
先週末あたりから、季節は、またしても冬へと逆戻りしてしまいました。
ここのところ、すっかり春めいてきたと思っていたのに、
日曜の朝、カーテンを開けると、窓の外の景色は、すっかりモノトーンに変わっていました。
こんな光景を見ていると、なんだか、心の中まで、寒々としてきます。
しかも、二週連続で雪の日曜日…。
もっとも、先週は、朝のうちこそ雪だったものの、
その後は晴天に恵まれたのですが、今回は、天候の回復は見込めそうにないとのことで、
ほんとうに、がっかりです。
もう、まとまった雪は降らないと思っていたんですが…。
といいつつも、せっかくの日曜なので、こんな天気でも、出掛けてみることにしました。
今回の行き先は、高山市民がよく買い物に行く、富山市です。
(ドライバーは、ヨメです)

こちらは、国道41号線の景色です。
路上にこそ雪はないものの、そのほかはもう真っ白といった具合で、
春はまだまだ遠いと、いまさらながら、思ってしまいました。
(でも、路上に雪がないのはありがたいです)

そしてこちらは、高山市の北に位置する飛騨市の峠「数河峠」です。
画像を見る限りでは、こちらの路面にも、雪などないようにも見えますが、
実際には、ところどころ、シャーベット状の雪があり、運転には神経を使います。
こうして、灰色の景色の中をドライブすること2時間。ようやく、富山市に到着しました。
(富山市内は、雪こそないものの、天候は相変わらず悪く、冷たい雨が降っていました)
当初は、この富山市で、ショッピングセンターなどを回る予定だったのですが、
みな、同じことを考えるのか、道はかなりの渋滞で、思うように進めません。
というわけで、結局、当初の目標をあきらめ、
適当に雑貨屋などをブラブラと巡って、帰路につきました。
(なので、特筆すべきことは何もない休日となってしまいました)

さて、帰宅後、雪景色にもかかわらず、お散歩に出てみることにしました。
上の画像は、我が家のすぐ目の前にある、飛騨一ノ宮駅という田舎駅です。
昔は駅員もいたようですが、いまでは完全な無人駅で、
夜ともなれば、独特の雰囲気があります。
散歩のコースは、この駅から始まります。
まず、駅舎に入って、ホームを経由して歩道橋を渡り、
線路の向こう側に出てみます。

ちなみにこちらは、ホームの様子。
雪の田舎駅って、なんだか風情がありますネ。
この風景を写真に収めたくて、わざわざ家に戻って、カメラを持ってきたほどです。
それにしても、駅以外は真っ暗。
なにしろ、ド田舎ですから。
とくに、雪が降ると、すごく静かになり、あたりには物音ひとつ聞こえません。

そしてこちらは、駅舎の向こう側に降りることができる歩道橋の階段です。
積雪はあったものの、真冬よりは気温も高めなのか、雪質は水を含んで重く、
滑らないように気をつけながら、歩を進めなければなりません。
春になれば、この歩道橋から、樹齢千年といわれる「臥龍桜」という桜が見えるのですが、
いまはまだ、灰色の光景が闇の中に見えるだけです。
その後、歩道橋を降り、駅裏の道を歩いていきます。
我が家では、こうした「夜の散歩」に、週に二?三度、出掛けるのですが、
夜空の下にうずくまる田舎の光景は、不思議と、心を沈めてくれます。
晴れていれば、すばらしい星空を楽しむこともできます。
これから、徐々に雪も少なくなって、もっと歩きやすくなるはず。
そうなれば、もう少し、脚を伸ばしてみようと思います。
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