
今日は「節分」ということで、テレビのニュースなどを見ると、
各地の神社仏閣などでは、豆まきなどの行事が、盛大に行われたようです。
もちろん、私の住む飛騨高山でも、市内の各所で、節分の行事が行われました。
毎年、私は、この節分の朝に、
市の中心にある「飛騨国分寺」という古いお寺に、毎年、足を運んでいます。
ここでは、節分星祭という、厄除祈願祭が、この日、行われるのです。
もともと私は、こうした行事には疎く、足を運ぶことなどまったくなかったのですが、
そのためか、大厄といわれる年に、難事が続出するという自体に見舞われ、
以降、後厄の年から、知人の勧めもあって、
ここ飛騨国分寺の厄除祈願祭に、お邪魔させていただくことになりました。
星祭は、この日、三度行われることになっており、
一度目は朝十時から執り行われます。
というわけで、9時40分くらいに現地に着いたのですが、なんと、
寺の敷地内にある駐車場はすでに満杯。
これは、予想外でした。
(というわけで、近くの有料駐車場にクルマを入れることに)

駐車場の込み具合から察せられるように、星祭が行われる本堂のなかも、
すでに人でいっぱいです。
なんだか、毎年、どんどん参加者が増えているように思います。
そして定刻の10時を少しすぎた頃、本堂に鐘の音が響き、
住職らによる、朗々たる読経の声が響き渡ります。
その後、リズミカルな太鼓の音に合わせて、般若心経が唱えられ、護摩炊きが行われます。
炎が上がり、室内にもうもうと煙が立ち籠め、独特の雰囲気が漂います。
その後は、賑やかな雰囲気のなか、
盛大に豆まきが行われ、みなで豆を拾い合いました。
こうして、すべての行事を終えました。

こちらは、国分寺の敷地内にある三重塔です。
本来なら、この季節は、屋根に雪をいただいているのですが、
今年は、暖冬とまではいえないまでも、降雪量はかなり少なく、
塔のどこにも、雪のかけらさえついていませんでした。
数年前、ここ国分寺の節分星祭に来た時、あたりは真っ白でした。
ですが、年々、雪の姿は、視界から遠ざかりつつあるように思います。
とにかく、明日からは立春です。
暦のうえでは春ということで、気持ちもあたらに、日々、精進したいと思うのですが…。
(でも、なかなかそれができないズボラなワタクシです)
コチラをクリックしてくださるとうれしく思います。
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