戸隠にて

誰もが、ひとつくらいは「お気に入りの場所」というものを、
持っていると思いますが、私にとってのその場所は、長野県の戸隠です。
(もっとも、戸隠以外にも多くのお気に入りの場所がありますが…)

去年、はじめて、彼の地にある「戸隠神社」の奥社を訪れたとき、
その壮麗な景観に感動し、また、凛とした空気に、
身が清められるかのような思いを抱いたものです。
今年も、せめて一度くらいは、戸隠に行きたいと思っていたのですが、
気候もよくなった今月、いよいよ戸隠行きを決行することにしました。

前回の戸隠行きは、MINIでのドライブとなりましたが、
いまだMINIは入院中のため(どうやら重症みたいで頭を抱えてます)、
先週同様、またもヨメのクルマで出掛けることとなりました。

ちなみに、去年の戸隠オデカケの模様はコチラ

というわけで、13日の日曜、我が家にしては珍しく早起きをして、
前日から用意したお弁当を手に、出発することとなりました。
(といっても、出発時刻は朝の8時半でした…)

まず、向かう先は東。長野県松本市へと向かって進みます。
そして、いつものように、岐阜、長野両県の境にある、安房峠へと乗り入れます。

安房峠を行く

この日は、テレビの天気予報などによると、
全国的にカラッっとした秋晴れになる、とのことでしたが、
この地方では、朝からどうにも雲行きがあやしく、ときに、ほんのわずかながら、
小雨もぱらついたりしました。
晴れていれば木漏れ日が美しい安房峠ですが、
この日は、木々の緑も重くしっとりとしていました。

ところが、安房峠を越えて長野県側に入ると、天候は打って変わってよくなりました。
まさに、予報通りです。

そのまま、国道158号線をひた走り、松本市に達すると、
今度は、国道19号線に入り、北へと…、長野市へと向かいます。

国道19号

こちらが、その国道19号線の様子です。
道から臨む周囲の景観は、変化に富んでいて、なかなか楽しいドライブコースです。
こうして、国道19号をひた走ることおよそ一時間チョットで、長野市に到着しました。

長野市到着

長野市に来たのは、善光寺御開帳のとき以来です。
また、善光寺に寄りたいところですが、戸隠に向け、先を急ぎます。

とはいうものの、
ここ長野市から、戸隠に向かう道が、いまひとつ、よくわかりません。
(前回、戸隠に行った時には、
 長野市を経由せず、白馬方面からのルートを辿ったのです)

というわけで、とりあえず、
白馬、鬼無里へ向かう国道406号線にいったん乗り、途中で北に転進して、
戸隠に至るルートを選んでみました。

が、この道はかなりの山道。勾配もカーブも急です。
しかも、道幅は細く、クルマが一台通るのがやっとという箇所もあります。

でも、この道沿いの風景は、とても美しいのです。

美しい棚田

山の斜面には、そこかしこに棚田が作られていて、
眼下には、実りの季節ならではの光景が広がっていました。

それにしても、こんな山のうえにまで人が住み、
なおかつ、農地として活用していることに、驚きを覚えます。
私が住む飛騨高山も、ここ長野市と同じ山岳地帯ですが、
このような光景を見つけることはできません。

このような棚田の広がる田園風景を超え、
戸隠高原に入ると、いよいよ、戸隠神社へと至ります。

戸隠神社は、宝光社、火之御子社、中社、奥社、九頭竜社、の、
計五つの社が点在するかたちとなっています。

最初に訪れたのは宝光社で、次いで、中社へと進み参拝します。

五つの社は遊歩道で結ばれていますが、それぞれ、けっこう距離があるので、
徒歩での参拝はかなり時間と体力に余裕がないとできません。
というわけで、クルマで各社を回っていくこととなりました。

それにしても、この日は、行楽日和ということもあってかかなりの人出で、
駐車場にはぎっしりとクルマが並んでおり、
しかも、それらのナンバーに目をやると、
多くが、かなりの遠方から来ていることが知れました。
戸隠の人気の高さが伺い知れました。

戸隠奥社へ

そして、いよいよ、戸隠神社の奥座敷である、奥社と九頭竜社へ。
この奥社こそが、戸隠神社を名だたる名所足らしめている場所だと思います。

鳥居をくぐると、延々と続く長い参道が、森の奥へとまっすぐ伸びています。
さわやかな風が吹き抜け、枝々をざわめかせていきます。
森の息吹を感じます。

参道を行く

そして、朱色に塗られた随神門という山門を通り抜けると、
息を呑むほど美しく荘厳な杉並木が表れます。
この門をくぐることによって、別の世界に入ったかのような錯覚を覚えます。
空気もピンと張り詰めるようです。
ほんとうに、素晴らしい眺めです。

今年も、この場に来てよかったと思う瞬間です。

杉並木を抜けるとやがて石段が表れ、その先に奥社と九頭竜社があります。
ここで参拝し、ふたたび、長い参道を戻ります。

その後は、近くの植物園を散策するなどして過ごし、
気がつけば、時刻はすでに四時過ぎ。
最後に、ここに来る途中、寄ることが出来なかった、
火の御子社という社に立ち寄り、戸隠の五社すべてを参拝しました。
(去年、戸隠に来た時、この火の御子社の参拝ができなかったので、
 今回は、悲願達成、参拝をコンプリートさせることができました)

その後は、浅川ループラインという道を通り、長野市へ戻り、
来た道を引き返すかたちで、帰路につきました。

帰りも、安房峠を通ったのですが、この日は夜に入っても空は晴れ渡っており、
しかも、月はでていないため、まさに満点の星空でした。

安房峠の頂上には、人工的な灯りはまったくないため、クルマのライトを消すと、
まさに、降るほどの星、が、見られました。
天空には、天の川がはっきりと見ることができ、感動的でした。
流星も見ることができました。
(ただ、カメラに収めることはできませんでしたが…)

こうして、夜九時半、無事、飛騨高山に帰還しました。
往復の全行程はおよそ400キロ強。
途中、厳しい山道もあるその道のりを、ヨメがすべて運転しました。
すごい、また、運転、よろしくネ。




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