心臓模型(全景)

先日、3DCGてに心臓を作る、というお仕事をいただき、
そのさいの資料として、医学用の心臓の模型を送っていただきました。
(このお仕事は、いつものメディカルイラストではなく、別件です)

いままで、かなり詳細な心臓の図版(2D)を、
いくつか、描かせていただきましたが、
こうして、立体の資料を目の当たりにするということは、
今回が初めての経験です。

ちなみに、私のメディカルイラストはコチラ

実際に造形物を見ることによって、
「この部分は、こういう面から成り立っていたのか」と、目から鱗が落ちることも、
しばしばでした。

心臓模型(正面外観)

これが、その模型の全景です。
手と比べていただけけると、その大きさが、
ご理解いただけるのではないかと思います。

材質は硬質プラスチックのようです。
表面のモールドは少々甘めで、さして精密感はありませんが、
各所から突き出す動脈を一体整形していることから、
金型を使って作られた模型ではないように思われます。
おそらく、ガレージキットのように、
シリコンゴム型などを使って量産されているのではないかと思います。

心臓模型(底面)

手に取って、ぐるぐる回してみることができるのは、
模型ならではですね。
また、上の画像のように、あまり資料のない、底面からの心臓も、
模型なら、苦もなく見ることができます。

ただ、この模型では、大動脈弓部分が省略されています。
この大動脈弓があれば、もっと、一般的に知られている心臓のイメージに、
近くなると思うのですが。

心臓模型(内部構造)

しかも、この模型は、内部構造も再現されています。
弁を動かす構造も、別部品によって再現されています。
それにしても、複雑なカット面になっています。

もうひとつの模型

そしてこちらは、同梱していただいたもうひとつの心臓模型です。
同じ心臓を模型化しているのに、まったく別の臓器に見えます。

私たちイラストレーターは、主に2D的表現をしているわけですが、
(3Dを作っても、納品するのは画像データですから)
やはり、その過程で、立体を把握する、という作業が、
重要になってきます。
こうして、模型を手で触れる、とういのは、
貴重かつ、重要な体験のひとつです。



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コメント

こういうの好きです。
高山で生活していると、なかなか接することができません。
名古屋へ行くと、科学館や電気の科学館へ行くのが楽しみです。
模型をもとにイラストになるのが素晴らしいですね。
私には魔法みたいに思えます。
ねさま│URL│06/21 07:15│編集

あっ、ねさまさん、こんにちは~!!。
コメント、ありがとうございました。

ねさまさんは、この心臓模型のような、
科学教材的なものがお好きなんですネ。

こういう模型は、価格も高く、一般的ではないため、
普段は、なかなか、目にする機会がありません。

ですから、とても興味深く、
実際に手で触れてみると、いろいろな発見があります。

そうそう、僕も、名古屋の科学館、すごく好きでした。
さすがに、最近はぜんぜんいっていませんが、
子供のころは、何度か、連れて行ってもらったものです。

模型って、イラストの資料としては、
とても重宝するものです。
この模型のおかげで、心臓のCGイラストは、無事、
納品できました。
KEN│URL│06/21 13:19│編集
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