
去る1月31日の土曜、岐阜市において、
メディカルイラストでお世話になっている方々との新年会が行われることとなり、
私も、MINIで、岐阜まで遠征しました。
私の住むここ飛騨高山は、岐阜市のある岐阜県に属していますが、
それぞれの位置は、県の端と端といっていいほどの距離があり、
というわけで、一泊しての新年会参加となりました。
ホテルは岐阜の駅前に取っていただきました。
というわけで、チェックインをすませたあと、駅周辺をブラブラと散歩してみました。
岐阜駅は、近年、新しく建て直され、また、駅周辺は、再開発が進んでいるらしく、
各所で、大掛かりな工事が行われていました。

駅からは大きな歩道橋が伸び、また、付近には、高層ビルも建つなど、
街の様相が変わりつつあります。
そうこうするうちに、新年会の始まる時間が近づき、
岐阜駅からほど近い無国籍風居酒屋へと向かうことにしました。
そのお店は、ピザを焼く窯があるのに、二階の通路は畳敷きだったりと、
なんとも、変わったお店でした。
(しかも、天井からは子供服が洗濯物のように掛かっていたり…)
ここで、本来ならその店の模様も写真をもって披露したいところですが、
私が普段使っているデジカメは、中途半端に大きく、
宴席に持っていくのに都合のいいものではありません。
(こんなときは、もうひとつ、小さなデジカメが欲しいと、しきりに思います)
その後は、岐阜の歓楽街「柳ケ瀬」へ。
美川憲一のヒット曲にも唄われているこの街で、
みなさんと、楽しいひとときを過ごすことができました。

さて、その翌日は、風こそ強いものの、朝から天気もよく、
絶好の行楽日和でした。
というわけで、宿泊したホテルの契約駐車場にクルマを入れたままにして、
周辺の書店に資料を捜しにいったり、百貨店やロフトに足を伸ばしたりと、
岐阜の街を前日よりさらにくわしく散策してきました。
そしてお昼過ぎ、帰路につきました。
なにしろ好天に恵まれていますから、ドライブしていても、気持ちいいものです。
こうして、岐阜をあとにし、関市を抜け、北の高山を目指して、
走っていたのですが…。
それまで、快調に走っていたMINIが、突然、エンジン停止に。
最初は、何が起こったのか、わからず、
タコメーターの針がゼロを指しているのを見て、やっと、
事の次第を理解した、というありさまでした。
さいわいにも、道は、山の中ゆえに、交通量はほとんどない場所で、
突然クルマがスローダウンしても、後続車に迷惑をかけることもなく、
また、山の中とはいえ、人家などは多数あるところだったので、
そのまま、惰性で道を走り、公民館のような施設の駐車場に乗入れることができました。
不幸中のさいわいです。
そこで、MINIのキーを再度回して、エンジンをかけようとするのですが、
まったく、うんともすんともいいません。
セルが回る気配がないのです。
そればかりか、アクセサリー状態で点灯するはずの、充電警告灯も油圧警告灯も、
まったく点きません。
つまり、電気がきてないんですね。
さては、バッテリーのターミナルが外れたか、と、思ったのですが、
調べたところ、ターミナルには異常なし。
次いで、トラブルの原因として考えられるのは、ヒューズです。
というわけで、ボンネット内のヒューズボックスを開け、
予備のヒューズを入れてみると…。
なんと、何事もなく、ブルルン、と、エンジンは軽やかにかかるではありませんか。
アイドリングも安定しており、フケもよく、まるで快調です。

ですが、なぜ、ヒューズが飛んだのかは不明です。
この先、まだまだ道のりは長く、このまま、家まで自走して帰れるかどうか、
ちょっと不安でもありました。
というわけで、一応、JAFさんを呼んで、クルマを応急的に調べてもらったのですが、
原因は不明なままでした。
(JAFさんを待つこと40分…。かなり退屈でした)
ちょっと不安の残る結果となりましたが、
現時点で、エンジンがかかるクルマを、わざわざ車輛運搬車で運ぶのも、
なんだか、ちょっとバカらしいです。
しかも、車輛運搬には4万以上かかるとのことで、結局、多少の不安をかかえながらも、
そのまま、自走して帰ることにしました。
が、その後、エンジンはいつもの快調さをずっと保ったまま、
何事もなく、家まで走り着きました。

今日(2日)になると、すぐさま、いつもお世話になっているクルマ屋さんに電話し、
昨日起きた事の顛末を説明しました。
すると、切れたヒューズを持ってきてくれ、とのお言葉をいただきました。
なんでも、ヒューズの切れ具合で、それがなぜ切れるに至ったか、
知ることができるのだそうです。
というわけで、さっそくクルマ屋さんに。
ヒューズを見てもらったところ、原因は、ヒューズの寿命のため、
切れたとのことです。
画像でもご覧いただけるように、私のMINIは昔懐かしい管ヒューズが使われており、
このヒューズは、寒暖の差によって、管内の金属線が微妙に伸縮し、
ゆるやかな金属疲労を起こして、いずれは、寿命を迎えるのだそうです。
(このヒューズは、おそらく、23年間、私のクルマに付いていたと思います)

まあ、私のMINIのヒューズボックスは、エンジンルーム内の奥にあり、
たえず高温にさらされる場所に設置されていますし、
そのうえ、ここ飛騨高山は、冬場はかなり冷え込みます。
この状況下では、ヒューズといえども、寿命を迎えるのかもしれません。
とにかく、重大なトラブルではなく、ひと安心でした。
ただ、クルマのエンジンが走行中、いきなり停止すると、さすがに、
ビビりますネ。
こういう経験は、もう、したくないものです。
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