向けて出して来たのかを、
知ることができました。
最初の方のプレゼンは、巧みで、フォトショップのレイヤー機能も多用するなど、
緻密でわかりやすいものでした。
しかも、そのアイデアは極めて具体的で、
現状のテクノロジーでは具現化が難しいアイデアを提出している私は、
少なからずショックを受けました。
そして、2番目は学生のグループ。
こちらは、三人の女性が、順に説明を行いました。
真摯な姿勢が感じられ、好感の持てるプレゼンでした。
そうこうするうちに、いよいよ私の出番となりました。
私は、かねてから、プレゼンでは、原稿を読むのではなく、
可能な限り、その場にいる人たちに向かって話そうと思っていました。
そうしたリハーサルを、数日前から、ひとりで行ったりしてきました。
とはいえ、リハーサルではうまくいっても、
本番ではどうなるか、わかったものではありません。
緊張で頭のなかが真っ白、なんてことも、あるかもしれません。
というわけで、プレゼンが始まるまで、緊張しまくりだったんですが、
なんとか、うまく話すことができました。
(ステージをおりる時は、ほんとうにホッとしました)
その後は、リラックスして、みなさんのプレゼンに耳を傾けることができ、
披露されるアイデアに、おおいに目を見張ったものです。
こうして、プレゼンがすべて終わり、いよいよ、
賞の発表となります。
さて、6組の中から、いったい誰が賞に入るのか…。
賞に入るのは、3組だけですから、発表が間近に迫ると、期待感と緊張感が、
たかまりました。
私が見るに、私を除くみなさんの作品は、たいへんすばらしく、
また、「その人らしさ」が溢れているものでした。
そして、発表。
なんと…、私は、優秀賞に入りました。
名前を呼ばれた時には、もう、とってもうれしかったです。
やりました。
ですが、もちろん、惜しくも落選される方もいるわけで、
なんだか、素直に喜んでいいのか、とても心苦しい思いもしたものです。
表彰式では、私の作品について、審査員の方から寸評をいただき、
どの点が評価されたのかを、くわしく伺うことができました。
こうして、優秀賞2点、最優秀賞1点が決定しました。
最優秀賞は、インターフェースをデザインするデザイナーの方のユニットでした。
こうして、表彰式がすみ、その後は、懇親会に参加。
場所は恵比寿ガーデンプレイスに移動となりました。
ここで、みなさんと、ほんとうに、楽しいひとときを過ごさせていただきました。
最後に、スタッフのみなさま、プレゼンをごいっしょさせていただいたみなさま、
主催者のみなさま、審査員のみなさま、
今回は、ありがとうございました。
厚く御礼申し上げます。

コチラをクリックしてくださるとうれしく思います。
FC2 Blog Ranking
- 関連記事
-
- トロフィーと表彰状が届きました。
- 入賞しました。
- そして、いざ、恵比寿へ…。