賑わう我楽多市

昨日の日曜、飛騨高山の「さんまち通り」という場所で開かれた、
骨董市に行ってきました。
といっても、今回は、いわゆる「お出かけ」ではなく、
仕事の取材のため、現場へと足を運ぶこととなりました。

さて、この骨董市は、「我楽多市」-がらくたいち-と呼ばれていて、
毎年、春から秋にかけての第一日曜に行われているイベントです。

この日、通りは歩行者天国となり、路上には、飛騨高山を含む飛騨地方一円から集まった、
古美術商や、骨董商、また古い品を扱う業者さんが、
それぞれテントを設え、自慢の逸品を広げます。

その種類はじつにさまざまで、陶器や漆器などの生活用品はもちろん、
火縄銃、錠前、蓄音機、古布、古本など、雑多といってもいいほど多岐にわたり、
また、年代もまちまちです。
また、とりたてて、飛騨にゆかりの品が出展されている、ということもないようです。

しかし、そんな「ごった煮」的なところが、いわゆるノミの市のいいところで、
骨董という、どちらかといえば、素人には難しくて敬遠しがちな分野を、
身近なものに変えてくれています。

実際、古い品々を眺めながら、お店の方々と会話するのは、
なかなか、楽しいものです。

レコードプレーヤー

こちらは、アンティークなレコードプレーヤー。
ゼンマイのバネが健在で、いまでも、クランクを手回しすれば、
レコードを再生することができます。
盤上のレコードは、青木光一の「早、帰ってコ」というもので、こちらも、
かなりの年代物のようでした。

矢立など…。

陶器などの古い品々です。
お盆の向かって右に置いてある棒状のものは、矢立という、昔の携帯用筆記用具入れです。
矢立の筒の部分には筆が収納できるようになっており、
ここから筆を取り出して、先端部分に入れてある炭を使い、
書をしたためりするそうです。

立松和平のエッセイ「中部日本を歩く」のなかで、
筆者が高山の我楽多市を訪れ、父親のために矢立を買う場面が綴られています。

西欧アンティーク

少数派ながらも、西欧アンティークを扱うお店もありました。
並んだ小瓶がかわいらしいです。

このお店では、古い糸巻きを使って、砂時計やトイレットペーパーホルダーにするなど、
アンティークを加工して、リプロダクトした商品などもありました。
古い品を、何の加工も加えず、そのままの姿で鑑賞するのも、
アンティークの楽しみのひとつですが、
逆に、新しい発想で、昔のモノを再生する、ということも、
おもしろい試みだと思います。

古い町並み

この我楽多市の行われている場所は、高山市の古い町並みと交差していて、
お昼過ぎともなれば、多くの観光客で賑わっていました。
画像では、なんだか閑散としているように見えますが、
人の波が途切れるのをじっと待ってシャッターを切ったため、このようになりました。

我楽多市は、10月までの毎月第一日曜に行われます。

取材に応じてくださったみなさま、
お話を聞かせてくださったみなさま、ほんとうに、ありがとうございました。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。





コチラをクリックしてくださるとうれしく思います。
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コメント

日曜日は暖かくてがらくた市初日はよかったですね。
行きたかったけど、花の世話や掃除に追われていけませんでした。
いつもは早足で見てまわるのですが、
今度はじっくり見てみます。
ねさま│URL│04/08 07:16│編集

ねさまさん、こんにちは。
レスが遅くなってしまって、すみません。

我楽多市があった日曜は、昼間は暖かかったですが、朝のうちは、
まだ肌寒くて、薄着ではちょっとつらかったです。
(いまの時期は、寒暖の差が激しくて、着るものに困ります)

僕は、今回、はじめて我楽多市に行ったのですが、じっくり見てみると、
けっこう、おもしろかったです。
骨董のウンチクも店主の方々から聞くことができ、勉強にもなりました。

来月もありますので、ぜひ、出掛けてみてください。
KEN│URL│04/11 11:13│編集
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